【男性が考える】女性からの脈ありサインとは?

まず最初に「脈あり」とは、
恋愛において「こちらに好意がありそう」「付き合えるかもしれない」など、相手との関係に見込みが持てるときに使われる言葉(引用元:https://oggi.jp/6588477)
といった状態を指しています。相手の本心はあまり関係なく、どちらかといえば受け手が「異性として好かれているのかも」と思えるような場面で使われます。
もちろん「脈あり」と感じられるような行動や態度には、本当に相手からの好意・恋心が隠されていることも。反対に、相手にまったくその気がないのに自分ひとりで勘違いしている…という場合もありますので、まさにケースバイケースです。
そこでまずは、さまざまな年齢・職業の男性へ、女性からの「脈あり」サインを感じたときについて独自のリサーチを実施。女性からすると「そんなことで…?」と思ってしまうような内容から、「確かにこれは脈がありそう」と思える内容まで、幅広い回答が集まりました。
普段とギャップのあるメール
「アパレル会社に勤めているためか、関わる人がみんなおしゃれ。ちょっと尖ったファッションの子のメールが丁寧だったりすると、なぜだか2割増しでいい子だなーと思ってしまいます」(アパレル会社・29歳)
「うちの会社はPR会社さんとのお付き合いが多く、仲良し。ただ、会社同士の仲がいいとはいえ、初対面だとメールでもかっちり挨拶するじゃないですか。そんな中、たまにフランクな挨拶メールが届いたときは、なんかビビッとくるんです。失礼は承知ですが、それほど好みでなくても何かあるんじゃないかって期待します」(映像製作会社・32歳)
メール対応に「脈あり」サインを感じるという男性からの声が。丁寧なメールもフランクなメールも、送り主の印象と反したギャップがあるかどうかがポイントのよう。メールという個別のやりとりで見せられる意外な一面に、ときめきをおぼえているのかも。…ただ、ビジネスメールである以上、どこまで深い意味を持つ行動なのかは送り主のみぞ知る、といったところでしょうか。
ご飯のお誘い
「社交辞令なのかもしれないけど、メールの末尾に“ごはん行きましょう”とひと言添えてくる。毎回、俺に気がある? と考えてしまいます」(建築事務所・31歳)
「たった1回ですけど、グループでのご飯会ではなく、1対1のご飯に誘われたことがあります。当然その後は何もありませんでしたが、当日の朝からフワフワして仕事に集中できませんでした」(商社・28歳)
食事の誘いがあると、相手からの「ふたりで時間を過ごしたい」という意思表示にも思えますよね。仕事上の付き合いだったとしても、1対1となるとそれは「ごはんデート」を連想させることも。もしも具体的な日程の提示があったり、実際に食事の場が設けられるようであれば、脈ありといってよいのかも?
▼あわせて読みたい
朝の出社時刻が一緒
「僕の会社はフレックスタイム制ですが、気になる女の子と出社時間が同じだと、生活リズムも一緒な気がして、親近感が湧いてきます。何もないのはわかっているんですが(笑)」(IT会社・30歳)
「駅は違うのに通勤電車が一緒だと、むちゃくちゃ嬉しい。好きでもなんでもない子でも、社内で見せない顔が見られる特別感がいい」(銀行員・32歳)
通勤のタイミングが同じだと好感を抱く、というポジティブな回答もありました。既に気になっている相手と出社の際よく会うと、「向こうもタイミングを合わせてくれている…?」なんて想像してしまいますよね。脈があるかどうかは別として、なんとなく親近感が湧くような気持ちになるのではないでしょうか。
ちょっとした差し入れ
「“関西人だからアメちゃんを常に持ってますよ”と言って、営業先から帰るときに毎度のごとくアメをくれる後輩女子。何度もこのラリーが続くと、頑張ったしるしをもらえてる気がして、うれしい」(製薬会社・27歳)
「僕の職場は女性が多く、いつも昼ごはんはひとり飯です。女性の社員さんは団体で出かけるのですが、ある特定の方が食後のコーヒーを買ってきてくれます。これってもしかして?」(下着メーカー・33歳)
