目次Contents
▼この記事の要点
- 初デートにおすすめの話題は「趣味」「お互いの好きなもの」「共通の友人や知人」「休日の過ごし方」など。質問で相手を掘り下げつつ、会話のキャッチボールを意識して、ポジティブに話を広げていくのがポイント
- 「子供の頃の思い出」「恋愛観」なども盛りあがる場合が。どのような話題であれ、相手の反応や様子を見ながら、自分が一方的に話しすぎないように気をつけて
- 初デート時の会話で大切なことは、少しでもお互いを理解し、その価値観を知ること。口下手でも、うまく会話を繋げなくても、笑顔と思いやりを忘れず向きあおう!
【女性100人に聞いた】初デートにおすすめの話題を紹介

※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
まだ緊張していることも多い初デートにおいて、成功のカギを握るもの…それは、〝会話〟です。
お互いの理解を深めたり、もっと魅力を感じてもらったり、新たな一面を発見したり…。相手を見極めるために大事なタイミングでもある初デートの成功は、いかに会話を盛りあげ、充実したトークができるかどうかにかかっています!
まずは女性100人へのアンケート結果をもとに、初デートにおすすめの話題をご紹介。「つい緊張してしまって沈黙が気まずい!」「異性との会話に慣れていない…」なんて人にもおすすめの、会話が続きやすいテーマをチェックしていきましょう。
◆趣味やハマっているものについて
「趣味や好きな映画」(30代・北海道)
「よく聞く音楽について」(20代・東京都)
「今観ているドラマは定番に盛り上がる」(30代・大阪府)
「好きなアニメ」(20代・東京都)
「普段観るテレビ番組やYouTube、動画の話題」(30代・福岡県)
「お互いの趣味や生い立ち」(30代・宮城県)
「お互いの好きなこと」(30代・愛媛県)
「共通の趣味とか流行りの話題など」(30代・静岡県)
「共通の趣味や、過去の経験」(20代・京都府)
「相手の好きなことを聞いてみる」(30代・北海道)
「趣味を明かしあう」(30代・福岡県)
「趣味の話」(30代・埼玉県)
「趣味、仕事、休みの日の過ごし方」(20代・東京都)
「お金をかけていること」(20代・福岡県)
「好きなアニメなど」(30代・岡山県)
「どのくらい相手のことを知っているかによるかもしれないが、好きな物やことはお互いが話していて楽しめるような気がする。後ろ向きな内容よりポジティブな話題のほうが雰囲気がよくなると思う」(30代・神奈川県)
「お互いの好きなものを伝え合って、それについて探求し合う」(30代・大阪府)
ふたりで盛り上がれる趣味の話や、相手の趣味を教えてもらうような質問をすると、自然に会話が広がるもの。お互いの内面を掘り下げたり、余暇の過ごし方を知り、二回目のデートの誘いに繋げたりすることもできそうです。
過去にOggiが実施したアンケート結果によると、趣味を通じて出会ったり、お付き合いしたりする女性も少なくないようす。お互いに趣味が一致しているとわかれば、おのずとシンパシーを感じやすくなり、心の距離がグッと縮まるかも!
口下手なタイプの人でも、好きなものや趣味についてなら、楽しく話しやすいこともあるでしょう。聞く側も「車が好きってことは、休みの日は遠出することもあるの?」「ゲーム、私もけっこう好きだよ! 今は何やってる?」など、趣味の内容にあわせて話題を広げるような質問をするとGOOD!
