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2025.03.07

「彼氏に冷めた」ときにやりがちな行動や言動は? おすすめの対処法もチェック

「あんなに好きだったはずなのに、急に彼氏に冷めてしまった」「長く付き合っている彼氏に、だんだん冷めてきた…」こんなふうに悩んでいる女性は、多いのではないでしょうか。女性100人へのアンケート結果によれば、約7割の女性にはそんな「彼氏に冷めた」経験があるようです。おならやいびき、汚い食べ方などのモラルの面で冷める人もいれば、彼の自己中心的な態度や価値観の違い、マンネリ化が原因の人も。彼氏に冷めた人の多くは別れる選択をしているようですが、ほかにはどんな対処法があるのでしょうか。本記事では、彼氏に冷めた人の様々な声をもとに、原因や理由の解明・対処法などをまとめました。

▼この記事の要点
・約7割の女性には、彼氏に冷めた経験がある
・デリカシーのない言動や金銭感覚、自己中心的な態度、恋愛スタンスの違いなどで冷める女性が多い
・一度気持ちが冷めたら別れを考える人が大多数。過度な期待を捨てて、欠点ごと愛することができるかが鍵

彼氏に冷めた経験はある?

彼氏に「冷めた」と思ったことはあるかどうか/円グラフ

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数119名(未回答含む)。

女性100人に「恋人に『冷めた』と思ったことがありますか? 」と質問したところ、69%の人が「はい」、31%の人が「いいえ」と回答。約7割の女性には、〝彼氏に冷めた〟経験があるという結果になりました。

好き同士で付き合っているはずの恋人でも、幻滅するようなできごとや、「これは人としてどうなの?」と思うような言動があると、気持ちが一気に冷めてしまうことがあります。喧嘩やすれ違いをきっかけに冷める場合もあれば、彼が当たり前のようにとった行動や癖、価値観などが原因で一方的に気持ちが冷めていく場合も。人によって、そのタイミングや理由はさまざまです。

彼氏のどんな行動や態度に冷めた?

肘をついて考え込む女性
(c)Adobe Stock

実際に彼氏に冷めたことがある女性たちに、理由やきっかけを聞いてみました。百年の恋も冷めるような衝撃的な内容から、ちょっとしたことの積み重ねまで、さまざまな回答が寄せられています。

下品・不衛生・不健康な言動

「おならをした」(30代・愛媛県)
「爪、財布、鞄の中が汚い」(20代・神奈川県)
「衛生的にアウトなことをしていたとき。 私でなく自分が好きなんだなと思ったとき」(30代・東京都)
「食べ方が汚いとき」(30代・大阪府)
「常識がなかった」(20代・東京都)
「ご飯の食べ方が汚い」(30代・埼玉県)
「タバコを吸い始めた」(30代・東京都)

育ちを疑ってしまうような品のない行動や、無作法な一面をみると幻滅してしまう女性は多いです。とくに、食事のマナーに関する意見が目立ちます。

いわゆる適齢期の恋愛においては、彼との結婚や将来を見据えて交際している女性も多いでしょう。彼の食事のマナーがなっていないと、家族や友人に紹介するのも恥ずかしく思えてしまうかもしれません。クチャクチャ音を立てて食べたり、箸の持ち方が間違っていたりする姿をみて、「今まで誰も注意してくれなかったのかな…」と不安になることも。

反対に、彼女側のモラルやマナーに不満を感じ、彼氏側が冷めてしまうというパターンもあるようです。不快な思いをさせないためにも、自分自身の品格のためにも、男女問わず、一般常識や衛生観念は大切にしたほうがよいでしょう。

彼女に冷めたら別れるor別れない?【男性100人に聞いた】彼氏の気持ちを再…

金銭感覚の違い

「ケチ」(30代・東京都)
「金遣いの荒さ」(30代・埼玉県)
「ケチだった」(30代・京都府)

価値観の違いの一環ではありますが、金銭感覚のなかでもとくに〝ケチ〟な一面は冷めるきっかけに。一円単位での割り勘や、必死すぎるポイ活、節約の強要、大切な記念日も安い店にしか行きたがらない…などがあてはまるでしょうか。

