目次Contents
▼この記事の要点
- 「重い女」とは、自分の好意や愛情を相手に押しつけ、負担を感じさせる行動をとってしまう女性のこと。実際に付き合ってみて初めて、相手女性の重さに気がつく男性も
- 嫉妬や束縛をしがちで、自己中心的な一面がかいま見られる「重い女」。「愛が深い女」との差は、〝自分の価値観や一方的な想いを押しつけている〟かどうか
- 「重い女」の恋愛においては、相手以上に本人が疲れてしまうことも多い。脱・重い女を目指すのならば、精神的・経済的な安定を意識して自分に自信をもとう!
「重い女」とは?

はじめに、「重い女」という言葉の意味についてチェックしてみましょう。
重い女とは、好きな人に夢中になってしまうあまりに自分の感情を押しつけすぎて、相手に負担をかけてしまう女性のこと。
自分と彼のふたりだけの世界をもちたがり、精神的に不安定で恋愛以外のことはうわの空になりがち。「相手のため」と言いつつも結局は自分本位に、相手を束縛したり、行動を制限したりする身勝手な行為が多いのが特徴です。
「めんどくさい女」と似たような意味合いをもちますが、「重い女」のほうが、ネガティブな意味合いで使われることが多いでしょう。
【女性に聞いた】あなたの周りに「重い女」はいる?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に、「あなたのまわりに重い女はいる? 」と質問したところ… 25.8%の人が「はい」、74.2%の人が「いいえ」と回答しました。
全体の3割弱の女性の周囲には、「重い女」がいるようですね。自分はそうならないように、反面教師にして学んでいるという意見もありました。
【男性に聞いた】あなたの周りに「重い女」はいる?
※アンケート20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数122名(未回答含む)。
続いて20~30代の男性100人にも、「あなたの周りに『重い』と感じる女性はいますか?」と質問したところ…15.6%の人が「いる」、84.4%の人が「いない」と回答。女性のアンケート結果に比べ「重い女が周囲にいる」という人は少なく、わずか15%ほどとなりました。
これは、「重い女」にみられる特徴や気質が〝男性目線では、実際にお付き合いしてみないとわからないことが多い〟からかもしれませんね。友人、知人としての関係性にしかない場合、女性側も、男性に自らの重い一面を見せることはないでしょう。
相性のいい魅力的な女性に対し、「付き合ったら楽しそうだな」と思い恋人同士になったのに…実はとんでもなく「重い女」だったことが後から発覚し、頭を悩ませている男性もいるはずです。
【女性に聞いた】「重い女」の特徴とは?

自分が「重い女」にならないためには、「重い女」の特徴を知っておくことが大切です。
皆さんからのアンケートで、特に意見が多かった6つの特徴をピックアップ。女性視点での「重い女」の特徴を一緒に確認してみましょう。
連絡が多い
「メッセージの返信を異常に早く求める」(20代・神奈川県)
「LINEをひと言ずつ連投する人」(30代・秋田県)
「すぐにLINEなどの返信が来ないと怒る」(30代・岐阜県)
「重い女」はとにかく連絡頻度が高く、少しでも相手と繋がっていたい願望が強いようです。
連絡がないと不安になったりヒステリックに怒りだしたりして、文章やスタンプを連投し、「どこにいるの?」「なにしているの?」としつこく連絡してしまうことも。
恋愛体質
「私なしでは生きられないようにしたいって言ってる」(20代・東京都)
「愛が強すぎる」(20代・福岡県)
「彼氏ができると付き合いが悪くなる」(30代・東京都)
恋愛体質の女性は、何より彼氏が一番。仕事や友人と前から決まっていた予定があっても、それを犠牲にしてふたりの時間を優先しがち。彼からの呼び出しやお誘いに即座に応じられるよう、何においても彼中心の考え方をするように。
とにかく恋人を大切に思うがあまり、依存心や執着心も強く、周囲が厄介な問題に巻き込まれることもあるようです。一歩間違えれば、友人や知人に厄介な存在として扱われてしまうかも…。
考え方が自分中心
「承認欲求が高い」(20代・香川県)
「付き合っている人の携帯を見る。束縛が激しい」(30代・神奈川県)
「彼氏の携帯を会うたびにチェック」(30代・東京都)
