目次Contents
▼この記事の要点
- 女性の約8割は「好意」と「下心」を切り離して考えている。下心を向けられたからといって、好意を抱かれていると認識する女性はほとんどいない
- やたらボディタッチが多かったり、距離が近かったり…中身のない会話で相手を口説くような態度は、下心アリ判定に。「ホテルに行こう」などの野暮な誘いも、露骨な下心を感じさせて悪印象
- 男性の下心を見極めるポイントは、行動や発言が〝男性として〟の前に〝人として〟信頼できるか否か。イヤだと思ったらきっぱりNOを突きつけて、ときには距離をおくことも大事
「下心」とは?

「ちょっといいかも」と思っていた男性から下心が透けて見えてしまい、がっかりした経験をもつ女性もいるのではないでしょうか。
下心とは、〝心の奥深くで思っていること〟。心の中に隠しているたくらみのことをいい、そのたくらみは通常、悪いことです。
「彼が親切にしてくれるのは、下心があってのこと」…というように使いますが、このときの「下心」は、性的な欲求を含む場合がほとんどといえるでしょう。
【女性100人に聞いた】「下心のある男性」はあなたに好意があると思う?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数122名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に、「『下心のある男』は自分に好意を持っていると思いますか?」と質問。すると、23.8%の人が「思う」、76.2%の人が「思わない」と回答しました。
多くの女性にとって男性の下心は、好意とイコールではないと思われているようです。言い換えると、好意がなくとも下心は生まれるものということに。
下心を向けられると不快感を覚え、「どうせ本気で好きなわけじゃないんでしょ」と、相手の軽率な振る舞いにガッカリする女性が多いでしょう。「好きだからこそ下心が生まれるのに!」と思っている男性は、その言葉が真のものだと思われるように、誠実な行動や態度を心がけたほうがよさそうです。
「下心のある男性」の特徴とは?

「下心」という言葉は、男性が女性とあわよくば体の関係を持ちたいと思っている場合によく使われます。
実際、「好意」や「愛情」よりも「下心」という言葉が当てはまるような態度では、女性も引いてしまいがち。果たして男性のどんな行動に、女性は下心を感じるものなのでしょうか? アンケートした結果をお届けします。
ボディタッチが多い
「スキンシップが多い」(30代・奈良県)
「すぐ馴れ馴れしくボディタッチしてくる」(20代・東京都)
「すぐに手を繋ぐ。 家に招く。 ボディタッチが多い。 人の話を聞かない」(20代・岡山県)
「ボディタッチが多い」(20代・埼玉県)
「ボディタッチが多い」(20代・東京都)
「ボディタッチが多い」(30代・大阪府)
「ボディタッチしてくる」(30代・北海道)
「むだに触ってくる」(30代・大阪府)
「やたらと理由をつけて触ってくる」(30代・広島県)
「身体をベタベタ触る」(20代・埼玉県)
「ボディタッチ多い。外見をよく褒める。お酒飲ませようとする」(30代・鹿児島県)
「すぐに身体を触ってくる人。下ネタを話の中にぶっ込む人。まだ付き合っていないのに、宅飲みに誘ってくる」(20代・神奈川県)
下心がない、または隠している男性は、女性へのボディタッチをリスクの高い行為だととらえています。臆することなくベタベタ触ってくるようなら、あからさまな下心があるといえるでしょう。
そもそも、相手の体に一方的に触る行為は、セクハラであり犯罪になりかねません。酔っぱらって「スタイルいいね」「髪きれいだね」なんて言いながら体に触れてくるような男性には、心の中でドン引きしている女性も多いはず。
反対に、女性が男性の体を勝手にべたべた触ることだって、もちろんNG行為です。下心は男性だけに生まれるものではありませんので、男女ともに、相手に不快感を与えないように気をつけたいものですね。
距離感が近い
「馴れ馴れしい」(30代・大阪府)
「すぐ連絡先聞く」(30代・東京都)
「違和感があるくらい、仲良くなろうとしてくる人」(20代・青森県)
「距離が近い」(30代・新潟県)
「距離が近い」(30代・岡山県)
「距離が近い」(30代・広島県)
「手を出すのが早い」(30代・長崎県)