たとえお互いの趣味が合わなかったとしても、自分の知らない世界に触れるきっかけができたり、知識が増えたりするので、初デートの話題としては十分◎です。
◆好きな芸能人について
「好きなアーティスト」(20代・埼玉県)
「好きなアーティストや好きなものの話」(20代・愛知県)
「好きなアイドル」(30代・広島県)
俳優やアイドル、バンドやアーティストなど、〝推し〟ている芸能人についての話題も無難でしょう。もしもお互いの好みが一致すれば、一緒にライブやイベントに行く口実もできそうです。
注意点としては、自分が嫌いな芸能人を相手が好きだった場合。あるいはその逆です。お互いの意見が異なっていたときでも、相手を否定せずに価値観を受け止める努力ができれば、デートは成功へ向かうはず。
価値観の不一致を理由にうまくいかなくなるカップルは多々いますが、そもそも、価値観が寸分たがわず一致することのほうが稀だと考えましょう。相手の〝好き〟を認めてあげることが、自分の〝好き〟を認めてもらうための第一歩です。
◆好きな食べ物について
「好きだった給食」(30代・神奈川県)
「好きな食べ物について」(30代・愛知県)
「美味しいランチ、居酒屋、グルメ話」(20代・神奈川県)
「肉派か魚派で彼の好みもわかる」(20代・愛知県)
「好きなお菓子」(20代・愛媛県)
「好きな食べ物」(30代・青森県)
「食べ物の好き嫌い」(30代・和歌山県)
「好きな食べ物」(20代・大分県)
「好きな食べ物、飲み物」(30代・神奈川県)
「好きな食べ物の話」(30代・広島県)
食の好みを把握できると、お付き合いが始まったあとのデート先や、同棲・結婚と進展したときのライフスタイルがイメージしやすく、前向きに未来を考えるきっかけにもなります。
もしも好きな食べ物や嫌いな食べ物が同じだったら、お互いのおすすめの店をシェアしたり、「今度行ってみる?」と次の約束に繋げられたりも可。発言内容をしっかり覚えておけば、お店選びや手料理を外してしまう事態も防げそうです。
◆近況やニュースについて
「トレンド」(20代・京都府)
「世間で盛り上がった、比較的最近の出来事を何個か知っておく」(30代・岩手県)
トレンドや社会情勢にかんする話題は、天気の話をするときのようにごく自然で、当たり障りのない会話を広げることができます。しかしそれと同時に、〝相手がどれだけ時事ネタや流行に興味・関心をもっているか〟を知るリトマス試験紙的な存在にもなるのです。
〝若者のテレビ離れ〟と言われることもあるように、昨今では、地上波のテレビよりもインターネットを介して情報を得ている人も多いでしょう。そんな令和の時代にも、時事問題に関心をもち、トレンドにもそれなりに触れているような、バランス感覚のよい人となら、いいお付き合いができるかも?
◆共通の知人・友人について
「共通の友人について」(30代・東京都)
「共通の知人の話題」(20代・東京都)
初デートで緊張しているとき、〝お互いのことをいきなり掘り下げるのは恥ずかしいし、違和感がある〟という人にもおすすめ! 共通の友人や知人についてならば、共通言語のひとつとして話を広げやすいのではないでしょうか。
「最近〇〇に会った?」「今日、私たちがデートすること知ってるのかな」なんてさりげなく話題を振れば、お互いが心に思い浮かべる〝共通の友人・知人であるあの人〟の姿が、緊張を和らげてくれそうです。
◆ペットの動物について
「愛猫の写真を見せたら盛り上がった」(20代・兵庫県)
好きな人とのLINEにおいても鉄板ネタとして挙げられがちな、ペットについての話は好印象。動物の種類や名前、その由来、可愛いポイントやおもしろ動画など、「かわいいうちの子の話を無限に聞いてほしい!」という気持ちで明るく話せそうです。
もし相手もペットを飼っていたり、実家で飼っていた経験があったりすると、話がさらに盛りあがりそう。顔を近づけてスマホに残る写真や動画を一緒に観れば、物理的な距離も近づいて◎。
優しく世話好きなイメージからか、男性のなかには、動物好きな女性が好きという人もいるようです。
◆学生時代の思い出について
「学生時代の行事」(20代・兵庫県)
「部活の話」(30代・山形県)
「学生時代の話」(30代・神奈川県)
「同世代なら、学生時代に流行っていたこととか?共通点あると共感しやすいと思う」(30代・鳥取県)
中高生のころに入っていた部活や、友人との思い出など、学生時代の話はお互い掘り下げるためのいいフックに。世代が近い相手ならなおのこと、当時の流行や〝あるあるネタ〟などで盛りあがれるかも。
◆お互いの地元について
「地元のこと」(30代・滋賀県)
「地元の話」(20代・東京都)
「地元の話」(30代・兵庫県)
それぞれの出身地や地元トークも、意外な共通点が見つけられる可能性アリ。お互いのルーツや人となりを知るきっかけにもなるでしょう。
もしも相手が、自分が行ったことのない・詳しくない地方の出身だった場合には、おすすめの観光地やグルメなどを教えてもらうのも手。自身の視野を広げることにも繋がります!