これは彼の収入や生活水準にもよる部分なので、自身の経済状況をふまえ、どこまでお互いが認識を擦り合わせられるかで許容範囲が変わりそう。対照的に、激しい浪費癖や借金などがある場合にも、今後を不安に思い気持ちが冷める人は多いはず。

将来を見据えてお付き合いをするのであればよけいに、お金の管理に関しては相談が必要かもしれません。ケチな彼氏と上手に付き合う方法については、こちらの記事をチェック。

ケチな彼氏とは別れるべき?【女性100人に聞いた】あるあるエピソードや上…

自己中心的な態度

「自分のことしか考えてないんだろうなと思わせる言動」(30代・千葉県)
「言動が自分勝手すぎて」(20代・埼玉県)
「自己中な面を見たとき」(30代・東京都)
「風邪のとき、上辺だけの心配で結局自分が一番大事なんだなと思い薄情な点に冷めた」(20代・茨城県)
「自己中心的なところ」(30代・大阪府)
「めっちゃ常識外なことをしたこと。相手を思いやる気持ちがなくて自分勝手な行動をしていること」(20代・東京都)

愛とは本来、一方的に与えられるようなものではなく、お互いに与え合うことで育まれていくもののはず。しかし彼が自己中心的な考えをしていると、結局は〝自分が一番大切〟であるように見えてしまい、彼女が愛を与えるばかりの関係になってしまいます。

なにかあったときに、きちんと「ごめんなさい」と「ありがとう」が言えること。愛する人がつらい思いをしているときに、自分のこと以上に心配して寄り添えること。思いやりをもって相手に接し、愛情をしっかり行動で示すこと。…これらの大切なことは、周りのせいばかりにして自分を顧みない自己中心的な人間にとって、とても難易度が高いものなのです。

正直に言ってくれたらいいことを、謎に嘘で誤魔化そうとしたり、何度もデートに遅刻してきたり、ドタキャンしたり…。こういう行動を繰り返す彼氏も、信用できずに冷めてしまうでしょう。顔がかっこいいとか、年収が高いとか、そういった魅力ではカバーできない〝人としての信頼〟に関わることがあると、冷めてしまう女性は多いようです。

自己中心的な人への対処法は、こちらの記事でもチェック。

【自分勝手な人】の特徴と心理を診断! 自分勝手な彼氏・旦那、友だち、職…

難ありの性格

「デリカシーがない」(30代・神奈川県)
「すぐ怒るところ」(20代・岡山県)
「すぐ病む」(20代・埼玉県)
「しつこい」(20代・神奈川県)

なにかと怒りっぽかったり、失礼な発言や態度が多かったりなど、〝昔からそうだったのかな〟と思わせるような根深い欠点があると、付き合うことに疲れてしまうことも。それでも彼氏のことを好きだった頃は、きっと「受け入れよう」「理解しよう」という気持ちがあったのではないでしょうか。

しかし「三つ子の魂百まで」ということわざからもわかるように、幼い頃からの性格や考え方というものは、そう簡単には変わりません。どんなに向き合ってもなかなか変わらない彼の性格に疲れてしまい、気持ちが冷めたとしても無理はないでしょう。

何度言ってもなおらない悪癖

「嫌いな点があったため」(30代・東京都)
「嫌なところを伝えても改善がない」(20代・千葉県)
「何かと言い訳ばかりして成長しないと感じたとき」(30代・千葉県)
「嘘を何度もつかれた。浮気された」(30代・兵庫県)

彼にきちんと向き合い、勇気を出して直してほしいところを伝えたり、指摘したりする女性もいます。それにもかかわらず、改善の兆しがまったくみられないとなると、恋する気持ちやときめきも段々失われていくものです。

なかには保身のために嘘をついたり、言い訳ばかりで自分を顧みないタイプの男性もいます。彼女側は「これからも彼と一緒にいたい」という気持ちがあるからこそ注意しているはずなのに、彼にその気概がみられないようであれば、もう一緒にはいられないと感じてしまうかも。