「距離が近かったりすぐ下ネタを振る」(20代・千葉県)
「話すときに距離が近い。彼氏がいるか聞いてくる」(30代・岐阜県)
「距離感をぐいぐい詰めてくる人」(20代・大分県)
「お酒を無理やり飲ませようとする」(20代・東京都)
下心を隠すことなく、一気に距離を詰めようとしてくる男性もいます。このように〝手が早い〟という印象を抱いてしまう男性は、実際遊び人であるケースも多く、誠実なお付き合いを望む女性にとっては天敵と言ってもよい相手。
飲み会で気がついたら隣に座っていたり、席を立ったら追いかけてきてふたりで話そうとしたり、半ば無理矢理にお酒を勧めてきたり…少しでも「下心がありそうだな」と思える行動をされたら、警戒態勢で臨みましょう。
誘ってくる
「すぐ家に誘う」(20代・東京都)
「ホテルに誘う」(30代・広島県)
「デート後、翌日の予定を聞いてくる」(20代・神奈川県)
「やたらと『飲みに行きたい』という人」(30代・千葉県)
「家に行きたがる。家に来させたがる」(30代・香川県)
「誘ってくる」(30代・山梨県)
「目つきと手がいやらしい」(30代・福岡県)
「目つきやノリが気持ち悪い」(20代・岡山県)
「あからさまにやりたいだけじゃん!」と突っ込みたくなるほど、露骨な誘い方をしてくるような下心丸出し感。そんなオーラで迫ってくるのが「下心ある男性」の特徴だという声も。
とはいえ誘い方や理由付けによっては、本気で口説いているのか、それとも体目当ての〝ヤリモク〟なのか、見分けがつきにくいタイプもいるのが難しいところ。相手の言動や雰囲気から、人間性を見極められるよう向き合ってみて。ただし、無理はしないでくださいね。
ニヤニヤしている
「ヘラヘラしてる」(20代・福岡県)
「ニヤついている、やたらご飯に誘ってくる」(30代・奈良県)
「鼻の下が伸びてる」(30代・神奈川県)
思わず「頭の中は欲望でいっぱいなんだろうなぁ」とげんなりしてしまうような、ニヤニヤ笑いの男性には要注意!
もともと柔和な顔つきの男性もいるとはいえ、独特の〝にやけ目〟は、頭の中で欲望にまみれた想像をしているがゆえのもの…ということもあります。注意しましょう。
視線がいやらしい
「そういう目をしてる」(30代・愛知県)
「胸しか見てない」(30代・徳島県)
「舐め回すように見る視線、ボディタッチが多い」(30代・神奈川県)
「胸ばかり見てくる」(30代・新潟県)
「変な目で見てる」(30代・宮崎県)
「目が怖い」(20代・愛知県)
女性の体つきを見定めるように、上から下までじっくりと見てくる失礼な男性。これはもう、下心が目線に現れてしまっているといっていいでしょう。
女性が嫌そうにしていても、そんなことはお構いなし。いやらしい目つきだったりもするので、かなり気持ち悪い印象に…。「目は口ほどに物を言う」ともいいますし、男性の目線や目つきは、その人柄を見定めるポイントといえそうですね。
内面を知ろうとしない
「好きよりも体の関係を優先する」(20代・静岡県)
「顔や容姿しか誉めない男性」(20代・石川県)
「身体的特徴を口にしてくる」(20代・広島県)
「女性を道具のように考えている」(20代・宮城県)
下心のある男性は、女性の体や顔にしか興味がない場合が多いでしょう。なかには「性格が悪くても美人ならいいや」「胸が大きければほかはどうでもいい」なんて、失礼な価値観をもっている人もいます。
反対に、女性に本気で恋をしているときの男性は相手主体で物事を考え、常に思いやりをもって行動し、誠実に向き合うことが多いそう。下心を感じさせるかどうかの境目は、〝相手の内面に惚れこんで向き合っているか〟にあるといえそうですね。
夜に会いたがる
「夜に会おうとする。お酒を勧めてくる」(20代・福岡県)
「夜のデートにしか誘わない」(20代・神奈川県)
「夕飯の時間だけ誘ってくる」(30代・東京都)
「夜遅くに誘ってくる人。ボディタッチが多い」(30代・神奈川県)
下心ありきで女性を口説こうとする場合、ホテルでの休憩や家でのお泊まりを前提に考えている男性も多いです。そのため、デートの誘いや待ち合わせも、日が落ちてからの時間帯に…。
都合のいい関係にもなりがちなパターンですので、たとえムードたっぷりの雰囲気になったとしても一歩立ち止まって考えましょう。押し流されないように気をつけて!
