目次Contents
▼この記事の要点
- 付き合って3ヶ月は、倦怠期を感じやすいと言われる時期。実際に、男性の約2割は倦怠期を感じたことがある
- 会うのを面倒に思ったり、デートや会話のやりとりが盛りあがらなかったりなど、交際当初のテンションとの違いが倦怠期を感じるきっかけに
- 付き合って3ヶ月の彼女には、「大好き」「もっと会いたい」という、ポジティブな想いを抱いている男性が大多数。倦怠期に負けないカップルでいるために、しっかりコミュニケーションをとって3ヶ月を乗り越えよう!
付き合って3ヶ月=倦怠期になりやすい?

「倦怠期ってなに? 」「みんなが経験するもの? いつ頃くるもの? 」そんな不安を覚えている人のために、事前に知っておきたい倦怠期のあれこれについて説明します。
◆倦怠期の意味
「倦怠期(けんたいき)」とは一般的に、恋人やパートナーにときめかなくなったり、関係がマンネリ化してしまったりしている時期のこと。付き合ってしばらくしてから訪れるカップルもいれば、生涯倦怠期とは無縁のカップルもいるそう。
◆倦怠期はいつ訪れる?
一般的にお付き合いから3ヶ月目あたりに訪れやすいと言われています。
付き合いだして3ヶ月目というのは、好きという感情が落ちつきはじめ、今までは見えなかった相手の性格がよりわかってくるタイミング。そこで、「なんだか思っていたのと違う…」 とギャップを感じ、気持ちが冷めていってしまうカップルもいるようです。
とはいえ、3ヶ月目で必ずしも倦怠期になるとはかぎりません。付き合いだして半年が経った頃や、1年目、または安定している3~4年目に倦怠期になる可能性もあります。一概にいつ訪れるものとは言えず、カップルごとの関係性や距離感しだいだと考えましょう。
【男性100人に聞いた】付き合って3ヶ月・倦怠期を経験した割合は?
※アンケート20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数122名(未回答含む)。
20〜30代の男性100人に、「付き合ってから3ヶ月で倦怠期を経験したことがありますか? 」と質問。すると、24.1%の人が「ある」、75.9%の人が「ない」と回答しました。
付き合って3ヶ月というと、新鮮な気持ちもだんだん薄れ、交際当初とは異なるスタンスで相手に向き合うようになる時期です。そのため、喧嘩やすれ違いが増えて倦怠期に陥ったり、なかには別れたりするカップルもいます。
この時期に倦怠期を感じたことがある男性は、約2割という結果にとどまってはいるものの…「それよりももっと前に別れていた」という回答も複数あったので、やはりカップルにより千差万別といえるでしょう。
【体験談】倦怠期だなと思う理由とは

一緒にいる時間が増えてくると、付き合い始めの頃とはちょっと違う新しい一面がみえるようになります。ときには欠点や価値観の違いを感じることもあるでしょう。
相手の態度や発言に違和感をおぼえたり、徐々に不満やイライラに変わってきたり。もしかして合わないのかも…と思い始めることが原因なのかもしれません。その結果会う頻度が減り、倦怠期を実感する…という流れも。
男性のリアルな声をもとに、具体的に倦怠期だと感じてしまうタイミングや理由をチェックしていきます。
盛り上がるタイミングが減った
「新鮮な感覚が薄くなり、何もかもが当たり前になる。ドキドキが少なくなる」(30代・大阪府)
「感情が湧かなくなった」(30代・新潟県)
交際当初はふたりで体験するいろいろなことが初めてなので、ドキドキワクワクするタイミングも多いですよね。ですが、デートの回数を重ねるごとにいつものデートコースがある程度決まってしまうので、新鮮さが不足してマンネリ気味になる可能性が。
デート中の会話もワンパターンになり、付き合ったばかりの頃のときめきを感じられなくなってしまう人も。「付き合い始めはよかったけれど、最近は楽しくないな…」と思いやすい要素が、付き合って3ヶ月頃には多く生まれるのかもしれません。
一緒にいる時間を面倒に感じる
「会う約束をしたけど、会う気が起きない」(30代・兵庫県)
「面倒くさい」(30代・神奈川県)
「実家に帰省してるときに、連絡が面倒臭く感じた」(30代・栃木県)
ふだんは仕事の忙しさに終われているだけに、「休日くらいはゆっくり自分の時間や友人と過ごす時間をつくりたい」と考える男性も多いでしょう。そんなとき、恋人との約束にあまり気乗りしないのであれば、ちょっと要注意な状態かも!
