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恋人と付き合って一年とはどんな時期?

100人の男性に、「恋人と付き合って一年」というのはどんな時期と捉えているのかを聞きました。寄せられた回答をご紹介します。
※アンケート20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含)
楽しい
まだ付き合いたての頃のときめき感もありつつ、なんとなく遠慮がちだった雰囲気もなくなり、恋人と過ごすのがとにかく楽しい! と思えるのが付き合って一年のタイミングだという人は多いですね。ふたりでいるのが当たり前になる安心感が生まれるのも要因のひとつかも。
「まだギリギリときめいていて楽しい時期」(30代・東京都)
「何をしても一番楽しい時期」(30代・千葉県)
「一番落ち着いて楽しいと思える時期」(30代・大阪府)
「まだまだ楽しい時期」(30代・千葉県)
相手のことがわかる
お互いの好みや性格だけでなく、価値観や考え方がクリアになってくる時期でもあります。一緒に過ごしてきた中で、弱さが見えたり欠点も含めて相手のことをより立体的に理解できるようになってきたと言えそうです。
「相手のクセや特徴がハッキリ分かる時期」(30代・徳島県)
「相手について知らなかったことなどいろいろ知れる時期」(30代・奈良県)
「相手の考えがよく分かってくる頃」(30代・茨城県)
「恋人になってから分かることがあって、それをだんだん理解するようになる時期」(20代・京都府)
今後について真剣に考える
一年という時間をともに過ごしたことで、この先も一緒にいるんだろうなと自然と想像するよう。相手を見極めるひとつの目安をまずは一年と決めていて、そこを乗り越えたら具体的にお互いの将来のことを考えようと思う人も。
「このパートナーで良いか考える時期」(30代・宮城県)
「将来を見据える」(20代・大阪府)
「大体のことがわかって、見切りをつけるか続けるか判断しやすい時期」(30代・長野県)
「結婚を考える」(30代・埼玉県)
落ち着いてくる
お互いをより深く知り合うことで一定の信頼関係が築かれて、一緒にいると心地よさを感じられるポイントでもあります。ラブラブモードで日々ドキドキする! というよりも、少し落ち着いた安定感のある関係に変化する時期とも言えます。
「落ち着いている時期」(30代・埼玉県)
「お互いに落ち着きを感じられる」(30代・兵庫県)
関係値が高まっている
一年を無事に過ごせたことで、もっと深いことを質問しても大丈夫だと思えたり、自分の熱い想いを恥ずかしがることなく素直に伝えられるようになるはず。よりお互いの距離を縮める意識をする時期として捉える人も多いよう。
「お互いの愛を深め合うために積極的にコミュニケーションを取る時期」(30代・埼玉県)
「相手の情報を知り距離を縮める時期」(30代・岩手県)
感謝する
一年間共に過ごすことができたことに感慨深さを覚える人も。愛情はもちろん、お互いに関係を維持するためには努力も必要なので、改めて付き合ってくれたことに感謝したいと思う人も。
「お互いに改めて感謝する時期」(20代・福島県)
「続く関係に感謝」(30代・東京都)
マンネリ化する
何をしてもふたりの初めての体験になるという付き合い初めの頃は毎日が新鮮。一年経つと、季節のイベントごとなども全て経験し、なんとなく刺激が減ったように感じてしまいマンネリ化すると思う人もいるよう。
「ややマンネリ」(20代・東京都)
「倦怠期」(30代・東京都)
ひとつの区切り
一年を共に過ごす、というのはそう簡単なことではないですよね。一年記念日としてお祝いする人もいるくらいなので、ふたりの恋愛関係のひとつの区切りとして意識しやすいもの。
「一旦乗り越えたって感じ」(30代・和歌山県)
恋人と付き合って一年の男性の心理とは

次に、恋人と付き合って一年という時期における、男性の心理について調査しました。実はこんな風に考えていたんだなんてことがわかるかも。
ずっと一緒にいたい
一年間付き合ってきた中で相手のいい面も課題に感じる点も見えてきて、それでも一緒にいたいという覚悟のようなものが生まれるよう。ふたりの関係の中での自分の役割について考えながら、より仲良くいるためにはどうしたいかと考える人も多いはず。
「このまま続くようにどうするか」(30代・大阪府)
「これからも仲良くしたい」(30代・東京都)
