恋愛シーンや仕事場でも、「口だけの男」っていませんか? 「口だけで行動しない男」は、平気で嘘をついたり、その場の気分で行動したりするので、周りを振り回すことも。今回は、「口だけの男」の特徴や末路、対処法を紹介します。
「口だけの男」とは?
「口だけの男」とは、言葉と行動が伴っていない男性のこと。例えば「結婚しよう」と言って、いつまでもプロポーズしてこない人や、案はどんどん出すのに実行に移さない人のことをさします。言っていることを実行しないので、嘘つきと捉える人もいるでしょう。「口だけの男」は信用を得られず、周囲から敬遠されがちな傾向にあります。
「口だけの男」の特徴とは?
彼氏や職場にいる人が、やると言ったのにやっていなかったら、「口だけの男かもしれない…?」と疑い始めますよね。ここでは、「口だけの男」の特徴をいくつか紹介しますので、当てはまるか診断してみてください。
1:夢や理想を語る
「口だけの男」は、「絶対ビッグになる!」などと、大きな夢や理想を語りがち。しかし大きな目標を語るものの、行動には移しません。また、その夢を叶えるために、今何をするべきか、どうするべきかといったことも考えられないので、いつまで経っても夢を実現できないままな人も多いでしょう。
2:すぐに諦める
「口だけの男」の中には、行動に移すものの、うまくいかないことがあるとすぐに辞めてしまう人も。例えば、「YouTuberになって稼ぐ」と急に宣言したかと思えば、「やっぱり、自分には合わなかった」と言ってすぐに辞めてしまいます。
このタイプは、結果を出すまでに努力したり、辛抱したりすることができません。そのため、自分に合う仕事を探し続け、転職を繰り返したり、定職につかないこともよくあります。
3:意見や態度をころころ変える
その時の気分や、相手によって意見を変えるところも、「口だけの男」の特徴。このタイプは、コミュニケーション力がある、調子のいい人ともいえますね。相手によく思われようと、心にもないことを軽々しく口にすることができるのです。また、事前に「行く」と言ったにもかかわらず、その日の気分が乗らなければ、平気で約束を破ることもあるので、周囲を振り回してしまいます。
4:言い訳が多い
「口だけの男」は、こちらが行動していないことを指摘すると、言い訳をして自分を正当化しようとします。例えば、「急な仕事が入って」「今からやる予定でした」「周りが悪いんだ」と言って、「行動できないだけの理由があった。つまり自分は悪くない」ということを主張するのです。
5:不満ばかり言う
自分では行動しないのに、周りの人の提案に不満ばかり言う人っていませんか? 会議や打ち合わせなど、その場では意見をしないのに後になって「こうすればいいのに」と愚痴をもらすことも。こうした人は女性にもいますが、それがどんなに良い案であっても行動に移さなければ「口だけの女」と言われてしまうでしょう。
「口だけの男」の末路とは?
「口だけで行動しない人」には、どんな末路が待っているのでしょうか? 考えられる末路をいくつかピックアップしましたので、一緒に見ていきましょう。
1:誰からも信用されなくなる
「口だけの男」は、周囲の人から信用されなくなり、やがて人が離れていってしまいます。例えば、「起業して年収1000万円稼いで、絶対幸せにするよ」と言ってくるのに、起業する気配はゼロ… ということも。耳障りのいい言葉ばかりで信頼できないため、愛想を尽かされることが多いでしょう。
恋愛だけではなく友人関係においても、いつも約束を破ったり、言い訳ばかりしているので、距離を置かれてしまいます。
2:仕事で成功しない
「口だけの男」は、自分の理想の仕事や働き方を探し、転職を繰り返すことも多いです。すぐに仕事を辞めてしまうので、スキルがいつまで経っても身につきません。出世することもなく、年収も上がらないまま… ということも多いでしょう。
3:承認欲求が満たされず苦しくなる
「口だけの男」の中には、「褒められたい」「すごいと思われたい」という気持ちから、「口だけ」になっている人もいます。仕事ができる自分や、ハイスペな彼氏を演じるために、嘘をついてしまうことも。周りからどう見られているかを常に気にして、承認欲求を追い求める人生になってしまいます。
「口だけの男」の対処法とは?
「絶対に幸せにする」というのは「口だけの男」がよく言うセリフ。しかし、幸せにすると言っておきながら具体的な行動に移さないままだと、気持ちが冷めることもありますよね。もし彼氏が「口だけの男」だった場合に、おすすめの対処法を紹介します。
1:いつまでに行動するのかを具体的に聞く
例えば、「いつか結婚しようね」と言ってくる男性には、具体的にいつまでなのかを聞くといいでしょう。しかし、「仕事が落ち着いたら…」「もう少ししたら…」などと濁してくる場合もあります。そこでめげずに、具体的にいつまでなのかを聞くこと。
また、「30歳までに結婚したいから、それが無理だったら私にも考えさせて」と、きっぱり自分の意思を伝えるようにしましょう。自分の真剣な気持ちを伝えることで、相手も変わってくれるかもしれません。
2:結果が全てではないと伝える
「口だけの男」は、自分の目指す結果を出せなかったらダメと思っていることも多いです。そんな時には、結果ではなく行動したことに意味があると伝えてみてはいかがでしょうか? 考え方が変わり、行動に移すようになってくれるかもしれません。
3:受け流す
「口だけの男」とわかっていても、相手のことが好きなら別れられない場合もあるでしょう。しかし、毎回相手の言うことを鵜呑みにしていては、こちらが振り回されて疲れてしまうだけ。こうした場合には、「口だけの男だから仕方ない」と割り切って、話を受け流すようにするといいでしょう。自分も疲れない程度に、うまく付き合っていくのも大切ですね。
最後に
夢を語っている姿は、輝いていて格好良く見えるもの。また、甘い言葉をささやかれたら女性なら誰だって嬉しいものです。しかし、「口だけの男」は、こちらが振り回されて疲れてしまうこともあります。そのため、言葉に行動が伴っているかをしっかり確認することが大切です。もし我慢できなくなったり冷めたら、別れを選択肢に入れてみてもいいかもしれません。
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