誘われ待ちってどうなの?
「誘われ待ち」は、恋愛における駆け引きの定番です。
本心では一緒に出かけてみたいと思っている相手を、自分から誘うのではなく相手から誘ってもらうように待っている状態は、積極的なアプローチが苦手な人ほど好むやり方でもあるでしょう。
誘われ待ちをする心理5選
誘われ待ちをする人には、特有の心理もあります。代表的なものを5つ見ていきましょう。
◆自分から誘って断られたくない
自分から相手にアプローチをかけて断られる不安があると、誘われるのを待ってしまいがちに。
恋愛において気になる相手から拒絶されることは誰にとっても痛みや不安を伴うものなので、「断られたくない」と思うのもある程度は自然です。しかし断られる不安が強い人ほど、長期にわたって誘われ待ちの態度を継続しやすい傾向があります。
◆好意があることを知られたくない
相手に自分の好意を知られたくないという気持ちが強い人ほど、自分の気持ちのままに相手を誘うことを、恋愛におけるリスクを伴う行為と認識します。
相手が自分の好意に応えてくれない場合に傷つきたくない気持ちも強く、好意を知られるくらいなら密かに片思いを続けたい心理が強まり、誘われるのを延々と待ってしまうのです。
◆相手の気持ちを試したい
相手の気持ちを試すために、わざと誘われ待ちの態度をとる人もいます。
気になる相手が自分に対して興味を持っているかどうかを確かめるために、積極的なアプローチを避けながら相手の行動を待ち続けます。
相手が自分に対して好意を抱いていることに確信が持てるまでは、ずっと誘われ待ちを続ける人も…。
◆自分が優位な立場で関係を進めたい
自分が優位な立場で恋愛関係を進めたいという欲望が強い場合には、相手から誘われるのを自分が承諾する関係をつくれば、その後もずっと自分がふたりの関係をコントロールできるだろうと考える人もいます。
ふたりの関係を進展させる気はあるけれど、常に自分が相手よりも有利な立場に立ちたいという気持ちから恋愛に上下関係をつくりたがるこのタイプは、自分からは誘わずに相手から誘われるのを好むのです。
◆自分から誘うほどではないけれど誘われるのはOK
自分から積極的に誘うほどの強い気持ちはないけれど相手から誘われるのは歓迎という場合にも、誘われ待ちの状態になりがちです。
自分からアプローチをかけることには抵抗があっても、相手が一歩踏み込んでくれれば関係を進展させたいと考える人も多いのです。
誘われ待ちをしているサイン3つ
誘われ待ちをしている人は、よく観察をすると特有のサインを出している場合が少なくありません。典型的なサインを3つご紹介します。
◆思わせぶりな言葉が増える
誘われ待ちをしているときには、相手に対して思わせぶりな言葉やサインが増える傾向にあります。
自分の好意を明確に表現しないものの、相手に対して少しでも自分に興味を持ってもらおうという心理から、注意して聞いていれば好意があるかのように受け取れる発言をポロリと口にすることも少なくありません。
思わせぶりな言葉を定期的に発することで、相手が自分を誘ってくるか試している場合もあります。
◆自発的な連絡頻度は多い
誘われ待ちをしているときには、相手からの誘いを待つ一方で、自分からも積極的に連絡をとろうとします。
気になる相手に興味を持っているのは確かなので、連絡は自分からもとることで、相手の注意を引きながら自分の存在感を高めようとするのです。
連絡を取り合う頻度が多いほど、相手から誘ってくる可能性も高くなるために、付かず離れずの絶妙な距離感をキープしたがります。
◆予定のない日を教えてくる
自分から誘いはしないけれど、予定のない日や空いている時間を伝えてくるのは、相手から誘ってほしいサインであることが多いでしょう。
誘われたくない人にはあえてフリーの日程を教える必要もないので、予定のない日や時間を伝えることでふたりの関係が前進することを期待している可能性が高いのです。
好感度の高い誘われ待ちのやり方3つ
「誘われ待ち」は定番の駆け引きながら、意図的にやろうとすると不自然になりがちな面も…。つまり、恋愛テクニックとしては上級テクニックに入るでしょう。
そこで、好感度の高い誘われ待ちのやり方を3つご紹介します。
◆「一緒に○○に行ってみたいな」と提案する
誘われ待ちをしつつ、相手に対して適度な隙を見せるために、デートを連想するような言葉をあえて口にしていきましょう。
たとえば「一緒に美味しいレストランに行ってみたいな」「一緒に海岸沿いを散歩してみたいな」などと提案すると、相手は断られる可能性が低いと感じデートに誘いやすくなります。
◆仕事や用事にかこつけて悩みを打ち明ける
仕事や用事にかこつけて悩みを打ち明けると、相談された相手は自分に対して心を開いてもらっていると感じやすくなります。
その場で相手から親身なアドバイスが飛び出せば悩みに共感してくれている可能性も高く、さらに悩みの内容によっては「よかったら、もっと細かい話も聞くよ」と相手から誘ってくれる流れにもなりやすく、ふたりきりで会うきっかけが生まれやすいでしょう。
◆出かけた話が出たときに羨ましそうにする
相手が自分意外の人と出かけた話をしてきたときに、羨ましそうな態度を示すのも有効な方法です。
ただし、まだ付き合っていない段階では、独占欲が出ないように要注意。あくまでも爽やかに「それは楽しそう! 私も行ってみたいな」などと羨ましそうにすると嫌味になりません。
相手が少しでも「誘いたい」と思っていたならば、この会話をきっかけにデートに誘ってくる可能性も高いでしょう。
誘われ待ちは上級恋愛テクニック!
誘われ待ちは、恋愛テクニックとしては上級に入る部類のひとつ。わざとらしさや狡さが垣間見えた時点で、相手の気持ちが萎えるリスクも伴います。
もし気になる人に誘われ待ちをして関係を縮めたいと思っているなら、自然な流れで誘導できるよう心がけていきましょう♡
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