「余計なことも確認したがる」(30代・北海道)
「これだけ私が愛しているのに理解してくれない」「全然好きって言ってくれない」などの利己的な発言が多く、さまざまなことを望んできます。
自分が納得できる愛され方をされないとワガママを言い出す場面も多いので、一方的な重い愛を面倒に思う男性もいるでしょう。
どこで何をしているか知りたがる
「いつまでもひきずる」(30代・広島県)
「いつまでも同じ人に執着し、ネットストーカーまがいのことをする」(20代・兵庫県)
彼氏のスケジュールを管理したがる「重い女」もいます。デートの予定が入っていない日は、どこで誰と何をしているかまですべてを把握し、彼の一挙手一投足を知りたがる傾向に。
彼氏のSNSを監視したり、位置情報アプリなどで今いる場所を確認したりすることもあるので、彼氏側も束縛に耐えられなくなる場合が。過度な詮索や束縛は、別れのきっかけにもなりかねません。
嫉妬深い
「好きな人のことを追いかけてストーカーしたり、他の女性と話しているだけで嫉妬する」(30代・兵庫県)
「束縛する、尽くしすぎる」(20代・山形県)
嫉妬という感情は「彼を他の女性にとられたくない!」「自分以外は見て欲しくない!」などの不安や恐怖心などから湧き出す想いです。
本気で彼氏を好きな気持ちは伝わってきますが、自分に自信がなかったり、周りに女性が多い環境が気に入らなかったりするのかもしれませんね。「重い女」は、もしかすると「自分に自信がない女」とイコールの可能性も。
結婚願望が強い
「結婚の話ばかりする」(30代・東京都)
「重い女」は独占欲が強いので、好きな人を自分だけのものにしたいと考えがちです。結婚したら幸せになれると思いこみ、何かと話題に出してくる傾向が。
交際直後のラブラブカップルならよくある話かもしれませんが、結婚への執着が異常な場合は注意が必要です。彼と結婚したくてたまらないはずなのに、その気持ちがかえって結婚を遠ざけることになったら辛いですよね。
【男性に聞いた】「重い女」の特徴とは?

今度は男性目線での「重い女」の特徴をチェック。女性の認識とのあいだにズレがないかどうかも含めて、男性に「重い」と思われる行動をしっかりみていきましょう。
束縛癖がある
「束縛、独占欲が強い人」(30代・宮城県)
「束縛する」(30代・神奈川県)
「束縛が強い」(30代・千葉県)
「束縛が激しい」(30代・東京都)
「束縛が激しい」(30代・千葉県)
「束縛が激しい」(30代・三重県)
「束縛がしてくる」(20代・宮城県)
「束縛してくる」(30代・愛知県)
「相手を束縛する人」(30代・鳥取県)
「束縛する性格」(30代・兵庫県)
女性へのアンケート結果ではそこまで出てこなかった、「束縛」についての回答がもっとも多く寄せられました。男性にとって、彼女からの束縛行為はとにかく重く感じられる要因に。
束縛とひとくちに言っても、その内容や度合いは人によってさまざま。異性と会話をするだけでも怒る女性もいれば、連絡のやりとりや食事など、浮気のきっかけになりうる行為を禁止ししようとする女性もいるでしょう。
異性の存在とは無関係に、「週末は必ず私とのデートを優先して」「つねにどこにいるかLINEして」と強要するなど、行動を制限したり監視したりする場合もあります。お互いが納得したうえでフェアなルールをつくったのか、それとも一方的に束縛されているのか、状況によってとらえ方が変わりそうですね。
連絡の頻度が多い
「連絡が多い」(30代・鹿児島県)
「連絡が頻繁」(30代・北海道)
「毎日連絡が来る」(30代・神奈川県)
「連絡してくる回数が多い。同意を求めてくる頻度が多い」(30代・岐阜県)
「連絡をせかす」(30代・群馬県)
「連絡回数」(20代・兵庫県)
「連絡頻度が多い」(30代・鹿児島県)
重い女性は、付き合うと連絡の頻度が多くなりがちです。相手のことをつねに把握していたいという願望や、寂しさを感じなくて済むように繋がっていたいという気持ちから、四六時中スマホが手放せずLINE中毒状態に…なんてこともあるでしょう。
「おはよう」から「おやすみ」の時間までつねにやりとりをしていたがるような女性は、男性にとって重いだけでなく、ときには鬱陶しく思われかねません。暇で他にやることがない印象を与えることもあるので、過度な連絡は女性としての魅力を損なってしまうかも?
