塩野瑛久が今着たいアウターは？
さまざまな役を演じ分けることから、“カメレオン俳優”とも呼ばれる、塩野瑛久さんの連載。 毎回テーマを設けて魅せるファッションはもちろん、Oggiの読者世代でもある塩野さんが等身大に語るインタビューにもご注目ください！
【Theme＃24 アウター編】
コート¥147,400・シャツ¥38,500・ニット¥52,000・パンツ¥60,500・マフラー¥26,000(フォース K.K⟨フミト ガンリュウ⟩) 靴[参考商品](セルジオ ロッシ ジャパン カスタマーサービス⟨セルジオ ロッシ⟩)
ブルゾン¥11,880・シャツ¥5,940⟨キャスパージョン⟩ Tシャツ¥5,500(シアン PR⟨アイバー⟩) ベルト¥22,000(クルニ フラッグシップ ストア⟨クルニ⟩) パンツ¥77,000(にしのや⟨ニート⟩) 靴¥111,100 (セルジオ ロッシ ジャパン カスタマーサービス⟨セルジオ ロッシ⟩) 帽子¥15,400 ⟨メゾン バース⟩ マフラー¥3,960(ジョワイユ⟨タイオン⟩)
――今回は2着のアウターを着ていただきました。それぞれいかがでしたか？
冬らしいボリューム感のあるダッフルコートは暖かくて、どんな服にも合わせやすそうでこういうコートを1着持っていると寒い日のお出かけもちょっと楽しくなりそうです。冬はどちらかというと色物を入れたくなるタイプの僕が選んでこなかったデザインなので、こういうベーシックなコートがあると安心だなと思いました。
ショートブルゾンのほうがよく着るタイプかもしれません。デザインも色も好きでしたし、コーディネートもかわいかったですよね。耳当て付きの帽子は、私物でも結構持っているのでなじみがあります。私服でショート丈アウターを着るなら、ウール素材のものは持っているので、これから買うならボンバージャケットですかね。
――塩野さんの冬のヘビロテアウターを教えてください！
1年前の今ごろは仕事でスウェットばかり着ていたので合わせやすくて防寒に強いダウンコートばかり着ていたし、ここ１～２年の冬はアウターを買っていない気がします。でも、表地はグリーンのウール素材で裏地がレザーっぽいデザインのリバーシブルのロングコートを持っていて重厚感があって暖かくて気に入っているので、この冬はたくさん着たいですね。
――年齢を重ねる中で、もしくは最近の気分的に着るようになったアウター、着なくなったアウターってありますか？
ロングアウターは以前よりも着る機会が減ったかもしれません。でも今シーズンに買った、黒のモッズテイストのロングコートはベスト付きで、バラしても着られるんです。秋ごろはTシャツにベストをレイヤードしてよく着ましたし、真冬はコートと掛け合わせて着られて長い季節で楽しめるんですよ。次はどんなアウターを迎え入れようかと今はときめき待ちです。
――シルエットにこだわりのある塩野さんですが、コートはガサっと着るオーバーサイズかスッキリ着るタイトシルエットかだとどちら派ですか？
ガサっと着る派です！ でも、これからはタイトなアイテムも着ようかなという気持ちが芽生えています。
――最近ハマっていることは？
シアーミュージックという音楽レッスンスタジオのボイストレーナー・おしらさんのYouTube『しらスタ』。アーティストの曲を解説しておられるのですがすごく興味深くて。あとはNetflixで配信中の『ファイナルドラフト』にもハマっています。戦力外通告や引退した25人のアスリートが“最強のスポーツマン”の座をかけて競うのですが、人の生身の部分が感じられるというか。もちろん、お芝居でも得られるものはありますが、リアルな感情や複雑なバックボーンから伝わってくること、滲み出るものを見るのがすごく好きだし、仕事の参考にもなります。やっぱり人の生の感情に触れられる機会ってそうないので、学ぶこともありますね。
