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WORK

2024.03.29

仕事で疲れたときの解消方法は? 憂鬱に感じる理由&やる気をアップさせるコツ

苦手な朝の早起き、激混みの通勤ラッシュ、職場での不快な人間関係、片付かない仕事量による残業…。元気に頑張って仕事しようと思っても、複数の不満やストレスのせいでスッキリしない毎日を送っていませんか? 今回は、仕事でどんなときに疲れを感じるのか、その理由と解消方法を紹介します。

「仕事で疲れた」時はある?

20〜30代の女性100人に「仕事で疲れた」時はある? という質問を投げかけたところ、はい… 83.3%/いいえ… 16.7%という集計結果になりました。

円グラフ

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

全体の8割以上の女性が、仕事での疲れを感じていると回答。心や体の疲れをそのままにしておくと、後々大変なことになってしまうかもしれません。

「仕事で疲れる」理由とは?

PCの前で悩む女性
(c)Shutterstock.com

仕事で疲れる理由は、さまざま。ここでは、アンケート結果からみなさんがどのようなことに疲れを感じているか、まとめました。「あー、わかる!」と共感できる回答やエピソード、必ずあるはずです♪

人間関係に悩まされている

「仕事が疲れる…」「もう辞めたい…」と考えているほとんどの人が、職場での人間関係に悩まされているようです。

仕事の日は、1日のほとんどを会社やリモート空間で過ごすことも多いと思います。そんな状態で、嫌な人や苦手な人と関わりを持たないといけないとなると、精神的なストレスに繋がりますよね。

特に女性が多い職場で、人間関係が難しいという意見も。

「合わない上司や先輩との仕事が続くと疲れる」(30代・兵庫県)
「苦手な人と1日仕事した時」(30代・福島県)
「仕事をしない人が目につく」(30代・沖縄県)
「女が多い職場なのでカーストが出来ていて対立がよくあって面倒くさい」(30代・沖縄県)
「新入社員を困らせてストレス解消しようとするオバサン社員の対応をするのが疲れる」(30代・茨城県)

忙しい

仕事が忙しいと、時間の流れが早く感じられ、達成感も味わえるので、活力に溢れた日々を送れることもあります。ですが、仕事量が多すぎて残業が増えたり、食事の時間や休憩を取れなかったりすると、心をすり減らす毎日に。

しかもそんなときに限って焦ってしまい、ミスを連発! なんてことも…。悪循環が陥ってしまう前にどうにかしたいものです。

「午前中は特に急ぐ仕事がなかったのに、帰り際に急ぎの仕事を頼まれた」(30代・徳島県)
「仕事量が多い。残業が増えた」(30代・東京都)
「来客が絶えずずっと動きっぱなしで一日があっという間だった」(20代・北海道)
「飲食店で働いているので、お客さんが多いと休憩もいけなくて、何も飲めない食べないだった」(30代・熊本県)

体力的にしんどい

疲れが溜まった状態で仕事を続けると、体調を崩して長期の休養が必要になることも。特に家事や育児をしながら働いている人は大変ですよね。

目の前の仕事に一生懸命取り組みたい気持ちはわかりますが、疲れはどこかのタイミングでどっとやってくるもの。一度自分の仕事のやり方などを振り返ってみるのも良いかもしれません。

「寝て起きても疲れが残っていると感じた時」(20代・千葉県)
「終業時間が来て、一息付いた時に身体が重いと感じたら」(30代・福岡県)
「パソコンを長時間やっているので、肩こりがひどい」(30代・新潟県)
「画面を見ていることが多いので、目の疲れが酷い」(20代・愛知県)
「通勤時間が遠く疲れる。また、頭を使ったり、作業したり疲れる」(30代・東京都)

気を遣ってしまう

職場の先輩や上司に本当の自分の気持ちを伝えられず、気疲れしてしまう方も多いでしょう。

本当は誰かに相談したいのに、忙しそうだからと遠慮してしまったり、人に迷惑をかけてはいけないという気持ちから罪悪感を感じてしまったり… などというケースは、少し考えすぎかもしれません。