とくに浮気癖に関しては、なかなか直りにくいことが多いようです。浮気をされて傷ついてしまうことがないように、男性心理をチェックしておきましょう。

「浮気性」な人の心理と特徴はコレ! あなたの彼は大丈夫? 浮気性を見抜…

価値観の違い

「価値観が違うところがわかったとき」(30代・島根県)
「価値観の相違」(30代・愛知県)
「社会に出て価値観が変わった」(30代・東京都)

カップルの別れの原因第一位でもある、〝価値観の違い〟。彼の価値観がどうしても理解できず、気持ちが冷める方向にいく人もいます。

もちろん、価値観や考え方というのは時間の経過とともに変わっていくものです。就職や転職などで自分自身の価値観が変わり、彼に違和感を覚えるというパターンもあるよう。

しかし金銭感覚やお店での店員に対する態度など、一緒に生活していくうえで大事な部分の価値観が合わない場合、気持ちが冷めてしまうことは多いでしょう。特に「これだけは許せない」という、最低限の「許せないポイント」がズレていると、お付き合いを続けていくのは難しいかも。

距離感や恋愛スタンス

「恋人になったら、所有物のように扱われる感じで冷めた」(30代・福島県)
「追いかけたい派なので、ぐいぐい来られたとき」(30代・宮城県)
「連絡をくれないとき」(20代・神奈川県)
「身体目的になる」(20代・北海道)
「体目当て」(30代・静岡県)

彼と自分との間に、恋愛スタンスの違いを感じて冷めてしまう人もいます。まるで彼女を所有物のように扱うオラオラ系の態度に嫌気がさす人もいれば、連絡が少なかったり、逆にぐいぐい来られすぎたりして嫌になってしまう人も。付き合う前にそれぞれの価値観を共有していたとしても、実際に付き合ってみたら話が違う…なんてこともあるでしょう。

また、彼氏からのスキンシップをだんだん「嫌だ」「めんどくさい」「気持ち悪い」と思ってしまうようになると、気持ちが冷めているサインです。以前は愛情表現の一環として大切に思っていたのなら、なおさらでしょう。

なかなか「嫌だ」とは言い出せずに、彼氏に合わせてしまったり、ストレスを抱えてしまったり…。そうなると、さらに彼氏への気持ちが冷めてしまいがちです。

理想と現実のギャップ

「SNSとリアルで人格が違うと思ったとき」(20代・神奈川県)
「イメージとちがう」(30代・広島県)
「理想と違った」(30代・佐賀県)

付き合う前まではよかったけれど、いざ恋人同士になってみると「こんな人だったっけ…?」とギャップを感じ、恋心が冷めてしまうパターンも。片思いの段階では自分をよく見せようと背伸びをしている人も多いので、素の姿に驚かされてしまうことはありそうです。

仕事ができる頼もしい姿をかっこいいと思っていたら、家では赤ちゃんのように甘ん坊な姿しか見られなかったり。優しく余裕のある性格だと思っていたら、ただ適当で八方美人なだけだったり。ギャップごと魅力的に思えればさらに愛が深まりそうですが、そうでない場合は〝話が違う〟と感じてしまいそう。

このようなケースは蛙化現象といって、「好きな人に振り向いてもらえた結果起こる、自己防衛反応の一種」であることも。心当たりのある人は、こちらの記事もチェックしてみてください。

これで納得!「蛙化現象(かえるかげんしょう)」の正しい意味とは? 起こ…

暴力・暴言

「DV」(30代・東京都)
「暴言を吐かれたとき」(30代・東京都)

彼氏として以前に、人としてNGな行為があると気持ちは冷めます。「いつか変わってくれるかも…」と期待して側にい続けると、彼が〝なにをしても離れない彼女〟だと思い安心してしまい、エスカレートする可能性が。暴力は犯罪ですから、身の安全を守るためにも、そのようなことがあったら離れたほうがよいでしょう。

彼氏が怖くて不安だという人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

「怖い彼氏」とスムーズに別れる方法とは?その手の男性の性格・行動・会…

日々の積み重ね・マンネリ化

「付き合いが長くなってきてマンネリ化したとき」(30代・群馬県)
「日常のちょっとしたこと」(30代・埼玉県)
「積み重ね」(30代・東京都)
「付き合う前はテンションが上がっていたが、だんだん冷静になり、一緒にいる時間がつまらなくなってきた」(20代・東京都)

