そもそも「好き避け」とは?
好きなのにそっけない態度を取ること
「好き避け」とは、本当は好きなのにそっけない態度を取ったり、わざと他の異性と仲良くする姿を見せつけてしまったりすること。恋愛弱者がやりがちなダメ行動と言われていて、「好き避け」を繰り返していると相手はあなたに嫌われていると勘違いしてしまいます。
しかし、好き避けをしてしまう人はそれが潔く真っ当な恋愛ご作法だと思っている節があり、恋愛上手な人に対し、どこかしら卑怯だと感じているところがあります。
本来、よほど相手にとって自分がドストライクのビジュアルでない限り、何もせずに相手からも好きになってもらうなんて難しいことなのに、好き避けをしてしまう女性はそれに気付いていません。
好き避けしてしまう女性の「心理」
自分に自信がない
好き避けをしてしまう人の心理として「自分に自信がない」というのがあります。自己肯定感が低く、「私なんて」「私には無理」「私なんかが」という風に考えてしまう傾向が。
そのため、基本的に受け身で行動力がありません。
好きな人からのアプローチを待ったり、「きっといつか素敵な人が自分の前に現れてくれる」と期待したり、自分からアプローチすることを避けます。
素直になれない
好き避けをしてしまう女性は、本当に好きな人にはなかなか素直になれない天邪鬼な部分があります。好きな気持ちを隠したいので、本当は嬉しいのに興味のないふりをするなど、つい本心と逆の行動をしがち。
とくに以前から仲の良い関係だった人の場合、今さら恋愛っぽく振る舞うなんてできない! と、好きな気持ちを必死に隠そうとするかもしれません。
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好き避けをやめたい女性はどうアプローチすべき?
自信のなさや天邪鬼な性格のせいで、ついつい好き避けをしてしまう…。そんな悩みを持つ方は、どのようなアプローチをしていけばいいいのでしょうか。
「好き避け」から「好きバレ」に
逆効果な好き避けではなく、自然に恋が叶う方向に向かう「好きバレ」に思考をチェンジしてみましょう。好きバレテクニックは以下の4つ。
〈好きバレテクニック〉
・積極的に話しかける&引くの繰り返し
・目をじっと合わせる&そらすの繰り返し
・他の人とは明らかに違う態度をとる(贔屓をする)
・一緒にいるときは全力で楽しそうにする! とにかくずっと笑顔!
「この子、俺のこと好きだよな」→「あれ、違うかも」を根気強く続けるのです。他の人といるよりも明らかに楽しそうにし、「やっぱり俺のこと好きだ」→「でも確信はもてない」… この辺りを上手に繰り返してみて。
好きなことを完全にバラすのではなく、バレそうでバレない危ういところを攻めるのがポイント。男性はわかりやすいリアクションで返してくるので、徐々に相手の感情の変化も見えるようになってきますよ。
他の男性とイチャつくのはやめる
好き避け女性がやりがちな、好きじゃない男性といちゃついて、本当に好きな男性の気を引こうとする行動、これは絶対にNG! また、緊張や照れのあまり不機嫌な態度を取ってしまうのもやめましょう。
これらは通常ならやらないような態度なはず。恋愛をしていると客観性が失われ、非常識な態度を取ってしまいがちですが、こういったマイナスな印象を与える行動は卒業しましょう。
発想の転換で強みを作る
好き避けをしてしまう女性は、弱点やコンプレックスを抱えている人が多いですが、こういった弱点を発想の転換で強みに変えていく努力をしてみましょう。まず自分の弱点を書き出してみて。
・消極的、ひっこみ思案
・悲観的、マイナス思考
・いつも不安気味
・恥ずかしがり屋
など。
自分の弱点を見つけたら、今度はその内容を読み替えてみましょう。
「消極的でひっこみ思案、恋愛に対して奥手」
→「忍耐力があり、デートの回数を重ねて相手を知ろうと慎重な判断ができる人」
「悲観的でマイナスな思考になりがちな性格」
→「一つひとつ落ち着いて分析できる力を持ち、一回の恋愛を大事にしようとしている人」
「恥ずかしがり屋さん」
→「謙虚でおしとやか。周りの人を大事にする、思いやりのある人」
コンプレックスに感じている部分を違う視点からみると、実は長所だったりします。弱みと強みは紙一重。プラス思考によって自分に自信がつけば、きっと好き避けなんてやる必要がなくなるはず。
最後に
好きなのにそっけない態度を取ったり、わざと他の異性と仲良くする姿を見せつけてう「好き避け」。意中の人に誤解されてしまって、結果恋が実らなくなってしまうことも。「好きバレ」などの有効なアプローチに転換して、恋を成就させてくださいね。
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