魅力的なパフォーマンスはもちろん、笑いあり涙ありの横浜アリーナ公演
開演と同時にスクリーンに映し出された、タキシード姿の8人に会場が揺れるような大歓声が響きます。それぞれのキャラクターが色濃く出た演出にスタートから笑顔が止まりません。
菊池さんが「横浜、騒げるか?はしゃげるか?」の煽りで盛り上がりを増す中、新体制初の配信曲『Rock this Party』でライブがスタート。満面の笑みで踊るメンバーの姿に胸が熱くなります。菊池さんと寺西拓人さんが背中合わせで歌うパートはそもそも爆沸きする部分ですが、そこに重ねて寺西さんの指の動きに割れんばかりの歓声が。
メンバーを紹介する楽曲『We’re timelesz』のリアクション
寺西さん:さまざまなポーズを繰り出した後に、キス顔を披露
松島さん:かわいすぎる表情で「I LOVE YOU」
篠塚さん:まっすぐな瞳で「デート行きましょう」と誘う
橋本さん:色気を纏わせながら「ずっと一緒にいてください」
猪俣さん:「俺のこと…好き?」と首をかしげながらいうあざとさをチラリ
佐藤さん:投げキスで会場をトリコに
原さん:まさかの「まーきの!」が降臨
菊池さん:「騒げー!」カッコよく締める
『We’re timelesz』では八者八様の個性が溢れ、ますますボルテージが上がります。
日本中が夢中になった『timelesz project』で課題曲だった楽曲も披露。オーディション当時を2月の最終審査から約半年。深まるメンバーの絆、たゆまぬ努力をし続けてきた新メンバーのスキルアップにより、ますます魅力的なパフォーマンスとなった『Anthem』『New phase』『SWEET』『革命のDancin’ night』に込み上げるものが…。
愛され続ける楽曲『スキすぎて』でのセリフ
松島さん:僕の飼い主になってください♡(会場発狂)
橋本さん:好きにしてください!(会場絶叫)
寺西さん:無茶苦茶にしてやるよ!(会場卒倒)
原さん:俺に無茶苦茶にさせてくれ!(会場狂乱)
菊池さん:I need you(会場歓喜)
猪俣さん:チューして♡(会場激震)
篠塚さん:愛してるで!(会場昂奮)
佐藤さん:大好きだよ♡(会場嬉々)
と、パワーワードのオンパレードに会場には幸せに満ちた歓声が響き渡ります。
MCでは、それぞれの個性が炸裂したトークが続き、ツッコミやら笑いが止まりません。そんなメンバーたちのわちゃわちゃに観ている会場のみなさんの目尻は下がりっぱなし。そして、うれしいニュースの発表も!
Timelesz NEWS!
1:2025年11月12日(水)にニューシングル『Steal The Show/レシピ』を発売
2:『timelesz project -REAL-』が2026年Netflixで世界独占配信決定
3:2025年12月17日(水)にBlu-ray&DVD『timelesz project -AUDITION- Special Edition「軌跡」』を発売
4:2025年8月24日(日)17:30から『We’re timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1 ~FAM~』静岡最終公演の生配信が決定
そして、次の準備のため新メンバーがステージを後にし、オリジナルメンバーが3人でMCの時間に。菊池さんの自宅で飲んだという話(大歓声)から、「2人の家も行きたい」という菊池さん。佐藤さんが「聡ちゃんち行ったことあるよ」、松島さんが「勝利の家もあるよ」と言うと、「え。話変わった…」としょんぼりした様子の菊池さん。「(菊池さんの家が)いちばんいい部屋だから、ちょっとなんか恥ずかしくなっちゃうんだよね」と松島さん。「俺のことを家に入れてくれるの将生しかいないよ。でも、将生も寂しいときにしか入れてくれない。都合のいい男みたいになってます笑」とこぼすと会場から笑いが溢れました。

「タイトル忘れてるようじゃ無理か……タイトルはね、入れておかないと」