交際期間が長くなればなるほどに、新鮮さが薄れときめく機会も減っていくものです。それ自体はふつうのことですが、ちょっとした価値観の違いやイライラが降り積もり、気がつけば〝彼のこと、好きじゃないかも〟という状態に。

あるいは、「この人とずっと一緒にいることはできるんだろうか?」と未来を不安に思うようになると、気持ちが冷めてしまう傾向が。いつまでも理由を付けて結婚の約束をしてくれなかったり、彼氏がずっとフリーターのまま、なかなか働こうとしなかったり…というパターンもこれに当てはまるでしょう。

もともと彼が優柔不断な性格 という可能性もありますが、以前は積極的にいろんな話をしてくれていたのに、というタイプの人なら要注意です。

酒癖の悪さ

「お酒が入って店内で大声で会話していたとき」(30代・岐阜県)
「飲酒後の言動」(20代・福岡県)

大人のたしなみでもあるお酒ですが、お酒を飲むのではなく飲まれてしまう人は格好悪いと感じてしまいます。べろべろに酔っぱらった姿や、大声で騒ぎ散らかしている姿を目にすれば、彼氏といえどうんざりしてしまうかも。彼女だけでなく、周囲の人やお店にも迷惑をかけているようであれば、なおさら恥ずかしくなってしまいそうです。

彼氏の酒癖があまりにも悪い場合、本人もアルコール依存症で苦しんでいたり、弱いにもかかわらず周囲に合わせて無理をして飲んでいたり…という可能性も考えられます。そのような場合には、適切に対処するため真剣に話し合ってみてもよさそうです。

頼もしく思えない言動

「親に紹介したときにナヨナヨしていて、全然堂々とした態度じゃなくて情けなかった」(30代・京都府)
「頼りないとき」(30代・神奈川県)
「ダサい」(30代・愛媛県)
「キスが下手」(30代・宮崎県)

誰だって、自分のパートナーには輝いていてほしいと思うもの。とくに肝心な場面では、素敵な彼氏として、頼りがいのあるかっこいい姿を見せてほしいのが乙女心です。「私の彼氏ってダサいな」と少しでも思ってしまうと、そこからどんどん気持ちが冷めてしまうことも。

いずれ家族になることを考えているのであれば、親族への紹介や結婚式での挨拶だけでなく、ともに親として立派な姿を我が子に見せなければならない…なんてこともありえるでしょう。

しかしここぞというときにナヨナヨした姿を見せられると、この先の未来を不安に思うと同時に、なんだかがっかりさせられた気持ちになってしまいます。こちらがなにか相談したとしても、「なんでもいいよ」「そっちが決めて」「わかんない」などの適当な返答しかくれない場合も、頼りない印象を受けてしまいます。

生活習慣や生理的なもの

「いびきがうるさい」(30代・東京都)

〝人としてアウトというほどではないし、本人のせいというわけではないけれど、かっこよくはない〟という絶妙なラインの生理現象が、恋心を冷めさせてしまうことも。いびきに関しては本人以上に、隣で眠れずにいる彼女のほうがつらい思いをすることも多いでしょう。無意識下の癖である以上、指摘したところで治りにくいのが難点です。

周囲の人間関係の問題

「自分の家族を大事にしてくれない」(20代・東京都)
「恋人の家族や友達の人間関係がよろしくないとき」(30代・福島県)

たとえ彼自身がどんなにいい人だとしても、周囲の人間関係が不穏だったり、彼女側の家族をないがしろにしたりするようでは不安になってしまいます。その時点で、彼の人間性を疑わしく思ってしまう女性もいるはず。

とくに彼女側の家族を大切にしてくれない場合、いずれ訪れるかもしれない婚姻後の未来において、上手に親族付き合いをしてくれないかも…と不安になりそう。周囲への人当たりのよさや、適宜必要なコミュニケーション力は彼氏に備わっていてほしいものです。

彼氏に冷めたときの「彼女の態度や行動」とは?

