目次Contents
▼この記事の要点
- 男女別に夫婦喧嘩の原因を聞いてみたところ、「価値観の違い」「育児」「家事の分担」「お金」がそれぞれ上位に。女性側からは、「夫が話を聞いていない・言い方が悪い」という意見も多数
- 仲直りのポイントは、喧嘩を長引かせないこと。まずは、夫である男性側から謝る夫婦が多いようす。お互いが納得できるように、とことん話し合う姿勢も大事!
- どんなに仲がよい夫婦でも、喧嘩ゼロということはなかなかないはず。大事なのは夫婦喧嘩をしたあとの、仲直りの速度感とお互いの向き合い方。相手への思いやりを忘れずに、尊重しあうことが円満の秘訣!
【女性に聞いた】夫婦喧嘩の原因は?

※アンケート20〜39歳の日本全国の男女を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「夫婦喧嘩は犬も食わない」なんて言葉もありますが、当人同士にとっては重要な問題です。うまく仲直りできればいいものの、喧嘩がいきすぎれば警察沙汰や、離婚に繋がるおそれだってあるでしょう。
今回はそんな夫婦喧嘩の原因について、男女別にアンケートをとってみました。まずは〝妻目線〟での喧嘩の原因として、女性の回答からご紹介します。
夫が話を聞いていない
「話を聞く気がない」(30代・埼玉県)
「感謝の気持ちがない」(30代・兵庫県)
「こちらが言ったことを旦那がすぐ忘れる」(30代・埼玉県)
「話を聞いていない」(30代・埼玉県)
「返事をしない」(30代・千葉県)
「ちゃんと話を聞いていない、すぐ予定を忘れる」(30代・石川県)
女性の意見のなかで多かったのが、「夫が話をちゃんと聞いていない」「話を聞く気がない」というもの。「ちゃんと聞いてるの?!」と、パートナーに怒られた経験がある人はドキッとするでしょうか。
大事な伝達事項やちょっとした雑談など、こちらが賢明に話しかけても無反応だったり、やる気のない返事が返ってくるだけだったり…そんなことが繰り返されると、相手もイライラしてしまいます。「親しき仲にも礼儀あり」ですね。
どちらかの言い方や態度が悪い
「私が言いすぎる」(30代・埼玉県)
「言い方」(30代・東京都)
「夫の口が悪い。育児に非協力」(30代・埼玉県)
「片方の虫の居所が悪く、スムーズな会話が成り立たない」(30代・東京都)
相手、もしくは自分自身が、ついつい言いすぎてしまう…という声も。カッとなってキツい言い方をしたり、思いやりのない態度をとったりすると、喧嘩もどんどんヒートアップしそうです。
感情的な態度はお互いに嫌な思いをするだけでなく、器が小さい人だと思われてしまう原因に。どんなに思うところがあったとしても、相手の人格を否定したり、いきすぎた悪口を言ったりするのは×でしょう。モラハラ扱いされる可能性もありますので、お互いに気をつけたほうがよさそうです。
子育てのことで意見が食い違う
「子どもの接し方などについての考え方の違い」(30代・新潟県)
「子供」(30代・東京都)
「子供」(30代・広島県)
「子育て」(30代・北海道)
「子供関係」(30代・広島県)
「子供のこと、意見の食い違い」(30代・愛知県)
「ワンオペの辛さを理解しなくて喧嘩になる」(30代・大阪府)
「旦那が子育てに非協力的でほぼワンオペ状態だから。それが大変だと訴えても変わってくれなくて休日は爆睡、起きても寝起き機嫌悪くて家の中の空気が悪いのがほぼ毎週末だから」(30代・兵庫県)
子を持ち親となったその瞬間から、夫婦ふたり暮らしのときとは違う新しい人生が始まります。考えなければいけないことや、気にかけなければいけない部分が一気に増え、喧嘩の頻度が上がる夫婦も多そうですね。
特に…〝夫の仕事が忙しく妻がワンオペ状態〟だったり、〝細かなところまで気を配って育児をしている妻と、無頓着で育児に関心がない夫〟が夫婦になっていたりすると、気持ちがすれ違うきっかけも多いでしょう。自分のためというよりは、子どものために怒らざるをえない人もいそうです。
育児・家事の分担で揉める
「仕事と育児、家事の役割分担」(30代・千葉県)
「家事。子育て」(30代・東京都)
「相手に期待しすぎてしまうから、家事育児の分担ができていない、相手を好きじゃないから許せない」(30代・東京都)
「家事や育児のやり方の違い」(30代・千葉県)
「家事分担について」(30代・大阪府)
「片付けしない」(30代・広島県)
家事の分担については、男女間で認識が異なることも多いようです。男性が〝自分は家事に協力的でしっかりやれている〟と自負しているそのかたわらで、女性が〝うちの人って本当に何もしてくれないし、やっても中途半端で意味がない…〟なんて思っていることも。
家事の分担を決める際には、子供の世話もふくめて納得のいく割り振りを考えるのが〇。喧嘩になる前に、喧嘩にならないためのルールや約束を決めておくといいでしょう。
ほんの些細なことがきっかけ
「些細なこと」(30代・群馬県)
「些細な言い合い」(30代・広島県)
あとから思い返したとき、「なんで喧嘩してたんだっけ…」と疑問に感じるような、ささやかなことがきっかけで夫婦喧嘩になることも。
このような場合はすぐに仲直りできそうですが、感情的になり言わなくてもいいことまで言ったり、「あなたはこの前も…」と、過去の話まで蒸し返すようになったりしたら要注意!