品がない
「下ネタを言う」(20代・北海道)
「下品な見た目」(30代・静岡県)
「チャラチャラしている」(30代・山口県)
「見た目がチャラそう」(30代・兵庫県)
「軽そう、よくしゃべる」(30代・奈良県)
下ネタを言って女性が困っている姿を見ようとしたり、リアクションを楽しんだりと、もはやセクハラのような下品なコミュニケーションを好む人も。「下心」という言葉で片付けるには、あまりにも失礼な態度ですよね。
見た目に品性のなさがあらわれている…というパターンもあるようですが、これは清潔感がなかったり、チャラいファッションを好んでいたりなど、女性が「本気で付き合うのはちょっと…」と思うような出で立ちが当てはまるでしょう。
会話が薄っぺらい
「個人的な話が多い」(30代・神奈川県)
「歯が浮くようなセリフを言ってくる」(30代・茨城県)
「おしゃべり」(30代・大阪府)
中身のない会話で場を繋ぎ、どうにか体の関係に持ち込もうと画策しているのでしょうか。会話が薄っぺらい男性からは、下心を感じる女性もいるようです。
歯の浮くような口説き文句や身の上話を一方的に話してくる男性は、言われる側の気持ちをあまりよくわかっていない印象も。本気で向き合っていないかのような浅いコミュニケーションが、下心を感じさせるのかもしれませんね。
ふたりきりになりたがる
「ふたりっきりになりたがる人」(30代・佐賀県)
「終電を逃させようとしてくる男性」(20代・東京都)
「あっち行かない?」「ふたりでゆっくり話したいな」などと、とにかくふたりになろうとする言動は、下心のあらわれです。
弁えている男性なら、特別な関係がない女性とふたりきりになるなんて、自ら避けるような事柄ですね。「下心」のある男性は「あわよくば」と思っていますから、一刻も早くふたりになろうとするようです。
不自然なくらい優しい
「女性と仲良くなりたい、または好きになってほしいからと女性に優しくする男性」(20代・栃木県)
「誰にでも優しい人」(30代・北海道)
「異常に優しい」(30代・京都府)
「親切」(30代・神奈川県)
「ジェントルマンな振るまい」(20代・東京都)
「物をやたらと渡してくる。無難に喜びそうな言葉をかける」(30代・東京都)
「初対面から気前が良すぎる」(30代・新潟県)
「一見親切そうに見えるが、見返りを求めて行動をとっている」(20代・神奈川県)
こちらは心からの思いやりなのか、それとも下心ありきで見返りを求めて優しくしているのか、見分けがつきにくいタイプです。今まで話したことがないのに急に味方感を出してきたり、自分には手を差し伸べようとするけど同性にはそこまで優しくしていないなど、違和感のある立ち居振る舞いの男性には気をつけて。
「大丈夫?」「一緒にやろうか?」と…あなたが困っているときに限って、親切そうにやってくる男性はいませんか? もしかしたら、それは「下心」かもしれません。人の親切心を疑うのは少し気が引けますが、そういう人がいることも事実です。よく見極めましょう。
「下心のある男性」を見抜く方法

男性の「下心」を見抜く方法はあるのでしょうか。女性100人へのアンケートをもとに、迷惑な下心を見抜くための方法をまとめてみました!
