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2023.08.12

20代夫婦の貯金事情! 平均貯金額や貯金のコツを紹介します

結婚後のさまざまなライフイベントのために、貯金は必要不可欠。すでに貯金を始めている人やこれから貯金をしようと思っている人も、同年代の人が将来に備えてどのくらい貯金をしているのか気になるところですよね。今回はライター・コマツマヨが、20代夫婦のための貯金について考えたいと思います。

コマツマヨ

20代夫婦の貯金の平均額は? 毎月いくら貯金する?

令和3年の金融広報中央委員会のデータによれば、金融資産保有世帯のうち、20代の2人以上世帯の平均貯金額は約344万円でした。あくまでもこの額は「金融資産保有世帯」、つまり貯金をしている世帯の貯金額。20代の2人以上の世帯では、金融資産を保有していない人の割合が約37%と、4割近い世帯が貯金をしていないと回答しています。

参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」

20代夫婦はいくら貯金しておくべき?

年代や収入、共働きかどうかなどライフスタイルよって差が出るので一概には言えませんが、一般的に貯蓄額の目安は手取りの20%程度と言われているようです。夫婦共働きで毎月の手取りが40万円の場合、毎月8万円を貯金に回すという計算です。

出産、住宅や車の購入、子ども進学や習い事など、20代はこれからたくさんのライフイベントが待ち構えています。また、いつ病気や怪我に見舞われて働けなくなるかもわからないので、貯められるうちに貯めておくというのも一つの考え方かもしれません。

20代夫婦が貯金のためにやっていること

◆先取り貯金(積み立て貯金・財形貯蓄)

緊急でお金が必要になった時のために、すぐに口座から引き出せるお金を用意しておくことが大切。先取り貯金は給料日に合わせて一定額を自動で貯金専用の口座に入れること。お金があるタイミングで決まった金額を預金に回すので、確実にお金を貯めることができます。また、企業によっては給料から天引きして貯蓄を行う「財形貯蓄」の制度を設けている場合もあります。

◆つみたてNISA

少しの額から投資を始めて資産形成ができるつみたてNISAを利用している人も多いようです。つみたてNISAは、投資で得た利益に通常かかる税金が非課税となるため、利益を満額受け取ることができます。毎月決まったタイミングで一定額を口座から引き落とされるので、預金のためにお金をうつしたりする手間も省けます。

◆目的や目標額の設定

やみくもに貯金をしても、生活が苦しくなったりなかなかお金が貯まらないといったことになりかねません。何のために貯金をするのか、何年後にいくら貯金が貯まっているといいのかなど、目的を明確にしたり目標を設定すると、計画的に貯金をすることができますし、生活が苦しくなるほど無理に貯金をすることもなくなります。

お金の計算をする男女
(c)Adobe Stock

20代夫婦の貯金の目的は?

◆老後の資金

20代夫婦にとって「老後」はずいぶん先の話。しかし、昨今のニュースや時代の流れを見ても、年金を当てにするのは不安だし、お金を稼ぐ力のあるタイミングでしっかりと貯蓄をしておこうと考える人が多いようです。

◆住宅購入の資金

いずれマイホームを購入しようと思っている夫婦は、住宅ローンの頭金をはじめ住宅購入に必要な資金を貯めるために貯金をしているようです。住宅の購入資金はローンで賄えたとしても、住宅購入時はローンでは賄えない高額な費用がいろいろと発生するので、備えておいて損はないはず。

◆子どもの教育資金

子どもが小さいうちはあまりお金がかからないものの、子どもが大きくなるにつれてお金がたくさんかかってきます。小学校から大学卒業までの費用は1000万円を超えるという試算もあるので、早いうちから貯金をしておく夫婦も多いようですね。

親子
(c)Adobe Stock

20代夫婦がなかなか貯金できない理由

◆貯金への意識が低い

20代夫婦はまだまだ若く、資産形成への意識が低い人も。貯金は必要だとは思っているけれどなかなか行動に移せない、今あるお金を目一杯使っているので貯金に回すお金がないというのが、貯金ができない理由だといえそうです。

◆計画的に貯金をしていない

よほどの高収入でない限りお金は勝手に貯まらないので、計画的に貯金をしていかないとまとまった金額を貯めることはできません。

貯金ができない人に多いのが、毎月預金口座に残ったお金を貯金にするという方法。お金が残らなかった場合はその月は貯金ができないので、なかなかお金が溜まっていかないのです。

◆収入・支出を把握していない

世帯全体の収入・支出を明確に把握していない場合、いくらまでが使えるお金なのかがわからず、ついついお金を使い過ぎてしまいます。また、夫婦それぞれが別々に口座を持っていてお互いの収入を知らないという夫婦も、貯金や資産についての話がしづらく、夫婦二人のお金がなかなか貯められないといったことも。

* * *

増税や物価の高騰などで日本国民にとって苦しい時代、貯金のことを考えるのは最重要事項といえます。計画的に貯金を行ない、少しずつ資産を蓄えて余裕を持って生活をしていけるといいですね。

TOP画像/(c)Adobe Stock

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ライター/コラムニスト コマツマヨ

WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。


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