相手の心理を先読みせず、困ったときは周りに頼ってもよいのです。

「気を遣って笑うから」(30代・広島県)
「仕事の忙しさと、人に対する気遣いで疲れる」(30代・愛知県)
「人と接するのは緊張するし、気も使うから」(30代・栃木県)
「気を使ったり自分のしたいことができないと疲れる。暇な時間も疲れる」(20代・東京都)

思ったように進まない

「この時間までにこれを終わらせよう」と思っても、急に別の仕事が追加されたり、上司からの指示変更でイチからやり直しになったり、思うように仕事が進まなくなった経験は誰でもあるはず。

そんなときは、一呼吸おいて少し気持ちを落ち着かせるのも◎! 疲れやストレスが溜まる前に、職場の信頼できる人に相談したり愚痴ってスッキリするのもおすすめ。

「意思決定者が分からない状態で仕事を進めているとき」(30代・東京都)
「自分の意見は通らず、相手の要領を得ない話をひたすら聞くしかない時。自分のペースで進められない時」(30代・埼玉県)
「自分の考えていたルート通りに物事が進まず、その対応に追われることが多いから」(20代・東京都)
「やった業務が終わったあとに白紙になったり、最初と前提が変わってしまって1からやり直さないといけないときがあるので」(20代・兵庫県)

家庭との両立が大変

今の世の中は共働きの家庭も多いですが、仕事と家庭を両立させるのはとても大変なこと。育児もあれば毎日時間いに追われて、気付いたらもう1日終わっていた… なんてことも少なくないはずです。

自分だけで頑張ろうとせずに、家族や周りも頼りにしてサポートをしてもらうと、少しはストレスが分散されるでしょう。完璧を求めすぎずに、少し手を抜いたり休憩したっていいんです。

「家事と育児の両立が大変だから」(30代・愛知県)
「家族の世話で忙しくて、自分のケアが疎かになり、テンションが、下がる」(30代・奈良県)
「仕事した後保育園の迎えとかあるので」(30代・熊本県)
「帰ったら疲れて寝てしまうこと」(30代・岐阜県)

「仕事で疲れた」時の解消法とは?

ヨガをする女性と講師
(c)Shutterstock.com

もし「最近仕事に疲れているかも」と感じているようならば、何か対策をとる必要があるかもしれません。

疲れには肉体的な体の疲れと精神的な心の疲れがあるので、両方バランスよく癒やせる方法があると良いかもしれませんね。

よく寝る

疲れたときはまず、良質な睡眠をとって体をしっかり休めましょう。気持ちが落ち込んでいても、少し寝れば感情も落ち着いてスッキリした気持ちになれる場合も。

もし「睡眠時間が足りていないかも…」「生活のリズムが少し乱れているかも…」と心当たりがあるようであれば、なるべく正しい時間に正しい環境で睡眠をとることから始めてみて。

「早く横になりゆっくり眠る」(20代・兵庫県)
「仕事が終わったら、もうそれ以上は考えず、食べて寝る」(30代・新潟県)
「帰宅後好きなことを思い切りやる。早く寝る」(30代・兵庫県)
「睡眠。早めに休む」(30代・北海道)

食事を充実させる

三食バランスよく食事を充実させることも、疲れを解消させる上で大切なこと。特に女性はダイエットのため無理な食事制限をして、栄養が足りていないことも多いと思います。

ストイックになりすぎても逆効果なので、暴飲暴食を控えることを重視しましょう。

たまには前から気になっていたお店でランチをしたり、少し豪華なディナーに行ってみたり、毎日頑張っている自分にご褒美をあげると心も体も喜びます。

「美味しいものを食べて気分転換をする」(30代・愛媛県)
「好きなものを食べる」(30代・広島県)
「美容に良い食事をする。いつもと違うシャンプーを使ってみる。入浴剤を使う」(30代・茨城県)
「おいしいもの食べる」(30代・北海道)

甘いものを食べる

疲れたときに、甘いものが食べたくなった経験がある人も多いはず。仕事後のデザートを楽しみに、仕事を頑張るのもおすすめ。

仕事中に疲れた際は、ちょっとチョコレートを口に運ぶと元気が出ますよね。ただし、一度にたくさんの量の糖分を摂取すると、強い疲労感や眠気を誘うような効果もあるようなので、要注意!