やはり、これまで出てきた〝下心がある男性の特徴〟を踏まえた見抜き方が多いようです。
ボディタッチへの価値観をチェックする
「ボディタッチをしてみて反応を見る」(30代・岐阜県)
「スキンシップの頻度」(30代・奈良県)
「ボディタッチを異常にしてくるかしてこないか」(30代・京都府)
「ボディタッチがないか」(30代・徳島県)
「ボディタッチが多い」(30代・神奈川県)
「ボディタッチが多いかどうか」(20代・岡山県)
「ボディタッチと褒める言葉の多さ」(20代・青森県)
「緊張感もなく、普通なら触れるのさえドキドキするのに、やたらと触ってきて私を全然見てくれてない目をしている」(30代・広島県)
男性からのボディタッチが多いと、露骨な下心を感じてしまいますよね。それを逆手にとって、あえて自分からボディタッチをして反応を見る人もいるようです。
鼻の下を伸ばしてデレデレしているようであれば、まんざらでもなく〝あわよくば〟と思っているでしょう。反対に無反応だったり、拒否するようならば、下心のない男性だと判断できます。
昼間の健全なデートもアリなのか試す
「カフェデートができる」(30代・広島県)
「その日に帰るかどうか」(30代・鹿児島県)
「一緒に食事したときや、ふたりきりのときの話題や空気やノリ」(30代・山形県)
「夜に会う約束をしてくる。連絡が異様に多い」(20代・大阪府)
「昼に時間を変えて断ってくるか」(30代・神奈川県)
「夜の飲みのデートしか誘ってこない。 日中に会おうとしない。 男性からデートの誘いをしてこない 」(20代・神奈川県)
「ご飯だけしかいかない」(30代・東京都)
「ランチの時間帯にご飯だけでも快く行ってくれるかどうか」(20代・神奈川県)
下心ありきでデートに誘ってくる男性は、日が暮れてからの時間帯を指摘してくるものだと前述しましたね。ならば、昼からのデートに付き合ってくれるかどうかをチェックしてみましょう。
「昼間は起きられないから…」「夜じゃないと空いてないんだ」なんて、大した事情もなしに断ってくるならば、下心アリの可能性が。ランチデートやカフェタイムを一緒に楽しもうとしてくれたり、日が暮れる前に解散したとなれば、いったんは下心ナシといえそうです。
距離の詰め方に違和感がないかを見る
「距離を詰めてくる」(30代・千葉県)
「すぐ距離を詰めてくる」(20代・千葉県)
「仲良くもないのにすぐに遊びに誘ってくる人」(20代・長野県)
「あまり親しくないのにプライベートでお誘いがある」(30代・兵庫県)
「よく知らない男性(特に年上)が不自然に近寄ってくるとき」(20代・宮城県)
「距離感」(30代・東京都)
「距離感」(30代・大阪府)
「距離感」(30代・大阪府)
「私たちって、そんなに仲良かったっけ…」と疑問に思ってしまうほど、違和感たっぷりな距離の詰め方をする人には要注意。
ちょっと話しただけですぐに「今夜空いてる?」「うち来ない? 泊まってもいいし」なんてグイグイ迫るようなら、本気で相手を好きなわけではなく、〝今夜の相手〟を探しているだけかもしれません。
発言が軽々しくないか見極める
「『俺はそんなことしないよ、紳士だから』など口だけ紳士アピールしてくる人」(30代・愛知県)
「下ネタを言ってくる」(30代・茨城県)
「彼氏の話をしてみて嫌そうな顔をするか確認する」(30代・奈良県)
「褒めてくれる人」(30代・千葉県)
「外見のみの特徴を褒める男性」(20代・石川県)
「ほかの女性がその男性のことを話していたと言ってみる。下心のある人であれば喜んでいろいろ聞いてくると思う」(30代・鹿児島県)
「関わっているうちに行動に矛盾があったり、口先だけのことが多かったりすると気がつくかもしれない」(20代・神奈川県)
