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そもそも「脈あり」とはどういう状態のこと?
ここでいう「脈あり」とは、恋愛において相手が自分に対して好意を持っていそう・恋人になれる見込みがある状態にあること。
また恋愛に限らずビジネスシーンでも、契約が決まりそうな状況を「これは脈ありですね!」なんて表現することもあります。
【男性】が見せる女性に対する脈あり行動

まずは、男性が好意を持つ女性にとる脈あり行動を知るべく、「好意がある異性に対して、あなたはどんな行動を取りますか?」と質問。寄せられた回答をご紹介します。
もしかすると、「あれってそういうことだったの?!」なんて気づいたりして。
相手をよく見る
好意を持っている相手が「今何してるのかな」と気になってしまったり、「やっぱり今日もかわいいなぁ」なんて見てしまう気持ち、よくわかりますよね。つまり、なんだか視線を感じる・よく目が合うといった場合は脈ありと考えていい模様。
「よく観察する」(30代・岩手県)
「見ちゃう」(30代・愛知県)
「見る」(20代・神奈川県)
緊張する
いざ相手を目の前にするとうれしいはずなのに、思わず緊張し、ソワソワと落ち着きのない行動をとってしまうという人も。また、ふたりで話すチャンスが巡ってきても、頭が真っ白になって何を話せばいいかわからなくなったり、上手い返しができないこともあるようです。「あれ、いつもの彼と違う…」と思ったら、脈ありかも?
「ぎこちなくなってしまう」(20代・埼玉県)
「不自然なコミュニケーションをとる」(30代・宮崎県)
スキンシップ
なんとか距離を縮めたいと考える男性は、話しかけるときに後ろから肩をポンと叩いたり、うれしいことがあったらハイタッチを求めるなど、積極的にスキンシップを取るよう。これは、わかりやすい脈あり行動といえそうですね。
「スキンシップを取る」(30代・千葉県)
彼女が欲しいことをアピールしてくる
ふたりで話しているときに、「しばらく誰とも付き合ってなくてさ〜彼女欲しいんだよね」と、カマをかける素振りを見せるのも脈あり相手にしかしない行動といえる様子。あなたがどんな反応をするかで、自分に対する気持ちを確認したい可能性が。
「彼女が欲しいということをさりげなくアピールをして、相手のリアクションを見る」(45歳男性)
手伝おうとしてくれる
好きな女性が何か困っているなら、すぐに声をかけてくれたり、手伝ってくれるのも脈あり行動。密かにいつも見守っているからこそ、そういった行動が自然にとれるのです。
「職場で気になる子が大変そうにしていると、つい『手伝おうか?』って気づかっちゃいます」(30歳男性/ディーラー勤務)
「体調が悪そうなときには『大丈夫? 代わりにやるよ』と声をかけます」(27歳男性/不動産)
プライベートなことを聞いてくる
会社の同僚や取引先の男性などから、ちょっとした雑談の中で「何か習い事とかしてる?」「ペット飼ってるんだって?」といったプライベートなことを聞かれたなら、まさに脈あり。これらの質問は、もっと相手のことをよく知りたいという気持ちの表れです。
褒めてくれる
服装や髪型を「似合っててかわいい」などと褒めるのはもちろんのこと、ほかにも「いつも資料がわかりやすく助かってるよ」など、相手のことをよく見ていないとわからない部分を褒めるのも脈ありの証拠です。
からかってくる
好きな子にはついちょっかいを出す、なんて小学生男子あるあるな行動ですが…大人になっても変わらずやってしまう人がいるようです。イヤな雰囲気でなければ、飲み会の席などでからかってきたり、いじってくるのは脈あり行動といえそう。より親近感のある関係を求めているからこその行動でしょう。
イメチェンに気づいてくれる
いつも気になって見ているからこそ、髪を切ったり、いつもと違うファッションで出勤していることなど、些細な変化にも気づきやすいもの。ふたりきりのシチュエーションで褒められたりしたら、ガッツリ脈ありかも。
【女性】が見せる男性に対する脈あり行動