◆恋愛観や好みのタイプについて
「心理テスト」(30代・大阪府)
初デートにたいするスタンスは人により異なる部分ですが、〝初デートの時点で既に相手を恋愛対象として意識している派〟と、〝初デートの際はあくまでも恋愛対象『候補』でしかなく、特別な感情はまだ芽生えていない派〟がいるでしょう。
以前Oggiが実施したアンケートにおいては、3回目のデートまでいくと〝脈アリ〟を実感する人が半数を超えるというデータも。つまり…それまでの初回~2回目までのデートにおいては、お互いをどう思っているのかわからない人のほうが多いという見方もできます。
そんな初デート時に、恋愛観や過去の経験についての話題が盛りあがれば、お互いを恋愛対象として意識する気持ちが強まりそうです。好みのタイプやこれまでの経験などを、不快にならないていどに話すとちょうどいいでしょう。
なかには元カレ・元カノの話はNGだと考えている人もいるので、「私は恋愛経験があまり多くないんだけど、そちらはどんな感じ…? あんまり聞かれたくないかな」など、自身の情報もあるていど開示したうえで、相手の出方をチェックすると〇。デートをする間柄になっても、「親しき仲にも礼儀あり」を意識して。
【女性100人に聞いた】初デートで彼をもっと知れる「質問ネタ」を集めました!

盛りあがる話題がわかったところで、実際に話す際の切り出し方や、イイ感じに話を広げていくための質問の仕方を確認しましょう。
ポイントは、「はい」か「いいえ」で回答できてしまうクローズドクエスチョンよりも、それ以外の言葉で回答するオープンクエスチョンを増やすこと。たとえば「ラーメンって好き?」と聞くよりも、「ラーメンなら何味が好き?」という聞き方をするほうが、回答から話を広げやすくなるということです。
その点を念頭におきつつ、具体例をチェックしてみてください。
「ハマってるものはある?」
「趣味、休みの日何をしているか」(30代・福井県)
「趣味、仕事、休みの日の過ごし方」(20代・東京都)
「共通の趣味関連の質問」(20代・埼玉県)
「好きなことを聞く」(30代・京都府)
「好きなものの話」(20代・福岡県)
「趣味とか好きな食べ物とか質問責めにすればいい」(30代・東京都)
「相手の趣味を知る」(30代・岡山県)
「相手の趣味を聞く」(30代・滋賀県)
「自分のやっているスポーツ」(20代・宮城県)
「趣味や休日の過ごし方」(30代・広島県)
「趣味を訊いてみるといいと思います。趣味が同じなら一緒に楽しめますし、そうじゃなくてもどういうところが好きなのか、どういうものなのかなど教えてもらえば、少なからず相手のことを知ることが出来ます。理解も深まると思います」(30代・北海道)
先述のアンケートでも、趣味の話題が盛りあがるという回答が多数寄せられていましたが…やはり、自身や相手がハマっているものや好きなことについて、質問してみると盛りあがります。
とはいえ…いきなり「ご趣味は?」「休みの日は何をしていますか?」なんて無骨な聞き方をしてしまうと、「趣味は読書です」「休みの日は本を読んでいます」と、シンプルな回答のみが返ってきてしまうかも。その後話題が途切れ、お互いの間に気まずい空気が流れては勿体ない!