お金のこと
「お金のことで喧嘩をすることが多い」(30代・大阪府)
「お金の使い方」(30代・栃木県)
「金銭トラブル」(30代・愛知県)
「お金の問題についてです」(30代・千葉県)
20~30代女性100人へのアンケートでは、約8割の女性が「夫婦で財布を一緒にしている」と回答しました。財布を分けている夫婦は、全体の約2割ほどしかいないということですね。
共働き世帯も多い今では、お互いが家計を助けるために働いており、物価や税金の高さと闘っているという夫婦も少なくないでしょう。たとえ財布が別であったとしても、独身時代のように、自分のためだけに自由にお金を使える…という人はそういないかもしれません。
そんななかで、つい相手の買い物がお金の無駄使いに見えてしまったり、「買い物を頼んだら一番高い商品を買ってこられた…」なんてことが起きたり、金銭感覚の違いが目につき喧嘩になることも。なるべく早いうちに、お金についての価値観を擦り合わせておくとよさそうです。
価値観が合わない
「意見の相違」(30代・東京都)
「価値観の不一致」(30代・京都府)
「相手の立場になって考えられない」(30代・広島県)
「相手が、こちらの気持ちを尊重せずに自分本位な行動ばかりとるから」(30代・滋賀県)
「お互い意見を譲らないこと」(30代・埼玉県)
夫婦にかぎらずとも、価値観の違いで別れにいたるカップルは非常に多いようです。価値観の違いで気持ちが冷めたことがあるという女性は、全体の約6割にものぼります。
とはいえ…結婚して法的に夫婦となると、恋人時代のように簡単には別れにくいことも多いでしょう。子どもがいるのであればなおのこと。
お金の使い方もそうですが、さまざまな価値観をどこまですり合わせられるか・歩み寄れるかどうかが、夫婦喧嘩を減らすポイントともいえそうです。
【男性に聞いた】夫婦喧嘩の原因は?

さて次は、〝夫目線〟での夫婦喧嘩の原因として、男性の回答をご紹介します。女性とのあいだに、認識のズレや違いはあるものなのでしょうか?
子育てのこと
「子育ての考えかたが違う」(30代・大阪府)
「子育て関係」(30代・東京都)
「子供の安全について」(30代・三重県)
「子供の教育方針」(20代・岡山県)
「子供の進路や生活観のちがい」(30代・大阪府)
「子供への対応。思っていることを結局言わない」(30代・東京都)
女性側からも多くの意見が挙がっていた、〝子育てのことで夫婦喧嘩〟パターンについての回答です。ただし男性の場合は、進路のこと、安全のこと、対応の仕方についてなど、より具体的な原因を述べてくれている人が多いですね。
時代が変わり女性の社会進出がどんどん進んでいるとはいえ、まだまだ女性主体で育児をしていたり、育休をとるのは母親だけだったり…という家庭も少なくないでしょう。多くの時間を共に過ごしている我が子のことを、誰よりも知っているのは母親だと妻側は自負しているかもしれません。
そんな妻と夫とでは、子供に対する思いは同じだとしても、育児の方針や子供に対する考え方が異なっても無理はありません。お互いに子供を想う気持ちがあるからこそ喧嘩になるのだとしたら、子供のためにも冷静に、落ちついて対話を試みることが大事でしょう。
コミュニケーション不足・すれ違い
「言い方がきつい、相手が思ったように動いてくれない」(30代・東京都)
「話をきちんと聞いていない」(30代・神奈川県)
「話を聞かない」(30代・大阪府)
言い方のきつさや話を聞いていないことについても、男女両方から意見が挙がるかたちとなりました。
もしも「そんなきつい言い方をされたんじゃ、落ちついて話そうにも話せない」「いくら腹が立ったからって、そんな言い方ができるなんて信じられない」という気持ちにさせられたら、お互いに感情を抑えにくくなってしまいそう。
でも…日頃からしっかりとコミュニケーションをとり、お互いの性格や状況を把握できていれば、〝今は疲れてるだろうから、ちゃんと返事ができなくても仕方ないな〟と思えたり、〝そんな言い方をするなんてらしくない、私の言い方も悪かったかな〟と冷静に受け止められるかも。