リビングで考え事(喧嘩)をするカップル
(c)Adobe Stock

彼氏に冷めたからといって、それを正直に伝え、「あなたのこういうところに冷めました」とすぐ教えてくれる女性はなかなかいません。多くの女性は悩んだり葛藤したりしながら、今後の身の振り方を考えつつも、〝冷めた〟という気持ちが行動や態度に滲み出てしまうのではないでしょうか。

ここではそんな、女性の〝彼氏に冷めているというサイン〟を、チェックしてみましょう。

別れをきりだした

「さっさと別れをきりだす」(20代・千葉県)
「すぐに別れた」(30代・千葉県)
「別れた」(30代・東京都)
「別れようと何度言っても別れてくれないので、毎日キツいわがままを言ったり不機嫌になったりしてとにかく冷たい態度をとって嫌われようとした」(30代・兵庫県)
「別れ話をした」(20代・神奈川県)
「悟られないように接してすぐ別れた」(20代・埼玉県)

残念ながら大多数の人が、「彼氏に冷めたら別れを選ぶ」と回答しています。一度冷めた気持ちは戻らない、と考えている人が非常に多いようです。ただし手早く別れ話を切り出す人と、自然に別れる方向にいくように誘導する人とで対応や速度感はわかれています。

別れを考えるほどに気持ちが冷める原因が、少なくとも彼氏側にあった以上、それを指摘したり注意したりしたところで、以前のような恋心や愛が戻ってくるかは別問題。人が変わること自体簡単ではありませんから、彼氏側も、〝彼女に冷められてしまったら別れを告げられるかも〟というリスクをふまえ、誠実に彼女を大切にしましょう。

そっけない態度をとった

「シラケた態度になった」(30代・神奈川県)
「そっけない態度になった」(30代・埼玉県)
「そっけない態度をとり、嫌われようとする」(30代・宮城県)
「そっけなくしてしまう」(20代・福岡県)
「呆れてドライになった」(20代・茨城県)
「完全に冷たい態度をとる」(30代・千葉県)

別れるとまではいかないけれど、今まで通りにはとても接することができない…という人は、いったんドライな態度をとるようです。自分の気持ちを落ち着かせる意味でも、ストレスを抱え込みすぎないためにも、無理をして今まで通りに接するよりはいいかもしれません。

とはいえ、機嫌が悪かったりそっけなかったりする彼女を、「怖い」と感じてしまう男性は多いようです。きちんと話し合いをすべきか、それとも割りきって気持ちを切り替えるべきか、一定の期間中には結論を出したほうがよさそうです。

彼女を傷つけてしまった…という自覚がある男性の心理については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

彼女を傷つけたときの男性心理とは【男性100人に聞いた】関係の修復方法の…

距離をおいた

「少し距離をおくような態度」(30代・京都府)
「近寄らない」(30代・埼玉県)
「LINE未読」(20代・埼玉県)
「連絡しない」(20代・北海道)
「好きな人からどうでもいい人になって、連絡をしなくなりました」(20代・神奈川県)

距離をおいて彼と少し離れることで、ほとぼりが冷めるのを待つという人も。距離をおかれた理由を彼が知っているかどうかによって、その後の展開が変わりそうです。

ふたりで話し合ったうえで距離をおくという結論になったのならば、彼もひとりの時間で反省したり、変わろうとしたりするでしょう。もしも彼女側が一方的に距離をおいただけ…という状態ならば、今後どのように付き合っていくべきなのか、それとも自然消滅を狙いフェードアウトしていくのか、いずれにせよ身の振り方を考えなければなりません。

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興味がなくなった

「前みたいに接することができなくなった」(20代・兵庫県)
「相手に興味がなくなる」(30代・群馬県)
「熱狂的に好きではなくなった」(30代・神奈川県)
「嫌いになった」(30代・広島県)

大好きでたまらなかった彼氏でも、気持ちが冷めるとどうでもよくなってしまうものです。「なんであんなに好きだったんだっけ?」と、まるで夢からさめたような感覚になる人もいるでしょう。

冷めたという感覚が明確になればなるほどに、〝別れ〟の選択肢がチラつく人も少なくないはず。今までなら当たり前のように言われていた「大好きだよ」の言葉や、今後の記念日やイベントなどの相談がなくなってきたときには、彼女の気持ちが冷めている可能性が。

