【女性100人に聞いた】結婚を意識したきっかけは?
まずは、100人の女性に結婚を意識したきっかけを聞いてみました。
※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
【1】周囲の人の結婚
Oggi世代になると、友人や職場の同僚で結婚をする人が増えてきますよね。焦りの気持ちから自分も結婚をしたいと考えるきっかけになるよう。
「いとこが結婚をしたとき」(30代・東京都)
「周りの友達が皆んな結婚&出産をしていき焦ったから」(30代・愛知県)
「職場の後輩が結婚したとき」(20代・埼玉県)
「身近な人達が次々と結婚したから」(30代・広島県)
【2】年齢
20歳、30歳など、節目の歳での結婚を元々決めていた人も。ちょうど自分の中で考えていた適齢期を迎えたり、その時期に付き合っている人とそろそろ… と結婚を考える人もいるそうです。
「20歳になったから」(20代・山口県)
「25歳を節目に経験してみたいと思った」(30代・千葉県)
「30歳になるのを目前に焦りを感じて」(30代・岐阜県)
「年齢と付き合った年数で」(20代・兵庫県)
「ちょうどいい適齢期で出会ったから」(30代・三重県)
【3】将来を考えて
元々結婚を考えていなかったものの、周囲に結婚の良さを教えてもらったという人も。また、新型コロナ禍の最中に自分ひとりの生活でいいのかを考えるきっかけになったという人も。
「結婚したくないと思っていたいたが、親戚からの結婚の圧や周りの友人に既婚者が増えた」(20代・埼玉県)
「将来を考えて。コロナ禍で自分ひとりで生きていけないと感じたので」(30代・埼玉県)
「将来の生活について真剣に考えたとき」(30代・京都府)
「自分の将来を考えたから」(20代・兵庫県)
【4】交際期間が長い
交際期間が長くなってきたことも結婚のきっかけひとつになるようです。なかには15年という長さも。逆に長く付き合いすぎて結婚のきっかけを失うなんてことにも。あまり時間をかけ過ぎる前に決断したいですね。
「付き合いが長くなってきたから」(20代・東京都)
「付き合っていた人との交際期間が長かったので、年齢的にもそろそろと思った」(30代・大阪府)
「15年近く付き合ってたので当然の流れでしたという感じなので」(30代・東京都)
「長年続いた彼氏がいたから」(20代・和歌山県)
【5】同棲
同棲も大きなきっかけのひとつになるよう。結婚を前提としたお試し期間とも言えますよね。この人なら安心と思えるのは大きな気づきのはず。
「同棲して安心したから」(20代・神奈川県)
「同棲を始めたとき」(20代・宮崎県)
【既婚者に聞いた】実際に結婚をしたきっかけは?
では、実際に結婚をしている人たちの、結婚のきっかけとなる実話を教えてもらいました。より、リアルな実情が見えてきました。
【1】プロポーズ
小さい頃からの夢だったという人も多いのがプロポーズ。実際にきちんと伝えてもらえると、結婚するんだという実感が湧きますよね。結婚準備のきっかけにもなるので、物事が順調に進みそうです。
「3年付き合った相手にプロポーズされたから」(30代・広島県)
「彼氏からプロポーズを受けたから」(20代・神奈川県)
「プロポーズされたので」(30代・東京都)
【2】住まい
住まいは生活していく上で大きな条件に。ひとり暮らしの場合には、2〜4年のマンションの更新時期がちょうど結婚のきっかけになるよう。また、転勤や遠距離問題が解消した場合には、やっと結婚できると実感が湧くはず、
「家の更新が来たとき」(30代・埼玉県)
「旦那が一緒に上京してきたとき」(30代・千葉県)
「遠距離恋愛をしていたので、一緒に暮らすために結婚した」(30代・神奈川県)
【3】結婚したい相手
とにかくこの人と結婚をしたいと思ったことがきっかけという人も。そのためには、ある程度の時間を共に過ごして、いろいろなことを一緒に乗り越えられてきたという実感があったのかもしれません。
「安心感を持てる相手に出会えたから」(30代・千葉県)
「一緒に過ごしていくにあたって感覚がかけ離れていなくて楽だった」(30代・愛知県)
「結婚してもいいと思える相手に出会ったから」(30代・愛知県)
【4】子ども
付き合っているうちに、子どもを授かったという人も少なくないよう。結婚を決める大きなきっかけのひとつですね。また、年齢的に子どもが欲しくなったという人も。妊娠にも適齢期があるので、きっかけとしては十分ですね。
「子どもができたため」(20代・埼玉県)
「妊娠をきっかけに」(30代・東京都)
「子どもが欲しくなったから」(30代・東京都)
【5】仕事
仕事が忙しいとなかなか結婚のことを考えるのは難しいですよね。仕事内容が安定してきた時期や部署異動、昇進などの環境の変化で結婚話が進むパターンも。
「仕事が落ち着いたため」(30代・大阪府)
「立場が上がって責任は重くなったが、ある程度自由になった」(30代・三重県)
「転勤のタイミングで」(20代・北海道)
「自分が退職する際に今の夫から結婚しようと言われたため」(30代・千葉県)
一方で結婚を意識しない人の理由とは
反対に、結婚を意識しない理由もチェックしてみましょう。その理由はどんなところにあるのでしょうか?