やはり、日頃のコミュニケーションがものをいう部分がありそうです。
家事のこと
「家事」(30代・東京都)
「家事の役割分担のトラブル」(30代・福島県)
「片付けができていない」(20代・大阪府)
「家事分担」(30代・埼玉県)
「家庭内ルールについて」(30代・茨城県)
先述のとおり…家事の役割分担については、男女間で認識が異なっている部分も多いため、お互いの考えにズレが生じがちです。
「仕事で疲れて帰ってきたときに、汚い家を見るとうんざりする」「育児で忙しいのはわかるけど、もう少し部屋をきれいにできるんじゃない?」なんて、妻に指摘をしたことがある男性もいるでしょうか。
男性のなかには、家事を面倒に思った結果、「家に帰りたくない」とまで感じる人もいるようです。家事が夫婦喧嘩の原因になるくらいなら、ハウスキーパーを頼んだり、食洗器やお掃除ロボットの導入を検討したりするのも選択肢のひとつです。
お金のこと
「お金にかかわること」(30代・佐賀県)
「お金の使い方について」(30代・愛媛県)
お金の問題は、生活に直結することも多いもの。夫婦喧嘩のタネになる場合、お金の使いすぎ・使い方への苦言・お金がないことによる問題など、さまざまなパターンが考えられます。
〝俺の稼いだ金くらい、好きに使わせてくれ〟…なんて思っている男性はまず、結婚後に稼いだお金は、夫婦の共有財産であるという認識をもちましょう。〝お金がなくても愛があれば大丈夫!〟とはいいがたいのが、結婚生活のリアルです。
片方に思いやりがないこと
「思いやりのなさ」(30代・東京都)
「相手に要求してしまう」(30代・兵庫県)
自分、もしくは妻に、思いやりがないと夫婦喧嘩になる…という声も。逆に言うと、もし夫婦喧嘩をしたとしても、思いやりがあれば仲直りも早そうですよね。
恋をするときめきを感じやすい恋人同士の頃とは違い、夫婦として暮らすなかでありのままの姿を目にするようになると、〝一緒にいて当たり前の、空気のような存在〟になってしまうことがあります。それでも、元は心から愛し合い結婚した、大切なパートナーだったという人も多いはず。初心を忘れず、思いやりをもって向き合いましょう。
親のこと
少数派ですが、親の愚痴が原因で夫婦喧嘩になるという声もありました。
仮に妻と義母の関係がよくない場合、夫である男性側からすると、〝自分の母親と妻が対立している〟という板挟みの状態になります。大切な母親の愚痴を言われて傷ついたり、妻の肩ばかりをもてなかったり…ということはあるでしょう。
できれば親よりも、自らの選んだパートナーの味方をしていてほしいところですが、それもまたケースバイケース。親とはいえ、夫婦以外の第三者が絡むような原因だと、解決も容易ではなさそうです。親と同居しているような状態だと、なおさら話がこじれる可能性も。
価値観の違い
「価値観の違い」(30代・大阪府)
「価値観の違い」(30代・宮城県)
「価値観の違い」(30代・神奈川県)
「考え方の違い」(30代・兵庫県)
「認識のずれ」(30代・大阪府)
「意見が合わないこと」(30代・愛知県)
「意見のすれ違い」(30代・福島県)
「意見や考えのすれ違い」(30代・広島県)
「価値観の不一致」(30代・兵庫県)
やはり、価値観の違いが夫婦喧嘩のきっかけになることはとても多いようですね。女性以上に、男性からの声が目立つ項目となりました。
そもそも価値観とは、
物事を評価する際に基準とする、何にどういう価値を認めるかという判断(小学館刊行・デジタル大辞泉より一部引用)
のこと。夫婦として家族になる前から、お互いが育ってきた環境や経験したできごとのなかで、それぞれが異なる価値観をもっているのは当然です。
だからこそ…喧嘩の少ない夫婦は、お互いに思いやりをもち、それぞれの考えを尊重する気持ちを大切にしているよう。相手を尊重する姿勢は、仲直りのための大事なポイントでもあります。
【女性に聞いた】夫婦喧嘩をしたあとの仲直り方法は?