カップル間で「毎日でもLINEをしたい」と考えている人は、半数以下というアンケート結果もあります。自分が連絡をとりすぎていないかどうか、あるいはそれで相手に負担を強いていないかどうか、ときどき客観視してみましょう。
なんでも把握しておかないと気がすまない
「人の行動をいちいち聞いてくる」(30代・東京都)
「行動に過剰に干渉する」(30代・東京都)
「SNSでいつ誰にどういった内容のリプを送ったかまで、完璧に把握されたりされるときついです」(20代・東京都)
自分と会っていないときに、どこで誰と何をしていたのか、彼のすべてを詮索しようとする女性は重いようです。
彼にやましい部分があるのならまだしも、そうでない場合には「もしかして、浮気を疑われてる?」と不信感を抱かせたり、「自分だけの自由な時間がとれなくて疲れる」と思われたり。なにかと、〝自分のやりたいことを好きなようにやりにくい〟状態へ彼を追い込んでしまいます。
ネガティブ思考になりがち
「ネガティブ」(30代・東京都)
「暗い」(30代・静岡県)
「暗い」(30代・神奈川県)
「ネガティブ思考で嫉妬深い人」(30代・千葉県)
「マイナスの言葉ばかり言っている」(30代・埼玉県)
「恋愛しても悪いことばかり想像してしまう」(30代・東京都)
「ネガティブ発言しまくる人」(30代・京都府)
「ひとつのことをひきずる」(30代・和歌山県)
「昔のことをずっと言っていたり、ネガティブな発言が多い」(30代・茨城県)
男性人気が高いのは、明るく優しい性格で、笑顔の多いポジティブな女性です。一緒にいて楽しい気持ちになれる女性と付き合いたい…という男性が多いぶん、ネガティブで暗い性格の女性は重く感じられるのかも。
「どうせ私のことなんて好きじゃないんでしょ」「いつかは別れるんだし」と、彼の愛情を否定するようなネガティブ発言は×。たとえ〝試し行動〟であったとしても、せっかくのいい雰囲気が台無しになっては元も子もありません。
考えすぎ
「考えすぎな人」(30代・岡山県)
「思い込みが激しい」(30代・福島県)
「過剰に心配してくる」(30代・栃木県)
「関係を気にする」(30代・宮城県)
「過去にとらわれてありもしないものを追いかけて依存している」(30代・東京都)
ネガティブ思考の一種ではありますが、何かと考えすぎている女性も「重い女」と思われる傾向に。まだ起こってもいないことを悪いほうへ想像したり、自分の思い込みで相手を心配しすぎたりすると、負担を感じさせてしまうでしょう。
リスクヘッジができているのはいいことですが、その結果相手の行動を制限するなど、人に同じ考え方を強要するのは×。ときには静かに見守り、相手を信じて任せることも愛情です。
執着心が強い
「しつこい」(30代・福岡県)
「しつこい」(20代・茨城県)
「しつこい。束縛」(30代・埼玉県)
「ネチネチ」(30代・北海道)
「執着が強い」(20代・福岡県)
「執着する」(30代・北海道)
「しつこく迫る人」(30代・東京都)
「愛情表現がしつこい」(30代・神奈川県)
たとえ彼が嫌がっていたとしても、「なんでもないよ」と言われても、しつこく質問したり迫ったり…。