【1】お金
まず大きいのが、お互いの金銭感覚のズレ。どんなところにお金かけるのか、浪費家でないかなど、結婚生活に直接関わってくることだけに、結婚のきっかけとしては無視できない部分でもありますよね。また、自分自身の貯金やふたりの貯金がないことを挙げた人も。それなりにお金がかかるのが結婚生活なので不安で一歩を踏み出せないのかも。
「金銭感覚のズレ」(30代・福岡県)
「貯金がない」(30代・大阪府)
「収入が少ない人とは結婚できない」(30代・三重県)
【2】ひとりの時間
結婚すると、どうしてもひとりの時間が減りがち。自由な時間を持ちたかったり、趣味に打ち込みたい人にとっては、結婚はデメリットに感じられるよう。また、周りに結婚している人がいないと、みんなで楽しく遊べるのがいいとう考え方も頷けます。
「ひとりの時間がなくなる」(20代・香川県)
「ひとりが楽」(20代・静岡県)
「自由が楽しいから」(30代・東京都)
「趣味に生きていたいから」(20代・千葉県)
【3】ポジティブなイメージができない
仕事が忙しい中での家事・育児が大変、といったエピソードを目にすると、結婚へのネガティブな要素を持ってしまうことも。さらに、自分の家庭が複雑だったり、両親の離婚を経験していたりすると自分の結婚観にも自ずと影響を与えそうです。
「SNSを見てるとネガティブな情報ばかり目につく」(20代・埼玉県)
「結婚は大変そうなイメージがあるから」(30代・神奈川県)
「複雑な家庭環境で育ったため結婚に対する拒否感がある」(30代・神奈川県)
「離婚が多い世の中だから心配」(30代・東京都)
【4】子ども
意外と多かったのが、子どもを持つための環境が十分ではなかったり、育てる自信がないという回答。まだ20代の人の回答なので、自分がまだ自立できていないという気持ちを持っているのはある意味納得。歳を重ねると変化が生まれることもありそうです。
「子どもが欲しくないため」(20代・岡山県)
「子どもを持つための環境がない」(20代・兵庫県)
「自分が未だに自立していなので」(20代・鹿児島県)
「自分に自信がない」(20代・岐阜県)
【5】結婚のメリットがない
そもそも、結婚することへのメリットを感じられないという人も。例えば、同棲していれば結婚をしなくても状況は同じという気持ちになることもあり得ます。また、自分の姓を変えることに抵抗を感じる人も少なくないようです。
「必要性を感じない」(30代・神奈川県)
「結婚しなくても問題ないから」(20代・東京都)
「自分の氏名を変えたくない」(30代・福岡県)
「苗字を変えたくない。夫婦別姓が進まない限り結婚はない」(20代・東京都)
最後に
結婚へのきっかけは人それぞれですが、なんとなくで結婚したという人はほとんどいませんでしたね。何かしら結婚することへの必要性が感じられました。結婚願望はあるのにまだ結婚への踏ん切りがつかないという人は、一度今の生活を見返してここだ! というポイントを見つけてみるとよさそうです。
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