そんなときにちょうどいいのは、相手が〝ハマっていることやもの〟を探る聞き方。趣味の種類や内容ではなく、相手自身の〝ハマっている〟にフォーカスした聞き方のため、相手がじっくり考えて答えたり、具体的な内容を教えてくれたりしやすいでしょう。
「この間の休み、どんな風に過ごした?」
「普段休みの日に何してるか 、趣味は何か」(20代・兵庫県)
「休みの日の過ごし方」(30代・青森県)
「休みの日は何してますか。 どんな服を着てきてくれたら嬉しいですか」(20代・茨城県)
「休みの日や仕事終わりは何してるのか」(20代・福岡県)
「休みの日何してる」(20代・千葉県)
「休みの日何してる」(30代・愛知県)
「休みの日何してる?」(20代・愛知県)
「直近の休日をどう過ごしたか」(20代・京都府)
「休日に何をして過ごしているか」(30代・大阪府)
「普段どんなことをしてるのか」(30代・静岡県)
「学校(仕事)が終わったら普段何してるの?」(30代・東京都)
お互いに緊張していたとしても、デートはあくまでもプライベートの時間であり、接客や接待ではありません。休日の過ごし方も鉄板ネタといえど、せっかくなら肩の力を抜いて、より仲よくなれそうな聞き方を意識してみましょう。
「休みの日、何してるの?」という聞き方は、その人の時間の使い方や、余暇にたいするスタンスを知るいい質問ではあります。しかしさらに一歩踏み込んで、「この間の休みは何をしていた?」という、実際にあった過去の出来事を具体的に聞いてみると、より相手を掘りさげやすくなるはずです。
もしも「友達と飲んでたよ!」という答えが返ってきたら、「お酒好きなの?」「夜、軽く飲みに行く?」と、こちらも具体的に話しを広げることができます。
「疲れてずっと寝てたから何もしてないわ」という答えだったとしても、「もしかして仕事忙しい?」と労わったり、「私も寝てたわ! だから今日のデートは久しぶりに楽しみな予定だった!」なんて、ポジティブな方向に切り替えたりもできるでしょう。
「好きな食べ物は?」
「食べ物、趣味」(30代・和歌山県)
「好きな物」(20代・宮城県)
「好きな食べ物や休みの日の過ごし方、出身地について、相手が抵抗なさそうだったら学生時代のことなど」(30代・神奈川県)
初デートでは、必ずといっていいほど食事をするものです。その日行くお店や、道中で見かけたお店などにちなんで、「〇〇は好き?」「苦手な食べ物はある?」など、食の好みについて話を広げると自然です。
なかにはそのまま料理趣味の話に発展したり、おすすめのお店などをシェアしたりする場合も。食にたいする価値観が合うと、お互いに付き合ったあとのことも楽しく想像できそうですね。〝いつか一緒に行きたい店〟を増やして、実行していくデートも〇。
「どんな音楽を聴くの?」
「好きな音楽や好みの食べ物」(20代・東京都)
料理の話題と同じで、音楽の好みを質問するのも◎。ロックやポップス、R&B、メタル、クラシックや特定のアーティスト名など、回答の幅が広いぶん相手の個性を知ることができます。
もしも音楽の趣味が合うことがわかったら、一緒にカラオケをしたり、ライブやフェスに一緒に行ったりと、デートの幅も広がるでしょう。ただし…初デートの際は密室を警戒する女性も多いので、カラオケについては臨機応変な判断を。
「子供の頃の思い出は?」
「小さい頃どんな子供だった?」(20代・愛知県)
「お互いの生い立ち、学生時代のこと、仕事のこと」(30代・宮城県)
「生い立ちを一通り聞く」(30代・神奈川県)
「どんな習い事してた?」(30代・大阪府)
「学生の頃の思い出」(20代・埼玉県)
その人のルーツを知る質問として、子供の頃の思い出を聞いてみるのもアリ。