「アイスを食べる」(30代・東京都)
「デザートを食べたる」(30代・兵庫県)
「お菓子を食べる。趣味に没頭する」(30代・奈良県)
「甘いものを多めに食べる」(30代・滋賀県)

趣味に打ち込む

趣味を持つことで心が豊かになり、ストレス発散にも効果◎! 癒やされる、元気になれるものを趣味として、退勤後や休日を充実させましょう。

特に趣味がない人は、自分の好奇心を大切に、少しでも興味があるものを楽しんでみることから始めてみて。趣味といえなくても、その時間を没頭して楽しむことができれば、仕事の疲れも少しは吹き飛ぶはず。

「ネサフで色んな情報仕入れる」(30代・沖縄県)
「漫画を読んだり映画を見たり、好きなことをする」(20代・東京都)
「推し活です。ひたすら推しを摂取します」(20代・岩手県)
「趣味のライブDVDを見る」(20代・東京都)
「家の猫ちゃんに癒される」(30代・埼玉県)

体を動かす

コロナ禍ということもあり、自宅でのテレワークがメインの人も増えています。ずっと同じ姿勢でいることが多いので、体が凝り固まって運動不足に繋がることも多いのが現状。

仕事後にジムに行って汗を流したり、ヨガで気持ちを集中させながら気持ちよく体を動かしたりすると、心もすっきりして健康にも良さそう。

「ジムで運動する」(20代・千葉県)
「ストレッチをする」(30代・北海道)
「寝る前のストレッチ」(30代・東京都)
「ヨガやマッサージにいく」(30代・東京都)

ゆっくりお風呂に入る

忙しい毎日に追われ、普段はシャワーだけで済ませてしまっていませんか? 入浴にはリラックス効果があり、疲れた体を癒やしてくれます。

熱いお湯での長時間の入浴は負担が大きいので、ぬるめの温度で少し長めに入るのがおすすめ。

アロマオイルや入浴剤を入れるなど、香りも一緒に楽しむとより心も落ち着き、日頃の疲れも少しずつほぐれていくでしょう♪

「お風呂に入浴剤を入れて入ったり、元気の出る音楽を聴いたりする」(30代・広島県)
「長風呂をする」(30代・徳島県)
「半身浴など自分の時間を大切にする」(30代・栃木県)
「ゆっくりお風呂にはいって音楽を聴く」(20代・兵庫県)

家でリラックスして過ごす

いつもいろいろなことを考えすぎて頭の中がいっぱいになってしまう人は、何も考えずにぼーっとする日やダラダラ、ゴロゴロする日を作ってみて。頭を空っぽにして、好きなことを考えてのんびり過ごすとストレスも軽減されます。

時間に追われず、予定を詰め込まない日もときには必要です。

「家に帰ったらボーッとする」(30代・神奈川県)
「家に帰ってゆっくりする」(30代・東京都)
「定時であがって家に帰ってくつろぐ。飲みに行く」(30代・神奈川県)
「平日の夜は家でゴロゴロ、休日はお出かけして気分転換」(30代・愛知県)

「仕事で疲れた」時のモチベーションを上げる方法

ベッドで寝ている女性
(c)Shutterstock.com

ずっと仕事疲れしたテンションでいると、ネガティブな気持ちになってどんよりしてしまいますよね。体や心が疲れてしまっているときは、何かキッカケを見つけて、モチベーションをあげていくことが大切。

ここでは、おすすめの方法を4つ紹介していきます。

まずは疲労を解消!

