男性は好意をわかりやすく示す人が多い傾向にありますが、女性は自分の好きな気持ちをうまく隠しながらアピールすることもありますよね。そのため、「女心って難しい」「女性心理がわからない」と、男性を悩ませてしまうことも少なくないようです。当記事では、恋愛における女性心理について深掘りしていきます!
女性心理の特徴とは?
まずは、恋愛している女性はどのような心理なのか、その特徴を見ていきましょう。
1:自分の気持ちを察してほしい
女性は自分の気持ちを言葉でストレートに伝えず、態度や行動などで表す傾向にあります。例えば、褒め言葉をたくさん言ったり、アイコンタクトをしたりするのは、その相手に対して好意を抱いているサインかも。一方で、不満などのネガティブな感情も言葉ではあまり伝えません。代わりに、急に無口になったり、不機嫌な表情をしたりして、相手に自分の気持ちを察してもらおうとします。
2:共感してほしい
例えば、会社の愚痴を話して、男性から「じゃあ、こうしてみれば?」と解決策を示す返事が返ってきた時。「そんな返事が欲しかったんじゃないの!」と怒った経験がある女性もいるかもしれませんね。男性は会話にオチや目的などを求めますが、女性は共感の言葉がほしいだけ、ということも。自分の話を聞いてもらい、「わかる」「それは辛いね」など、自分にただ寄り添ってほしいのです。
3:好意は言葉で伝えてほしい
自分の気持ちはあまり伝えたがらないものの、男性には気持ちを言葉で伝えてほしいと思っています。男性が行動で示していたとしても、「好き」といった言葉がないと、女性は不安になってしまうこともあるのです。
これって脈あり? しぐさや行動に隠された女性心理
女性心は複雑で、わかりづらいもの。何気ない言葉が好意の表れであったり、はたまた、何の意図もない行動だったりも…。そこで、脈ありなのか、脈なしなのか、言動別に女性心理を解説していきましょう。
1:頼みごとをする
頼みごとをするのには、いくつかの心理が隠されている可能性があります。一つは、男性に甘えたいという心理。彼氏など心を許した相手だからこそ頼みごとをする女性もいるでしょう。
そのほかは、相手のことを人間として信頼しているパターン。例えば、職場で他にも人がいるのに、自分にだけ頼みごとをしてくるのは、「この人なら助けてくれるはずだ」「優しいから断らないはずだ」と思っているのかも。
2:二人きりでの食事や飲みに誘う
男性をサシ飲みや二人きりでのご飯に誘うのは、好きだから距離を縮めたいと思っているか、単に飲み友達と思っているだけかのどちらかでしょう。ただし、わざわざ自分から誘っているのですから、異性として見ているかは別として、相手を好意的に見ているのには間違いないはず。
なお、もし映画デートや水族館デート、ドライブデートなど、定番デートに誘ったのであれば、脈ありの可能性が高いでしょう。
3:ボディタッチをしてくる
何の意図もなく、自然にボディタッチをする女性もいますが、相手をドキッとさせたいという心理から、ボディタッチをする女性もいます。そのため、飲み会や会話をしている時に、手や腕に触れてくるといった行動は脈ありの可能性大。ただし、肩を軽く叩くといったボディタッチは、友情を感じているだけの場合もあるので、脈あり・なしの見極めが少し難しいです。
4:体を寄せてくる
パーソナルスペースという言葉を聞いたことはありませんか? パーソナルスペースとは、他人が近づいてくると不快に感じる距離のこと。相手との関係性などによって、この距離は変わり、0~45cmは恋人や家族など、親しい関係性の相手に対しての距離です。つまり、体を寄せてくるのは、脈ありと考えていいでしょう。
ちなみに、男性心理としても体を寄せてくるという行為は、その女性に好意を抱いていることが多いですが、男性の場合は下心が隠れていることもあるようです。
5:頻繁に目が合う
人は、興味のある人やものをじっと見てしまう性質があるといわれています。学校や職場などで、ついつい好きな人を目で追っていた… なんて経験をしたことがある人も多いでしょう。そのため、よく目が合う人が周りにいたら、脈ありなのかも。ただし、たまたま目が合っただけで「自分のことを好きなのかも?」と思うのは早計。目が合う頻度が高い場合のみ、好意がある可能性が高いです。
なお、通りすがりに見るのは、「好意を抱いている」「嫌悪感を抱いている」など、様々なケースが考えられるので、判断がより難しいでしょう。
6:信頼してると言う
「信頼してる」と言う心理は、相手との関係性によって異なります。例えば、付き合う前の段階の異性に言うのであれば、好意が隠れている可能性が高いです。恋人に言うのは、愛情表現の一つかもしれませんね。ただし、相手の浮気を疑っている時に「信頼してる」と言うのは「信じてるから、浮気しないでね」という浮気対策かも。
相手が上司や同僚などの場合は、単に「仕事仲間として頼りにしている」「心を許している」といった気持ちの表れでしょう。
7:LINEのやりとりが続く
興味のない相手や、好きじゃない相手とのLINEは、「おやすみ」といったメッセージや、スタンプなどで会話が終わらせる女性も少なくないはず。そればかりか、既読スルーや未読スルーをする人もいるでしょう。そのため、LINEのやりとりが続く場合は、脈ありの可能性が高いです。ただし、単に「誰かに構ってほしい」「寂しいから誰かとLINEしたい」という、寂しがり屋なケースもあります。
8:LINEで「返信不要」と言う
「返事は大丈夫だよ」というひと言を添える女性もいますよね。これは、相手が忙しいだろうからと気を遣っているのでしょう。しかし、なかには「返事は不要」と言いつつ、相手からの反応を期待している人も。会話の内容や相手の性格を考慮して、返信した方がいいのかを判断する必要があります。
9:LINEをブロックする
しつこい相手や嫌いな相手に対しては、LINEをブロックする女性も多いでしょう。連絡手段を断つのですから、「連絡が面倒くさい」「もう関わりたくない」といった明らかな拒絶サインです。そのほか、相手が別れた彼氏だった場合、やりとりをすると気持ちが揺れてしまうため、区切りをつけるためにブロックすることもあります。
最後に
好きなのに避けてしまったり、好意をわかりやすくアピールできなかったり、女性心は難しいもの。「彼女が何を考えているかわからない!」と悩む男性は、当記事を参考にするのはもちろん、女性心理学の本を読んでみるのも一つの方法です。わかりづらい女性心を理解して、好きな人との距離を縮めてみてくださいね!
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