遠い過去の出来事である以上、苦い思い出や失敗談も、当人にとっては笑い話になっているかもしれません。近況よりもツッコミをいれやすかったり、カジュアルに質問しやすかったり、なにかと盛りあがりやすい話題でしょう。
「もしかして、きょうだいいる?」
「家族・兄弟の話」(30代・神奈川県)
「家族に会っているか」(30代・山口県)
「兄弟はいるか」(20代・愛知県)
「家族のこと」(20代・東京都)
「家族構成」(20代・東京都)
「家族構成や育った環境」(30代・愛知県)
家族の話題はプライバシーに深く関わる部分も多いので、人によってはあまり触れられたくないことも。複雑な家庭環境に生まれた人の場合、初デートでするにはためらわれる話もあるでしょう。しかしそのいっぽうで、相手の育ちや人となりを知るにはとてもいい質問でもあります。
そこでオススメなのが、「すごく気が利くね。もしかして、お姉ちゃんとかいたりする?」「面倒見がいいから、もしかして弟や妹がいるのかなーと思ったんだけど…」と、相手のいいところときょうだいの有無を絡めて質問する方法です。いきなり家族のことを探ろうとするよりも、自然な形で、家族の話題についての反応をみることができます。
わざとらしいお世辞や嘘は×ですが、デート中のふるまいや発言から、相手への素直な褒め言葉を口にするのは悪いことではありません。あわせて、家族の話をそれとなく振るきっかけをつくったうえで、掘り下げていいものかを判断してみましょう。
「これまでどんな恋愛をしてきたの?」
「恋愛の話」(30代・東京都)
「恋愛観」(30代・山口県)
「過去の恋愛話」(30代・東京都)
過去の恋愛話も、家族の話と同様に、人によって感触や印象が大きく異なるテーマです。しかしこちらもまた、相手の恋愛観や異性との向き合い方を知るにはぴったりの質問。お互いに嫌な思いをしないように配慮しながら、話題に出すかどうか判断を。
Oggiが以前実施したアンケートでは、元カノの話をされたくないという女性が6割を超える結果となりました。元カノ・元カレについて過去の話を掘り下げるより、恋愛観や理想の付き合い方など、ポジティブな方向に話を広げるほうが安心できるかも?
その他、価値観を探る質問
「物事の価値観」(20代・大分県)
「どんな番組を観るか」(30代・東京都)
「お金と時間を何に使っているか」(20代・福岡県)
「座右の銘は」(30代・長野県)
ずばり〝座右の銘〟をストレートに聞くという人もいますが、初デートで少しでも相手を見極めようとするのなら、相手の価値観をより深く知ることが大事です。
そもそも価値観とは、
物事を評価する際に基準とする、何にどういう価値を認めるかという判断。(小学館刊行・デジタル大辞泉より一部引用)
のこと。これは初デート時だけではなく、付き合ってからも、仮に結婚して夫婦になってからも、一緒にいるかぎりとても重要な部分だといえるでしょう。
男女100人に「付き合う人に求める基準・条件」についてアンケートをとったところ、やはり価値観を重視しているという声が多数寄せられました。
デートの開始時からいきなり交際を意識するというより、さまざまな質問からお互いの価値観がみえてきたときに、ようやく「付き合ったらうまくいくだろうか」「結婚相手にとてもよさそう」など、具体的なことを考え始める人もいるのでは。
初デートにNGな話題は?失敗したらどう挽回?Q&A

歴戦の恋愛経験者でもないかぎり、初デートでの会話にいっさいのよどみなく、しくじりもなく、百点満点の対応ができたという人はそういないはず。大切なのはなにかあったとき、「しまった…!」「今の発言、やらかした?」ときちんと気づくこと、そしてその後挽回することです。
あるいは、始めからそのようなことが起こらないよう対策をたてておくのも◎。ここではそんな、初デートでNGな話題や挽回方法について、Q&A形式でご紹介します!