そして新メンバーの5人が歌詞を書き、橋本さんがまとめたという楽曲『君へ』の曲紹介に入った菊池さん。「手紙のような1曲になっております。聴いてください『手紙』」と言いながらはけようとすると「手紙のような」と言うワードに引っ張られてしまったのか、タイトルを間違えてしまうひと幕が。イントロが流れるも佐藤さんと松島さんが高速で「えっ?」と反応。「もう一回(照明)つけて!」(佐藤さん)「これは一番照れるやつですよ!」(松島さん)と総ツッコミ。その後、佐藤さんが「新聞社のみなさん!書いてくださいね!」と言うと、松島さんも「菊池風磨、滅多にないです!こんなこと!」と笑顔。あまりの恥ずかしさに背中を向けたまま膝から崩れ落ち、「申し訳ない!」と土下座の菊池さん。「タイトル忘れてるようじゃ無理か……タイトルはね、入れておかないと」とご本人自ら菊池風磨構文を持ち出しておられました。その後、しばしツボに入ってしまった3人。落ち着いて気持ちを立て直し(「気持ち作って!」と松島さん)、改めて曲紹介へ進み5人が登場。ステージがスタートしました。
中盤のVCRでは打ち合わせ中の楽屋の様子が流れるのですが、これが本当に面白く会場の笑いを誘っていました。その後はメンバーそれぞれの特技を活かしたパフォーマンスを披露。
「ぎゅっと」を披露したのち、メンバーがメインステージで最後の挨拶を…と思ったその矢先、会場が暗転し、モニターに流れる様々な数字。その数字に会場が響めき始めます。そして最後に映し出されたのは…
「timeleszがドームに立つまで12,267,000 secondz」
そう!timeleszのドーム公演がサプライズ発表されたんです! 続いて表示されたのは
「2025年12月26日、27日 京セラドーム大阪、2026年1月7日、8日 東京ドーム」
とドーム公演のスケジュールが。これには会場のファンはもちろん、知らされていなかったメンバーのみなさんも驚きを隠せない様子。
会場のどよめきが止まらない中、最初に口を開いたのは菊池さん。「ドームが決まったようです…」と突然のこの状況に動揺しきり。「ドームが決まったのは紛れもなくこれまで応援してきてくれたみなさん、それから、今応援してくれているみなさんのおかげだと思っています」と感謝を伝えました。
そして、感極まった様子のメンバーのみなさん。寺西さんは「目標のひとつではもちろんあったけど、こんなにすぐにやらせてもらえるなんて…。本当にみなさんのおかげだなと思います」と話し、時折遠くを見ながら呆然とする様子ものぞかせました。篠塚さんは「まだ整理がつかないですね。でも、今は楽しみな気持ちが強いです。その日までにスキルアップして頑張ろうと思います。またレッスン漬けだ!」と決意を新たに力強いコメントを。中でも原さんは大きな目に涙を滲ませ、歯を食いしばりながら喜びを噛み締めていたのも束の間、溢れる涙。菊池さんに抱きしめられ感動を露わにしていました。そして「去年『タイプロ』があるまで、テラ(寺西さん)も同じだと思うんですけど、こうやってアリーナに立つこともみなさんのペンライトの海を見ることも諦めていたので、今ここに立ってることも夢のようで…。家に帰ったらあれは夢だったんじゃないかと思うこともあるんです。ドーム…絶対に成功させます!」と高らかに宣言。

ドーム公演発表の感動に包まれている中、実は菊池さん、佐藤さん、松島さんから新メンバーに対してサプライズがあったそう。「僕らもサプライズを用意してますけど、こんなでっかいものが出てきちゃったからサプライズなし笑!」という菊池さんに対し、篠塚さんが「サプライズに大きいも小さいもないっすよ!」と一言(会場から湧きあがる拍手)。
