▼この記事の要点
- みんなが実践する仲直りの方法は「素直に謝る」「冷静に話し合う」という人が多数。自分を客観視する姿勢や、食事や気使いで空気を和らげる工夫も。仲直りは誠実な態度と歩み寄りがカギに
- 仲直りのためのルールは「喧嘩をもち越さない」「感謝を言葉にする」という意識が中心。すぐに答えを出せなくても、向き合う姿勢を見せることが大切。感謝を添えることで、関係修復のきっかけに
- 仲直りの場面では、謝る姿勢や話を聞く余裕、感情を抑える冷静さが重要。意地を張らず、不満を残さないことが信頼回復につながります。仲直りの本質は「相手を思いやる姿勢」。その積み重ねが、より強い絆を育ててくれるはず
自分なりの「仲直りする方法」がある?

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数122名(未回答含む)。
大好きな彼氏なのに喧嘩をしてしまった。仲直りしたいと思うけれどどうすればいいのかわからない…と悩む人は少なくないず。そこで「パートナーと喧嘩したときに自分なりの『仲直り方法』がありますか?」と100人の女性にリサーチしました。
結果は、「ある」…34.7%、「ない」…65.3%となり、1/3以上の人が「仲直りの方法」をもっていることがわかりました。
参考にするべく、具体的な内容についても追加取材しました。
おすすめの仲直りの方法とは?

おすすめの仲直り方法があるという女性たちに、具体的に教えてもらいました。参考になる意見も出てくるはず。
謝る
「すぐに謝って仲直りする」(30代・神奈川県)
「自分から謝る」(20代・兵庫県)
「とにかく謝る」(30代・栃木県)
まず多く挙がったのは素直に謝ること。特に、自分に非があると感じたら、言い訳をせずに「ごめんね」と伝える姿勢が相手の心を和らげます。意地を張らず、早めに謝ることで喧嘩が長引きにくくなるのもポイント。最低限のコミュニケーションが取れることで、仲直りへの道が開けやすくなります。
話し合う
「優しく話しかける。ちゃんと話し合う」(30代・愛知県)
「相手の話を聞いて自分も話をして納得すること」(30代・神奈川県)
「冷静になって話し合う」(30代・山形県)
感情が落ち着いたタイミングで話し合うという声も多数。お互いの言い分をきちんと聞き合い、「何が嫌だったのか」「どうしてそう感じたのか」を本音で共有することで、納得感をもって仲直りできます。責め合わないよう優しい口調で向き合えば、「もう同じことで喧嘩しないようにしよう」と前向きな気持ちに切り替えやすくなります。
自分を客観的に見る
「自分の中で気持ちをまとめる」(30代・東京都)
「気持ちを切り替える」(20代・茨城県)
一旦時間を置き、自分の言動を冷静に振り返るという方法も。感情のままぶつかると本題が見えにくくなりがちですが、気持ちを整理することで「ここは私も言い過ぎたかも」と気づけることがあります。自分を客観視できると謝るポイントも明確になり、落ち着いた仲直りがしやすくなります。
その日のうちに解決する
「寝る前にしっかり話し合って解決すること」(30代・東京都)
「その日のうちに解決する! 自分が悪いと思ったら、しばらくしてから素直に謝る」(30代・佐賀県)
「喧嘩はその日のうちに解決する」とルールを決めている人も多いよう。時間が経つほどモヤモヤが膨らみ、謝るきっかけを失いやすくなります。寝る前に一度話し合うだけでも、気持ちが軽くなるもの。完璧に解決できなくても、区切りをつける意識が関係修復を後押しします。
一緒に食事をする
「一緒に食事をする」(30代・東京都)
言葉がうまく出てこないときは、食事の時間を共有するのもひとつの方法。改まって話合うのは緊張する、という場合にも、同じものを食べることで自然と空気が和らぎ、会話のきっかけが生まれやすくなります。ラーメンや軽めのごはんなど、気負わない選択がポイント。無言でも一緒に過ごす時間が、仲直りの空気感を生んでくれることも。
お詫びのものを渡す