次に、女性にも「好きな男性に見せる脈あり行動」について聞きました。その手があったか! なんて参考にもなるかもしれませんので、こちらも要チェックです。
食事や遊びに誘う
気になった相手に対しては食事だったり、遊びに行こうと誘ってみたりと、積極的に脈ありアピールする様子。早く距離を縮めたい、一緒に楽しい時間を過ごしたいという気持ちが強いといえそう。
「ご飯に誘う」(30代・東京都)
「デートに誘う」(30代・長野県)
「積極的に遊びに誘う」(20代・兵庫県)
「自分から誘いをかける」(20代・千葉県)
会話の機会を増やす
気になる相手について、なるべく多くのことを知りたいですよね。そのためには、やはり話す機会を増やすのがいちばん。質問しながら自分のことも織り交ぜて会話をすれば、共通点が見つかるなどして仲良くなれる確率も上がるはず。
「たくさん話をする」(30代・茨城県)
「よく話しかける」(20代・東京都)
「積極的に話しかける。相手の趣味や好きなものを調べたりして共通の話題を見つける」(30代・東京都)
いいところを褒める
一度誰かを好きになると、その人のいいところがたくさん見つけられるものです。ふたりのときにさりげなく褒めたり、あえてみんなの前で「○○さんって、すごく仕事ができますよね!」なんて、わかりやすく褒めるのも効果的な脈ありアピール。
悩みを打ち明ける
「ほかの人には、なかなか言えないんだけど…」と、ちょっとした悩みを打ち明けるのも「もしかして脈あり?」と感じてもらいやすい行動でしょう。特に、仕事の相談などをすれば、一生懸命さに好印象を持ってくれるかも。
勘違い! 脈ありと思いきや脈なし【男性】の行動
脈あり行動の判断は意外と難しく、脈ありと思っていたら実は違ったなんてことも起こりがち。そこで、男性に「異性に脈ありだと勘違いされた行動はありますか?」と質問してみました。
優しく接する
レディファーストな精神を持っている男性も少なくないですよね。その心持ちで相手に配慮したり、気づかう態度を見せたところ「私に対してすごく優しい」と勘違いされてしまったことがある様子。そんなときは、ほかの女性とのやり取りと見比べて、自分のときだけ特別感があるかを見極める必要がありますね。
「優しくしすぎたこと」(30代・埼玉県)
「優しくすること、目を見て話を聞く」(20代・奈良県)
「優しくする」(30代・宮崎県)
ふたりで出かける
ふたりきりで出かける=特別な関係だと考えている相手には、「脈ありのデートってことだよね」と受け取られてしまうこともある模様です。もともと友達関係なのであれば、早とちりしないよう、状況を冷静に判断する必要がありそう。
「学生時代、グループで遊ぶ予定だったけど、急に女性の友人とふたりで食事や買い物に出かけることになった。その際、『これはデートにカウントされるのかな?』と言われたことがあった」(30代・徳島県)
相談に乗る
男性が親身になって相談に乗ってくれたとき、「自分に好意を持ってくれているからだ」と勘違いしてしまった…それって割とあるあるな話かも。優しい人は悩みを抱えている相手を無碍に扱うことができないので、恋愛感情がなくても優しく対応してくれるものだと心得ておきたいですね。
「やたらと相談に乗ったことでそうなった」(30代・千葉県)
勘違い! 脈ありと思いきや脈なし【女性】の行動

今度は、男性が脈ありだと勘違いしてしまいがちな、女性の行動についてリサーチしました。
目が合った
一般的なマナーとして、話をするときに「きちんと相手の目を見て話すこと」を意識している女性は多いですよね。でもそれが、じっと目を見つめられたし、視線がよく合うってことは脈ありかも? という勘違いにつながってしまうことも…。
「目が合う」(30代・大阪府)
「目を見て話す」(30代・愛知県)
「目を合わせる」(30代・新潟県)
笑顔
周囲と穏やかにコミュニケーションを取りたい人は、いつも笑顔でいることを心がけているもの。しかしその笑顔が〝自分にだけ向けられたものだ〟と思い込み、翻弄されてしまう人もいます。
「笑顔」(20代・神奈川県)
「笑顔でいるだけ」(30代・大阪府)
スキンシップ
誰とでも距離が近く、笑いながら隣にいる人にもたれかかったり、「おはよー!」なんて言いながらタッチを求める人も意外といるもの。相手が慣れていようがいまいが、そんなスキンシップをされては脈ありと勘違いしてしまうのも仕方のないことでしょう。
「スキンシップ」(30代・茨城県)
優しくした
意識せずに自然と気配りができる、困っていることにすぐ気づけるような人も多いですよね。でも、そのような人の優しさは、基本的に自分の周囲にいるすべての人々に向けられるもの。それもやはり〝自分にだけに向けられた優しさだ〟と勘違いされ、普通に接していただけなのに脈ありと思われてしまうよう。
「ほかの人とも話したり普通に接していただけ。よく言われたのは、『優しい』とか『優しそう』」(30代・東京都)
「当たり障りなく接していただけなのに、優しくされたと思って勘違いされた」(30代・東京都)
LINEで見極める! 脈あり【男性】が送るサイン