おしどり夫婦であっても、感情的にならないように気をつけていたとしても、なんらかの理由で夫婦喧嘩をする可能性は誰にでもあります。
そんなとき、どんなふうに仲直りをすればいいものなのでしょうか。夫婦喧嘩の仲直り方法について、まずは女性の意見をご紹介しましょう。
◆いつもどおりに接する
「謝ってこないから、とりあえずこっちが折れて普通に話しかけていく。もしくは好きそうなお菓子やお酒を渡す」(30代・兵庫県)
「自然」(30代・埼玉県)
「自然に話しかける」(30代・大阪府)
「話しかける」(30代・京都府)
特別なことはせずに、あえてふだんどおりに接する…という回答が多く寄せられています。気持ちの切り替えが難しい人もいるかもしれませんが、たとえ機嫌が悪くなったり言い合いになったりしても、お互いに気にしすぎないようにすることは大事です。
いつまでも引きずって、暗いテンションや不機嫌な態度をやめないのは×! どんどん喧嘩が長引いて、仲直りのタイミングを見失ってしまうかも。
◆どちらかが謝る
「すぐに謝る」(30代・茨城県)
「すぐに謝る、その日のうちに解決する」(30代・秋田県)
「どちらかが謝るか、放っておいても1日たてば仲直りする」(30代・岡山県)
「どちらからともなく『喧嘩やめよう』と言いすぐ謝る」(30代・広島県)
「自分から謝ります」(30代・千葉県)
「夫が謝ってくれる」(30代・埼玉県)
「素直に謝ること」(30代・東京都)
「素直に謝ること」(30代・埼玉県)
「早く謝る」(30代・群馬県)
「時間が経ったあとお互い謝る」(30代・東京都)
「だいたい主人が先に謝ってくれます」(30代・神奈川県)
「相手が謝ってくれる」(30代・大阪府)
「先に自分が謝る」(30代・東京都)
「私が文句を言って謝らせる」(30代・埼玉県)
「旦那が謝る」(30代・広島県)
「旦那が謝ってくる」(30代・埼玉県)
「相手を褒めて、何度も謝り、こちらから非を認めなさいと義父が言っていた。主人に合わせて、ご機嫌をとってやってくれと言われた」(30代・埼玉県)
意地を張り続けて喧嘩が長引くと、お互いに疲れてしまいます。どちらかが勇気を出して「ごめんね」と謝れば、それをきっかけに仲直りができるかも。
今回のアンケート結果では、「夫から先に謝ってくれる」という意見が多いようです。妻を怒らせてしまった原因が自分にあると感じているのか、それとも〝とにかく謝って機嫌をとらなければ〟と考えているのか、その本心が気になるところですが、それでもまずは謝るという誠実な姿勢が◎ですね。
◆お互いに歩み寄り、話し合う
「話し合い」(30代・兵庫県)
「話し合い」(30代・千葉県)
「本音を言う」(30代・広島県)
「歩み寄る」(30代・東京都)
喧嘩をした理由が明確ならば、問題を解決するために話し合ったり、お互いに歩み寄ったりすることが大切です。小さな疑問も違和感も、自分の中に閉じ込めたままではなかなか相手に伝わりません。夫婦として、この先もともに暮らすパートナーとして、腹を割って本心を打ち明けられる関係でいたいものですね。
◆冷静になれるまで時間をおく
「時間が解決してくれるので待つ」(30代・新潟県)
「時間の経過」(30代・広島県)
「干渉しない」(20代・愛知県)
「忘れる」(30代・千葉県)
夫婦喧嘩が白熱すると、感情が昂ぶり冷静に話し合えない状態になることも。そんなときはまず、お互いに頭を冷やす時間を設けたほうが〇です。
冷静になればなるほどに、「どうしてあんなことを言ってしまったんだろう」と反省したり、「やっぱりどう考えてもあれはおかしい、きちんと伝えなければ」と問題点が明確になったりして、話し合いやすい状態になるでしょう。
◆理想を押しつけない
「自分の我ばかりとおさず、お互いに相手の話に耳を傾ける」(30代・滋賀県)
「折り合いをつける」(30代・東京都)
「我慢」(30代・広島県)
完璧な人間なんて、きっとどこにもいません。誰しも間違えることや、不本意に人を傷つけてしまうことはあるはず。自分のパートナーがそんなことをしたとき、「ありえない!」「もう別れる!」と怒って突き放すのではなく、冷静に受け止め、話ができるようになれれば、仲直りの道も拓けるはず。
もちろん…〝もう同じことを注意するのは100回目〟、〝浮気や不倫、暴力など人としてよくないことをしている〟場合は別です。しかしささやかなことが原因で夫婦喧嘩になったのであれば、理想を押しつけることなく、その人の欠点ごと受け入れる姿勢をもつことも大事です。
【男性に聞いた】夫婦喧嘩をしたあとの仲直り方法は?

続いては男性の意見です。夫婦喧嘩の仲直り方法について、〝夫視点〟でのアンケート結果をまとめました。
◆できれば自分から謝る
「謝る」(30代・神奈川県)
「謝る」(30代・北海道)
「謝る」(30代・神奈川県)
「謝ること」(30代・愛媛県)
「お互いに謝る」(30代・大阪府)
「こちらから悪かった点を話す」(30代・兵庫県)
「ちゃんと言葉にして謝ること」(30代・福岡県)
「どちらかが謝る」(30代・広島県)
「ひたすら謝る」(30代・茨城県)
「まず自分の非を謝る」(30代・奈良県)
「一応謝る」(30代・宮城県)
「とにかく謝る」(30代・神奈川県)
「土下座する」(30代・佐賀県)
「自分から謝る」(30代・兵庫県)
「自分から謝る」(30代・愛知県)
「平謝り」(20代・東京都)
「妥協して先に謝る。悪くなくてもとにかく謝ることです」(30代・京都府)
「自分が謝る」(20代・新潟県)
「口に出して謝る、何か買って帰る」(30代・東京都)
「こちらから折れること」(30代・神奈川県)
とにかく自分から謝ることを意識するなど、「ごめんなさい」の重要性を実感している男性が多いようですね。女性のアンケート結果においても、「夫が先に謝ってくれる」という回答が寄せられていたのが印象的です。
夫婦喧嘩の原因がなんであっても、たとえ妻に非があったとしても、〝まずはこの夫婦喧嘩で嫌な気持ちにさせてしまったこと〟への「ごめんなさい」が言える男性は、器が大きく包容力がありますね。しかし…〝何が悪いかわからないけど、とりあえず謝っておこう〟というのは逆効果になりかねないため、気をつけて!