ドタキャンするのも申し訳ないからとはいえ、会いたくない気持ちを抱えたまま無理してデートをすると、ケンカが起きてしまったり、乗り気ではない気持ちが態度に出てしまったりして、相手に不快感を与えてしまいそう。
連絡やコミュニケーションがそっけなくなる
「彼女からおはようのLINEが来ない」(30代・青森県)
「連絡が少なくなった」(30代・宮城県)
「毎回合う時間やタイミングや会話が上手くいかないとき」(30代・埼玉県)
出会った頃は連絡もマメで毎日のように連絡を取っていたのに、ここ最近は既読さえつかなくなってしまい、簡単なスタンプのみで返信を終わらせられる…そんな状況になると、「倦怠期かも」と実感し始めるカップルも多いよう。
すぐに会話が終わりになるような、「うん!」「 そうだね! 」だけの返信や、淡白で面白みのないやりとりを寂しく思う女性もいるようです。同棲中ならまだしも、遠距離恋愛中でこのようなことが起きた場合は、しっかりに話し合いをしたほうがよさそう。
とはいえ…長続きするカップルのLINEは、短文かつ簡潔なやりとりが多いというアンケート結果もあります。さらりとしたLINEが多くなったということは、それだけ二人の距離が縮まり、親密度が上がっているということかも?
喧嘩が増えた
「冷たくされた」(30代・兵庫県)
付き合って3ヶ月が経過しお互いのことがいろいろとわかってきたところで、言いたいことを言いやすくなる空気感ができることもあります。しかしそのぶん、お互いに欠点の指摘や注意をしたり、不満を態度に出しやすくなったりした結果、喧嘩が増える可能性もあるでしょう。
長く付き合っていれば、誰しも喧嘩の一度や二度は経験するもの。ふたりでこれからも一緒にいるために、ときにはぶつかってわかりあうことだってあるはず。
つまり、喧嘩をすること自体は必ずしも悪とはかぎらないのです。喧嘩の理由やのちの対応が不誠実なものになったり、「ごめんね」を言えずにそのまま別れたりしないよう、ふたりの今後にとって意味のある言い合いをすることが大事です。
倦怠期の乗り越え方とは?

倦怠期だと感じたときは、自分なりに試行錯誤して解消させるような努力をしてみるのも重要。アンケート結果からのアドバイスも参考にしながら、倦怠期を乗り越えるためのポイント9つを確認してみましょう。
気分転換になることをする
「気分を変える」(20代・千葉県)
「趣味を見つける」(20代・北海道)
「美味しいものを食べる」(20代・山口県)
「ストレス発散方法としてたくさん遊んだりする」(20代・北海道)
「寝る」(30代・栃木県)
「2人で思い切り遊べる場所に行ってみる」(20代・神奈川県)
「普段しないようなことを二人でする(旅行、遠出、など)」(20代・滋賀県)
「新しいことをする」(30代・東京都)
マンネリ化を払拭するためには、ふたりで刺激を求め合える新しいことにチャレンジしてみると効果的!