言動があまりにも一方的だと、「こんなに愛されてうれしい」という気持ちよりも、「疲れる」「面倒くさい」という嫌悪感のほうが勝ってしまうもの。ほどよい距離感をもって付き合える相手のほうが、喧嘩やトラブルも少なく、やりやすい…という人は多いでしょう。
メンヘラ気質
「メンヘラ」(30代・神奈川県)
「メンヘラ」(20代・東京都)
「病んでいる女性」(20代・福島県)
「頻繁に別れをチラつかせる」(20代・東京都)
「ヤンデレ」(20代・千葉県)
メンヘラとは、メンタルヘルス(心の健康)に問題を抱えている人を揶揄したネットスラングの一種。「重い女」の特徴として挙げられることが多く、当人のみならず、パートナーまで大きなストレスを抱える場合があります。
なかには共依存状態に陥り、「振られたらもう生きていけない」「別れるくらいなら死ぬ」などの、一か百かの極端な考え方で相手に迫る人も。幸せなはずの恋愛で人生がより辛くなってしまわないように、適切な治療を受けたり、お互いの状況を客観的に話し合ったりする必要があるでしょう。
自分の価値観を押しつけようとする
「恩着せがましい」(30代・愛知県)
「相手に気持ちを押しつける」(30代・大阪府)
「自分を100%大好き、それを人にも求める」(30代・千葉県)
「自己中心的。自分のくだらない相談ばかりして、相手に感謝しない。テイカー女」(30代・東京都)
「きつい性格」(30代・宮城県)
ただの「愛情深く熱心な女性」ではなく、「重い女」だと思われるゆえんはここにあります。相手の事情や気持ちを鑑みず、自分の想いや考えを押しつけるかのような行動が、男性に〝重さ〟を感じさせる原因です。
「受け止めてあげたいけれど、そこまでのキャパシティはないよ」と彼が自分を責めてしまっては、せっかくの関係もうまくいきません。相手がどれだけ優しくおだやかで、器の大きい男性であったとしても、自分と同じ人間であることは忘れないようにしましょう。
すぐに感情的になる
「いつもイライラしている」(30代・熊本県)
「他の女と話すと怒る」(30代・北海道)
「八つ当たりで迷惑行為ばかりしている」(30代・兵庫県)
意図的なものでなかったとしても、自分の機嫌で相手を振り回すのは「重い女」の特徴。男女問わず、感情的な態度をとる人は「めんどくさい人」として嫌われがちです。
怒りをぐっとこらえてひと呼吸おいたり、不安や寂しさをまずは飲み込んだうえで、冷静に話をしたり…そんな、〝大人の対応〟が苦手な人は要注意。重いと思われないためだけでなく、友人や知人・職場の人との人間関係を円滑にするためにも、アンガーマネジメントを意識してみましょう。
自立できていない
「自己決定ができない女性」(30代・埼玉県)
「自分のことをおざなりにしている人」(30代・東京都)
恋愛体質で依存気質な「重い女」は、人生の中心が自分ではなく、彼氏や好きな人の存在になってしまうことが多いようです。
仕事が不安定だったり、貯蓄がなく将来に不安を抱えていたりすると、おのずと〝自分を深く愛してくれて守ってくれる存在〟に逃げてしまうのかも。結果的に彼の家へ転がり込んで生活の基盤をゆだねたり、なにもかもの決定を彼に任せたり、恋愛がうまくいくかどうかに人生が左右されてしまう場合が。
「重い女」になってしまう理由とは?