相手の好きなものを添えて謝るという声もありました。ちょっとしたもので、「これ好きだったよね? あなたのことを考えて選んだ」という気持ちが伝わることが大切。言葉+行動がセットになることで、誠意がより伝わりやすくなります。
書き出す
直接話すと感情的になってしまう人には、気持ちを書き出す方法がおすすめ。何が嫌だったのか、自分の反省点はどこかを整理して伝えることができ、誤解を防ぎやすくなります。文章にすることで冷静さを保てるのもメリット。相手も落ち着いて受け止めやすくなります。
仲直りのルールとは

仲直りにはルールをもっている人も多かったですよね。一定のルールをできればパートナーとの間で、もしくは自分の中でだけでももっておくと、仲直りを前向きに捉えることができます。
仲直りはその日のうちに
喧嘩を長引かせないために多く挙がったのが、「その日のうちに仲直りする」というルール。感情が高ぶったまま一晩越すと、不満や誤解が妄想的に膨らみやすくなるもの。また、翌日になるとタイミングが掴めず話しづらくなってしまうこともありますよね。
すぐに結論を出せなくても、「今日はここまで話そう」と区切りをつけるだけでも十分。寝る前にひと言謝ったり、気持ちを伝え合うことで、関係の修復がスムーズになります。早めのリセットが、信頼関係を守る鍵と言えそうです。
「ありがとう」を言う
仲直りの場面で意識したいのが、「ありがとう」をきちんと伝えること。謝罪ばかりに気を取られがちですが、話し合ってくれたこと、向き合ってくれたことへの感謝を添えると、空気がやわらぎやすくなります。
「時間をつくってくれてありがとう」「ちゃんと話してくれてうれしい」といったひと言は、相手の心をほっとさせるもの。感謝の言葉を伝えることは、喧嘩を単なる衝突で終わらせず、関係を深めるきっかけにもなります。
適度な距離感を保つ
すぐに話し合うことが大切とはいえ、感情が整理できていない状態で無理に向き合うのは逆効果になることも。そんなときは、一度距離を置くのも立派な仲直りのルールです。少し時間を空けることで冷静になり、自分の気持ちや相手への伝え方を考え直せますよね。
ポイントは“放置しすぎない”こと。距離を取りつつ、それぞれの感情が落ち着いて向き合えるタイミングを逃さない姿勢が、大人の恋愛関係を支えてくれます。
仲直りをするうえでの注意点とは?

仲直りをするうえで心がけておきたい注意点もあります。しっかり理解しておくことで、いざというときにスムーズな仲直りが叶います。
自分から謝る
「最初の原因に自分に非がなくても1回は自分も謝ること」(30代・山口県)
「自分が悪かった点を明確に述べること」(20代・神奈川県)
「誠実に対応する。きちんとした態度で謝ることです」(30代・鹿児島県)
仲直りの注意点として多く挙がったのが、「自分から謝る」姿勢。たとえ原因が相手にあったとしても、関係を大切に思うなら一度は自分から歩み寄ることが、空気を和らげるきっかけになります。大切なのは言い訳をせず素直になって、どこが悪かったのかを具体的に伝えること。
自分の主張を押し通さない
「自分の意見ばかりじゃなく相手の意見も聞く」(30代・宮城県)
「自分の意見を主張しすぎない。冷静になって謝る」(30代・東京都)
「相手ばかりが悪いと思わない。相手を責めない」(30代・宮城県)
「相手の気持ちを汲み取ること。自分主体の考えだけではダメ。相手の立場になって考えてみる」(30代・愛媛県)
自分の意見ばかりを言うのではなく、相手の話にきちんと耳を傾けることも重要なポイント。感情的になっているときほど「自分が正しい」と思いがちですが、相手の立場に立って考えることで見えてくるものがあります。責める口調を避け、「どう感じたのか」を聞く姿勢が、納得感のある仲直りにつながるといえそうです。
不満を残さない
「なるべくもち越さない。何がダメだったのか話し合う」(30代・愛知県)
「お互い言いたいことを言う。これから気をつけることを決める」(30代・静岡県)
「少しでも不満が残っている状態で仲直りをしない」(20代・東京都)
