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【女性100名にアンケート】彼氏にイライラすると思うのはどれくらい?
※アンケートは、20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問した結果による。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
付き合いが長くなるにつれ、距離が近くになるにつれ、感情的なやりとりが増えるのが人間関係。喜びの感情も多いですが、イライラという感情も、親しい間にはつきもの。20~30代の女性たちは、お付き合いしているパートナーにどれだけイライラしているか? その頻度を尋ねてみたところ
1位:たまにある… 36.2%
2位:ない… 27.7%
3位:よくある… 21.8%
4位:ほとんどない… 14.3%
という結果に。
たまにあると回答される方が多いのは予想していましたが、次にないという回答が多かったのは少し驚きますね。彼の言動を気にしてしまう人、もとから割り切って気にしていない人という極端な2パターンの女性が多いのではないかと考えられます。
では実際に、どんな時にどんな内容で彼にイライラしてしまうのか? 女性たちの体験談を具体的にアンケート結果から深掘りしていきましょう。
【体験談】彼氏にイライラする時の原因とは?
彼氏にイライラしてしまう原因は人それぞれ。好きだから大切にしたいという気持ちと、好きならば理解してほしいという気持ちの間で悩まされているかもしれませんね。
今後も仲良くやっていくために、明確な原因があればそれを突き止め、できれば解決していく態度が重要になります。
家事への意欲性がない
家事をしないのは、あなたがやってくれるから! と頼りっきりなってしまっている可能性が考えられます。言わなくても気付いて欲しい… という期待は、諦めた方がよいでしょう。
今の状況から変わるためには、家事を当番制にしてみるのもひとつの手。もしくは、お皿は洗うから拭いてくれる? などと、1個の作業をふたりで分担して、一緒に片付けていくのも上手なやり方です。やって、ではなく一緒にやることで慣れてもらう&女性側の負担を減らすことにつながります。
低いハードルから少しずつ達成していき、成功体験を増やしていくと、彼氏も今後自主的に家事を行ってくれるようになるかもしれません。
「なかなかゴミを片付けなかった時」(20代・千葉県)
「家事を何もやってくれない、気付いてくれません。こちらは洗いもの中に、洗濯機が終わった音が鳴ったり、次から次へとやらなければいけないことが出て来るのに、彼氏はテレビを見ながらスマホ、あげくに席を立って手伝ってくれるのかと思いきや、お菓子を探し始める始末。いつもイライラ」(30代・新潟県)
「家事を手伝わない」(30代・兵庫県)
「私の体調が悪いのに、家事を代わってくれなかった」(30代・茨城県)
「家事負担が自分のほうが多い」(20代・滋賀県)
だらしない
何かひとつだらしない部分がある人は、基本的には生活のあらゆることに対してルーズなのかもしれません。約束の時間に来ない、食べたものを洗わず置いたまま、洗濯物が山盛りに積まれているなど、すべて後回しで考えてしまいがち。
そんなときは感情で叱るのではなく、なぜそれをする必要があるのか、なぜ今するべきなのかを丁寧に説明してあげるとよいでしょう。
たとえば「あ~! なんで洗濯しないの? めっちゃ溜まってるじゃん! やりなよ~」というよりも「夕方から雨が降るかもしれないから、今日は早めに洗濯回したほうがいいかも。乾かないと明日の服がないかもしれないよ」など、明確な理由を説明すると、ガミガミ言われている印象もなく、彼も理解しやすいと思います。怒り口調ではなく、冷静に伝える言い方もポイント。
「時間にルーズ」(30代・兵庫県)
「部屋が汚い」(30代・沖縄県)
「いつも遅刻」(20代・大阪府)
「食べたものを食べっぱなしにする」(30代・東京都)
「2人でLINEのルールを決めたのに、LINEが来なかったとき」(20代・山梨県)
「お酒を飲むとすぐに寝るところ。ちゃんとすぐにお風呂や歯磨きをしてほしい」(20代・愛知県)
話を聞かない
話を聞かない男性は、女性の会話は無駄な話が多いと感じているからかも。男性心理としては、会話の中の結果や目的を知りたいだけであり、それまでのプロセスやそれについてなどはあまり興味がないのかもしれません。
男性と話すときは、落ち着いたタイミングで、要件を手短に話して理解してもらうのが正解。話を聞いてくれないことに怒るよりも、自分が改善できる部分があれば、工夫して対処方法を考えてみる方がスムーズにいくのかも。
「テレビが点いている部屋にいると、テレビのほうに集中してしまい、私の話を聞いてくれない」(20代・群馬県)
「話を全く聞いていない」(30代・埼玉県)
「話を聞いていないこと」(30代・東京都)
「返事はするから聞いていると思ったら伝えたことが全くできていない」(30代・長野県)
上から目線の言動
上から目線の言動が多い男性は、プライドが高くいつでも強い自分でいたいという気持ちと人より優位に立ちたいという気持ちが強いのかも。だからといって、付き合っている女性に対してそのような発言はNGですよね。
そんなときは、今までされた不快な言動について本当にショックだった旨を彼に伝えましょう。この件は今後の交際にも影響してきそうなので、優先的に問題を解決させる必要があります。
本当にあなたを大切に思ってくれるなら、何がしか改善してくれるはず!