一人ずつ名前の書かれた箱を、せーので開けると中に入っていたのは、おそろいのハンドマイク!『Rock This Party』のMV撮影で訪れたハワイの海をイメージというエメラルドグリーンのマイクには、それぞれのメンバーカラーのラインも施されているそう。マイクをプレゼントされたメンバーもプレゼントしたメンバーも本当にうれしそう。原さんは箱をぎゅっと抱きしめて喜びを噛み締めていました。そして、新たなマイクを手に11月にシングルリリースする「Steal The Show」を初披露。本編ラストは外周や花道を駆け抜けながら「RUN」を熱唱。
アンコールはメンバーがトロッコでスタンド席を回り大歓声に包まれます。ひとりひとりと目を合わせながら手を振ったり、うちわやボードに書かれたリクエストに応えるなど積極的にコミュニケーションをとるメンバーたち。ラストは「Rock this Party」を再度披露し、会場の盛り上がりも最高潮に。幸せな空気に包まれたまま公演は幕を閉じました。
菊池さんがMCで「『新メンバー』、『オリメン(オリジナルメンバー)』と呼ぶのを最後にしたいと思う」と話していた今回のツアー。この先、timeleszが歩んでいく道を見守り続けていきたい、そう思わせてくれる公演でした。

取材MEMO
・挨拶での「ドーム決まったね(最上級にあたたかくキュートな笑顔)」という佐藤さんのひと言に感動の会場。「one and only」で猪俣さんにハグをしていた姿がかわいすぎました!
・常に全体が見えていて、終始チームをまとめていた菊池さん。ドーム公演決定のサプライズで松島さんと抱き合っていた(写真参照)のがとても印象的でした。「SWEET」ではキュートさ全開でいらっしゃいました。
・とにかくさまざまなところに視線を送り、ファンの方と目を合わせていた松島さん。体を目一杯使って手を振っている姿が印象的でした。そして、キレッキレのダンスで会場を魅了しておられました。
・Blu-ray&DVD『timelesz project -AUDITION- Special Edition「軌跡」』の初回限定盤にはタイプロパーカがつくということを知り、「紐を蝶々結びにしてお揃いにしよー」とあざと笑顔で会場を揺らした寺西さん。イヤモニを外し、嬉しそうな表情で歓声を聞いた瞬間にも悲鳴のような歓声が。
・トロッコから降り、ステージに戻る階段のところで歌詞に合わせて、階段を降りようとして戻って…としながらファンの方とコミュニケーションをとる原さん。
・最後の挨拶で感極まりひとりひとりにハグを求めた橋本さん。トロッコではものすごい瞬発力でさまざまなリクエストに応えてファンサをしていました。
・プレゼントされたマイクを見て「充電も満タン!」と満面の笑みを見せた猪俣さん。要所要所で天然っぷりを発揮し、メンバーから突っ込まれていました。
・篠塚さんが寺西さんにちょっかいを出し、お尻を触るひと幕も。MC中にウインク(会場爆沸き)を見せ、「そういうの覚えたんだ!」と突っ込まれていました。
『We’re timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1~FAM~』千秋楽公演の生配信!
新体制初の全国アリーナツアー、[静岡]エコパアリーナで行われる千秋楽公演をファミリークラブオンラインで生配をすることが決定!
配信対象公演:8月24日(日)17:30公演
視聴チケット販売期間:8月6日(水)20:00~8月31日(日)21:30まで
見逃し配信期間:8月25日(月)準備でき次第〜8月31日(日)23:59まで
チケット料金
timelesz FC会員:¥4,200(税込)
その他 FC会員:¥4,700(税込)
一般:¥5,200(税込)
timeleszとして初となる2大ドーム公演の開催!
大阪:京セラドーム大阪 2025年12月26日(金)/27日(土)
東京;東京ドーム 2026年1月7日(水)/8日(木)
timeleszオフィシャルサイト
撮影/岡本俊
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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