「軽い女」に比べれば「重い女」のほうがまだマシ…と思う人もいそうですが、彼氏のことを好きすぎるあまりに、不安な気持ちが強くなるとお互い辛いですよね。
どんなことがキッカケで「不安」=「重い女」として結びついてしまうのか、具体的な内容を確認してみましょう。
◆「不幸慣れ」してしまって幸せであることが怖い
彼氏がいない状態が長く続いた人に多いのが、あまり幸せな状態に慣れていないため、「彼を失って、またひとりになるかもしれない」「こんな幸せが長く続くはずがない」「自分が幸せになれるわけがない」など、自分でも気づかぬうちにネガティブに物事を考えてしまうタイプ。
そんな幸せ恐怖症の人は、知らず知らずのうちに、自分から幸せになることを拒否してしまっていることも。せっかく彼氏ができてハッピーな毎日なのに、自ら不幸のループに陥って、勝手に不安になってしまっているのかもしれません。
◆自分の気持ちがコントロールできない状態が不安
彼氏のことが好きすぎて、その気持ちをコントロールできず、いつでも彼氏のことで頭がいっぱい。付き合い始めの頃はそれでもよいですが、日常生活に支障が出始めたら、それはちょっと危険なサインです。
彼のことしか考えられない状態が長時間続くと、彼以外の心の支えがなくなり、他のことに集中できなくなったり、精神的にも不安になってしまいます。また、気持ちの切り替えがうまくできないと、仕事や人間関係にも支障をきたしてしまうかも。
◆いつか彼氏のことを束縛してしまいそう…?
「どこで誰と何をしているんだろう…?」と四六時中、彼氏の動向が気になって、1日に何度も連絡をしてしまう。そんな女性も多いのではないでしょうか。そうなると、彼氏は束縛されていると感じ、あなたのことを重い女性だと思い始めてしまうかも。
また、ただの女友達や同僚の女性に嫉妬してしまったり、何をしていたのか追求してしまったりするのも要注意。多少のヤキモチはかわいくて男性側もうれしいものですが、度を過ぎると、「自分って信用されていないのかな…」と、あなたの愛情を息苦しく感じてしまうかもしれません。
「重い女」にならないための対策とは?

好きな気持ちが加速しすぎて少し暴走気味になっていませんか? 「重い女」にならないようにするためには、一方的な愛情表現は捨てて、自分なりに生活習慣や考え方を変えてみる必要があります。
対策として、6つの優れた考え方&アクションをお伝えします。
自分に自信をもつ
「自分の言ったことに反する行動はとらないようにする」(20代・北海道)
「物事は自分軸で考え、周りとのすりあわせをしていく方がよい」(30代・栃木県)
「自分を客観視したり、相手の気持ちに立って物事を考えることを心がける。あと自立した人間でいること」(30代・香川県)
自分に自信がなく気持ちにブレがあることから、嫉妬をしたり彼を制限してしまうのでしょう。自分を客観的に見られるように、すぐに感情的にならないように気持ちを整えるところから始めてみて。
また、自分が頑張ったことがあれば心から褒めて認めてあげることで、承認欲求が満たされ自信をもちやすくなります。
恋愛以外のことに目を向ける
「相手は相手、自分は自分なので自分の楽しみを見つける。自立心を身につける」(30代・神奈川県)
「恋人だけに依存しないように、友達や趣味などの依存先を増やす」(20代・千葉県)
「ひとつのことに依存しないように心がける」(30代・福岡県)
「自分の好きなものに集中する能力。色んなことに興味をもち好奇心を養うこと」(20代・兵庫県)
彼がいなくてもひとりで楽しめる趣味を見つけるのもひとつの方法。また、思いきって〝仕事中は連絡をとらない〟などのルールを決めて、彼のことばかり考える状態を自分からやめてみる心がけも◎。
ひとりの時間を楽しめる女性になったほうが、彼氏にとってもきっと魅力的ですよね!