普段と違うところにデートに行ったり、何か特別な料理をつくってあげたり、性行為に関して普段と違うドキドキのスパイスを追加したりなど、方法は人それぞれ。自分たちに合った内容で新たな一歩を踏み出してみて。
解決するために話し合う時間をつくる
「コミュニケーションを積極的に取る」(30代・埼玉県)
「話し合いながらサプライズプレゼントをし合いながら距離感を大切に考えて動く」(30代・埼玉県)
「話し合うこと。ともに楽しさも苦しさも乗り越えると倦怠期もすぐに過ぎてしまう」(30代・大阪府)
「話す機会を増やす」(20代・東京都)
「相手とよく話し合う」(30代・静岡県)
コミュニケーション不足から倦怠期に発展している可能性も考えられます。そんなときには、しっかりふたりで話せる時間をつくることが大切。
すれ違いの原因は何か、今後どうしていくかという課題を解決させることを意識し、まだ愛情があることをしっかりと伝えましょう。円満な関係でいられるように、お互いの気持ちを尊重した話し合いができれば申し分ないです。
時間にまかせる
「自然と乗り越えた」(30代・兵庫県)
「自分の時間を大切にする」(30代・高知県)
「時間は薬」です。頭であれこれ考えて悩むよりも、いったん相手と距離をおいたり、そのままの状態を受け入れたりすることで、時間の経過とともに問題が解決することは多いでしょう。
倦怠〝期〟というからには、あくまでも時期的な一過性のものとわりきるのも〇。カップルとして一緒に過ごす時間が長ければ長いほど、幸福度やラブラブ具合にも波があるというものです。
相手への思いやりを大切にする
「思いやる気持ちを持つ」(30代・愛知県)
「相手のことを思いやる」(20代・大阪府)
「相手の気持ちをちゃんと考えて、常識ある行動をする」(20代・熊本県)
お互いに慣れてくると一緒にいることが当たり前に感じられ、照れくさくて感謝の気持ちを伝え忘れがち。恋人として一緒にいてくれることを当たり前とは思わずに、普段から感謝の気持ちを定期的に伝えるように心がけ、相手に対しての態度を見直すことも必要です。
鈍感な性格だと自負している人は、特に注意が必要。「言わなくてもわかるでしょ? 察してよね? 」という態度でいると、相手は不安を感じてしまいます。言葉にして相手に届け、そこに行動をあわせることに意味があるのです。
愛情表現をする
「愛情表現」(20代・熊本県)
「愛情表現を怠らないことや、サプライズ的な行動を起こすこと」(30代・高知県)
感謝を伝えるのみならず、しっかり愛情表現をすることも大事です。「大好きだよ」「愛してる」の言葉はもちろんのこと、ハグやキスなどのスキンシップや、記念日のお祝い・プレゼントなども愛情表現の一種。付き合って3ヶ月経ちお互いに慣れてきた頃合いにこそ、初心に返るかのようなアプローチやサプライズを大切に。
とくに〝釣った魚にエサをやらない〟タイプの人は、付き合う前や交際直後の態度と、時間が経過したあとの態度が大きく異なることがあります。どれだけ時をかさねても、お互いに素の姿で触れ合うようになっても、変わらない愛情表現がそこにあるだけで信頼は深まるでしょう。
距離をとる
「少しだけ距離をおく」(30代・島根県)
「少し距離をおいて見直す」(30代・大阪府)
「実際に会う頻度を減らす」(30代・埼玉県)
「適度な距離感を保ちながら、付き合うのが大切だと思います」(30代・東京都)
〝灯台下暗し〟という言葉かわらもわかるように、近くにいればいるほどに、かえって見えにくくなってしまうものがあります。
付き合いたての勢いのままに、毎日のようにベタベタとくっつき、四六時中連絡を取り合い、それが叶わない日には不機嫌になり…という距離の近すぎる付き合い方をしていると、付き合って3ヶ月頃には疲れているかも。相手の嫌なところばかりが目について、いいところや好きなところがかすんでしまうかもしれません。