A.〝会話のキャッチボール〟という言葉があることからもわかるように、話を盛り上げるために大切なポイントは、「一度話題に出したら終わり」と考えず、「話題を掘り下げ、質問や感想でラリーを続け、新たなテーマに広げていこう」と意識することです。事前のやりとりで色々な話をしたのならば、むしろ好都合。「そういえば〇〇って言ってたよね!」「私は詳しくないから、もっと聞きたいと思っていたんだ」とふたたび話題に上げることで、〝相手の話をききちんと聞き、覚えている〟というアピールにも!
恋愛経験が少ないなかでも、アプリを利用して出会いをつかみ、デートの約束までうまくいっている点は素晴らしいです。相性が悪いとそこまでいかないこともあるでしょうから、まずは肩の力を抜いて、いろいろな意味での〝初デート〟を楽しみましょう。
事前にチャットや電話などのやりとりがあったということですし、〝まったく話したことがなく、相手の性格やコミュニケーション力もまるでわからない状態〟とは少し違うはず。まずは「今日は来てくれてありがとう」「デートができて嬉しい」という、素直な気持ちを伝えてみては。
彼の趣味や好きな食べ物についてすでに知っているのなら、あらためてそちらの話題を掘り下げてもいいでしょう。画面上で文章のやりとりをするのと、実際に対面して、表情や声色とともに会話をするのとでは、同じ話題でも情報量が段違いですからね。
下記に、心地いいコミュニケーションをとるための会話術や、大事なポイントについていくつかまとめました。自信がないようであれば、ぜひチェックしてみてください。
①積極的に質問しよう!
相手が話した内容について質問することは、〝あなたやあなたの話に興味があり、好意的に探ろうとしている〟ことを態度で示す手段に。まるで興味をもたれることなく話をスルーされるよりは、感想や質問を言われたほうが嬉しいという人が多そうです。
ただし、しつこく何質問し続けて尋問状態になってしまったり、ネガティブな方向に話を広げたりするのは×。あくまでもポジティブに、お互い話していて楽しい気持ちになれるような質問を広げるのが〇。
具体的に、どんなふうに聞けばいい?
たとえば…相手の趣味がキャンプだったとして、「キャンプ道具はたくさんもっているの?」と聞いてみたときに…「なんだかお金がかかりそうだね」「そんなにたくさんもってて、無駄にならないの?」「好きなわりにあんまりもってないんだね」なんて反応したら、お互いにいい印象を抱けないかもしれません。
ですが、「大事なコレクションだね!」「それだけたくさんあったら、いろんなキャンプを楽しめそう」「ものを丁寧に使える人っていいよね!」と好意的な反応ができれば、それだけで、会話はいい雰囲気になるはずです。
もちろん…初デートといえど、まるで接客や接待のようにお世辞を言ったり、片方が無理をして場を盛りあげようとしたりする必要はありません。あくまでも、〝これから恋人候補になるかもしれない人と、楽しいひとときを過ごすための思いやりや気遣い〟だということを忘れずに、会話を楽しむスタンスで向き合いましょう!
②目の前にあるものや見たものを話題にしてみよう!
事前に色々ネタを仕込んだり、話題を考えたりして初デートに臨んだとしても…お互い慣れないうちは、会話が途切れて静かな時間ができてしまうかもしれません。
なかには〝沈黙さえも心地よく感じられる人こそ、相性がいい〟とポジティブに考える人もいますが、「どうしよう、話すことがない…」「沈黙が気まずくて耐えられない、向こうもそう思っているのでは…」と、不安になる人だっていますよね。
そんなときに手っ取り早く会話を繋げる方法のひとつが、そのとき目にしたもの・食べているもの・触れているものについて話すこと。
街を歩いていて目に留まった看板やポスター、食事の際、自分が食べているものの感想やコメントなどは、〝お互いが共通で認識できることがら〟についての話題のため、会話が続きやすいでしょう。
③ときには当たり障りない話題も大事!