「かわいいよね、本当に」「そういうの、大好きだなあ」などと歯の浮くような台詞をさらりと口に出すような人は「下心」があるのかもしれません。
男性は、相手のことを大事に思うほど、軽々しく褒めたりできなくなる様子。それを簡単にしているのは、あなたのことを大切に思っていないからかも…。
誠実なコミュニケーションをとれるかどうかみる
「話し方、ボディタッチのあるなし」(20代・兵庫県)
「話し方が気持ち悪い」(30代・山形県)
「話をじっくりきいてくれるか」(30代・大阪府)
何を言っても「ふ~ん」「へぇ~」。聞いているのかあやしい返事ばかり、という人には気をつけましょう。あなたの話には興味がなく、体にしか関心がないのかもしれませんよ。
こちらが心を開いて真剣に話をしているにもかかわらず、スマホを片手に流し聞きしていたり、すぐに自分の話にもっていきたがるといった失礼な態度も見極めポイント。というかそんなのって、下心以前に人として不誠実な印象を与えますよね。
女の直感を信じる
「勘」(30代・山梨県)
「勘」(30代・愛知県)
「直感」(20代・岡山県)
「経験からくる違和感、危機感」(20代・福岡県)
〝女の勘は当たるもの〟と…身をもって感じたことのある女性も多いのではないでしょうか?「この人、下心がありそうだな」と直感した時点で、相手と距離を取るというのもひとつの手です。
そもそも、「男性には全員下心がある」と回答してくれた女性もいました。性欲がゼロでないかぎり、たとえ本気で好きな人相手だったとしても、下心がまったくないという男性はなかなかいない気もしますよね。
誠実な男性や本気で恋をしている男性にも、ときには相手への下心が生まれることだってあるでしょう。女性がそれを許せるかどうか決める要素は、最終的には自分の勘や直感というケースもあります。
ふたりで会うことにこだわっていないか探る
「やたらふたりきりになろうとするかどうか」(30代・新潟県)
「人気のないところや、ふたりきりになるようなところにやたらと行きたがる。 親しくもないのに何でもかんでも奢ろうとする」(30代・新潟県)
「ふたりで飲みにいこうとする」(20代・広島県)
「ふたりで会いたがる」(30代・大阪府)
「人目につかないところでふたりきりになる」(20代・埼玉県)
「付き合う前に宅飲みなどに誘ってこないかどうか」(20代・神奈川県)
「付き合ってから家に誘う、など順序を踏もうとするか」(20代・東京都)
女性のなかには、まだ付き合っていない相手とのデートに抵抗がある人も少なくありません。相手を見極めたいと思いつつも、女性として身の安全を守るために、〝密室やふたりきりの場所は避けたい〟と考えている場合もあるはず。
下心のある男性は、そんな女性の不安に配慮が及びません。デリカシーやモラルに欠けた、露骨な誘い方をしてくるのはそのためでしょう。
デートに誘われたのに、すぐに「ねえ、休憩しない?」「ちょっと休もうか」と、休憩ばかりを進めてくる男性は、「下心」があるはず。彼のいう「休憩」はきっと、「ホテルに行こう」です。
雑な扱いをされていないか振り返る
「思いやりがあるかどうか」(30代・佐賀県)
「体をじろじろ見てこないこと」(30代・新潟県)
女性に対して下心ありきではなく、思いやりや好意をもって近寄ってきているのであれば、決して雑な扱いなどしないでしょう。
「大切にされていないかも…」と感じるような言動をされたら、これまでの彼との時間をよく思い出し、違和感が下心ゆえのものではないかを見極めてみて。
「下心のある男性」への対処法

恋心や愛情があるならまだしも、ただの下心で寄ってくるような男性はなるべく撃退したいところ。可能性がないことを気づかせるには、どのような対処法が適しているのでしょうか?
