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告白の返事に迷った経験がある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に告白の返事に迷った経験がある? と質問した結果を集計したところ、はい… 37.2%/いいえ… 62.8%という割合に。
全体の4割弱が経験済み。曖昧な返事はしたくない、相手を傷付けたくないと思うが故に、告白された場で返事に迷ってしまうこともあるのでしょう。
【自分の都合編】告白の返事に迷った理由とは
好意を持って告白してもらえるのは、本当にありがたいことで「嬉しい」と感じる人も多いでしょう。ただ、だからと言って誰でもOKしていいのか? と聞かれると、そうではないですよね。では、具体的にどんな理由で告白の返事に迷ってしまったのか、確認してみましょう。
【1】相手のことをよく知らない
相手のことを知らないと、判断材料がないので「YES」とも「NO」とも言えない複雑な心境になりますよね。さらに「接点がないのに、私のどこが好きなのだろう…」と不信感が募ることも。
まずはお互いを知ることから始めて、自分と波長が合う相手ならばOKをするという流れもひとつの方法です。
「その人のことを知らない。好きかわからなかったから」(30代・宮城県)
「本当に好きではなかったから」(30代・兵庫県)
「相手のことを知らない。あまり知らない人だから」(30代・徳島県)
「その人でいいのか不安だったから」(30代・埼玉県)
【2】対象として見ていない
友人としては仲良くしているけれど、異性としては考えていなかったと相手から言われたら、びっくりしますよね。
付き合う気はないけれど、断ることで友達としての関係性にヒビが入ってしまうのではないか… という理由から、上手く答えを出せないケースもあるよう。
「好きという感情がないから」(30代・愛媛県)
「嫌いではないが、恋愛感情はまだなかったから」(30代・岡山県)
「好きとは思ってなくて、単純に良い人だと思っていたから」(20代・大分県)
「相手のことを友人としては好きだったが異性として好きではなかったから。友人から恋人になれるか心配だったから」(30代・埼玉県)
【3】未来のイメージができない
交際するなら、結婚を前提にお付き合いしたいと考えている女性がほとんど。
先のことを見据えて、相手と長く一緒にいられるかどうかなどの未来のイメージが考えられないとOKとは言えず、本能的に渋ってしまう可能性も。
「あまり付き合う想像ができなくて、でもその場で断るのにも気が引けたから」(30代・神奈川県)
「いい人だけど、先を見て付き合うのは難しいので」(30代・福岡県)
「先の事を考えてしまったから」(30代・茨城県)
【4】交際する自信がない
恋愛経験が少ない、相手の男性がすごくモテるなどの状況だと「本当に自分が彼女になっていいのだろうか…」と自信がない状態に陥ることも。
また、告白してきた相手が友人の元カレだったり、以前交際していた彼氏の親友だったりなど、人間関係が複雑な場合は周りの目が気になってしまうという意見もチラホラ。
「自分に自信がなかったから」(20代・福岡県)
「人として好きな相手でしたが、付き合った後、長続きできる自信がない」(30代・東京都)
「周りとの関係を考えてしまった」(30代・新潟県)
【5】キープしておきたい
自分を好きでいてくれている男性をキープして、優越感や安心感に浸りたいという小悪魔な女性も。
自分に自信があるのでいいように使いたいと思っているのか、自信がないので自分を認めてくれる男性をそばに置いておきたいのか…。心の避難所とも言える依存先を多く持っていたいのかもしれませんね。
「キープとして残したかった」(30代・北海道)
「その場で返事せずにじらせたかったから」(30代・徳島県)
【6】他に好きな人がいる
気持ちは嬉しいけれど、別に気になる人がいたり、いい感じの人がいるとすぐ答えを出すことは難しいですよね。
自分を思ってくれている人を選ぶべきか、自分が大切だと思える人を選ぶか、究極の選択を迫られる場合もあるのです。
「別の人がいた」(30代・京都府)
「他に好きな人がいた。その人にあまり魅力を感じなかった」(30代・佐賀県)
【7】彼氏と別れたばかり
彼氏と別れたばかりで、なかなか恋愛する気持ちになれないことも。「恋愛の傷は恋愛で癒やす」なんて言葉もあるので、新たな恋愛で気持ちを切り替える人も多いかもしれませんが、無理は禁物。
不安定な心境で告白にOKしてしまうと、相手に失礼な付き合い方をしてしまうかもしれません。
「別れてすぐだったのと、告白されたのが何人か友達がいる前だったため」(20代・栃木県)
「切り替えが出来ていなかった」(30代・東京都)
【相手の問題編】告白の返事に迷った理由とは
恋人が欲しいタイミングだったとしても、相手次第で告白の返事も変わってくることも。相手の問題とはどんな例があげられるのか? アンケート結果から、みなさんの実例を見ていきましょう。
【1】好みではない
見た目や雰囲気がタイプではないので、回答に迷ってしまった… という場合も。ただ、それ以上に誠実だったり経済力があったりなど魅力的なポイントがあれば、交際してみるのもアリだと思います。
自分の100%タイプの相手から告白されるなんて夢のような話なので、妥協も必要ですよね。
「あまり好きな相手じゃなかったから」(20代・大阪府)
「いい人だけどってかんじの人」(20代・愛知県)
「恋愛できるタイプじゃないから」(30代・東京都)
「相手の容姿が好みじゃなかった」(30代・千葉県)
【2】タイミングがズレた
相手の告白するタイミングや場所によっても返事が変わってくるでしょう。早すぎる、遅すぎる、友人の前、人が多い場所など善し悪しは人それぞれなので男性側も、性格を知った上でタイミングを掴んで欲しいものです。
LINEや電話での告白は、少し幻滅してしまうという思考の女性も多いよう。男性なら目を見てバシッと決めて欲しいと感じるのが女心。
「あまりに早い告白だったから」(20代・東京都)
「会って2回目だったから」(30代・兵庫県)
告白の返事をする前に確認すべきポイントは?