思いやりをもつ
「相手のことも考える。自分の感情、特に不安を相手に押しつけすぎない」(20代・岩手県)
「相手のことをよく考えてあげればよい」(30代・埼玉県)
「他人のことをもっと気使う」(30代・神奈川県)
自分の気持ちばかりを優先してしまうのは「重い女」の特徴。彼を思いやる気持ちを大切にして、優しい気持ちで接してあげられたらいいですね。
彼はこんなときどうしてほしいのか、何を伝えると喜んでもらえるかなど、相手の気持ちを汲み取ってあげることができるように思考を変えていきましょう。
適度な距離感を保つ
「相手に執着しないこと」(30代・徳島県)
「干渉しすぎない、依存しない」(30代・東京都)
「必要以上の関心をもたない」(30代・神奈川県)
「連絡しない」(30代・愛知県)
彼にとっては、ひとりで過ごす時間や友人と過ごす時間、また趣味などに使う時間も大切なもの。不安だからといって彼を束縛しすぎると、自由な時間を求めて、あなたの元を去ってしまうかもしれません。
彼が楽しんでいる姿を見て幸せだと感じられるような心の余裕をもって、ちょうどよい距離感を保つのがお互いのためです。
SNSを見ないようにする
「SNSは見ないようにする」(30代・東京都)
SNSを見ることで不安が膨らんでしまうのならば、いっそ見るのを控えてみるのもひとつの手段。
気になってついつい見てしまう気持ちは自然なものですが、本当の愛は画面の中ではなく、現実世界にあるもの。せっかくの出会いやご縁が、SNSに振り回されてこじれるのは少しもったいない気もしませんか?
考えすぎない
「周りに自分がどう思われてるか、世間体など気にしすぎないこと。また、気にしていても口には出さないこと」(30代・千葉県)
「考え込まないことで、前向きに明るくいること」(30代・栃木県)
「深く考えすぎないこと」(30代・東京都)
自分で考えて行動できる人は素敵だと思いますが、考えすぎてしまうのはNG。ネガティブなことを考えすぎてしまうと、どんどん悪い方向に流されてしまいやすいからです。
主観的な思考は思い込みも多く、全てが真実だとは限りません。目に見えるものを大切にして、余計な被害妄想は控えて。
「重い女」になっていないかチェックリストで確認!

最後に、重い女になっていないかどうかのチェックリストをご紹介。自分がいくつあてはまっているか見てみましょう。
1. 彼を束縛していませんか?
LINEのやりとりや電話に執着したり、彼のスケジュールを把握して自分を最優先にさせようとしたり…相手の行動を制限するような付き合い方はやめましょう。
2. 「私を本気で好きなら合わせてくれるはず」と思っていませんか?
いくら好きな女性相手といえど、すべてを彼女に合わせ、なにもかも優先して生きるのは難しいことです。本気で愛しているかどうかとは別に、彼には彼の人生があることを理解しましょう。
3. 卑屈で後ろ向きな考え方をしていませんか?
ちょっとの間連絡が途切れたり、彼の発言や態度が思ったとおりのものではなかったりしたときに、「愛されていないんだ…」「他に好きな人がいるに違いない」と、ネガティブ思考に走るのは危険信号です。
4. 彼に尽くしすぎていませんか?
四六時中彼からの呼び出しに応じられるように、毎日スケジュールを空けたり、友人との付き合いをおろそかにしたり…彼中心の人生を生きすぎているようであれば、重い女の可能性アリ。
5.メンタルが恋愛によって左右されすぎていませんか?
彼とうまくいっているときは何もかもが絶好調なのに、不安や悩みができたとたん、恋愛以外のことに対してもテンションが下がる…なんてことはありませんか? 恋愛に依存しすぎていると重くなり、不健全な関係性にハマってしまうかも。
6. 彼のSNS投稿を全チェックしていませんか?