「意見を聞かず、すぐ説教に走るところ」(30代・静岡県)
「それくらい自分でやれよっていうようなことを当たり前のように指示を出してくる」(20代・三重県)
「作った料理に、塩や醤油をドバドバ足して、文句を言って私の料理を台無しにしたこと」(30代・石川県)
「ちょっとした言い方の口調が強い」(30代・福島県)
「自分が一番正しいと思っている」(30代・茨城県)
「言葉尻が強く、小馬鹿にされるような言い方だったから」(30代・神奈川県)
コミュニケーション不足
長く交際していくと付き合ったばかりの頃のドキドキ感も薄れ、倦怠期が訪れる場合も。長いこと一緒にいたこともあり、相手のことはほとんど理解できているような気持ちになってコミュニケーションが不足すると、すれ違いが生じます。そのすれ違いが、勝手な勘違いや思い込みを引き起こし、イライラへ発展してしまうことも。
どんなに付き合いが長くても、その場の状況で判断や意見が変わっていく場合もあるのです。○○でよいだろう~! となんでも勝手に決めつけるのはやめて、会話の時間を大切に。また、何か決定事項がある際は、必ず最終確認するなどを徹底して!
「自分の思いがうまく伝わらなかった時」(20代・東京都)
「些細な言い合い。意思疎通ができない」(20代・東京都)
「こちらの意見を聞かず自分勝手にしゃべるとき」(30代・埼玉県)
「思っていることがあって、話したくて会いに来ているはずなのに、全く話を切り出そうとしない時」(30代・北海道)
価値観が違う
どんなに仲の良いカップルでも育ってきた環境や元々の性格の違いもあるので、価値観が違うと感じることは当たり前。そんなときに大切なことは、違う価値観を理解し合えるか? です。
どちらかが歩み寄って合わせるか、またはお互いが納得するまでとことん話し合うか。とにかく価値観をすり合わせていく必要があります。
一致していた方が良い価値観と、一致していなくても上手くやっていける価値観があるので、それを見分けて無駄な言い争いを回避することも大切。
「価値観が違ったとき」(30代・宮城県)
「性格の不一致」(30代・神奈川県)
「自分のことばかりのとき」(20代・京都府)
「自分の価値観とズレているとき」(30代・和歌山県)
「優柔不断なとき。適当な態度な時」(30代・東京都)
不器用すぎる
彼氏の不器用な部分が可愛いと思う反面、物事がスムーズに進まないと、なぜできないのかとモヤモヤしてしまいますよね。もしかしたら、恋愛経験が少なかったり、人付き合いが苦手だったりするのかもしれません。
悪気はなく、本当に察することができていないだけの可能性も。なぜこれをしたのか、どんな意図があったのかなど丁寧に聞いてあげて、素直に思ったことを伝え合いましょう。
そうすることでお互いの行動を理解することができ、相手の気持ちに寄り添うことができるはず。
「何度言っても同じことばかり失敗しているとき」(30代・東京都)
「言ってもやってくれない」(20代・香川県)
「頼んだことのみしかやらない。もう少し気をきかせてほしい」(30代・東京都)
「行動が遅い」(30代・北海道)
彼氏にイライラするときの上手な対処法とは
彼氏の対応にイライラしたとき、つい感情的になってしまう気持ちもわかりますが、ただ怒鳴ったところで関係はよくならないですよね。
つい、別れを考えてしまうカップルもいるかもしれませんが、イラついてしまうときこそ相手と向き合うベストタイミングなのかも。対処方法を見つけて解決へと導きましょう。
期待しない
彼は彼、自分は自分で違う人間であるということを常に忘れないことが大切。そういう人なんだ、と割り切ることができれば気持ちも少し楽になります。
もしかしたら自身の機嫌によってイライラしやすくなってしまう場合もあるので、できるだけ機嫌良く冷静に過ごせるように意識してみるのも良い心掛け。
相手に期待しすぎてしまうと、相手に振り回される恋愛になってしまいます。諦めの気持ちではなく、前向きな気持ちで期待しないことが長続きの秘訣なのかもしれませんね。
「最初から期待しない」(20代・香川県)