「ずっとこのまま一緒にいたい」(20代・京都府)
結婚を意識
一年というサイクルを共に過ごしたことで、この先も一緒にいることを前提にふたりの将来を考える人も。結婚はもちろんとして、その前段階の同棲など、次のステップについて真剣に意識し出す男性も多いですね。
「将来のパートナーで良いか考える」(30代・宮城県)
「将来的なことを考えられる」(30代・茨城県)
「結婚を考える」(30代・埼玉県)
変わらず好き
関係性は落ち着いたものの、付き合い出した当初の気持ちとは全く変わらず素直に好きという声も。思っていたのとは違うなんてことがあったとしても、それを上回るほどいい部分も知ることができた一年とも言えそうです。
「まだ大好き」(30代・東京都)
「連絡の頻度は減っても、相手を心から愛していることは変わらない」(30代・埼玉県)
「好きな気持ちの度合いは変わらないと思う」(30代・大分県)
信頼できる
お互いの思いや考えをしっかり伝え合える一年間だったとしたら、結びつきはより強くなっていますよね。誰よりも自分のことを理解してくれて、信頼できる相手だと思えるのは納得。彼女となら安心した気持ちで過ごせるのでは。
「お互いのことを分かり合えてると思う」(30代・奈良県)
「安心できる気持ち」(30代・兵庫県)
「より信頼している」(30代・千葉県)
一緒にいるのが当たり前
一年間、長い時間を共有する中で相手を理解し合い、深く信頼し安心感を抱けるようになると、恋人が自分の人生に自然に溶け込んで一緒にいるのが当たり前と感じられるようになります。そうすると、ただともに過ごすだけで充実感を得ることができるはず。
「当たり前の存在」(30代・福岡県)
「好きから当たり前の存在」(20代・大阪府)
「一緒にいるのが当たり前」(30代・兵庫県)
付き合い始めと変わらない
付き合った当初と大きな違いは感じないという人は、もっと長い先を見据えていて、まだたったの一年という見方をしているのかも。好きだという気持ちも変わることはないし、関係性に慣れきってしまっているわけでもないというシンプルな思いがあればこそですね。
「そこまで初期と変わらない」(30代・千葉県)
「変わらない」(30代・鳥取県)
感情が変わる
恋愛感情から、愛着感だったり特別な情へと変化する大切な転換点と考える人も。情熱的で刹那的な恋心から、より深く穏やかで長続きする愛へと進化していく時期と捉えられるのかもしれないですね。
「情がわいてくる」(30代・埼玉県)
「特別な感情に変わる」(30代・徳島県)
【良い面】恋人と付き合って一年の気持ちの変化とは?

続いて、恋人と一年付き合って、どんな良い気持ちの変化があったかを具体的に教えてもらいました。
お互いのことがわかる
一年という時間をかければ、相手の好みや性格だけでなく、価値観や考え方、どんなリアクションが返ってくるかなどよく理解できるようになります。こういったプラスの変化によりふたりの心の距離がぐっと近づいているはず。
「お互いのことがある程度わかっている」(30代・兵庫県)
「お互いの価値観や短所・長所などがわかってきて距離感が縮まる」(20代・福島県)
「相手の言いたいことをある程度察することができるようになる」(30代・東京都)
「相手のことが見えてそれが許容できるか考えられる」(30代・宮城県)
ラフな雰囲気
自分の生活リズムやルーティンの中に恋人の存在が自然と組み込まれ、心地よさが生まれてくるのが付き合って一年という時期。必要以上に気遣ったり遠慮がちだったコミュニケーションがだんだんとラフになることでお互いにリラックスできますよね。
「いろんなことが気軽にできるようになる」(20代・京都府)
「遠慮はなくなってくる。こうしてほしいという願望が強くなる時期だと思う」(30代・埼玉県)
「最初よりは話し方とかもフランクになっている」(30代・大分県)
「相手に対して少し気持ちが緩んでくる」(30代・兵庫県)
安心感
付き合ってすぐのドキドキ感やときめきとは違う、穏やかな安心感が生まるのもいいところ。恋人の前で自然体でいられ、お互いにありのままの自分を受け入れてもらえるという信頼関係ができあがっているとも言えますね。
「家族のような安心感」(20代・東京都)
「好き好き! 的な感情はある程度抑えられており、一緒にいて苦痛でないと感じる時期である」(30代・福岡県)
【悪い面】恋人と付き合って一年の気持ちの変化とは?