どんなに仲のよい恋人同士であったとしても、ほどよい距離感を意識したほうが長続きしやすい傾向にあるそうです。わざと冷たくしたり無理矢理離れたりする必要はありませんが、倦怠期を感じ始めているようであれば、少しだけ距離をおいてみることも大事。
無理をしない
「無理に連絡しなくなったら戻った」(30代・栃木県)
恋人にいいところを見せようと頑張りすぎたり、倦怠期に不安をおぼえてついつい連絡をしすぎたり…なにかと肩に力が入りがちな付き合い方をしていると、お互いに疲れてしまいそう。付き合って3ヶ月経ったのであれば、自然体の自分や、ありのままの姿を受け入れあうほうが雰囲気もよくなるでしょう。
なかには、「恋愛系配信者や他の人に相談する」という声も。自分ひとりで倦怠期問題を解決しようとせずに、友人や知人など、第三者の意見を聞いてみるのもひとつの手です。恋愛スキルが高く経験豊富な人に心当たりがあれば、相談することでいいアドバイスをもらえそう。
自分を磨く
「自分磨きを忘れないこと」(30代・埼玉県)
お互いに新鮮味がなくなって倦怠期を迎えているのだとしたら、自分磨きによって魅力を高めることで、出会った頃のときめきや恋する気持ちを思い出させられるかも。髪型を変えたり、ふだんと違うテイストの服を着たりして、会ったときに〝まだまだあなたの知らない魅力がある〟ことをアピールしていましょう。
あるいは倦怠期に乗じて距離をおくのであれば、会えない期間にダイエットをしたり、資格勉強をしたりするという手も。磨いた自分が無駄になることはないので、恋愛とは関係なく、人生を豊かにするきっかけにも繋がります。
特に気にしない
「いつも通り」(30代・東京都)
いろいろなことを試したり、人からアドバイスをうけたりしても、結局どうしたらいいのかわからずに空回りするケースもあります。そんなときは一度考えるのを辞めてみて、自然な気持ちで交際を続けましょう。
肩の力を抜いてみると、どこかのタイミングでいつの間にかいつものふたりに戻っている可能性も考えられます。頑張り過ぎない、割りきるという行為もたまには必要なのかもしれません。
【男性100人に聞いた】付き合って3ヶ月頃の恋人に対する想いとは?

実際のところ、男性にとって〝付き合って3ヶ月〟とはどのような時期なのでしょう。この時期、恋人にどのような想いを抱くものなのかアンケートをとってみました。
倦怠期に繋がるようなネガティブな回答よりは、意外にも、彼女への愛情が感じられるポジティブな回答が多く集まっています。
「好き」
「愛おしさ」(30代・奈良県)
「好き」(20代・熊本県)
「好きという気持ちは変わらず」(30代・兵庫県)
「付き合い始めたときよりも、もっと相手のことを知ることができて、より好きになった」(20代・神奈川県)
「好きな気もばかりでうまく考えがまとまらなかった」(30代・埼玉県)
「大好きな気持ちが高まる」(30代・埼玉県)
「好きな気持ちでいっぱいだった」(20代・熊本県)
「好きな気持ちで溢れていた」(30代・埼玉県)
「変わらず好き」(30代・埼玉県)
付き合って3ヶ月めという時期は、まだまだ新鮮な気持ちでいられる男性が多いようです。倦怠期の〝け〟の字も感じさせないような、熱烈な愛情や恋心を抱いている人からの回答が集まりました。
倦怠期になりやすい…と言われている時期だとしても、あくまでもそれは一般論。実際には、付き合い始めと変わらずラブラブでいられるカップルのほうが多いということがわかりますね。
「一緒にいたい」
「これからも大切にしていきたいと思っていた」(30代・東京都)
「一緒にいたいと思った」(30代・大阪府)
「大切にしたいという思い」(30代・埼玉県)
「一緒にいて楽しい」(30代・島根県)
