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LOVE

2025.01.25

「ケチな旦那」10の特徴

ケチな夫のせいで、生活が窮屈に感じる妻は決して少なくない現実も…。いわゆる「ケチな旦那」は、独自の基準によって過剰にお金を使わないことを重視し、家族や周囲にまで不満やストレスを与えるケースが少なくありません。世間から「ケチな夫」と呼ばれる彼らの特徴を解説します。

並木まき

「ケチな旦那」10の特徴

貯金
(c)Adobe Stock

ケチと節約は似て非なるものです。世間的に「ケチな夫」と評される男性ほど、当てはまりやすい特徴をチェックしていきましょう。

♦︎家計の支出に対して過剰に細かい

家族が購入したものの値段を逐一確認し、生活費の細かい項目についても「もっと安くできないのか?」などと口を出すのは、ケチな夫ほど家族にやりがちな言動です。
レシートや家計簿の確認が日課になっている人も多く「いかにお金を使わなかったか」に価値を見出します。
納得できない出費をひとつでも見つけると、家族に対して延々と不満や嫌味を言い続ける場合も…。

♦︎自分の支出には寛容で他人には厳しい

自分の趣味や娯楽にはお金を使うのに、家族の必要な支出には消極的なタイプのケチな夫も存在します。
「自分に使うお金は価値があるが、他のことや人には必要ない」と考える男性ほどこのパターンのケチに陥りやすく、ケチなだけでなくモラハラ気質まで持ち合わせているリスクも高めです。
家族の自尊心も傷つける、危険なタイプのケチです。

♦︎割引やクーポンに過度に執着する

割引やクーポンは、上手に使えば節約につながります。
しかしケチな夫ほど、割引されていない商品を絶対に買わない、必要のないものでもクーポンがあると購入し逆に必要なものを買わない、値引き交渉やポイント制度に過剰にこだわる… など、過剰な行動が目立ちます。
家族が欲しいものを買うのではなく、値段や割引だけが購入の決め手になりがちです。

♦︎外食やお出かけを極端に嫌がる

家族での外食を「無駄遣い」とみなして嫌がり、レジャーや旅行に行く際も費用を抑えることを最優先…。ケチな夫とのお出かけは楽しみが少なく、家族に大きなストレスをもたらします。
また自分では料理をしないのに、外食をしたい家族に対して「家で作ったほうが安い」などと言いがちな一面も…。

♦︎生活の質を過度に切り詰める

電気や水道などのライフラインに関わる部分や、美容や服飾品など必要なものやサービスを節約しすぎて家族が不便を感じるまでになれば、ケチ認定は免れないでしょう。
家族の健康や快適さよりも節約を優先する夫がいると、日常生活がどんどん窮屈になっていきます。

♦︎お金を貯めること自体が目的になっている

家庭をもっている立場であるにもかかわらず、家族がどうお金を使いたいかよりも貯蓄額を増やすことや日々の節約額だけに執着をして、家族で過ごす時間を充実させられないタイプの夫も…。
この思考の男性は、ある程度の貯金ができても「お金があるから安心」ではなく「もっと貯めないと安心できない」という心理状態になりやすく、ゴールのない節約生活を家族にまで強いるケースも多いでしょう。

♦︎他人の支出にまで口を出す

自分の節約精神に自信がある夫だと、友人や親戚の使い方に対しても「無駄遣いだ」と批判をしがち。自信の強さから自分の価値観を他人に押し付けてくるので、人間関係に悪影響を及ぼす場合もあります。
他人から妻までもが「同じ部類の人」や「あの家は家族全員がケチ」と認識されれば、夫婦そろって孤立する羽目にもなりがちです。

♦︎買い替えや更新を極端に嫌がる

古くなった家電や車、衣類などを家族が買い替えたくても「まだ使える」と言って買い替えを拒む事例も目立ちます。
「新しいものが欲しい」と言う家族に対して基本的には肯定をすることなく決まって反対をするので、そのうちに家族が「お父さんに言わずに内緒で買う」や「夫にはバレないように買い替える」などの手段に出るパターンも…。
家庭内で秘密や隠し事が増え、円満な関係ではなくなっていくリスクも高いでしょう。

♦︎プレゼントや贈り物にも消極的

メリハリのある出費ができないタイプの夫だと、記念日や誕生日でもプレゼントを贈らなかったり極端に安いものを選んだりするケースも…。
家族間ではなく他人への贈り物やお祝い金に対してまで「あげる必要はないんじゃないか」と考え、礼儀を欠く行動に出る場合まであります。

♦︎家族にストレスを与えていることに気づかない

「ケチな旦那」と呼ばれる人ほど、自分のケチな行動が家族にどれだけの負担や不満をもたらしているかを理解していないケースが散見されます。
自分の節約方針について世間とのズレを感じていれば、過剰な節約には走らずメリハリのある出費ができるようになるはずなので、気づかないままの夫ほど無茶な節約によってケチのレッテルを貼られ続けます。
「節約は良いことだ」と信じて疑わない背景も影響し、他人の気持ちに鈍感な面も否めません。

ケチな旦那は変わりにくい

「ケチ」は性格をあらわす特徴のひとつだけに、結婚をしたからといって変わるわけではありません。話し合いや改善策を提案しても「自分が正しい」と信じている夫ほど、他人の話に聞く耳をもたない傾向もあります。
必要な出費にすらお金を使うことを極端に嫌い貯めることにだけ意識を向けている男性が夫になると、結婚生活はとても窮屈なものになるだけでなく、周囲との人間関係にも悪い影響が出ます。
できるだけ結婚前の段階でパートナーのお金への価値観を探り、ケチの度合いが強いようであれば残念ながら結婚相手としてはふさわしくないと判断したほうがいいかもしれません。

TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき

並木まき

ライター・時短美容家、メンタルヘルスカウンセラー。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。

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