◆しっかり話し合いをする
「話し合い」(30代・大阪府)
「話し合う」(30代・大阪府)
「話し合う」(30代・東京都)
「話し合う」(30代・宮城県)
「話す」(30代・大阪府)
「夫婦でよく話し合う」(30代・福島県)
夫婦喧嘩の原因をつきつめ、根本的な解決を目指さなければ、同じことで喧嘩を繰り返してしまうかも。そうならないためには、夫婦でしっかり話しあうことが大事です。
話し合いの際にまた言い合いになって、気がつけばまた喧嘩をしている…なんて状態にならないよう、落ちついて冷静な対話を心がけましょう。論破しよう・従わせようとして話し合うのではなく、お互いの考えを尊重し、落としどころを見つけるつもりで話し合うと、仲直りに繋がっていきそうです。
◆時間をおく
「時間が解決」(30代・茨城県)
「時間が解決」(30代・大阪府)
「冷静になれる時間をつくる」(30代・大阪府)
「特になし。自然に」(30代・東京都)
「自然と仲直り」(30代・福島県)
お互い冷静になれるまで時間や距離をおくことで、自然に仲直りができる夫婦もいます。
気持ちが落ちついたあとならば、「あのときは言いすぎちゃってごめん」と素直に口にできたり、そんな言葉を素直に受け入れたりできるようになるものです。喧嘩直後の気持ちが切り替えられていないときに謝るより、効果的なこともあるでしょう。
◆スキンシップをとる
「夜の営みをする」(30代・兵庫県)
こちらは男性ならではの意見ですが、夫婦喧嘩のあとは、仲直りのためにスキンシップをとるという意見も。言葉では伝わらない温もりや愛情が、スキンシップを通じて伝わる…ということもありそうですね。
とはいえ女性のなかには、キスやハグなどのスキンシップに不快感をおぼえる人もいます。喧嘩のあとでまだイライラしているときに体を触られたら、「こんなときにまでありえない!」と、かえって怒ってしまう可能性も。スキンシップをとるとしたら、完全に仲直りしたことを前提に、一方的にならないよう気をつけるのが◎ですね。
【女性に聞いた】喧嘩をしながらも仲良く夫婦を続ける秘訣とは?

生まれも育ちも違う男女が、夫婦となりともに暮らしている以上、どんなに気をつけていても夫婦喧嘩になることはあります。それなら…上手に仲直りできたそのあとで、できるだけ喧嘩しないで済むように、お互い仲良く暮らしていきたいものですよね。
そこで、〝喧嘩しながらも仲良く夫婦を続ける秘訣〟についてもアンケート。まずは女性の意見をご紹介します。
■お互いに相手を尊重する
「妥協点を見つける」(30代・広島県)
「歩み寄ること」(30代・千葉県)
「負けて勝つ、の精神」(30代・東京都)
家族だろうと他人だろうと、考え方や価値観は個人によって異なるもの。相手へのリスペクトを忘れることなく、考え方や価値観、選択を尊重できればきっと、ふたりはよりよいパートナーになれるはず。
■日常的にコミュニケーションをとる
「なんでも話し合う」(20代・千葉県)
「例え喧嘩になっても言いたいことは我慢せず言う。言わないと伝わらないし、自分だけが我慢してれば丸く収まるという考えは好きではないから」(30代・兵庫県)
「ふだんから、思っていることをちゃんと相手に伝えること」(30代・滋賀県)
「一緒に楽しめることをつくる」(30代・東京都)
「なるべく喧嘩になる雰囲気をつくらない」(30代・群馬県)
コミュニケーションが不足すると、お互いへの理解も、愛情も、何もかもが不足する可能性があります。歴戦の熟年夫婦などでもないかぎり、同じ空間にいるだけで相手のことがわかるというものでもありません。言葉を交わしたり、スキンシップをとったり、パートナーとの触れ合いを大切にしましょう。
■感謝を伝える
「感謝の言葉を言う」(30代・千葉県)
「相手に感謝する」(30代・大阪府)
「感謝を言葉で伝える」(30代・東京都)
「日頃の家事や育児に対して、お互いに定期的に感謝を述べること」(30代・岡山県)
「感謝を伝える」(30代・東京都)
「お互いに愛情とリスペクトの心を忘れないように、すり減らないように、常にお互いを思いやる気持ちをもち続けること」(30代・秋田県)
「ふたりでよく話し合って、お互いを尊重しあうこと」(30代・埼玉県)
パートナーが自分と一緒にいてくれるのは、当たり前のことではありません。ともに暮らし支え合って生きていけることに、つねに感謝の気持ちをもつことが大事です。そしてその気持ちを、心の中で思うだけに留めず、言葉にして相手に伝えることはもっと重要です。
■距離感を意識する
「喧嘩していることを忘れるくらい他のことに集中する」(30代・東京都)
人にはパーソナルスペースというものがあります。そして、人それぞれパーソナルスペースの間隔は異なるもの。たとえ夫婦だとしても、時と場合により相手をそっとしておいたり、お互いにひとりの時間を過ごしたりすると、ほどよい距離感のもと心地よい暮らしができるかも。
■その日のうちに喧嘩を終わらせる
「喧嘩を長引かせない。相手が謝ってきたらすぐに許す」(30代・埼玉県)
「根にもたない」(30代・大阪府)
「長引かせない」(30代・広島県)
「必ずその日のうちに仲直りする」(30代・神奈川県)