――今、自分にご褒美をあげるとしたら？
自分の中で、麻辣湯ブームが来ています。いろんなお店に行っているわけではないんですけど、具材が春雨と野菜なので遅延型アレルギーの項目を気にせずに食べられるのもいいんです。（>>> 遅延型アレルギーの話はこちら ）
――最近自炊したメニューはありますか？
実は先日、麻辣湯の素と春雨を購入して自分でつくってみました。具材は春雨のほかに、きくらげ、ヤングコーン、春菊、ほうれん草、えのき、舞茸など野菜をたっぷり入れました。お店で食べるときもこの具材はいつも入れています。
――冬の味覚といえば？
栗、芋、かぼちゃ！お芋系のスイーツは冬になると必ずチェックしています。
――役づくりをする中で影響を受けたことはありますか？
昔、キリッと姿勢のいい役をやっていたときは、常に姿勢を気にしてスマホの受け画面に「姿勢」という文字を表示していました。スマホを見るたびに姿勢を正せるという(笑)。あとはやりたくなったことで言うと、フェンシング。ドラマ『魔物』の源 凍也を演じたときにすごく楽しかったので、いつかきちんと習いたいです。
【お問い合わせ先】
・フォース K.K contact@fumitoganryu.jp
・シアン PR 03-6662-5525
・クルニ フラッグシップ ストア 03-6416-1056
・にしのや 03-6434-0983
・セルジオ ロッシ ジャパン カスタマーサービス 0570-016600
・ジョワイユ 03-4361-4464
撮影／宮下昌生（スチール）、尾崎玲央（PEACE MONKEY／ムービー） スタイリスト／久保コウヘイ ヘア＆メイク／草替哉夢 構成／佐々木怜菜、岡野亜紀子
【撮影現場ビハインド♡〝しおらしい〟取材メモ】
・久しぶりの夜ロケに「カレンダーの撮影を思い出しました。懐かしい！」と塩野さん。
・「もっと鍛えたいのにしばらくトレーニングに行けていないんです。もっと鍛えたらタイトなシルエットのトップスを着たい」と話す塩野さん。「いやいやいや！さっき撮影しているとき、すごい筋肉でしたよ！？」と驚くスタッフたちに「いえ、今もう腹筋ゼロなんで…」と話す塩野さん。ストイックに高みを目指す姿に脱帽です。
・休憩時間のリフレッシュ法について尋ねると、「今はアプリゲームです。またブームが来たんですけど、来週にはもうやってない可能性は大アリですね」と笑顔の塩野さんでした。
・人から意外と言われることを聞くと、「意外と話してくれる、意外とフランクだね、と言われます。あとは実家がクレープ屋なのも、甘いもの好きなのも意外だと驚かれます」と塩野さん。「あとは家電好きも意外と言われますよ」と言う塩野さんに「いや、家電好きはもう定着してます」「全然意外じゃないです」とツッコむ連載チーム。
俳優 塩野瑛久
しおの・あきひさ／1995年1月3日生まれ。東京都出身。【公式Instagram ＠akihisa_shiono_official】どんな難役も演じ分けることから“カメレオン俳優”と呼ばれる実力派俳優で、話題作に多数出演。2024年は大河ドラマ『光る君へ』で一条天皇を熱演し話題に。2025年はドラマ「五十嵐夫妻は偽装他人」にてW主演、日韓制作のドラマ「魔物（마물）」、ドラマ『終幕のロンド—もう二度と、会えないあなたに—』（カンテレ・フジテレビ系／毎週月曜よる10時～）に出演した。2026年1月13日スタートの新ドラマ『未来のムスコ』（TBS／毎週火曜よる10時～）に出演する。ファッション好きとしても知られ、センスのよさから数々のファッションイベントなどに呼ばれる今、まさに旬の人。2024年1月より、Oggi.jpでファッション連載中！ 詳細はカレンダー公式X @akijikan_calをチェック！
