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【女性100人に聞いた】元彼をなかなか忘れられなかった経験はある?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
まず、元彼を忘れられないという経験をした人がどのくらいいるのかアンケートしました。結果は「ある」…32.5%、「ない」…67.5%となり、1/3近くの人が忘れられない経験をしたことがあるとわかりました。
【体験談】元彼を忘れられなかった理由

では、なぜ元彼を忘れられなかったのでしょうか? その理由について聞いてみましたので、回答結果からピックアップしてご紹介します。
好きな気持ちがある
付き合っているときに〝今までの人とは違う〟などの特別な思いを抱いていた場合、思いを断ち切ることはなかなか難しそう。またほかに、お互いに嫌いになったわけではなく、やむを得ない事情があって別れたからという回答もありました。好きなまま別れたなら、忘れられないのも当然といえるのではないでしょうか。
「自分のことを思ってくれていて、すごく大切にしてくれていたから」(20代・山形県)
「大好きだったから」(20代・埼玉県)
「お互い好きなまま事情があって別れたから」(30代・広島県)
「お互い好きだったのに別れたから」(30代・東京都)
いい人だったから
やさしさや思いやりを持って接してくれた、自分を尊重してくれていたなど、別れてから元彼のよかったところを痛感した人も。付き合っているときには当たり前だと思っていた物事も、特別だったと気づいた瞬間、心に焼き付いてしまうようです。また、価値観や趣味などが完璧に合っていたので忘れられない、といった声も。
「性格、人柄がよく、とても尊敬できた相手だったから」(30代・埼玉県)
「元彼とは趣味から金銭感覚から食の好みまでぴったりだったから。別れたあと誰と付き合っても自分の趣味や生活スタイルと合わなかった」(30代・兵庫県)
「今の旦那と比べてとっても優しかったなあと、離れてからそのよさに気づいたので、心のどこかにいつも残っています」(20代・新潟県)
いいお付き合いができた
穏やかな付き合いであったり、お互いに支え合うような関係が築けていた場合、なかなか忘れられないものです。あの人とは波長が合っていたと振り返っては、「同じような人はもう現れないだろうな」と思ってしまうなどの回答がありました。
「楽しかったから」(30代・青森県)
「若かったのもありお互い感情豊かに喜怒哀楽を共にしたので、今の方が平和に暮らしているものの物足りないと感じることがある」(30代・埼玉県)
「たまにふと思い出してしまう」(30代・愛知県)
フラれた
好きだったのに一方的にフラれてしまうと、思いのやり場がなくなって忘れることが難しくなる模様です。「あのときにこうしていればよかった」など、後悔の念がついてまわっている場合も。
「好きでフラれたから」(30代・茨城県)
「フラれた場合、忘れられなくなる」(30代・福岡県)
「フラれてしまい、未練があったので忘れられなかった」(30代・東京都)
初めての彼氏だった
初めて付き合った人との思い出は、すべてが初めてづくしなこともあって記憶に残りがち。忘れられないでいるうちに、さらに思い出を美化してしまっている、ということもありそう。その後、誰と付き合っても、あのときの特別な感情に勝るのは難しいかもしれませんね。
「初めての彼氏だったから」(30代・大阪府)
「長年付き合っていた初彼だったから」(20代・千葉県)
自然消滅してしまった
好きで付き合い始めたはずが、すっきりしない形で別れに至ってしまった人も。また会うことができるのか、そうでないのか…心にしこりが残ったままとなりやすく、いつまでも忘れられない原因になってしまうよう。
「遠距離で疎遠になって、きちんと話せず別れてしまい後悔している」(30代・茨城県)
「片思いが実ったのに、自然消滅してしまった」(30代・埼玉県)
元彼を忘れる方法をランキング形式でご紹介