会話が減った

「あまり話さない」(30代・東京都)
「話さなくなった」(30代・埼玉県)
「話しかけない」(30代・埼玉県)

人は、会話をつうじてお互いのことを理解し、共感し、ときには議論を交わしながら絆を深めていくもの。そしてそれは、相手に興味があってこその行動です。どうでもいい人相手に、労力や時間を割いて真摯に会話を試みる人はそう多くないでしょう。

大好きだったはずの彼氏も、気持ちが冷めれば赤の他人に近い存在になってしまいます。〝彼のことを理解したい〟という気持ちや、〝自分のことを知ってほしい〟という想いがなくなれば、会話をするきっかけもなかなか生まれません。場合によっては、〝どうせなにを言っても無駄〟というあきらめの気持ちさえわいてしまうかも。

相手を注意した

「とりあえず注意はした。 深酔いしなければ節度あるので、そのまま交際した」(30代・岐阜県)
「冷静に話す」(30代・東京都)

何も言わずに黙ったままでは、彼も自分の行動を振り返りにくいでしょう。かといって、突然一方的に別れを告げるのも、二人のこれまでを思えば寂しい気も。彼と真摯に向き合いこれからも一緒にいたいと思うのならば、まずは冷めるきっかけとなったできごとについて、彼に注意をしてみましょう。

彼女側も、何の理由もなく彼に冷めているわけではありません。原因を素直に聞き入れ、「それは悪かった。ごめんね」と言えるような彼であれば、この先も関係を築ける可能性が。逆ギレしてきたり、何度言っても口だけで行動が変わらなかったりする場合には、別れを視野に入れる必要がありそうです。

特に態度は変えなかった

「距離をおこうかなと考えるようになったが、特に大きな変化はなし」(20代・神奈川県)
「変化なし」(30代・愛媛県)
「普通に関わる」(30代・神奈川県)

彼に冷めたところで、態度は特に変わらないという女性もいます。そのまま今も付き合っているのか気になるところですが、気持ちが冷めることにより、〝いつまでも付き合った頃の気持ちではいられない〟と俯瞰して見られるようになるのかも?

彼氏に冷めた状況から抜け出す方法は?

夜景を眺めるカップルの後ろ姿
(c)Adobe Stock

大好きだったはずの彼氏に冷めてしまったら、女性はみなどうするのでしょうか。冷めた気持ちをどうにか元に戻そうとするのか、それとも諦めて離れるのか、冷めたまま関係を続けていくのか…その選択は人それぞれです。

自分だったらどうする?と考えながら、アンケート結果を確認してみましょう。

別れる

「別れる」(20代・神奈川県)
「別れる」(30代・新潟県)
「一度冷めたら回復しないので別れる」(30代・宮城県)
「関係を続ける必要性を感じないので別れる」(20代・千葉県)
「冷めたら次に行くしかない」(30代・東京都)
「冷めてしまった場合はなかなか戻らず、別れることが多かった」(20代・東京都)
「抜け出さず別れる」(30代・広島県)

寂しいことではありますが、〝冷めたら別れるしかない〟という回答が多く寄せられました。抜け出すというよりは、彼と別れて関係を終わらせるという声が圧倒的に多かったです。やはり、一度冷めた気持ちは戻らないと感じている人が大多数のようです。

残念ながら、あまりにも決定的な原因により気持ちが冷めてしまうとなると、ふたたび前のような恋心が戻ることは滅多にないのかも。「覆水盆に返らず」ということわざからもわかるように、どんなに努力したところで元に戻しようがないケースはあるでしょう。

相手のいいところに目を向ける

「いいところをたくさん紙に書く」(20代・神奈川県)
「いいところを箇条書きにする」(20代・群馬県)
「相手のいいところを冷静に考えて、その人にこれからも時間とお金を使うかどうか考える時期にする」(20代・神奈川県)
「相手のいいところ、他に好きになれそうなところを探す」(30代・石川県)
「その人のいいところを思い出す」(20代・福岡県)
「たくさん好きなところを見つけるか、別れる」(30代・京都府)
「時間をおいて、どこが好きなのか考えなおす。 冷めた部分よりも、好きが多ければそれをモチベーションにして頑張る」(30代・岐阜県)