ちょっとした差し入れやドリンクをもらえると、脈があるのかも…と感じられるようです。もし、女性の多い職場で肩身の狭い思いをしている場合などは、気づかいややさしさが特別なものに感じられても不思議ではありません。一時的ではなく何度も差し入れがあると、いつも気にかけてくれているように思えそう。
▼あわせて読みたい
仕事での的確なサポート
「何も要求していなくても、先回りして仕事をこなしてくれる女性社員。言わなくてもできるって本当に助かるし、ご飯でもなんでもおごりたくなります」(アパレル会社・33歳)
仕事のサポート能力が高いということは、それだけ周りをよく見る力があるということです。いろいろな点で助けてもらううちに「自分のことをしっかり見てくれているんだな」と感じられ、脈ありでは? と思えるのかもしれません。相手にとってはそれも含めて仕事だから、と言われればそれまでですが… 少なくとも、デキる社員としての評価には繋がりますので、感謝の気持ちを忘れずに。
自分だけに見せる笑顔
「絶えず笑顔を振りまいてくれるのが嬉しいし、ふたりで作業したあとの笑顔はたまらない」(IT会社・34歳)
「笑顔で話しかけられると、好きになりそうになる。ひょっとしてこれは、自分にだけなんじゃないかと勝手に想像して、ニヤニヤしてしまいます」(システムエンジニア・32歳)
笑顔に弱い男性は少なくありません。ましてやふたりきりの状況でとびきりの笑顔を向けられたなら、それなりに好意があると解釈されてもおかしくはないでしょう。とはいえ、それが仕事中となるとコミュニケーションの一環である可能性もあるため勘違いには要注意。ほかの人に対しては不愛想な人が、自分の前でだけ笑顔を見せてくれる…といった場合は、脈ありな印象かも。
自分を頼ってくれる
「入社して4年目。なんとなく社内外のこともわかるようになってきて、後輩を教える立場になりました。当たり前っちゃ当たり前ですが、上司に話を通す前に僕に相談されると、頼られてる感じがしてうれしい」(映像制作会社・30歳)
「同僚の女子社員に仕事の相談をされると、張り切って答えている自分が。同期の子たちはたくさんいるのに、まずは僕なんだ、という優越感がいい」(コンサルティング会社・26歳)
ほかにさまざまな選択肢があるなかで、あえて自分を頼ってくれる人がいると嬉しいもの。きっと頼るほうも人は選んでいるでしょうから、より脈ありのように感じられますよね。ただし、本当に「恋愛対象としての好意」を持って頼ってくれているのか、「単なる業務上の都合によるもの」なのかは見極めが必要です。
お疲れ様の声色
「僕に言うときだけ〝お疲れ様でした〟の、声のトーンが高い? 気がしています!」(保険会社・27歳)
好感が声色に表れている気がして「脈あり」を感じたという人からの回答も。挨拶や声掛けは職場で当たり前の行動ですが、自分に対してだけ声のトーンが高いと、そこに特別な好感が込められているように思えるのかも。
休日への探り
「朝は比較的ゆっくりする職場で、みんなが集まると昨日あったことや日々思っていることなど、なんとなしに話します。ある日の月曜日、気になっている子から週末は何してた? と聞かれ、寝ていたと答えると…行ってみたいお店に誘えばよかった! と言われました。もうこれは、食事に誘っていいってことですよね」(貿易会社・30歳)
「なんとも思っていない子から、話のネタがないのかわかりませんが、休日の予定を聞かれます。彼女がいたときも、そうでないときも、ずっと。今考えると、僕のこと好きなんですかね(笑)」(食品会社・35歳)
会えない休日の間、何をしていたか気にされると「脈あり」のサインと思う人も。職場の人に対して「会えない時間にあの人は何をしているのかな」とまで考えてしまうなんて、恋心に近いニュアンスが感じられますよね。「誘えばよかった」という言葉は、社交辞令だったとしてもうれしいもの。恋愛感情があってもなくても、関係が良好であることが伝わってきます。
【女性が考える】女性が出す脈ありサインとは?