好きな人、あるいは彼氏がいると言う
「彼氏いるアピールする」(30代・神奈川県)
「『彼氏が嫌がるので』と言う」(30代・奈良県)
「下心」のある男性が近寄ってきたら、「彼氏がいる」と言いましょう。大切なのは、実際に彼氏がいるかどうかではなく、「浮気なんて、滅相もない」とあなたが思っていることをわからせること。そして「遊べる」と思わせないことです。
毅然とした態度で伝えれば、相手も「こりゃあ、無理だな」と離れていくはず。ワンチャンスすらないことを理解させられれば問題なし!
離れる・逃げる
「無視」(30代・山梨県)
「無視、静かに避ける」(30代・茨城県)
「無視する」(20代・福岡県)
「無視する」(20代・東京都)
「逃げる」(30代・愛知県)
「逃げる」(30代・長崎県)
「逃げる」(30代・兵庫県)
「すぐに逃げる」(20代・北海道)
「関わらないようにする」(20代・埼玉県)
「関わらないようにする」(30代・新潟県)
「必要以上に関わらない。自分に得がありそうと思っても断る」(20代・神奈川県)
「まず会わない」(20代・神奈川県)
「『私は絶対にあなたとは関わりません』という態度を貫くことです」(20代・東京都)
「1メートル以上距離をとる。何かされそうになったらすぐに走って逃げる」(20代・宮城県)
「離れる」(30代・広島県)
「何かと理由をつけて離れる」(20代・東京都)
「一定の距離を保つ」(30代・広島県)
「会わないようにする」(20代・大阪府)
「下心」のある男性は、やたらと近づいてくる傾向があります。ですので、近づいてきたら距離をとりましょう。さりげなく避けてはいけません。あからさまに嫌そうにすることで「この人はだめだ」とあきらめるはず。
物理的にも精神的にも、下心を感じる相手とはしっかり距離をとるのが〇。街中でのナンパを無視するのと同じです。
興味を示さないようにする
「塩対応」(30代・群馬県)
「あまり笑わないようにする」(20代・福岡県)
「興味がないように接する」(30代・岡山県)
「興味がない雰囲気をだす」(30代・兵庫県)
「興味ない態度をとる」(30代・京都府)
「連絡は無視するか、そっけなく短文にする」(20代・福岡県)
「そっけなくする、自分の理想の男性像を先に示して、『あなたではない』という姿勢を見せる」(20代・東京都)
相手と共通の友人が多かったり、大事な取引先の人だったりして、露骨に距離をとることができない場合もありますよね。
そんなときは必要最低限の関わりを持ちつつも、〝塩対応〟を意識して振る舞うとベター。プライベートと表面上のつきあいを完全に切り分けて、〝これ以上は踏み込ませない〟ための線引きを明確に。
異性や恋愛の話になったら、相手と真逆のタイプを理想像として挙げるという声もありました。下心を出してくる男性が、自分を客観視できるタイプならいいのですが…。
あしらう
「雑に扱う」(30代・山形県)
「ちょっと冷たい態度をとる」(20代・群馬県)
「愛想を悪くする」(30代・岐阜県)
「相手にしない」(30代・奈良県)
「相手にしない。冷めた対応をする」(30代・新潟県)
「離れる。曖昧な返事をする」(30代・千葉県)
「とにかく相手にしない」(20代・東京都)
「とにかく『用事があるので帰る』とかわす」(30代・香川県)
「求められていることと反対のことをする、言う」(30代・神奈川県)
「ご飯を食べたらかえる。 間違っても物を買って貰ったりしない」(30代・東京都)