告白されて迷ったときは、相手がどんな人なのか改めて確認してみた方がいいですよね。どんなことを基準として、交際に発展させられるか考えるのが良いのでしょうか?
【1】自分への気持ち
なぜ好きになってくれたのかを聞いて、相手の本気度をチェックしてみましょう。
惚れっぽい恋愛体質の男性なのか、尽くしてくれる一途なタイプの男性なのかを見極めたとき、信頼できる男性ならば交際に進展してみても良いのではないでしょうか?
多少タイプではなかったとしても、彼に愛してもらえることに幸せだと感じる気持ちがあるなら、大体答えは出ていますよね。
「遊びじゃないかどうか」(20代・栃木県)
「私のどこに惚れたのか」(30代・北海道)
「自分のどこが好きなのか」(30代・北海道)
「付き合いたい目的」(20代・神奈川県)
【2】価値観
金銭感覚や恋愛観など、自分が大事にしている価値観の方向性がある程度同じ向きじゃないと、交際後にトラブルが起こる場合も考えられます。
お互いの趣味を尊重し合えるかどうかも大切なポイントなので、返事をする前に確認しておくと正しい判断ができそう。
「話していて楽しいか、価値観がある程度一致するか」(20代・静岡県)
「食の好みやお金の価値観」(30代・埼玉県)
「もし自分が結婚したいのであれば、相手に結婚願望はあるかどうか」(30代・神奈川県)
「連絡の頻度、束縛をしないか。結婚願望はあるか、結婚したら働いてほしいのか」(30代・福岡県)
【3】人柄
人柄の意味は、その人に備わっている性質のこと。普段はおおらかな人だと感じても、怒ったときや突然のトラブルでどんな反応を示すかも重要な見極めポイントです。
日常生活の中で、家族、友人、店員さんへの反応を見て、安心できるのかチェックしてみるのが吉。
「人柄や価値観、話し方や食べ方などなかなか変えることができないこと」(30代・兵庫県)
「怒った時の態度。必ず見るようにしています」(30代・福島県)
「素性。また、パートナーが本当にいない人なのか、確認しておきたい」(30代・東京都)
「本性。性格など内面。暴力性があるか」(30代・愛媛県)
【4】家庭環境
恋人や結婚相手を探す際には、家庭環境が近いほど生活になじみやすく、考え方のブレも少ないので安定するとのこと。家庭環境が大きく違っていると、理解することが難しい問題も多く、大きな影響を及ぼすこともあるそうです。
家族や親戚との付き合い、そしてマザコン問題には注意が必要。
「家族関係、家庭環境」(30代・東京都)
「家庭環境」(30代・兵庫県)
「相手の家族や、本人のスペック」(30代・埼玉県)
「長男かどうか」(30代・兵庫県)
【5】人間関係
相手の友人関係がどうなのか、過去にどんな恋愛をしてきたのか、共通の友人に確認してみるのもひとつの方法。噂をすべて鵜呑みにするわけではなく、周りからどう思われているか客観的な意見に耳を傾けてみることが大切なのです。
また、相手が友人に対して横柄な態度をとっていないか、自分の目でチェックして判断してみるのもおすすめ。
「過去の恋愛」(30代・京都府)
「友達が多いか」(30代・東京都)
「悪に連れ込む友人がいないか」(30代・長野県)
「他にいい感じの異性がいないか」(20代・東京都)
【6】仕事
告白してきた相手がどんな仕事をしているか、知っていますか? 真面目に仕事に打ち込む姿勢などを知れば、交際相手として受け入れる信頼度も高まります。
また、勤務時間や休みのタイミングが一緒なのかを確認することで、自身の生活リズムと合った付き合い方ができるのかもチェックしておきましょう。
「仕事」(30代・東京都)
「仕事は何か」(30代・佐賀県)
「職業、休みの日にち」(30代・大阪府)
「職業と経済力」(30代・宮城県)
【7】金銭面
長い目で彼との未来を考えたときに、金銭感覚が合わないとなると致命的かも。
毎回1円単位で割り勘するケチタイプもいれば、ギャンブルにハマり借金がある散財タイプもいて、金銭面のだらしなさはさまざま。交際前の友達期間に気付いたことがあるようならば、その問題に対して向き合っていけるか考えて結果を出しましょう。
「借金などないか」(30代・宮城県)
「借金の有無。預貯金の有無」(20代・熊本県)
「金銭感覚、束縛しないか」(30代・神奈川県)
最後に
告白された喜びとその場の雰囲気ですぐにOKを出してしまうと、後悔してしまう場合もあるかもしれません。
告白の返事に迷ったときは、その場で気の利いた返事を考えたり「YES」「NO」とすぐに答えを出すよりも、一旦保留にして自分と向き合う時間を作ってみるのも方法のひとつ。
その際、長いこと待たせるのも失礼なので、いつまでに返事をする! と明確な期間を伝えてあげることで相手も安心します。
保留期間は、相手が誠実かどうかや、自分と価値観が近いかどうかなどをしっかり考えて、自分にとってプラスとなるような返事をしてあげましょう。
どんな結果になるとしても、自分を思ってくれている相手には誠意をもって丁寧に返事をしてあげると良いですね。
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