医学博士・医師の梶本修身先生は「すべての疲れの正体は、自律神経の中枢が疲れること」だと言います。

そのため、「疲労が溜まっている」「睡眠不足が続いている」という自覚がある人は、その疲労の蓄積や睡眠不足を解消させることから試してみましょう。

最低でも5時間は寝ること。また長く寝た場合でも、「眠りの質」が伴っていないと“良い睡眠”とはいえないそう。

「睡眠は浅い眠り=レム睡眠と、深い眠り=ノンレム睡眠のサイクルを、1時間30分ごとに繰り返しますが、少なくとも3サイクルは寝ないと十分に疲れがとれないとわかっています。寝つくまでの時間も入れて、最低でも5時間はほしいですね」(梶本先生)

では、眠りの質を上げるにはどうしたら良いのでしょうか? 梶本先生によると「自律神経の中枢がしっかり休まる状態を整えること」がもっとも大切だと言います。

「夕食後のコーヒーは控えたほうがいいし、寝酒も睡眠が浅くなるのでNGです。額から汗が流れるような熱いお風呂は、体を逆に疲れさせるので避けてください。ちなみに僕は寝る1時間前にはお風呂から上がって、オレンジ色の薄暗い照明の中、ボーっとテレビを眺めたりします」(梶本先生)

また、眠りから目覚めるときは、できるだけ大きな音で目覚めるのは避けたほうが良いのだとか。睡眠不足が続くと、不安や抑うつが強まるという研究結果もあるそうです。

「目覚ましの大きな音で『ビクッ』と起きるのは、体をリラックスした状態から、急激に臨戦態勢に切り替えること。自律神経への負担が大きいので、徐々に明るくなる照明や太陽の光などで起きるのがベストです」(梶本先生)

凝り固まった考えをいったん捨てる

凝り固まった考え方というのは、ときにネガティブな感情を生じさせ、自分をさらに苦しめてしまうもの。

「仕事には常にベストを尽くさないと…」「相手との関係が壊れるから頼みごとは断れない」などといったマイナスな考え方は、いったん捨ててしまいましょう。

こうした考え方がストレスの原因になって、「やる気が出ない」という気持ちを増大させてしまっている可能性があります。

「~しない自分なんてダメだ」「~するなんて許されない」などといった考えを捨てて、物事や人のポジティブな面に注目して。柔軟な思考がやる気の低下を解消してくれるかもしれません。

ゴールにいる自分を思い描く

精神科医の名越康文先生によれば、まず何を始めるにも「自分の頭の中で、ゴールにいる自分を主人公にした映画を1本撮り終えてからスタートしてみる」と良いと言います。

「そして、やり始めたら大切なのは毎日やることです。1週間に1回や2回ではなく、短時間でいいから毎日続けてみましょう。毎日同じ時間、同じタイミングでスケジュールに入れることが継続のコツだといえるでしょう」(名越先生)

10%の「できていること」に注目する

「あれもできていない、これもできていない」と、できないことに注目してしまうと、そんな自分に嫌気がさして、より一層やる気が低下してしまいます。

産業医・労働衛生コンサルタントの加藤杏奈先生によると、脳がネガティブループにハマっているときは、ある思考グセがあると言います。

「マイ・ルールや、実行しようと決めたことが10個あったとします。うち1個でもできていれば『がんばってる!』とほめてあげていいのに、脳がマイナス思考になっていると、どうしても残りの9個の『できていない』に目が向いてしまい、さらにネガティブな気持ちになってしまうんです」(加藤先生)

そのため、やる気が出ないときだけでなく、日頃から「できていること」や「がんばれていること」に目を向けて、自分を褒めるクセをつけることが大事だそうです。

最後に

真面目な人ほど人一倍頑張って成果を出そうとするので、ふとした瞬間にどっと疲れが襲ってくるのかもしれません。

心や体が疲れていてSOS信号を出しているときは、そのサインを見逃さないようにしっかり向き合う時間が必要です。

仕事に対して不満に感じる原因は何なのか、その不満は解消できるものなのか、などのネガティブになってしまう根本を見つけてみましょう。これが分かることによって、今後判断する際の選択肢も増え、前向きに一歩前進できるハズ。

ストレスを溜めず、自分なりのリフレッシュ方法を見つけて素敵な毎日を送れますように、応援しています。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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