塩対応の一種ですが、とにかく相手にせずあしらうという回答も。愛想笑いをしたり、社交辞令を言ったりせずに、〝無視してはいない〟くらいギリギリな状態でいいでしょう。
LINEなどSNSで繋がっている場合も、なるべくブロックするか、それが難しいなら一切無視が理想的。「既読」もつけないほうがいいでしょう。「下心」のある男性は、小さな隙でも狙ってきますので気をつけて。
きっぱり断る
「キッパリ断る」(20代・東京都)
「断る」(20代・長野県)
「はっきり気がないことを言う」(30代・広島県)
「きっぱりやめてほしいことは言う」(20代・千葉県)
「硬い意志を持って全て断る。 こちらから連絡しない」(20代・岡山県)
「体の関係を拒む」(20代・静岡県)
「解散時間をあらかじめ伝えておく」(20代・神奈川県)
「やんわり距離をとる、自分からは連絡しない。本当に嫌ならブロックして関わらない。 あくまで怒らせたり傷つけないように、あからさまな態度での拒絶はよくないが、本当に嫌ならはっきりと『貴方に気はないです。嫌なので辞めてください』ということも必要である」(20代・栃木県)
遠回しな態度や無言のアピールではなく、本人にはっきりと「迷惑です」「やめてください」と伝える人も。度胸が必要な選択肢ではありますが、もっとも明確に拒否の姿勢を見せることができますよね。
場合によっては逆恨みされたり、理不尽な態度をとられたりする可能性もありますが…それを踏まえてでも、「もう耐えられない!」という気持ちのときには、しっかり伝えたほうがいいこともあります。第三者の協力を得たり、周りに人がいる場所を選んだりするのも〇。
複数人で会うようにする
「大人数のときしか会わない」(30代・大阪府)
「流されずに、宅飲みなどの誘いには断ること」(20代・神奈川県)
「ふたりきりになることを避ける」(20代・兵庫県)
「ボディタッチを避ける、ご飯を誘われたときは複数人で会うようにする」(30代・鹿児島県)
友人や知人が同席している場では、大胆な行動を控えるタイプの男性もいます。〝下心を感じるものの、みんなで会うぶんには楽しくいい人だ〟というケースもあるでしょうし、ふたりきりになりさえしなければ問題ない場合も。
とはいえお酒が入ったり、仲間も同じようなノリだったりする場合には、集団で会ったからといって下心を出されないとは限りません。上司の目が光る会社の飲み会など、あくまでも、〝信頼のできる人々を含めた複数人〟で会うのなら、いい対処法といえそうです。
これって脈あり? それともただのヤリモク? 下心のある遊び人を見極めるQ&A

ひとくちに〝下心のある男性〟といっても、わかりやすく下心を示すタイプもいれば、一見すると優しく紳士的で、下心があるとは思えないような振る舞いができるタイプもいます。
あるいは、好意を抱き口説こうとしたつもりが下心だけで動いているようにみえて、誤解されてしまうタイプもいるでしょう。それぞれのタイプを見極めるための方法を、Q&A形式でご紹介します。
A.男性の下心を見極めようとすることは、相手の人間性を知り、見極めることにも繋がります。男性を見る目を養うためにまずは、本気で恋愛しているときの男性心理を理解しましょう
男性は本気で恋愛をすると、「相手のことをもっと知りたい」「喜ばせてあげたい」という、好奇心や興味・思いやりが無尽蔵に湧き上がってくるのだそうです。
熱心に口説いてきたという彼は、どのような言葉を口にしていましたか? 「かわいい」「付き合ってほしい」「絶対俺たちうまくいくよね」なんて、歯切れのいい褒め言葉や口説き文句ばかりではありませんでしたか?