「きちんと謝ることです」(30代・千葉県)
「喧嘩をしていても一緒に寝る」(30代・埼玉県)
夫婦喧嘩は、とにかく長引かせないようにするのが円満の秘訣。喧嘩している時間が長ければ長いほどに、お互いに居心地の悪い時間を増やすことにも繋がり、あまりいいことはありません。〝どんなに喧嘩をしてもその日のうちに仲直りする〟などルールを決めたりして、できるだけその日のうちに終わらせるのがいいでしょう。
■我慢をする・忘れる
「我慢」(30代・北海道)
「仲良くは無理。子供のために我慢し続けるだけ」(30代・埼玉県)
「諦める、期待しない」(30代・東京都)
「諦める」(30代・東京都)
「一定の距離を保つ、期待しない」(30代・東京都)
「とりあえず普通に生活する(腹の中ではただの同居人)」(30代・大阪府)
消極的な選択にも思えますが、〝相手に期待せず諦める〟、〝子供のために我慢するしかない〟という声もありました。
経済的な不安や、子供に苦労をかけたくないという思いなどがあると、離婚を選択しようにもできないことはありえます。このような状態は、仲良く夫婦を続けられているわけではないので、どちらかといえば仮面夫婦のような冷え切った関係といえそうです。
とはいえ…自分の母親がストレスを抱えながら、夫を憎んで生きているような家庭環境が、子どもにとって必ずしも正解とはかぎりません。家族のかたちは人それぞれ、正解もまた人それぞれといえど、そのときどきで最適な道を選択する意識が大事でしょう。
【男性に聞いた】喧嘩をしながらも仲良く夫婦を続ける秘訣とは?

仲良く夫婦を続ける秘訣について、男性にも同じ質問をしてみました。〝夫〟目線での意見をご紹介します。
■お互いを尊重する
「お互いを尊重する」(30代・東京都)
「歩み寄り」(30代・茨城県)
「互いを尊敬し合う」(30代・東京都)
「尊重」(30代・福岡県)
「相手を尊重する」(30代・神奈川県)
〝お互いを尊重する姿勢が大事〟という意見は、男女共通のようですね。自分のパートナーであり、家族であり、場合によってはともに子を育てる親同士である、相手へのリスペクトを忘れないように過ごしましょう。
■夫婦の時間を楽しむ
「仲良くご飯を食べる」(20代・大阪府)
「仲良くする」(30代・兵庫県)
「本音で話す」(30代・奈良県)
「スキンシップをとる」(20代・東京都)
日ごろから仲睦まじく過ごせるように、ときにはデートを楽しんだり、おうち時間をめいっぱい満喫したり、恋人同士のころのような時間を大事に過ごすと◎。〝初心忘るべからず〟を意識しておけば、たとえ激しい夫婦喧嘩をしたあとでも、ふたりのこれまでや愛情の深さを忘れずにいられるかも。
■思いやりを忘れない
「思いやり」(30代・福島県)
「お互いを想いやること」(30代・広島県)
「何ごとも当たり前だと思わない」(30代・東京都)
「『ありがとう』を忘れない」(30代・大阪府)
「ふだんから感謝の気持ちを表すこと」(30代・神奈川県)
思いやりは、カップルが円満に過ごすために何よりも大切なことです。夫婦喧嘩をしたからといって、これまでしてくれたこと・してあげたことがゼロになるわけではありません。何年経っても、歳をとっても、思いやりを忘れない夫婦でいられるよう意識しましょう。
なかには、「お金を極力渡す」という意見もありました。「お詫びに今度これ買って!」なんて妻が言い出したとき、「わかった! それで許して!」と言える夫…そんなふうに、まるで冗談のように気持ちを切り替えられる夫婦なら、ある意味円満だといえそうです。
■早めに仲直りする
「仲直り」(30代・神奈川県)
「ほどほどにする」(30代・東京都)
「都度しっかりと謝ること」(30代・愛知県)
「どんなに妻が悪くても、私が我慢して謝ることが秘訣です」(30代・京都府)
「『好きだ』という気持ちで乗りきる」(20代・東京都)
喧嘩してしまったものは仕方ありません。大事なのは、夫婦喧嘩をしたあとの対応…仲直りまでの速度感です。
仲直りの方法として、「夫から謝ってくれることが多い」と回答した女性や、「自分から謝る」と回答した男性が多いことは先述のとおり。たとえ理不尽でも、疑問があったとしても、まずは早く仲直りする意識をもつことが円満の秘訣。話し合いや相談をするにしても、まずは雰囲気をよくしてからのほうがいいでしょう。
■理想を押しつけない
「相手に要求しない」(30代・兵庫県)
「些細なことは我慢」(30代・神奈川県)
「我慢する」(20代・岡山県)
「違いを認める」(30代・大阪府)
「干渉しすぎない」(30代・東京都)
家事ができていない、子育ての方針が違う、価値観が一致しない…などの不満はいったんおいておき、〝自分と相手は夫婦だけど別の人間〟と認識してみましょう。
小さなことにも目くじらを立てて指摘するより、ある程度は我慢して様子を見たり、干渉せずに放っておいたりしたほうがいいこともあるはず。適度な距離感を維持することにも繋がるので、夫婦仲を円満に保ちやすくなるはずです。
夫婦喧嘩の多い夫婦は必見! 夫婦円満に過ごすための心構えQ&A

夫婦喧嘩のあとに微妙な雰囲気のまま、〝なんとなく〟で仲直りをしていませんか?