「彼氏に期待しない。言葉でちゃんと思っている事を伝える。嫌なことは嫌だと言う」(30代・北海道)
「一緒に暮らしてたらしょうがないと思う」(30代・神奈川県)
「なにもいわない」(30代・茨城県)
「違う種族だと諦める」(30代・神奈川県)
「聞き流して、相手にしない」(30代・福島県)
心に余裕をもつ
お互いに仕事やプライベートで精神的に参ってしまっているタイミングだと、心に余裕がなくなってしまい、普段イライラしないようなタイミングでケンカに発展してしまう場合も。常日頃から計画性を持って丁寧で穏やかな暮らしを心掛けましょう。
彼と誰かを比較したり、価値観を押し付けるのはNG! 彼なりの頑張りも認めて、人との違いも面白みを持って対応すると視野も広がります。そして、自分自身を褒めてあげることも大切。しっかり休息とご褒美の時間を与えてあげましょうね。
「寛大になる」(30代・茨城県)
「気持ちを大きく持つ(20代・山梨県)
「自分の心に余裕を持っておくこと」(30代・愛知県)
「自分にゆとりを持つ」(20代・富山県)
「自分の心を穏やかにする」(20代・東京都)
「心の余裕」(30代・北海道)
ほどよい距離感を保つ
イライラがとまらない状況が続くようならば、少し距離も置いてみるのもひとつの手段。ストレスの原因から一度離れて、冷静な気持ちを取り戻したところでもう一度よく考えてみると、新たな考え方に出合えたりするものです。
少し離れてみたら彼のことが恋しくなったり、自分の考え方が間違っていたかもと気付いたりすることもあるかもしれません。必要以上に干渉しないことも相手を思いやる行動のひとつ。
「落ち着くまで離れる」(30代・茨城県)
「距離を置いて無になる。イラッとしたらひとまず深呼吸(20代・茨城県)
「適度な距離感」(30代・千葉県)
「少し距離を置く」(30代・茨城県)
「イライラしたら一度落ち着くまで待ち、2度と同じ問題でイライラしないように改善策を練る」(20代・山梨県)
「感情を無にする。距離を置く」(30代・福島県)
リフレッシュできるものに頼る
彼氏と同棲をしているカップルは自分の時間を確保しにくいため、ストレスが溜まりイライラしてしまうのかも。たまには息抜きが必要なので、ひとりの時間や友人、家族との時間も欠かせません!
おいしいものを食べてお腹を満たしたり、本を読んだり映画を観て多くの価値観に触れたり。体を動かして汗をかいてすっきりするのも効果的◎! 笑ったり、泣いたり、恋愛以外で気持ちを発散できる場があると違うものです。
「別の趣味をもつ。自分の考えを強要しない。ひとりでも楽しめることをもつ」(30代・東京都)
「自分の趣味を持つ」(20代・千葉県)
「自分の好きなもの食べる! スイーツで解消(」30代・東京都)
「体を動かす」(30代・大阪府)
「リラックスできる趣味を持つ」(30代・山口県)
「寝て忘れる」(20代・三重県)
気持ちを伝える
イライラした状態だと、理性よりも感情が優先されるので伝え方も難しいもの。ですが自分の気持ちをしっかり伝えておかないと、後々別れのキッカケになってしまうので理解してもらいやすい伝え方を意識して。
相手の言動を責めたりせずに、自分はこう思った、あなたはどう思う? というように心の本音をさらけ出すようなニュアンスで優しく問いかけてみましょう。
一方的に問題を押し付けるのは逆効果なので、問題解決することはふたりにとって重要なことだと理解してもらえるように話をすすめていくとベター。
「ストレスを溜める前に冷静に伝える(20代・東京都)
「自分の気持ちをきちんと都度伝える(30代・埼玉県)
「指摘して直してもらう。直せなくても、歩み寄る努力はしてもらう(30代・神奈川県)
「イライラするような事項を伝えておくこと」(30代・兵庫県)
「ちゃんと話し合って気持ちを伝える」(30代・兵庫県)
「聞き上手になり、聞いたうえで自分の意見も言う」(30代・埼玉県)
お互いの意見を尊重する
イライラしてしまう際は、どうして私の気持ちをわかってくれないの? と思ってしまいがち。ですが、人は誰もがそれぞれが自分の意思を持っているので、あなたの意見が正しくてもふたりの中では成立しないこともあるのです。
