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恋人とケンカしときにすぐに「仲直り」をしたいと思う?
【女性100人に聞いた】すぐに仲直りしたい?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
まずは女性100人に、「ケンカをしたとき、すぐに仲直りしたいですか?」と質問。結果は「はい」…56.7%、「いいえ」…43.3%となり、僅差ではありますが「はい」と答えた人の方が多いですね。やはり、ケンカをしたままでは気分的にいいものではないですよね。早く仲直りした方がいいのは納得です。
【男性100人に聞いた】すぐに仲直りしたい?
※アンケート20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数名(未回答含む)。
次に、男性100人にも同様に「ケンカをしたとき、すぐに仲直りしたいですか?」と質問。結果は「はい」…61.7%、「いいえ」…24.2%、「その他」…14.2%となり、女性にはなかったその他、という回答が多いのが気になるところ。とはいえ、2/3近くの人がすぐに仲直りしたいと答えているので、実は女性よりも比率が高いことがわかります。
【仲直りがしたい】ケンカの原因を体験談からご紹介
では、カップルのケンカの原因はどんなところにあるのか、エピソードとともに教えてもらいました。男女別に調査したので、自分と照らし合わせてみて。
【女性の意見】ケンカの原因

些細なこと
何が、というまでもない、些細なことが原因という人は多いよう。ちょっとささくれだった気持ちが、ケンカに発展してしまうよう。後で思い出しても、なんでケンカしたんだっけ? と忘れてしまっていることもありますよね。
「些細な意見の食い違い」(30代・埼玉県)
「私が側にいるときにマンガばかり見ていた」(30代・沖縄県)
「自分たちに関係ない、テレビの中の人たちのことが原因でケンカになった」(30代・兵庫県)
機嫌が悪かった
自分の機嫌が何かしら悪くて、彼に当たるようにケンカをしてしまったという人も。つい近くにいる存在だし、なんでも話せる存在だからこそ、甘えてしまうのかも。当たられた方は意味がわからないのでケンカになってしまうことも。
「生理で不安定なときについ当たってしまった」(30代・東京都)
「機嫌が悪かった」(20代・宮崎県)
「主人の家族の自分勝手な振る舞いに、私がイライラしたこと」(30代・福岡県)
「自分がイライラしていて彼に当たってしまった」(30代・神奈川県)
「理不尽な事で八つ当たりしてしまった時」(30代・東京都)
自分への指摘
自分の劣っていることや、気にしていることをズバリ指摘されてしまうと、恥ずかしさもあってつい気が立ってしまうこともありますよね。自分が悪いのに、反抗心を燃やしてしまうもの。
「完全に自分が悪い」(20代・東京都)
「自分にも悪いところがあったと思ったとき」(20代・滋賀県)
「自分のダメなところを指摘された」(30代・大阪府)
相手への指摘
相手の悪いところを指摘したところ、相手が怒り出してしまったという例も。直してもらいたいことであればある程度は伝えるべきだけど、受け取り方によっては気分を害することもあるで言い方はよく考えた方がいいかも。
「旦那に直してほしい所がありお願い(注意)をしたら、機嫌が悪くなってケンカになった」(30代・岐阜県)
「相手の我の強さが、あまりに関係を破綻に導くものだったので無理だと思った」(30代・神奈川県)
「相手の身だしなみが汚く、指摘したところ相手が拗ねた」(20代・宮城県)
価値観の違い
価値観の違いは一緒にいればどうしても出てきてしまうので、ケンカになる前にうまく歩み寄ることができるかが重要。特にお金が絡んでしまうと、修復不可能なところまでいってしまう可能性もあるので、穏やかに話し合わないと危険。
「考え方の違い」(30代・愛知県)
「お金遣いについて指摘したから」(20代・愛知県)
「同棲していてお金のことで」(20代・神奈川県)
「金銭の価値観の違いでケンカになった」(30代・大阪府)
予定の変更
急な予定の変更は、自分の時間を無駄にされたように感じるから怒りが湧いてしまうもの。とはいえ、仕事をしているような身であれば、ある程度仕方のないこともありますよね。リマインドをマメにしながら避けたいところかも。
「予定の時間に遅刻した。仕事が長引いたから仕方ないのに怒ったから」(30代・鳥取県)
「明日、休みの予定が急に仕事が入った」(30代・神奈川県)
「約束の時間に来なかった」(30代・兵庫県)
「休みに仕事が入ったことを当日聞かされた」(30代・島根県)
勘違いしていた
勘違いが元でのケンカもあるある。すぐに気づいてごめんねと言い合えたらいいですが、忘れていた系の勘違いは、後々まで引きずってしまうこともあるので、誠心誠意謝りたいところ。
「お互いに言葉足らずで勘違いしていた」(20代・北海道)
「お互いの意見をうまくすり合わせられなかったとき」(30代・愛知県)
「記念日を忘れていた」(30代・広島県)
【男性の意見】ケンカの原因