険悪なムードが何日も続いてお互い疲れたまま流されたり、喧嘩のあとセックスをして機嫌は直ったものの、原因はうやむやになったまま、話し合いの機会もなくスルー…ということもあるでしょうか。
モヤモヤした気持ちが心のどこかに残っていると、同じことでいつかまた嫌な思いをしたり、再び喧嘩になったりするかもしれません。そうならないようにここでは、夫婦円満のポイントをQ&A形式で解説します。
- Q.夫婦喧嘩三日目突入です。家庭内別居状態で過ごしているので、仲直りのきっかけもないまま時間だけが過ぎていきます。原因は向こうが連絡せずに朝帰りをしたこと・さらにはそのまま昼まで寝ており、私がワンオペ育児になったことなので、こちらは悪くありません。こんな状態でも、早く仲直りしたいなら私から謝るしかないんでしょうか? 喧嘩中の今も私が子育てをしているので、ストレスが溜まるばかりです
- Q.私たち夫婦の喧嘩は、厳密には喧嘩ではないように思います。というのも、私が言いたいことを言ったり何かを指摘したりしたとき、夫は反論するでもなくただ黙り込むからです。その割には物に当たったり、ドアを大きな音で締めたり、イラついていることは態度から伝わってきます。言い合いをするわけではないけれど険悪になる、こういうときはどのように仲直りしたらいいでしょうか。夫に悪いところがあるからこちらが指摘しただけなのに、向こうが無言になる以上はこちらから謝るのも変な話で…
A.そのような原因で夫婦喧嘩になったのであれば、自分から謝るのに納得いかない気持ちはわかります。とはいえ…今のままの状態を一生続けるわけにはいかないでしょうし、子供にとってもあまりいい状況ではありませんよね。できれば彼から謝ってほしいところですが、そんな気配もなさそうです。こんなときは〝謝る〟のではなく、〝これから先の家庭生活のために、話し合いをする〟ことをまず提案してみましょう。たとえば〝今日中に彼から謝罪がなかったら、こちらから話し合いを提案する〟と、ある程度区切りをつけて考えることが大事です
明らかに相手に非がある状態での喧嘩は、ストレスや疲労も大きいでしょう。育児中であればなおのこと。彼の身勝手なふるまいを考えると、本来であれば、彼のほうから謝罪があってしかるべき状況といえそうです。
しかし…彼にも彼の事情がある、という見方をすることもできます。たとえばその飲み会が仕事がらみだった場合、上司がいる手前帰りにくく電車を逃しただけだったり、毎日の仕事で疲労がかさみ、体調が悪くなり寝ていただけだったり…ということならば、ふだん頑張って働いているが故に起きたこと、と捉えられるかも。
すでに喧嘩になったあとならば、〝そんなことはわかってる〟という気持ちや、〝いや、彼はただ友達と飲んでいただけ〟という事実が思い当たるかもしれません。後者の場合、あなたから謝る必要がないことは改めて記しましょう。
今回の夫婦喧嘩を仲直りへもっていくことができるとしたら、選択肢はおもにふたつ。ひとつ目は、彼からの謝罪をひたすら待ち続けること。そしてふたつ目は、あなたから〝謝罪〟ではなく〝話し合い〟をもちかけることです。
話し合いの際はなるべく落ちついて、感情的にならないように、しかし冷たくもならないように気使うのがポイント。「どうして何も悪くない私が、そこまで気を使わなければいけないの」という感情を、いったんおいておくことが大事です。そしてそのためには、仲直りしたいと思う自分の気持ちと向き合うことも重要ですね。
「自分が悪いって自覚ある? 謝ってこないなんてどういうつもり? ちょっと話し合いさせて」なんて感情的な言い方をしたら、話し合いできるものもできません。
しかし、「このままじゃいけないと思う。よかったら少し話せないかな。子供のためにも、あなたの考えや気持ちをもっと聞かせてほしい」という言い方ができれば、彼も少しは頭が冷えるのではないでしょうか。
それでもなお彼が無視をしたり、理不尽な物言いをしたりするのであれば、離婚を視野に入れるという選択肢もでてきます。いくら喧嘩したとはいえ、育児をあなたに任せきりで過ごしている時点で、親として、夫としてあるまじき行動をとっているという見方もできるでしょう。
モラハラの可能性もゼロではありませんので、まずはやれるだけのことをやってみてから、彼の出方次第で今後を考えるのが◎です。ひとりで考え続けるよりも、彼に向き合い、行動するほうが建設的です。
Q.私たち夫婦の喧嘩は、厳密には喧嘩ではないように思います。というのも、私が言いたいことを言ったり何かを指摘したりしたとき、夫は反論するでもなくただ黙り込むからです。その割には物に当たったり、ドアを大きな音で締めたり、イラついていることは態度から伝わってきます。言い合いをするわけではないけれど険悪になる、こういうときはどのように仲直りしたらいいでしょうか。夫に悪いところがあるからこちらが指摘しただけなのに、向こうが無言になる以上はこちらから謝るのも変な話で…