いつまでも元彼を忘れられずにいると、気持ちが後ろ向きのままになってしまいます。毎日のように思い出すのもつらいので、できるだけ早めに忘れられるようにしたいものです。回答者の皆さんに、忘れる方法についてアンケートしましたので、ランキング形式でご紹介します。
5位:気持ちを切り替える
思い出に浸っていると、なかなかそこから抜け出せないことも。楽しめることに取り組んだりとポジティブに切り替えられれば、少しずつ心も変化していきます。後ろ髪を引かれることもあるかもしれませんが、断ち切りたいという気持ちを強く持つことが重要かもしれません。
「気持ちを切り替える」(30代・愛知県)
4位:時間に任せる
「時間薬」という言葉もあるように、人間、時間が経てばだんだんと忘れることができるもの。無理に忘れようとすると却ってつらいので、忘れられないという気持ちに素直になってみましょう。そんな自分を否定せずに受け入れてあげるうちに、だんだんと記憶も薄れていくはずです。
「時間が解決してくれます。何もしていません」(30代・埼玉県)
「時がたてば忘れることはできた」(30代・埼玉県)
「忘れたくなかったけれども、時間が解決してくれた」(30代・岐阜県)
3位:友達との時間を持つ
友達との時間を満喫するとの意見も。つらい気持ちを話せば、思いを共有してもらえたり、自分の中で整理することもできますよね。また、彼氏がいるときは友達との時間が減りがちなので、今こそ友達とたくさん過ごそうと考えるのも一案です。気が置けない友達と時間を共にすれば、きっと気持ちもラクになりますよ。
「友達との予定を入れまくった」(30代・大阪府)
「友達と遊びまくった」(20代・青森県)
「友達とたくさん遊んで気を紛らわせた」(30代・福岡県)
2位:自分の時間を充実させる
ひとりで何もせずにいると、悶々と元彼のことを考えてしまいますよね。そうならないためには、夢中になれる趣味を見つけたり、集中できる時間を作ることが大切です。ひとりで楽しんで何かに没頭すれば、つらさも半減するはず。また、こんなときこそ自分磨きにいそしむチャンスと考えてみては。美容や筋トレに力を入れたり、読書などで内面を磨いてみましょう。
「バイトなどほかに集中できることを見つければ、時間が解決してくれる」(30代・東京都)
「楽しめる趣味を見つける」(30代・広島県)
「ひとりであちこち出かけたりする」(20代・千葉県)
「とにかく、自分軸で暮らす。自分磨きを頑張る」(30代・東京都)
1位:次の恋をする
新しい彼氏ができれば、前の恋愛の思い出は更新されていくはず。気の合う人や、素敵な人に出会うことで気分も上がり、つらさを緩和できるのではないでしょうか。好きなタイプにこだわらず、いろいろな人と接点を持てるように、率先して出会いの場にも顔を出しましょう。
「元彼は上書き保存でさよならする」(30代・神奈川県)
「出会いの場に行く」(30代・東京都)
「新しい恋をする」(30代・千葉県)
「ほかの恋をする」(20代・愛媛県)
「自分の感覚に縛られないよう、いろいろな人の一面を探すことを意識した。結果、ほかの人を好きになれた」(30代・東京都)
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捨てられない元彼との思い出の品はある?

元彼と別れてしまった後に、残った思い出の品。捨てられずにいると気持ちの整理がつかず、ますます忘れられない原因と化すことも。回答者の皆さんにも、どんなものが捨てられなくなってしまったのか聞いてみました。
アクセサリー
やはり、記念日などにプレゼントしてもらったアクセサリー類は、身につけるアイテムだけに思いも強くなりがち。高価なものだと「お金をかけて贈ってくれたから」と簡単には手放せない、なんてことも…。そもそもアクセサリーって、元彼に関係なくても捨てにくかったりしますものね。
「ネックレス」(30代・鹿児島県)
「ピアス」(20代・山形県)
「ペアリングはなかなか捨てられなかった」(30代・東京都)
「誕生日にもらったアクセサリー」(30代・東京都)
「時計」(20代・新潟県)
プリクラ
ふたりで撮ったプリクラも捨てにくいよう。日付が書かれていたり、思い出のできごとやハートマークが書かれていたり…。眺めているだけで楽しかった気持ちが蘇ってくるアイテムですから、捨てられないのも無理はないでしょう。
「プリクラ」(30代・埼玉県)
写真
スマホで簡単に撮影できる昨今、元彼に関する膨大な数の写真が残っているという人も多いのでは。こちらもプリクラと同じく、そのときの気持ちや思い出を呼び起こすものですね。作業中の心理的負担や、完全に消えてしまうと復元できないことを考えると、削除には相当な勇気が必要かもしれません。
「スマホの中の写真」(30代・東京都)
「携帯の写真が消せない」(30代・東京都)
ほぼ捨てていない
「思い出の品を捨てることはない」との答えもありました。捨てるという選択肢が元々ないという人や、無理に捨てる必要はないと考えている人も。確かに、捨てたり消したりするのにも負担がかかりますから、誰からもらったのか忘れてしまうくらいに使い倒すのもアリでしょう。
「元彼からもらったものはほとんど残している(そもそも捨てない)」(20代・大阪府)
「思い出の品は無理に捨てない」(30代・埼玉県)
「よく使うものは使い続けている」(30代・大阪府)
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無理に忘れようとするよりも、自分の心を大切に
元彼が忘れられないという切ない気持ちは、できれば早くなくしたいものでしょう。なぜ忘れられないのかを冷静に分析して理解することが、元彼忘却への第一歩となるかもしれません。
ただ、無理に忘れようとすると、あなたの心に負担がかかってしまいます。つらいのであれば、まず、その気持ちを消そうとするのでなく受け入れてみましょう。その後、今回紹介した忘れる方法を試して、自分を取り戻すことが大切です。きっと、時間も見方してくれるはずですよ。
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