「感謝の気持ちを忘れず、親しき中にも礼儀あり」(30代・大阪府)
たとえば月に1、2度しか会えないようなカップルにとっては、付き合って3ヶ月目はほんの序章です。3ヶ月経ったといえど、まだ5回ほどしかデートをしたことがない…という人もいるでしょうから、「もっと一緒にいたい」という気持が強まる時期なのかも。
つきあい方やお互いの温度感はカップルそれぞれです。付き合って3ヶ月経ち、よりいっそう、彼女のことが大切という気持ちを高める男性もいます。
「会いたい」
「会いたい気持ちがつよかった」(30代・兵庫県)
「早く会いたいなど」(30代・高知県)
大好きな彼女の顔を早く見たい、という想いから、次のデートを心待ちにする人も。
なかには、仕事中にまで相手のことを考えた…という回答もありましたので、気持ちがかなり盛り上がっている男性も少なくないようです。付き合って3ヶ月目は倦怠期どころか、むしろ〝これからがもっと盛りあがる時期〟なのかもしれません。
とあるアンケートによれば、週に1~2回はデートをしているカップルがもっとも多いようです。デートの頻度としては高いようにも思えますが、それくらい会いたい・一緒にいたいと思える相手と付き合えれば、倦怠期も吹き飛ばせそう。
「かわいい」
「可愛い」(30代・大阪府)
彼女の仕草や発言にキュンとして、「俺の彼女ってかわいいな」とかみしめられる幸せも、長いようで短い〝付き合って3ヶ月〟という時期のありかたを思わせます。
3ヶ月が経過して、相手の欠点や価値観の違いが見えてきたとしても、それと同じくらいに新しい魅力や意外な一面が見えてくることだってあります。意外性のあるその姿に、さらなる魅力を見出し愛が深まる人もいるでしょう。今まで知らなかった一面を知ることは、なにも悪いことばかりではないのです。
「もっと知りたい」
「いろいろと相手のことを知ろうとする」(30代・高知県)
交際が始まった瞬間から、相手のことをすべてわかっている人はいないはず。ともに過ごす時間を経て、徐々に理解を深めていくことがほとんどでしょう。
付き合って3ヶ月となると、〝いろいろな一面が見えてきてはいるものの、まだわからないことも多い〟頃合いではないでしょうか。付き合う前は自分のことをよく見せようとし、欠点を隠したり、背伸びをして取り繕ったりしている人も多いですから、「もっと深くわかりあいたい」「いろいろな表情が見たい」という気持が高まる時期なのかも。
「不安」
「飽きた」(30代・東京都)
「なんか面倒くさいな」(30代・栃木県)
「会いたいようで会いたくもない気持ち」(30代・大阪府)
集まった回答は、すべてがポジティブなものというわけではありません。付き合って3ヶ月の彼女にたいして、不安や面倒くささを感じる男性からの声もありました。
3ヶ月経つよりも前に別れるカップルも多いことを考えると、この時期にネガティブな気持ちを抱く男性がいるのも当然です。不安や不満が積み重なって、「早く別れたほうがいいのかな」と悩みだす人もいるでしょう。倦怠期がそのまま関係の終わりに繋がらないよう、コミュニケーションをしっかりとり、対話を重ねることが大事です。
男心を理解して倦怠期を乗り越えよう! 彼と長く付き合うためのQ&A

せっかく結ばれた大切な彼とは、できることならば3ヶ月よりもずっと先…末永いお付き合いを見据えて付き合いたいものですよね。ここでは、「たった3ヶ月で倦怠期に負けている場合じゃない!」という人のために、男心をQ&A形式で解説します。
A.倦怠期がいきすぎてお互いの気持ちが冷めているのなら、今後についての話し合いが必要な場合も。ごまかしながら付き合っていても、いずれは別れてしまう可能性があります。あえて連絡をとらずに距離をおいて、冷却期間を設けるのもひとつの手