恋人と一年間付き合って、悪い気持ちの変化が出てきてしまったという人も。そろそろ一年を迎えるという人は対策を練っておきたいですね。
初々しさがなくなる
声を聞いたりデートのたびにドキドキと気持ちが高まり、お互いに照れてしまうような感覚を抱いていたものが、一年過ごすことでそれぞれの存在に慣れてくるもの。会ってもまったりとした時間をやり過ごしたり、愛情表現が少なくなってきてしまうことも。
「お互い初々しさがなくなるころ」(30代・奈良県)
「ちょっと慣れみたいなものが出てくる」(30代・千葉県)
「落ち着いてくる」(30代・兵庫県)
マンネリ化
デートの内容や場所がお決まりのパターンになってきたり、初めて知ることや新しさを感じることが減って、ふたりの関係に刺激がないと思ってしまうマンネリ化も。ちょっと飽きてきたなんて気持ちが生まれることもあるかもしれません。
「ややマンネリもあるかもしれない」(30代・茨城県)
「新鮮度は薄れていく」(30代・埼玉県)
ときめきがなくなる
相手の一挙一動にドキドキしたり、高揚感が湧き上がるような関係から、隣にいるのが当たり前というような家族に近い気持ちを持つようになることも。安定感のある穏やかな愛情はあるものの、物足りないと思ってしまう人もいるよう。
「ドキドキしない」(30代・神奈川県)
「好きという恋心が少しなくなる」(20代・新潟県)
「ラブラブ度が下がる」(30代・和歌山県)
恋人と付き合って一年経って出てくるトラブルは?

恋人と付き合い始めて一年が過ぎるとそれまでにはなかったトラブルが起きたり、問題に感じることが出てきてしまうこともあるよう。具体的に聞いてみました。
喧嘩
初めの頃は遠慮があったり、どんな思いでいるのかを注意深く考えられていたのに、関係に慣れてくるに従って些細なことで意見がぶつかり合ってしまうことも。相手の気持ちに立って考えることができなくなるのかもしれません。
「何事にも適当になってしまったりして喧嘩になりやすい」(30代・奈良県)
「言い合いからの喧嘩」(30代・徳島県)
「最初よりは多少喧嘩とかはあるかも」(30代・大分県)
価値観の違い
一年をともに過ごす中で、相手のさまざまな考え方や価値を置くところに気づいてきます。最初は少しの違いなら許容の範囲内だと思えていたことが、だんだんと受け入れられなくなってしまったり、妥協点を見出すのが難しいと感じてしまう部分も出てくるよう。
「価値観の違い」(30代・千葉県)
「価値観の衝突」(20代・大阪府)
「金銭的な価値観の違い」(30代・東京都)
すれ違い
ものごとに対してわかり合えているつもりになっていて、ふたりで話し合う時間が減り、実は理解していないなんてことが生まれることも。感情のすれ違いが増えると、相手に対して不満を抱える元にもなりかねないですよね。
「すれ違いや些細なケンカ」(30代・宮城県)
「気持ちのすれ違い」(30代・東京都)
気を抜きすぎる
付き合って一年も経つと、親しき仲にも礼儀ありという感覚が薄れてしまい、相手を思いやる気持ちが減ることも。気を抜きすぎて、自分の思うままに行動すると、わがままだったり自分勝手だと捉えれてしまいます。
「気の緩み」(30代・東京都)
「相手に気を使わなくなる」(20代・新潟県)
嫌な部分が目につく
最初の頃は相手の全てを魅力的に感じるものですが、徐々に嫌なところも見えてきてしまうもの。また、一年付き合ううちに相手に対して「こうあってほしい」という期待が高まることで、現実とのギャップに失望するなんてことも起こりがち。
「嫌な部分が見えて冷めてくる」(30代・和歌山県)