たとえ彼に冷めるようなことがあったとしても、それが彼のすべてではないという考え方は大事ですよね。どんな人にも、いいところも悪いところも両方あるもの。完璧な人間などいないということを頭において、妥協ではなく許容するという気持ちで向き合うと◎。

ただしこの場合は、冷める原因となった一面に対して、目を瞑ったり背けたりしているともいえます。自分がそれで本当にいいのかどうか、彼に指摘や注意をすべきかどうかも含めて、冷めた原因との向き合い方も考える必要がありそうです。

距離をおく

「いったん距離をおく」(20代・長野県)
「距離をおく」(30代・東京都)
「自分の時間をつくる」(30代・愛知県)

嫌だという気持ちを抱えたままそばに居続けると、さらに嫌悪感が増幅してしまうことも。一度、自分の気持ちをしっかり見つめ直す意味でも、連絡する頻度を控えたり、会う機会を減らしたりしてみましょう。

彼女からいきなり連絡が来なくなったら、彼氏も異変に気付き、自分に悪いところはなかったか考え直してくれるかも。「嫌われたのかな?」と不安をおぼえたときに、自分を顧みることのできる彼氏であれば、この先も仲良くやっていけるかもしれません。

実際、別れるほどのできごとがあったとしても、冷却期間をおくことに意味があると感じている人は多いようです。冷却期間中の男性心理については、こちらの記事をチェックしてみましょう。

冷却期間を置きたい男性心理とは【男性100人に聞いた】その意味や理由につ…

初心にかえる

「もしその人がいなくなったら自分がどうなるか(どんな心境になるのか)を想像する」(30代・和歌山県)
「初心を思い出す」(30代・大阪府)
「普段のデートとは違うことをして新鮮さを取り戻す」(30代・群馬県)
「いつもと違うデートをして新鮮な気持ちを取り戻すなど」(20代・大阪府)
「楽しいことを考える」(30代・栃木県)

付き合いたての頃は、確かにお互い好きな気持ちがあったはず。楽しかったデートの想い出など、幸せだった彼とのできごとを振り返ってみてください。そうして付き合っていくうちに、お互いに対して雑になっていた部分を見つめ直せるかも。

長い間付き合っていて、マンネリになっているカップルは、いつもしないようなデートをしてみるのもいいでしょう。彼氏の意外な一面を知れたり、新鮮な気持ちになって、再び好きになれるかも。

こちらの記事を参考に、付き合いたてのころにどんなデートをしていたか思い返してみるのも◎。

付き合いたてのデートで何する?【女性100人に聞いた】おすすめスポットや…

相手に指摘する

「注意して直してもらう」(20代・東京都)
「注意する」(30代・愛媛県)
「素直に伝える」(20代・茨城県)
「話し合う」(30代・大阪府)
「話し合いをして、改善してもらって気持ちが戻ればよいが、大抵は一度冷めた気持ちは戻らない」(30代・東京都)
「浮気するような人間に期待しても無駄だけど、相手が変わること」(30代・兵庫県)

「こういうところが嫌だな」と一人で抱え込んでいては、どんどんその気持ちが膨らんでいってしまうもの。我慢できないことがあれば、一度時間をつくって、彼氏と冷静に話し合ってみるといいでしょう。彼氏にも言い分はあるかもしれないのに、一方的に自分の不満を彼氏にぶつけるだけになってしまうと、状況はさらに悪化するので気をつけて。

気をつけるべきポイントは、感情的にならず、冷静に話すこと。〝これからもあなたと一緒にいたいと思うからこそ、あえて指摘している〟という部分を、どれだけ伝えられるかが大事です。

また、注意をすることと冷めた気持ちが戻るかどうかは別問題です。彼の努力にもかかっている部分なので、「ふたりで乗り越える」という気持ちをもつのも大事かもしれません。

相手に期待しすぎない

「相手に期待しすぎないようにする」(30代・京都府)
「求めすぎない」(30代・北海道)
「目をつぶるか別れる」(30代・神奈川県)