※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
女性が自ら「脈あり」のサインを出すとき、そこには大抵「私の好意に気づいてほしい」「異性として意識してほしい」という思いがあります。続いては、実際に女性が「脈あり」の相手にどのようなサインを出すものなのか、アンケートした結果を紹介していきます。
先述の〝男性が「脈あり」だと感じた行動や仕草〟は、果たしてどれだけ当てはまっているのでしょうか? 女性のリアルな声をしっかりチェックしましょう。
積極的に会話する
「いろいろ質問したりする」(30代・埼玉県)
「たくさん話しかける」(20代・兵庫県)
「話を引き出そうとする」(30代・滋賀県)
「声をかける」(30代・大阪府)
気になる相手には積極的に話しかけて、会話をしようとするといった回答が多数。自分のことをもっとよく知ってほしいという気持ちと、相手のことをもっとよく知りたいという気持ち、会話はその両方を満たしてくれるコミュニケーションですよね。
プライベートな話題でお互いを掘りさげるような会話はもちろん、たとえ仕事上必要な質問や報告だけであったとしても、「どんなことでも気になる人と話すきっかけにしたい」と考える人はいそうです。
▼あわせて読みたい
つい目で追いかけてしまう
「つい見てしまう」(20代・神奈川県)
「チラチラ見る」(30代・大阪府)
「目で追う」(30代・東京都)
「目を合わせる。自分から話しかける」(30代・埼玉県)
意味深な視線は「脈あり」のサイン。好きな人の姿をずっと見ていたい…という気持ちから、意識的であれ、無意識であれ、つい目で追ってしまうのでしょう。ジロジロ見るというよりは、ふとした瞬間チラっと目が合うような見られかただと、お互いが気にしているようで「脈あり」感が増しますね。
連絡が多い
「よく連絡すること」(30代・兵庫県)
「たくさん連絡をとる」(30代・愛知県)
「連絡をまめに返す。 飲みに行こうという流れをつくる」(30代・神奈川県)
積極的な女性が男性に「脈あり」のサインを出す場合、個人的な連絡の頻度が高かったり、そこからデートに繋げようとしたり…といったこともあるようです。
お互いの連絡先を知っているような間柄だと、プライベートな話題からちょっとした世間話まで、会話を広げやすいでしょう。「彼女はいるの?」「どんな人がタイプ?」などの直接的な探りを入れたり、「今度飲みに行こうよ」「ふたりで出かけたい」とデートの誘いをかけたりして、相手に「脈ありかも?」と思わせやすい方法です。
▼あわせて読みたい
やさしく接する
「やさしくする。自分から話しかけるようにする」(30代・東京都)
「包容力がある行動」(30代・神奈川県)
「相手の話を肯定する」(30代・兵庫県)
好きな人にだけ見せる特別なやさしさで「脈あり」をアピールする人も。誰にでも分け隔てなく優しくしていると、望まぬ相手から好意があると勘違いされたり、付き合っていると噂されたりすることもありますよね。しかし、気になる人相手であれば、臆することなくやさしく接して、その人だからこそ伝えたい愛情や好意をオープンにすることができるはず。
中には「好き避け」をしてしまう女性もいますので、「脈あり」かもと思った相手がどちらのタイプか見極めていきましょう。
▼あわせて読みたい
自分をよく見せたがる
「いい人ぶろうとする」(30代・愛知県)
「言動がかわいくなる」(30代・石川県)
魅力的な女性だと思われたいと、つい背伸びをしてしまう人も。自分をよく見せようとするその行動が、「脈あり」のサインだという回答がありました。
女性が自分をよく見せようと猫をかぶったり性格を偽ったりしている場合、傍目にはそれを見抜けないことも多いでしょう。魅力的な女性だと思っていたら、実は本当の姿がちょっと違った…なんてことにもなりかねませんが、そこまでして好かれようと頑張ってくれたこと自体を愛らしいと思えれば、お互いに「脈あり」ですね!