では、男性の側から見た、ケンカの原因についても聞きました。女性とはまた違った目線なので、知っておくと役に立ちそう。
価値観のズレ
やはり価値観のズレは男女ともに気になってしまうよう。ただ、個人個人の価値観の違いというよりも、男女の考え方の違い、というように考える人もいるようで、その場合は自分だけを責められている気持ちにはならないかも…?
「価値観の違い」(30代・埼玉県)
「物事の捉え方の違い」(30代・東京都)
「男女による価値観の違いやすれ違いです」(30代・東京都)
「考え方の違い」(20代・神奈川県)
意見の食い違い
それぞれが言いたいことの食い違いも。なかなか自分の意見を曲げずに、押し通そうとする男性は多いかもしれません。妥協や歩み寄りの気持ちが必要ですよね。
「ちょっとした意見の食い違い」(20代・群馬県)
「意見が合わない」(30代・神奈川県)
「些細な意見の違い」(30代・茨城県)
認識の相違
話の受け取り方の違いを挙げる人も。確かに、その人によって気持ちの受け取りようは変わりますよね。価値観よりも意外とこちらを一致させることの方が、難しいこともありそうです。
「認識の不一致」(30代・奈良県)
「双方の認識のずれ」(30代・福島県)
相手への態度
付き合っているからこそ、言動にも甘えが出がちになってしまうこともありますよね。今まではありえなかったことをされたりするとおかしいと思ってしまうし、大したことじゃないはずのになぜかイライラしてしまうのも、付き合っているからこそ。
「思いやりの欠如」(30代・東京都)
「理解できないことをされたなど」(30代・千葉県)
「自分がすぐにイライラしてしまうから」(30代・奈良県)
コミュニケーション不足
忙しくて普段の会話が減っていたり、お互いに気持ちを素直に伝えるのが苦手だったりすると、ミスコミュニケーションが起こりがち。自分勝手に物事を捉えるようになってしまうと、ケンカに至ることも増えてしまいますよね。
「言葉が足りない」(30代・新潟県)
「思い違い」(30代・東京都)
うまくいく「仲直り」の方法とは?
【女性の意見】「仲直り」の方法

どうしても起こってしまうケンカに対して、早く仲直りしたいと思っている人は多かったですよね。そのためにどうすれば上手に仲直りできるのでしょう。まずは女性の意見から聞いてみました。
自分からしっかりと謝罪する
自分に悪いところがあるならきちんと誠意を込めて謝ることはやはり大切。また、今後、同じようなことが起きないための解決策をそのときに話し合えると、より良い関係を築いていくことができるはず。
「ちゃんと謝る。今後気をつけることを言う」(30代・大阪府)
「悪いと思ったら謝って長々引きづらない」(30代・鳥取県)
「ひたすら素直に謝る」(30代・岐阜県)
お互いの非を認め合う
原因がどちらにあったとしても、それがケンカに発展してしまったのであれば、双方に悪い点があったとも言えますよね。ケンカをやめて仲良くしたいという気持ちを伝えたところで、お互いに謝ることが重要かも。
「お互いが自分の非を認めて謝れること。話す場から逃げ出さないこと」(30代・島根県)
「お互いが謝ること」(30代・栃木県)
「自分の悪いところも認める」(30代・茨城県)
「自分の非を認めること」(30代・兵庫県)
一度冷静になる
ケンカをしたまま話し続けると、エンドレスになって、相手の言葉尻をつかんでヒートアップしてしまうことも。そうなる前に、それぞれが一旦冷静になることも大切。違う部屋に行ったり、何分後など待ち合わせ時間を決めて頭を冷やしてくる、というのもあり。
「感情的にならず、自分の正直な気持ちを伝える。もちろん相手の話もちゃんと聞く」(30代・群馬県)
「冷静になって、相手の立場になって一旦考える」(30代・大阪府)
「早めに謝れなかった場合は、相手の感情が落ち着くのを待ってから謝る」(30代・山口県)
「自分が怒っている理由を感情的にならずに話す」(30代・沖縄県)
「頭を冷やす。一回距離を置く。相手の立場で考える」(30代・茨城県)
解決するまで話し合う
ケンカの最中にいると、いがみ合って相手の話なんか聞きたくない、と思ってしまいがちですが、どうしてこうなってしまったのかをきちんと向き合って話せるといいですよね。お互いの思いを伝え合わないでなあなあにしてしまうと、また同じようにケンカをすることになってしまうもの。
「何が悪かったのか向き合う」(20代・岩手県)
「自分自身と相手が怒ったり悲しんだ原因を自分なりにしっかり考えて、言葉を選びながら話し合うこと」(20代・高知県)
「話し合う、相手を許す心を持つ」(20代・千葉県)
「自分の思ったことを伝え、相手の考えも聞く」(30代・福岡県)
仲直りするルールを決める
ケンカは起こるもの、と考えて、事前に仲直りをするためのルールを決めておくという素敵なアイディアも。「ルールを思い出そ?」という一言だけで、もしかしたら歩み寄ることすらできるかもしれないですよね。ぜひマネしたいところ。
「ケンカしたときの仲直りの方法をふたりで決めておく。うちはどちらかが『リセット』と言ったらハグをして仲直り」(30代・新潟県)
「その後はケンカの内容を話題にほじくり出してはいけないというルール」(30代・岡山県)
「その日のうちに話し合って解決する」(30代・長野県)
「怒ってても無視しない」(30代・福岡県)
【男性の意見】「仲直り」の方法