ちょっとした知り合いでも連絡先を交換しやすいLINEは、気軽なコミュニケーションツールとして使う人も多いですよね。そこで、「これは脈ありでしょ」と見極められる、男性のLINEメッセージを見ていきましょう。
絵文字やスタンプが多い
自分の気持ちを一生懸命に伝えようと思うと、より感情がわかりやすいように絵文字を使う人は多いですよね。また、さらにフランクかつ楽しいコミュニケーションを取りたければスタンプも多用するでしょう。そんなメッセージがいつも相手から送られてくるなら、それは脈ありと判断してよさそう。
「絵文字とかスタンプを文章の合間にミックスする。楽しませたいと思っているから」(26歳・東京都)
回数が多い
仕事での付き合いがある人だと、大抵事務的なやり取りが多くなりがち。しかし「明日、会社で会ったときでもいいのでは?」と思えることでもわざわざLINEしてくる場合は話が別。それこそ、コミュニケーションを増やして親密になりたいという脈ありサインです。
「仕事関係の女性にLINEする場合、基本的には事務的な文面。だけど好きな人には、何かと口実を作って連絡してみる」(28歳・愛知県)
返信が早い
好意のある女性からLINEが来たら、すぐに返信して「うれしい」という気持ちを表す人も。返事ができない状況だったなら、メッセージのひと言目に「本当は早く返信したいと思っていた」ことを伝えるのも特徴。
「気になる子からメッセージが来たら、すぐ返信するようにしています。素直にうれしいから」(30歳男性/広告代理店)
「仕事で忙しくて時間が空いて返信が遅くなってしまったら、『仕事で立て込んでた。ごめんね』など先に謝る。本当は早く返信したかったという気持ちをきちんと伝えたい」(32歳男性/出版)
文面が長かったり、質問が多いとき
LINEも今や、ふたりで話すことができる貴重なツールですよね。用件だけで終わらせるのではなく、自分の近況なども含めた長めの文章になっていたり、返事をしなければいけないような疑問系にして、自然とキャッチボールが続くように意識しているはず。
恋愛の話をしてくる
やり取りの中で恋愛の話が出てくるなら、あなたとのことを真剣に考えている可能性大。過去の恋愛経験や恋愛観、恋人の有無などを話す場合は特に、あなたの反応を見たいという脈ありサインといえますね。
脈ありっぽいのに誘ってこない【奥手男性】もいる!

「これって絶対脈ありだよね」と思える相手なのに、一向に誘ってくる気配がなく「なんで?」と思ってしまうこともありますよね。そんな男性の心理について聞きました。
草食系男子
好きなんだけど、いや、好きだからこそ? 女性を食事などデートに誘うのが苦手という人はやはり一定数いるよう。脈ありな行動までは取れるものの、その先に進むための術がわからない…それはすなわち、草食系男子といえるでしょう。
「どう誘ったらいいかわからない。もし誘って断られるのもイヤだから自発的に行動できない」(29歳男性・長野県)
「お互いにどこかに行きたいね、って話にならないと行かないですね。自然にそうなるのを待ちます」(32歳・千葉県)
「どうやったら誘いにのってくれるかな、とかあれこれ妄想しちゃって結局誘えない」(30歳・新潟県)
駆け引きが苦手
自分から動いて、好意を感じてもらえるような行動をとるのが怖いという人も。下手に動いてイヤだと思われてしまうのではと不安になったり、相手の反応を試すようなことはできないみたいです。
「嫌われたくない気持ちが先走って、結局何もアクションを起こせなくなってます」(27歳・北海道)
「初回のデートは誘ってほしい。そのあとは自分から誘えると思う」(28歳・茨城県)
「女性と面と向かって喋れないんです。いつもは恥ずかしさを消すべく、勢いをつけるためにお酒に頼っちゃう。なので、お酒が苦手な子だと誘わないですね」(28歳・埼玉県)
関係進展に躊躇している
奥手男子かと思いきや、実は誰かと恋愛関係になることは望んでいないという人も。好意があるから、つい脈ありな行動をとってしまうけど、だからといって付き合いたいという気持ちはない…難しいタイプといえそう。
「僕自身まだ結婚願望がないのに、結婚願望がある子をデートに誘うことはできないですね。責任が生じちゃいそうで」(29歳・愛媛県)
「正直まだまだ遊びたい…。頻繁に会うと彼氏彼女の関係だと向こうに思われるので、誰とでも曖昧な距離感をキープ」(30歳・福島県)
「僕は惚れやすいタイプで、パートナーをひとりに選べないんです。だから食事は誘うけど、それ以上は望まない」(28歳・東京都)
観察と見極めが肝心!
男女それぞれの脈あり行動を見てきました。性別に関係なく同じような行動をとっているかと思えば、女性ならでは・男性ならではのコミュニケーションスタイルによる違いもあったりと、なかなか興味深い調査結果となりましたね。
脈ありっぽいけど最終判断が難しいとお悩みの人も、相手の行動をよく観察し、自分だけに向けられた好意なのかしっかり見極めることが大切だとわかったのではないでしょうか。
そういった見極めを経て、これは「脈あり」という確信が持てたなら…自分から積極的に動いて関係を進展させるのも大いにアリですよ!
※アンケートは20〜39歳の日本全国の男女を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数119名(未回答含む)。
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