▼あわせて読みたい
笑顔で接する
「笑顔で接する、言いたいことは言う」(30代・埼玉県)
「笑顔を向ける」(20代・宮城県)
笑顔はコミュニケーションの基本です。相手がどのような人であれ、面と向かって話すときに笑顔を心掛けている人は多いでしょう。しかしときには、その笑顔が「脈あり」のサインになることもあるようです。どこまで深い意味があるのか見極めが難しいところですが、やはり「自分にだけ見せてくれる特別な笑顔」には意図が隠れていそうですね。
自分から食事やデートに誘う
「食事に誘う」(30代・東京都)
「デートに誘う。 頻繁に話しかける」(30代・群馬県)
誘われるのを待つばかりではなく、気になる相手に対しては自分から誘うという女性も。ふたりきりのプライベートな食事となれば、誘うほうも誘われるほうも特別な好意があるのでは…? と意識せざるをえないはず。恋人同士で訪れるようなお洒落な店や、雰囲気のよいデートスポットへのお誘いだった場合は、かなりの「脈あり」といえそうです。
ボディタッチ
「ハグしたい」(30代・岐阜県)
「ボディタッチ」(30代・広島県)
「体に触る」(30代・群馬県)
自らボディタッチをする、といった大胆な回答も寄せられていました。人にはそれぞれパーソナルスペースというものがあるので、それを超えてでもアプローチしてくるならば「脈あり」でしょうね。セクハラにならないよう注意してほしいところではありますが、ドキっとしてしまいそう。
▼あわせて読みたい
具体的に褒める
「服や靴など、センスを褒める」(30代・東京都)
「具体的に褒める」(30代・宮城県)
具体的な褒め言葉をかけるのが、「脈あり」サインだという女性の声も。好きな相手の素敵なところやよいところをたくさん見ているからこそ、魅力を伝え、褒めることができるのでしょう。なんとも思っていないような人には、なかなかできないことですよね。
ただし、もしもこの誉め言葉が「かっこいい」「やさしい」などの、ふんわりとした表現だった場合は注意が必要。とりあえず、で褒めている可能性も否めません。「いつも仕事が早くて頼れるところがかっこいいね」「そうやって人の気持ちを考えられるところが、本当にやさしい」など、細やかな褒め言葉だった場合、脈ありのサインといえそうです。
▼あわせて読みたい
【女性にアンケート】脈ありサインだと勘違いされたエピソード

男性が感じた脈ありサインと女性が出す脈ありサインには、一致しているものとそうでないものがありましたね。あるいは一致していたとしても、状況や関係性によっては「ただの勘違いでしかなかった」というケースもあるかもしれません。
続いては「深い意味がないのに脈ありサインだと勘違いされた」エピソードについて、女性にアンケートした結果を紹介します。
ふたりで出かけただけなのに…
「よく一緒に遊んだり、ふたりで行動する機会が多かったとき」(30代・愛知県)
「ふたりきりでライブ・カラオケ・飲みに行ったりしたことで、脈ありだと思われて告白された」(30代・神奈川県)
「ディズニーに誘ったとき」(30代・神奈川県)
ふたりでのお出かけを、デートとして受け取る人も多いでしょう。そしてデートとは、お互いに好意を抱いている男女が行うもの…と考えている人は少なくありません。実際、辞書にはこう記されています。
デート【date】
恋い慕う相手と日時を定めて会うこと
小学館『デジタル大辞泉』より一部引用
しかし何度もデートしている間柄だからといって、恋愛対象として見られているとは限らないのが難しいところ。中にはまだ好意を抱いていない相手を、好きになれるかどうか見定めるために誘う女性もいるはずです。
実際に脈ありのケースも多い以上、このパターンで真偽を見極めるのは至難の業といえそうですね。初心な男性は、気まぐれなデートの誘いに振り回されないよう注意しましょう。
笑顔を見せただけで…
「いつもニコニコ笑顔で話す」(30代・愛知県)
「仕事上必要なのでにこやかに接していたら、好きだと勘違いされた」(30代・東京都)
業務やコミュニケーションの都合上笑顔だっただけなのに、なぜか特別な好意があると勘違いする人もいます。微笑みかけられただけで恋をしてしまうような、純粋な人が相手だとこのようなことが起こりそう。
笑顔を見せてくれたタイミングが仕事中だった場合、惚れっぽい男性は特に要注意です。それが自分だけに向けられた特別な笑顔ではないことを念頭に置いて、勘違いしないよう冷静に見極めましょう。
▼あわせて読みたい
会話がちょっと弾んだだけで…
「楽しく会話をしたこと」(30代・埼玉県)
「よく笑って話していたら」(20代・埼玉県)
その場のノリで会話が盛り上がったり、何かと話す機会が多かったり。そうやって会話が弾んだ相手に「脈あり」だと勘違いされてしまう場合もあるようです。