次に男性が考える、仲直りの方法を聞きました。こうすれば仲直りしやすいんだと参考になるはず。
謝る
自分から謝るというという人は多いようですね。ケンカをしていても仕方ないという割り切りが男性の方ができるのかもしれません。また、きちんとその際に理由を伝えるのも大きなポイントのよう。理由がわかって、きちんと謝ってくれたら、女性としても変に肩肘張る必要がなくなるはず。
「すぐに謝る」(30代・神奈川県)
「まずは自分から連絡をとって謝る。何に対して腹を立てたのか、きっちり説明する」(30代・東京都)
「客観的に見て、相手の気持ちを考え、素直に謝る」(30代・千葉県)
「謝る。なるべく理由を述べて」(30代・岐阜県)
「最初に謝る。美味しいご飯外に食べに行く」(20代・大阪府)
「心の距離が離れていかないうちに謝ったり、話し合ったりする」(30代・千葉県)
「諦めて謝る」(30代・群馬県)
話し合う
しっかりと話し合うというのも、ふたりで同じ方を向くためには必要なことですよね。妥協できるところはしながら、お互いにどうすればいい関係を維持できるのかを意識して話し合えると、冷静に考えることができそう。
「お互いの落とし所を探して前に進もうとする」(30代・石川県)
「よく話し合う」(20代・神奈川県)
「冷静に話す」(30代・広島県)
「自分のどこが悪かったなどしっかりと説明をして、これからはこうすると提案をし納得をしてもらい仲直りをする」(30代・千葉県)
時間に任せる
ほとぼりが冷めるまで、時間に任せるという人も。お互いに怒ってしまっている状態では何をしても裏目に出てしまうので、落ち着くまで見計らうというのも考え方のひとつですよね。ちょっとした朝の挨拶から何事もなかったかのように仲直りできることもあるはず。
「わざとらしい謝り方をせず、自然に任せる」(30代・兵庫県)
「方法は特になく、数時間後には自然と仲直りしている」(30代・奈良県)
「時間が解決」(30代・大阪府)
「時間が過ぎるのを待つ」(30代・兵庫県)
お菓子やスイーツ
男性ならではの発想なのがこちら(笑) 甘くておいしいものをプレゼントされたら、思わずほっこりしてしまう女性は多く、ケンカの話をする気にもならないはず。一旦、休戦宣言としてはぴったりかもしれません。
「お菓子をあげる」(30代・東京都)
「こちらから素直に謝ったり、好きなお菓子などをプレゼントする」(30代・高知県)
「チーズケーキを食べる」(30代・山形県)
プレゼント
彼女の好みを熟知しているような彼氏であれば、好きそうなものをあげるという人も。特に、自分が悪かったなんて思っている場合には、しっかりと謝罪の気持ちが伝わりますよね。
「プレゼントをする」(30代・神奈川県)
「お詫びの品」(30代・京都府)
「仲直りはその日のうちに」が大切な理由は?

嫌な気分になるケンカを長引かせていいことはありませんよね。そのために意識しておきたいのは、「仲直りはその日のうちに」という意識。夜中に考え出すとより怒りの気持ちがパワーアップしてしまったり、眠りが浅くなったりといいことはないですよね。その日のうちに解決しておき「おやすみ」の挨拶をきちんとして眠れば、翌日にはすっきりと新しい気分で迎えることができます。
1日で解決できないと、今度は謝るきっかけを失ってしまい、いつまで経っても意地の張り合いになってしまうことも。ケンカを先延ばししていいことはないですね。そのためにも、「その日のうちに解決」ルールを作ってもいいはず。
◆喧嘩を長引かせることは夫婦関係の悪化に!?
「仲直りはその日にうちに」というルールは、特に夫婦関係において有効。毎日顔を合わせる夫婦は、ケンカをすると、不機嫌な顔で相手を無視するような生活が続いてしまうことに。家全体がどんよりとした空気になり、廊下をすれ違うだけでイラッとしてしまうこともありそう。その後の夫婦関係にもしこりを残してしまうので、夫婦にこそ、ケンカはその日のうちに解決して、夜ご飯はニコニコと一緒に食べることを意識しておきたいですね、
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仲直りは一度冷静になってみることから
ケンカについて、女性・男性のそれぞれの目線から聞いてきましたが、共通していることはもちろんあるものの、やはり男女で見方が違うんだと気付かされたこともありましたよね。頭の片隅に入れておけば、ケンカになったときにも、ちょっと冷静になって相手の気持ちを考えることができそう。
また、お互いにケンカは嫌なものなので早く解決したいよね、という思いを強く持つことで、歩み寄りの姿勢を示すこともできるはず。仲直りの方法を参考にしながら、どうしても避けられないケンカはうまくかわして、仲良しカップルでいてくださいね。
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