その場しのぎで仲直りをすると、心のどこかにモヤモヤが残りやすいもの。本音で話し合い「不満を残さない」ことを重視する声が目立ちました。話し合いが難しい場合は少し時間を置くのもひとつですが、最終的には何が嫌だったのかを共有することが大切。今後どう気をつけるかまで話せると、わだかまりも自然と解けるはず。
冷静になる
「仲直り中の話の最中でちょっとひっかかったりイラッとしても耐える」(30代・愛知県)
「感情的にならない。声を張り上げたり、自分の意見ばかり言わない」(30代・神奈川県)
「感情的にならないこと。相手を思いやること」(30代・広島県)
感情が高ぶったままでは、仲直りどころか火に油を注いでしまうことも。まずは自分の言動を振り返り、相手がなぜそう感じたのかを考えるクールダウンの時間をもつことが大切です。途中でイラッとしても感情的な言葉を飲み込み、落ち着いたトーンで話す意識が、関係修復をスムーズにしてくれます。
意地を張らない
「一歩引いて早めに折れる」(30代・京都府)
「相手を傷つけてしまうかも…とあまり自分の中で解決せず、噛み砕かず、そのまま伝えてもいいときもある」(20代・埼玉県)
「言い訳をしない」(30代・佐賀県)
「負けたくない」「先に謝りたくない」という意地が、仲直りを遠ざけてしまうケースも少なくありません。悪いと感じたら早めに折れる、言い訳をしないという姿勢が、結果的に関係を守ることにつながります。無理に自分の中で消化して「もういい!」なんてならず、素直な気持ちを伝えることが、誤解を減らす近道になりそうです。
早めに解決させる
「早いうちに謝る。長引かせない」(20代・東京都)
「ズルズル引きずらない」(20代・福井県)
「謝った後は引きずらない」(30代・山形県)
時間が解決してくれるだろうと放置すると、わだかまりが大きくなりがち。「長引かせない」意識をもつことは重要。早めに謝り、話し合うことで気持ちを切り替えやすくなり、仲直り後も引きずりにくくなります。スピード感は、信頼関係を保つための大事な要素です。
思いやりをもつ
「相手の気持ちを理解しようとすること。落ち着いたトーンで話すこと」(20代・大阪府)
「きつく当たりすぎない。一個人として尊重する」(20代・長崎県)
「悪く言いすぎない」(30代・三重県)
「相手を責めない」(20代・愛媛県)
「責めすぎない。自分の意見ばかりいいすぎない」(20代・和歌山県)
仲直りの場面では、自分の正しさよりも思いやりを優先したいところ。相手の状況や気持ちを理解しようとする姿勢があるだけで、空気は大きく変わります。強い言葉を避け、落ち着いた口調で話すこと、相手をひとりの人間として尊重する意識が、穏やかな和解への道を開いてくれます。
素直に反省する
「そもそも誠実に、相手に対して申し訳ないと思うかどうか」(20代・東京都)
最後に欠かせないのが、素直に反省する気持ち。形式的な謝罪ではなく、本当に申し訳ないと思えているかどうかは、相手にも伝わるものです。自分の非を認める勇気が、信頼を取り戻すきっかけに。誠実さこそが、仲直りを本物にする鍵だといえそうです。
喧嘩をお互いの理解と信頼を深めるきっかけに
長く付き合うば付き合うほどに恋人との喧嘩は避けられないものですが、仲直りのポイントとなるのは意地を張らず、自分の非を認め、相手の気持ちに耳を傾けるのが基本。今回のアンケートから見えてきたのは、特別なテクニックよりも「素直さ」「思いやり」「早めの対応」が何より大切だということ。共感できた人もきっと多いですよね。
仲直りの仕方次第で関係はより深まり、その積み重ねが信頼感を育てます。喧嘩をきっかけにお互いを理解できれば、ふたりの絆は以前よりも強くなるはず。
仲直りは勝ち負けではなく、よりよい関係へのステップアップ。そう捉えられると、恋愛はもっと心地よくなりますよ。
TOP画像・アイキャッチ/(c)Adobe Stock
浦野紗希
20年近く中堅出版社にてアラサー女性向けのファッション誌、ウェディング誌に携わった後、独立。高校、大学と女子校で育ったため、出会いは専ら合コン。就職後はハイスペック男子を求める合コン三昧を経て結婚。現在は一児の母をしながら、WEBメディアにて恋愛相談記事を発信中。幸せをつかみたいみんなに全力で寄り添います!