好印象を与えようとしすぎて、凝ったコメントをしようと意識したり、なにか特別な話題を振ろうと身構えたりすると、肩の力を抜いてデートを楽しめないかもしれません。相手を見極めるために、しょっぱなから質問をしまくる…というのも、相手が窮屈に感じてしまうかも。
とくにデート開始時に大切なことが、「break the ice」です。まずはお互いの緊張をほぐすために、天気の話など、当たり障りなく枕詞的に使える話題をふってみるのも手。
Q.私は失言が多く、いわゆる〝コミュ弱〟なタイプだと思います。そのせいで友人に嫌な思いをさせたり、元彼に「デリカシーがない」と怒られたりすることもありました。今度気になる人と初デートをするのですが、うっかり発言で相手に嫌われないかとても心配です。NGな話題があれば教えてください!
A.初デート中はむしろ緊張していて、誰だって〝いつもの自分〟とはちょっと違う態度になることもあるのでは? それをむしろチャンスととらえ、友人や元彼と接するときとは違う、慎重で丁寧な新しいコミュニケーションを模索してみましょう。まずは初デート時のNGな話題をチェックして、失言を防げるように事前準備を!
【NGその1…初デートでいきなり? あまりにも真剣で重い話題】
初デートの目的は、和やかな雰囲気のなか、まずはお互いの性格や価値観・相性を知ることです。まだまだ知り合って間もないケースも多いでしょうし、いきなりヘビーな話題は×。自分のことを知ってほしいという気持ちがあるにしても、話を切りだすタイミングや雰囲気を考える思いやりが大事です。
【NGその2…暗い雰囲気になりそう! ネガティブな話題】
デートを楽しもうにも、ネガティブな話題が続けば暗い雰囲気になってしまいます。その結果、「つまらないな…早く帰りたい」「なんて反応したらいいかわからない」と思われたら、あまりいい印象を与えられないかもしれません。自己開示したい気持ちはぐっとこらえ、初デートのあいだはまず、楽しい雰囲気重視でいってみましょう。
【NGその3…失礼に感じられがち! 貯蓄や収入についての話題】
お金の話は扱いが難しいため、最初からは振らないほうが無難です。もしも結婚や同棲をいずれ考える場合には、避けては通れない話題ですが…少なくとも初デートでは控えたほうが、失礼な印象にはなりにくいはず。さらには、資産や収入を度外視して相手の人となりを見やすくなります。
【NGその4…承認欲求は抑えめが好印象! 一方的な自慢話】
いくら自分の魅力を知ってもらいたいからといって、一方的に自慢話をするのはNGです。本当にすごいことを成し遂げていたとしても、そればかりでは会話のキャッチボールになりません。相手のことをきちんと尊重して、〝自分が、自分が〟状態にならず、話をしっかり聞く姿勢を大切に。〝話し上手は聞き上手〟ですよ!
【NGその4…それはまだちょっと早くない!? 結婚や出産の話題】
いきなり結婚や将来の話をするのはやや重く、好意的に思われない可能性が。お互いに同じ気持ちならともかく、どちらかが一方的にそのような話を進めても、あまりいい反応は得られないと考えて。
初めてのデートのタイミングで、どこまで相手との未来を考えているか、恋愛対象としてみているかは人それぞれです。〝告白する・されるなら3回目のデートが最適〟という声も多いので、初デートのタイミングでは、そこまで考えられないという人も多いのでしょう。
初デートは、会話が命!
初めてのデートで緊張や不安を抱えているのは、きっとあなただけではありません。デートの相手もきっと、「なにを話したらいいのかな」「どうしたら楽しい初デートになるかな」と、思いを巡らせているのではないでしょうか。
つまり…初デートではうまく話せなかったり、話題が途切れたりしても当然ということです。ふだんはおしゃべりなタイプの人ですら、好きな人を前にして固まったり、しどろもどろになったりすることもあるはず。
思いやりをもって目の前の相手と誠実に向き合えば、たとえ会話がつっかえても、お互いに好印象を残せることでしょう。笑顔と気遣いを忘れずに、一度しかない初デートの時間を楽しんで♡
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ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。