彼に恋人としての明確な理想像を抱いていたり、「彼ならきっとわかってくれる」「ちゃんと伝えれば変わってくれるはず」という期待が大きかったりすると、理想通りにならない現実にがっかりしてしまうものです。

そもそも期待とは、

あることが実現するだろうと望みをかけて待ち受けること。当てにして心待ちにすること。(小学館刊行・デジタル大辞泉より一部引用)

という意味です。相手になにかを期待した時点で、こちらは一方的に望みをかけて当てにしているということになります。期待をかけられる側にとっては、プレッシャーやストレスのもとになりかねません。

だからこそ、彼氏に過度な期待を抱いてしまわないように気をつけましょう。相手も一人の人間であり、自分なりの考え方を大切に生きている…ということを忘れずにいたいものです。

人に期待しない方がいい? 期待しないメリットや実践の方法などについて解…

彼氏に冷めたときの参考に!ベストな対応Q&A

手を繋ぐカップル
(c)Adobe Stock

「気持ちは冷めてきているけれど、まだ別れたくはない」「できることならもう一度気持ちを盛り上げて、ずっと一緒にいたい!」 …そんな人は、こちらのQ&Aを参考にしてみてください。

Q.彼に嫌なところを指摘するとき、気をつけたほうがいいポイントは?

A.できるだけ冷静に話し、「これからも一緒にいたいから」という気持ちもあわせて伝えよう

感情的に、怒ったように伝えると、言われている内容に関わらず、彼氏はあなたに対して「ウザいな」と思ってしまいます。できるだけ、自分の気持ちを冷静に、穏やかに話すことを心がけましょう。

「別れたいわけじゃない」「お互いに悪いところは直して、これからも付き合っていきたい」ということまで、しっかり伝えるのも大事ですね。ここをはっきり言わないと、彼は「もう俺とは別れたいってことかな?」と思ってしまうかもしれません。

また、一方的にただ不満を伝えるのではなく、「そっちもなにか私に直してほしいところとかある?」とヒアリングしてみるのもよいでしょう。彼への指摘方法については、こちらの記事もチェックしてみてください。

彼氏に対して不満がある?【女性100人に聞いた】みんなの不満や伝え方など…

Q.反対に彼から「冷めた」と言われてしまったら?

A.不快な思いをさせた可能性を考え、自分の言動をしっかり振り返る

うまくいっていると思っていたはずの彼に、突然「冷めた」と言われたら動揺してしまいますよね。しかし、なんの理由もなしに冷められるとは考えにくいもの。大抵の場合は、冷めるきっかけとなった出来事や理由があるはずです。

まずは彼に、〝なにか嫌な思いをさせていたらごめんなさい〟と言えるように、感情的にならずに落ち着いて話を受け止めましょう。そのうえで、落ち着いて自分の行動を振り返ってみたり、「ほかにも悪いところがあったら教えて」と言ってみたり、反省して次に進めるような話をしてみることが大事です。

もしかすると自分だけではなく、彼側にも理由や原因がある可能性もゼロではないはず。お互いに、何か改善すべきポイントがほかにも出てくるかもしれません。こちらの記事を参考に、今後のためにカップルのルールづくりをしてみるのもひとつの手です。

カップルにルールは必要?【女性100人に聞いた】円満で長続きする仲良しカ…

最後に

どちらかが過度に我慢したり、辛い思いをしてしまうような恋愛は、なかなか長続きしないものです。彼への気持ちが冷めてしまい色々なことを試したところで、「やっぱり無理かも…」「どうしても受け入れられない」と感じることはありえます。

そのようなときにはいっそのこと、スパッと別れて新しい恋に進むほうが幸せになれるかもしれません。大切なのは、一度しかない人生を悔いなく生きるための選択をすること。気持ちが冷めたことを恋の終わりととらえ別れを選択すべきなのか、それとも、彼とこの先もずっと一緒にいたいと思うのか…自分の心をしっかり見つめていきましょう。

TOP画像・アイキャッチ/(c)Adobe Stock

ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。
 
数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。
 
好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。

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