適度な距離感を保って、干渉しすぎない関係を維持することは長続きの秘訣でもあります。交際当初の盛り上がりが忘れられず、現状との温度差に不安をおぼえる気持ちはよくわかりますが、スタート時のテンションのまま生涯添い遂げられるカップルなどほとんどいないと考えましょう。
まずは冷静になって、彼氏との現状を見つめ直すのが吉。そのうえで、「最近疲れてる?」「私になにか、不安とか不満はない?」と、彼の気持ちをヒアリングするところから話し合いを始めましょう。
間違っても、「前より冷たくなったよね。別れたいの?」「浮気でもしてるの?」と、いきなり彼を責め立てることのないように気をつけて。一度別れてしまうと復縁は難しいので、後悔のない選択ができるように、お互いの本心をさらけ出し合いましょう。付き合って3ヶ月経っているからこそ、腹を割って話しやすい部分もあるはずです。
彼氏・彼女の関係だとしても、お互いひとりの人間であり、それぞれの人生があることには変わりありません。お互いが実りのある毎日を過ごせるように、趣味や友人との時間を増やしプライベートを拡充するのもおすすめです。
冷却期間を経てふたたびラブラブな時間を取り戻せるカップルもいるようなので、「まだ3ヶ月だから…」と躊躇せず、必要だと思ったら提案してみるのも〇。距離をおいて頭が冷えることで、再会したときに新鮮な気持ちがよみがえるかもしれません。
Q.彼は人前でいちゃいちゃするのを嫌がります。私としては手を繋ぐくらいしたいのですが、付き合って3ヶ月経っても状況は変わりません。これって、ちょっと早い倦怠期なのでしょうか?
A.照れくさい・恥ずかしいという気持ちが強いからといって、愛情が薄いというわけではありません。彼には彼の価値観があることを理解して寄り添えれば、彼も彼なりに、あなたの価値観に寄り添おうとしてくれるかも
倦怠期といえば、スキンシップが減って触れ合う機会が少なくなることもあります。
月に会える回数が少ないのならなおのこと、会えたタイミングでたくさんスキンシップをとりたいと思うのが女心。それに応えてくれない彼との関係に、不安をおぼえる気持ちはよくわかります。
とはいえ付き合う期間に関係なく、彼にも彼なりの考え方や気質があります。あなたの場合は倦怠期というよりも、お互いの価値観が異なっているだけといえそうです。
あるいは週に何度も会っていたり、同棲をしていたりするのならば、「その気さえあればスキンシップなんていつでもとれる」と彼が安心してしまっているのかも。今さら考えを変えるようなきっかけを掴みにくくなってしまい、手を繋ぐ機会を逃しているだけとも考えられます。
強引に彼を思い通りにしようとすると、それこそ気持ちがすれ違い倦怠期になりかねません。セックスレスになっているわけでないのであれば、いったんは静観しつつ、「記念日のデートだけは手を繋いでもいい?」など条件付きのかわいいお願いをしてみるのも手。
最後に
付き合って3ヶ月の時期は、一般的には倦怠期に突入しやすい頃合いだと言われていますが…まだまだ彼女にたいする愛が強い男性が多く、状況はカップルによって異なることがわかりました。
もしも倦怠期の雰囲気を感じたら、まずは冷静に、ふたりの関係を見つめ直すことが必要。これからも気持ちよく交際するには何か大切なのか、どうしていくべきなのか、お互いの気持ちを確認し合いましょう。相手の気持ちに寄り添いつつも本音で向き合うと、もっと絆も深まります。
付き合ったばかりの頃を思い出して、「あのときは…」と比較するのはNG! 今の彼自身にもしっかり目を向けて、いいところを見つけてあげて。
3ケ月は倦怠期で破局しやすいというジンクスに打ち勝てる、ラブラブなふたりでいてください♡
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ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。