【100人に聞いた】家庭崩壊を経験したことはありますか?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
まずは、家庭崩壊を経験してしまった人がどのくらいいるのかを調査するべく、女性100人に「あなたやあなたの周りで家庭崩壊を経験した人はいますか?」と質問しました。結果は、「いる」… 13.3%、「いない」… 86.7%となり、10人に1人以上の割合で家庭崩壊の経験がある、もしくは周りにいるということがわかりました。
家庭崩壊エピソードをご紹介
では、実際に家庭崩壊してしまったという人のエピソードを教えてもらいました。
【1】夫婦の不仲
夫婦の仲が良くなく離婚や別居状態になってしまったという人は残念ながら多いですよね。そこから派生したトラブルを抱えてしまうとさらにダメージが大きいもの。また、自身ではなく、両親の離婚が原因という人も。自分ではどうしようもないのがつらいところ。
「家庭内別居からの離婚」(30代・岐阜県)
「旦那と別居中ですが養育費ももらえず、3人の子どもがいて一番下が1歳のためなかなか働き口がなく、私の親にいろいろ協力してもらっていますが経済的に苦しいです」(20代・長野県)
「子どもの教育方針で話が合わずに離婚した。モラハラ傾向があった」(30代・東京都)
「親が離婚した」(30代・秋田県)
【2】親子関係の破綻
父親・母親のいずれかがいわゆる毒親だったという人も。一緒にいてもいいことはあまりないので、離れられるなら離れた方が賢明なはず。
「親が毒親で一緒にいられないと思った」(30代・千葉県)
「母親が自分の思い通りにならないとヒステリックを起こす人だった。なんでも言いなりにならないといけず、限界で高校卒業後に上京してからは年に1度連絡を取るかどうか」(30代・青森県)
【3】不倫
不倫が原因で家庭崩壊してしまったというパターンも。ありがちな話ではありますが、不倫の代償は大きく、された方や子どもへのダメージはあまりにも深いのでひどい仕打ちと言えますよね。
「元旦那の不倫」(30代・大分県)
「父親の不倫後、両親が別居し、母親もW不倫。母親の不倫相手と出かけたり家族みたいに過ごすのが苦痛だった」(20代・東京都)
【4】義両親との折り合い
結婚を親に認めてもらえなかったのが原因という人も。結婚は自分たちの意思で決めたいので、なんとか理解してもらいたいところ。
「親が妻のことを気に入らず大変だった。それでも無理やり結婚し、今では親と絶縁状態です」(30代・東京都)
「夫の母親にいびられ、我慢をしていたが夫にバレたときに問題になった。夫が庇ってくれ、義母とは数年会っていない」(30代・岡山県)
【5】お金のトラブル
夫が借金があることをきちんと家族に話していなかったことが理由というお家も。家庭を持ったら、家族の財産になるのできちんと夫婦で管理していきたいですよね。
「友人の旦那が借金を隠していたみたいで大変そうだった」(30代・福岡県)
家庭崩壊しないためにできることは?
家庭崩壊のエピソードではさまざまな理由が挙がりましたが、心がけることで防げることもあるはず。どんな方法を取ればいいと思うか聞いてみました。
【1】コミュニケーション
家庭内で活発にコミュニケーションを取ることは必須と言えますよね。普段から会話の多い家族関係であれば、問題が起きてもその都度解決することができるはず。言いたいことを溜め込まないことが重要。
「何気ない日常会話を普段からする」(30代・新潟県)
「たくさん話をしたり、みんなでご飯を食べたり、旅行に行ったりすること」(20代・東京都)
「挨拶と会話とコミュニケーション」(30代・北海道)
「家族の悩みや相談を聞くこと」(20代・徳島県)
「思ったことはその都度伝える」(20代・東京都)
「言いたいことを言える関係作り。家族でも言葉にしないと伝わらない」(30代・兵庫県)
「家族会議をする」(30代・大阪府)
【2】思いやり
家族といえども常に思いやりの気持ちを持つことは大切。感謝を言葉に出して伝えながら、誠実に対応することが心の距離を保つことができるポイント。
「夫婦がお互いに思いやりで接する」(30代・千葉県)
「相手への気遣い」(30代・三重県)
「協力し合う」(20代・東京都)
「感謝の気持ちを持って行動に移すこと」(20代・東京都)
「誠実に接すること」(20代・兵庫県)
【3】隠し事をしない
隠し事をするのは御法度。ひとつ嘘をつくと、さらに嘘が積み重なることも。お互いを裏切るようなことはせず、もちろん浮気や不倫はありえないですね。
「隠し事はしない」(30代・群馬県)
「裏切らない、嘘をつかない」(30代・埼玉県)
「秘密はなし」(30代・大阪府)
「浮気、不倫をしない」(30代・大分県)
【4】向き合い方
家族だからわかってくれると馴れ合いの気持ちは持たず、常に真剣に向かい合うことは大切。意見の相違があった場合にも、冷静に対処しお互いを受け入れる姿勢が必要です。
「そのときどきで真剣に向き合う。お互いに優しく接する」(20代・兵庫県)
「家族の時間を大切にする」(30代・新潟県)
「少しの我慢と気遣い」(20代・埼玉県)
「冷静になる」(30代・東京都)
【5】結婚前に見極める
家庭崩壊する原因は、結婚前の価値観や考え方のすり合わせができていなかったという理由も挙げられるはず。結婚を決めるにはある程度の時間をかけ、しっかりお互いを知り合うことが基本。
「合わない人と結婚しない。ちゃんと見定めてから子どもを作る」(30代・岐阜県)
「結婚前にある程度の擦り合わせが必要なので、しっかり話し合いをしていく」(30代・東京都)
最後に
家庭崩壊は人生において、最大のダメージとも言えます。大切にしたい家族を失わないためには、日々の小さな心がけが重要。トラブルになりそうと思ったときには、大したことないと高を括らず真摯に向き合うようにしたいですね。
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