「相手のことを一年間見てきたことで分かることもあり、そこからの不満や喧嘩」(20代・京都府)
恋人と付き合って一年を過ぎてから長続きする方法

恋人と付き合って一年という区切りを超えて、その後長続きさせるためにはどんな心がけをするべきなのか。男性たちの考えを聞きました。
コミュニケーション
やはり大切なのがコミュニケーションを欠かさないこと。お互いの気持ちや考えを素直に伝えたり、問題は小さなうちに話し合うことが重要。さらに、ふたりの関係をどう育んでいきたいかなど、折に触れて将来に対するイメージも共有していきたいもの。
「お互い本音を言い合う」(20代・群馬県)
「こまめな連絡」(30代・鳥取県)
「なんでも気兼ねなく言い合えること」(20代・京都府)
「相手にしてあげられることには限界があるので、無理なことも理解してもらうような話し合いが必要」(30代・埼玉県)
尊重する
自分の考えを押し付けたりすることは避けて、お互いの意見を尊重するのも長続きさせるには大切。いろいろな考え方があることを理解し相手に共感を示すことで、より深く良好な関係を維持することができます。
「お互いを尊重する」(30代・大阪府)
「お互いを認め合うこと」(30代・宮城県)
「相手の意見をできるだけ尊重してあげる」(30代・東京都)
「リスペクトの気持ちを持つこと」(30代・大分県)
適度な距離感
お互いが心地よい関係を築くためには、適度な距離感保つことも意識したいところ。相手を束縛したり干渉するようなことはNGと心得て、趣味や友人と過ごすプライベートな時間を大切に考えるのも重要。過度に依存せず自立心を持つことが長続きする秘訣と言えます。
「干渉しすぎない」(30代・千葉県)
「程よく距離を取り、マンネリにならないようにする」(30代・宮城県)
「ベタベタしすぎない」(30代・埼玉県)
理想を押し付けない
これからの関係性において、相手に対して「こうあってほしい」と一方的に期待するのではなく、お互いに成長していく姿勢を持つようにしたいですね。また、自分の理想の将来像があったとしてもそれに固執せず、ときには妥協したり譲り合うような柔軟さも必要。
「期待しすぎない」(20代・大阪府)
「妥協するか目をつぶる」(30代・徳島県)
「相手の性格を知り、嫌がることをしないようにする」(30代・茨城県)
感謝の気持ち
時が経つとともに相手からの愛情を当たり前と思うようになってしまうことも。些細なことに対しても「ありがとう」など感謝の言葉を口にする習慣をつけたり、細やかな気遣いや温かく思いやることを忘れないことが大切。
「感謝の気持ちと適度な愛情を日頃から示す」(30代・奈良県)
「日頃から感謝や愛情を伝える」(30代・長野県)
ルールを決める
付き合って一年を機に、ふたりでルールを作るのもおすすめ。約束はきちんと守る、嘘をつかない、隠しごとをしないなどは当たり前のことだけれども、ルール化することで意識を共有できます。コミュニケーションを保つために、一日に一回はLINEするなど自分たちなりの頻度で決めるのもあり。
「初めからルールを決めること」(30代・福岡県)
最後に
付き合って一年というタイミングは、熱烈な恋愛から落ち着いた愛情を持ったつながりに移行する転換期でもあり、これからの関係をどう育んでいくかを考える大切な時期ということがわかりました。お互いをより深く理解してきたからこそ生まれる安心感と、この先も一緒に歩みたいという愛情を確認できれば、さらに強い絆で結ばれるはず。
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