セックスレス実例1/「自分はしたいのに、彼がしたくなくてモヤモヤ」Bさんの場合
Aさんプロフィール
・彼…30歳・スポーツ関係
・交際期間…1年6か月
・セックスの回数…交際当初/1~2週間に1回 現在/半年に1回あるかどうか
・1回の時間…30分
・これまでの経験人数…7人
・セックスしたい?…好きな人とはしたい!
「毎日電話もするし週1回は会ってるのに、セックスは半年に1回って、ありえなくないですか?」と、怒ったような口調で切り出したのは、2歳年上の彼とつきあって1年半のAさん。
「飲み会で知り合って、猛プッシュされたんです。でも、いつもほかの仲間と一緒に飲んでいたから、彼の〝男〟としての顔を見てみたくて、実はつきあう前にホテルに誘いました。――何もしてこなかったんですよね、彼。そのときは『ほかの人と違って信頼できるかも♡』と都合よく勘違いしてしまったんですが(苦笑)、今から思えば、そこで気づくべきでした」
交際当初のセックスは週1回程度。でも3か月目くらいから、お酒を飲んで彼が寝てしまい、何もしないまま朝になるパターンが増えた。
「自分が彼にとってそういう対象ではなくなってしまったのかと、不安になりました。ラブホテルでコスプレの衣装を部屋に届けてもらったのに、待っている間に彼が爆睡しちゃったこともあったな。私はわざわざセーラー服に着替えて彼を起こそうとしたけど起きなくて…。傷つきますよね」
もともとAさんは、恋人とはセックスについてオープンに話し合いたいタイプ。
「彼に『セックス、好きじゃないの?』と聞いたこともあります。そうしたらモゴモゴ『君のことは好きだけど、仕事も忙しいし…セックスはしなくてもいいかな』って。それ以上セックスの話はしたくなさそうだったので、もしかしたら彼は性に対してコンプレックスがあるのかも。プレッシャーをかけるのもイヤだし、私ばっかり『したい』と言うのもむなしいし。このままの状態が続くなら、別れるしかないかもしれません」
2018年2月号「あなたは、セックスレス?」より。
撮影/小寺浩之(ノーチラス) 構成/酒井亜希子・佐々木 恵・平澤奈々恵(スタッフ・オン)
再構成:Oggi.jp編集部