InstagramやX、TikTokなど、彼のSNSのアカウントを監視するような行為は「重い女」の兆候。監視用のアカウントをつくったり、彼に知られないように全レスをチェックしたりしている人は気をつけて!
7. LINEの追送をすることがありますか?
急ぎの用事がないにもかかわらず、未読や既読状態の彼に「ねぇ何してるの?」「おーい」と追送したことがある人は要注意。スルー状態に拗ねて、「ごめんなんでもない」「もういいや」などの〝かまってちゃん〟な追送も×です!
8. 「愛されたい」願望は強いですか?
彼に尽くす愛情深さをもついっぽうで、自分の願望をかなえてほしい・愛してほしいという、テイカー気質をもちあわせているのも「重い女」の特徴です。愛するよりも愛されたいタイプだという自覚がある人は当てはまるかも?
9. 彼と他の女性が話しているだけでも嫉妬していませんか?
「重い女」の嫉妬深さは特級レベルです。仕事上のつきあいや上司・部下の関係など、会話をせざるをえない対象だとしても、相手が異性というだけで嫉妬心をおぼえます。
10. 仕事や収入は安定していますか?
自立できていない女性は、恋愛や彼に依存して重くなる傾向が。精神面だけでなく経済面の安定や余裕は、「重い女」にならないために大切なポイントです。
◆診断の結果…
10個全部に当てはまった人
あなたはかなりの「重い女」かもしれません。好きな人がいるのなら、重さを悟られないように接する必要が。彼氏がいる場合は、あなたの重さごと彼が受け入れられているのかどうかを見極め、関係がこの先も長続きするよう〝重さ控えめ〟の立ち回りを!
7個以上当てはまった人
「重い女」の可能性がじゅうぶんあります。自分の生活を安定させつつ、SNSからは少し距離をおき、幸せな恋愛をするための環境をととのえていく心構えをもつと◎。あるいは、「重い女に振り回されたい」タイプの男性との出会いを探しましょう。
4個以上当てはまった人
まだ「重い女」とはいいがたいものの、やや兆候が。自分自身で「重くならないようにしなくちゃ」と自制して、しっかり彼に向き合っているのかもしれませんね。辛いときは無理をしすぎずに、友人との時間を楽しんだり、趣味に勤しんだりしてバランスをとりましょう!
1個以上当てはまった人
あなたは「重い女」ではありません。恋人がいる場合は、彼からしても付き合いやすく、理想の彼女だと思われている可能性も。あるいは、「もう少し愛情表現してほしい」「甘えてほしい」と思われているかもしれないので、距離感にメリハリをつけて接するのもひとつの手です。
ひとつも当てはまらなかった人
まったく「重い女」ではないようなので、もはや逆に「軽い女」や「都合のいい女」にならないように気をつけて!
ときにはわざと拗ねてみたり、かわいいワガママを言ってみたりなど、彼をドキッとさせるためにあえての〝重さ〟をチラ見せするのもアリ。
脱・重い女で幸せになろう!
自分が「重い女」に当てはまっていると感じた人は、普段の自身の言動を思い返して、〝どうしたら彼氏に本当の幸せを感じてもらえるのか〟を考え直してみましょう。
自信をもって自分の人生を生きることができれば、そのぶん相手への依存も少なくなります。経済的・精神的な安定を目指せば、脱・重い女を目指せるかも。
もし、彼氏の言動がキッカケで不安な想いが募ってしまい、重い行動に走ってしまう場合は、彼氏に本当の気持ちを話してみると状況が変わってくるのかもしれません。彼氏側も「その行動が不安にさせてしまったのか」と気付いてくれる場合もあるからです。
不安となる原因をしっかり追究して、そう思わせないように・思わないようにお互いが意識し合うことで、信頼関係を築くことができるでしょう。
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ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。
数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。
好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。