その場を盛りあげるための薄っぺらい口説き文句は、一緒にホテルに行けるようにするための繋ぎという場合もあります。しかし…もしも相手があなたに心から興味をもって、たくさん質問をして掘り下げてくれたり、言葉ではなく態度や行動で思いやりを見せてくれたりするのなら、そこには本当の好意が隠されているかもしれません。
あなたがヤリモクではないかと疑った男性は、もしかするとこちらのタイプだったのではないでしょうか。両者は見分けがつきにくいことも多いのですが、基本的には、〝言葉よりも行動や態度〟が鍵を握ると考えましょう。口だけならなんとでも言えますからね。もちろん、過度なボディタッチも×です。
本気で好きな相手を熱心に口説くのであれば、すぐにホテルに行こうとしたり、体の関係を持ちたがったりはしないもの。大切に、丁寧に接してくれる男性こそが、あなたを心から愛してくれる人のはずですよ。
Q.男性が苦手で恋愛経験が少ないこともあってか、男の人がみんな下心をもっているように感じてしまいます。向こうからしたらそんなつもりがなさそうなときでも、過剰に引いてしまい恋愛チャンスに繋がらないことが…
A.男性の下心に敏感になりすぎて、恋愛そのものに苦手意識が出てきてしまうとつらいですよね。とはいえ、男性のすべてが下心を基準に行動しているわけではありません。ひとりの女性を心から誠実に愛し、大切にできる男性だってたくさんいます。そんな相手と出会えるように、真面目な男性を見極める方法をチェックしましょう
臆することなく女性の前で下心を見せられる男性や、それに準じた態度をとれるような男性は、不真面目な性格であることも多いはず。女性に不快感を与えがちな行動をとっているわけですから、もしも真面目な性格だったら、そんな自分を省みたり、いったん踏みとどまったりできるでしょう。
たとえ恋愛経験豊富な女性であっても、下心のある男性に対しては警戒するものです。「男性には下心があっても不思議じゃない」という前提のもと、いい相手を探しているケースが多いのではないでしょうか。
なので、男性への恐怖心や不信感があるのならば、恋愛対象となる男性の幅を狭め〝なるべく真面目な男性〟との恋を視野に入れるのが吉。下心をあらわにした態度や行動を慎んで自制できるような、良識ある男性もこの世界にはたくさんいるものですから。
真面目な男性は基本的に、節度をもった距離感を意識し、誠実に、女性の嫌がることはせずに向き合ってくれます。仕事にも真面目に取り組んでいることが多く、その責任感の強さから、周囲の人にも親切丁寧に接するようです。
反対に、女好きの男性はやたら距離が近く、相手が嫌がるかどうかをあまり気にしません。刺激やその場の快楽を優先して行動するため、責任感がないように思える立ち振る舞いが特徴です。遊んでいるぶん目を引く外見であることも多いので、イケメンな雰囲気に惑わされないよう注意が必要なことも。
男性との恋愛や結婚を望みながらも、下心への嫌悪感からうまくいかない…というときは、まず〝男として〟ではなく〝人として〟信頼できるかどうかを見極めて。恋愛対象として見る前に、人として信頼度が高いと感じられたのであれば、うまくいく可能性があるでしょう。男友達を増やしてみるのもひとつの手です。
見極めポイントを活用し、下心をうまくいなして
「下心」ありきの言動に振り回されたり、不快な思いをさせられたり…露骨にヤリモクな態度をとってくる男性って、本当に迷惑ですよね。
許可なくベタベタとボディタッチをしてくる男性には、その時点でしっかりNOを突き付けてもいいでしょう。相手が本当に思ってくれているのなら、あなたが嫌がるようなことはしないはずですから。
下心という言葉でオブラートに包まれたように思えても、その実態は「体の関係を持ちたい」というよこしまな欲望です。聞こえのいい口説き文句や優しい表情に騙されることなく、相手の人間性や、本質を見極められるようになりましょう。
そうすればきっと、いい恋愛に繋がる出会いにも気がつきやすくなるはずです。
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ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。
数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。
好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。