自分と彼の意見を両方聞いたうえで、お互いが納得できるような、ふたりの回答を出すことがポイント。お互いを尊重できる関係は、恋愛以外でも人間関係を構築するうえで必要なことなので、マスターできると今後の人生も大きく変わってくるでしょう。
「相手の気持ちになって考える」(20代・広島県)
「こうして欲しい、こうであるべきとゆう考えはなくす。人間も考え方も違う」(30代・香川県)
「自分の価値観と人の価値観が違うということを理解する」(30代・和歌山県)
「恋人だとしても自身とは違う、別の人。恋人も、一個人としての考えや感情想い、時間を持っている事を、前提に付き合う」(20代・兵庫県)
「自分と違う考え方を持った違う人間なんだ、と常に自覚して生きること」(30代・石川県)
彼氏を好きじゃないかもと思った時に確認すべきポイント
彼氏に対して、もう好きじゃないかも… と思ってしまった時、すぐに別れを切り出してしまうと後悔してしまいそう。そんな場合は、どういう対処法があるのでしょうか? 4つの対処方法を確認してみましょう。
対処法1|自分の気持ちを整理する
まずは、自分の気持ちをもう一度整理してみましょう。彼のどんなところが好きで付き合い始めたのか、今まで彼からされて嬉しかったことはなにか、一緒にいてどんなとき楽しいと感じたか、などを思い返してみてください。
彼と付き合ってよかった、楽しかったことなどポジティブな気持ちを整理すると、今彼に感じている怒りや悲しみが和らいで、もう一度やり直してみようという気持ちになるかもしれませんよ。
対処法2|彼氏に自分の正直な気持ちを話す
好きじゃないという気持ちを一人で抱え込んでいると、どんどん気持ちが膨れ上がってしまいます。いっそ正直に、あなたのこんなところに不満があって、気持ちが冷めていると話してみてはどうでしょうか?
もしかすると、彼はあなたがそんなふうに思っていたなんて気付かず、反省して態度や考えを改めてくれるかも。
対処法3|もう一度彼氏を好きになる努力をする
一度は冷めてしまった気持ちも、努力すれば再び燃え上がるかも。日常の中で彼の好きな部分を見つけてみたり、一緒に楽しいデートを計画してみたり、逆にしばらく距離を置いてみたり。
彼のことをもう一度好きになるために、できそうなことがあればやれる限りやってみましょう。
対処法4|冷静に考えて別れたいと思うなら彼氏に告げる
それでもやっぱり別れたいと思った時は、彼氏にそのように伝えてお別れしましょう。その時に注意してほしいのが、お互いに未練やわだかまりが残らないようにすること。
彼のどんなところが好きだったのか、でもどんなところが嫌だと思ってしまったのか。逆に、自分に駄目なところはなかったか。彼と話し合ってみましょう。
また、金銭や大事なものの貸し借りをきちんと精算しておくのも大事。別れた後だと「あの時貸したお金返して」なんて言いづらいですよね。別れた後、友だちに戻るのか、一切連絡を取らないようにするのか、スタンスの共有も大切です。
お互いに言い残したことがないように、しっかり話し合って別れられるといいですね。
「もう好きじゃないかも…」と思った瞬間は? 付き合い続ける結末ややるべき対処法まで紹介
最後に
気持ちがヒートアップしたり、ネガティブモードになってしまっているときは一方的に彼を責めてしまいがちですが、よく考えてみれば産まれた場所や育った環境が違うので、ぶつかることがあっても仕方ないもの。
これからも長く一緒にいるためには、イライラしたことがあれば早めに解決しておくことが重要。ただし、難しいのはどうやって解決するかの解決方法。自分の感情を思うがままに伝えるだけでは解決に繋がらないので、一度深呼吸して冷静になって正しい答えを導きだしましょう。
浮気や金銭トラブルが原因ならば別れるべきですが、一時的な喧嘩やイライラで別れる決断をしてしまうのは少し早い気が。話し合ったり、距離を置い当たり手段はいくつもあるので、自分たちに合ったすっきりする解消方法を見つけてみてくださいね!
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