A.彼は日頃から寡黙で、自分の気持ちを言語化するのが苦手なタイプなのでしょうか? それとも、何か指摘されたときだけ黙り込むタイプでしょうか。もしも後者ならば、物に当たることなどをふまえても、彼の態度は〝不機嫌ハラスメント〟…フキハラの可能性があります。仮に仲直りしたとしても、同じ問題を起こさないための話し合いは必要でしょう。夫婦喧嘩という言葉で片付けるにしては、根深い問題がありそうです
夫婦喧嘩のあと仲直りをする際には、喧嘩の原因をはっきりさせて、お互いの意見が一致した状態で納得しておくことが大事です。
なかには時間をおいたり、ふだん通りに過ごしたりすることで、自然と仲直りにもっていく夫婦もいるものの…それは、喧嘩の原因が些事だったり、〝喧嘩するほど仲がいい〟ような夫婦だったりする場合。あなた方夫婦のような、〝指摘する妻と、黙り込む夫〟という構図には当てはまらないように思います。
あなたが彼に何を指摘したのかにもよりますが、本来であれば、言われたことにたいする反論や承認、いずれかがあってしかるべき状態ですよね。しかし彼はただ黙り込み、その割には物に当たるなど、少々子供っぽい態度をとっています。
誰だって、自分が正しいと思ってやっていることを否定されたり、指摘を受けたりしたときは、多かれ少なかれショックを受けるものでしょう。しかしそれでも、〝パートナーとこれからも暮らしていくために〟受け入れたり、あるいは反論して相手に納得してもらおうとしたりするのです。
彼の場合はいずれの行動もとっていないどころか、不機嫌を態度に出すことで、まるで指摘した側を責めるような行動をとっています。この事実が意味する可能性は、おもに3パターンでしょうか。
①あなたの指摘が彼にとって心外で、失礼なものだった場合
②自分の気持ちを言語化したり、意見を述べたりする度胸やコミュニケーション力を、彼がもっていない場合
③これまで何度も同じことを繰り返してきたため、謝らなくてもいずれ風化すると彼が思っている場合
ひとつひとつ自分たちの状況と照らし合わせ、どのパターンが一番近いか考えてみてください。彼に指摘した内容、そのときの言い方などをしっかり思い出し…もしも①だった場合は、自分から彼に「ごめんなさい」を伝えましょう。
②と③の場合は、腹を割った話し合いの中で、彼の気持ちを丁寧にヒアリングする作業が必要です。労力がかかりますが、彼の気持ちを聞き出すために、言い方や伝え方をあらためて考えてみるのが◎。場合によっては、〝あなたはフキハラをしている〟とはっきり伝え、対策を講じたほうがいいことも。
厳しいことをいうようですが、どんなに喧嘩をしても、嫌な思いをしたとしても、離婚せずこれからも一緒に暮らすつもりでいるのなら、それはあなた自身の選択の結果といえます。面倒でも理不尽でも、相手の欠点…もとい、あなた自身が選んだパートナーの個性と向き合い、受け入れる心構えは大事です。
夫婦喧嘩を乗り越えてよりふたりの絆を深めて
どんなに仲良しにみえるおしどり夫婦だって、きっと喧嘩をする日もあるでしょう。夫婦喧嘩をしたからといって、「私たちはうまくいかないんだ」「もう離婚するしかないかも」と、結論を急ぐ必要はありません。
喧嘩を避けようという意識は大事ですが、それよりも、喧嘩したあとの仲直り方法や速度感のほうが重要なケースも多々。冷静に腹を割って話し合ったり、お互いに頭を冷やしたりして、できるかぎり長引かせないようにすることが円満の秘訣です。
喧嘩の原因が今からでも直せることなら、お互いに反省して改善に努めましょう。うまく仲直りできたら、喧嘩する前よりも、いっそうふたりの絆が強いものになっていくかもしれません。
喧嘩自体を悪ととらえすぎず、まずは〝喧嘩を乗り越えてでも、ともに過ごしたいと思える相手〟との出会いや結婚に、感謝の気持ちを忘れずに♡ 大切なパートナーへの思いやりを忘れないよう過ごしましょう。
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ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。
数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。
好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。