「ただ会話しただけでそんなことが?」と驚く人もいるかもしれませんが、気が合って話のタネが尽きないような相手の場合、そこに特別な好意があるように感じてしまっても無理はないのかもしれません。
うっかり褒めたら…
「ノリでかっこいい♪など褒める言葉を使うためか、勘違いされたことがある」(30代・埼玉県)
先述のアンケートでは、女性が「脈あり」のサインを出す際、意図的に褒め言葉を使うことがある…との回答がありました。しかしここでは、ノリで言った褒め言葉が勘違いのもとだったという声が。
褒め言葉にも社交辞令やノリなどいろいろな種類があるので、受け取るほうも、それが具体的な内容なのかどうか、自分だけに向けられた言葉なのかどうかで判断したほうがよいでしょう。褒められたからといって、脈があるかどうかは別の話になるようです。
近くで話しただけで…
「声が小さいので、相手に聞こえないと思って近くで話していたら勘違いされた」(30代・広島県)
声が小さいという自覚があり、それを補うために距離を近づけた結果勘違いされた人からの回答も。物理的に距離が近いと、気を許しているサインと捉えられやすいのかも。
事情がある場合は、それを事前にしっかり伝えておくのも勘違いさせないためのひとつの手。お互いに不毛な思いをしないためにも、まずは落ち着いて状況を判断しましょう。物理的に距離が近いというだけで、脈ありと言いきることはできません。
▼あわせて読みたい
「好き」「嫌い」という言葉を恋愛的な意味で受け取られた
「自分にとって立ち入って聞いてほしくない話を、ずけずけ聞いてくる人がいた。人間的に私を嫌っているからそういう言動をするのかとはっきり尋ねたら、なぜか色恋の好き嫌いの話だと捉えられたことがある」(30代・岐阜県)
すこしイレギュラーな回答かもしれませんが、デリカシーのない行動への苦言を兼ねての質問が、なぜか色恋の話と受け取られてしまったという人も。ちょっとした言葉の捉え方が色恋方面に向かってしまうなんて、むしろ男性のほうが「脈あり」サインを出している状態だった可能性も…?
それは義理チョコなのに…
「義理チョコをあげたら、好きだと勘違いされていたこと」(30代・東京都)
義理チョコはあくまでも〝義理〟チョコなので、残念ながら特別な感情など込められていません。付き合いの上で仕方なくあげている、周りに合わせて用意しているという人もいるでしょう。
勘違いを防ぐためには、渡すときに義理であることを明言する必要がありそうですね。また渡されたほうも義理だと言われた以上は、その言葉を素直に受け取ったほうがよさそうです。
▼あわせて読みたい
深い意味のない行動で…
「引越しを手伝ったら、好意があると勘違いされた」(30代・兵庫県)
友人・知人として手助けをしただけのことが、「脈あり」行動だと勘違いされるケースもあります。引っ越しのように大変な作業の場合、「自分のために時間や労力を割いてくれている」感覚が強いので、その分好意があるように思われてしまうのかも。
男女間の友情については、人それぞれ異なる認識や主義を持っていることが多いので、早とちりをしないように注意が必要です。
▼あわせて読みたい
最後に
「女心と秋の空」ということわざがあるように、女性の心は移ろいやすいもの。男性からすると、「あのときのあれは本当にただの社交辞令だったの!?」「あんなに楽しそうにしていたのに、まったく脈がなかったなんて」と、振り回されたような気持ちになることもあるかもしれません。
しかし、本当に「脈あり」の場合もある以上、女性の特別なアクションやサインを見逃さない意識は大事です。それをきっかけに、お互いが望む関係になれたら素晴らしいことですよね。
今回のアンケート結果を踏まえ、男女それぞれの意見を総合すると…
・女性から具体的なデートや食事のお誘いがある
・主にセンスや能力などに対して、特別な褒め言葉をくれる
・個人的によく話しかけられたり、連絡がきたりすることが多い
・ほかの人にはそうでもないのに、自分にだけはいつも笑顔
などは、「脈あり」サインといってよさそうです。もちろん必ずそうであるというわけではなく、「勘違い」エピソードにもあったような例外パターンもありえます。相手との関係性や実際の距離感を踏まえ、臨機応変に判断したほうがよいでしょう。
ただ笑顔を向けられたり、声色が高かったりというだけでは勘違いの可能性も高そうです。仕事中の行動や態度の多くは、業務の都合上というケースが多いことを念頭に置いておきましょう。お互いが気まずくならないためにも、心に余裕を持って、女性からの「脈あり」サインを見極めてくださいね。
メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock