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2024.11.02

アラサー婚の「理想の旦那」特徴から導く育て方

「理想の旦那」と聞いたら、どんな人物像が浮かびますか? もしかするとアラサー、アラフォーと年齢を重ねていくにつれて妻が理想とする夫像も変化するかもしれません。Oggi世代における理想の結婚を叶える夫像に迫ります。

並木まき

アラサー婚における理想の夫♡ 5つの特徴

家事をするカップル
(c)Adobe Stock

アラサー婚で理想とされる夫像は、20代までとは多少異なる部分もあります。では、Oggi世代の女性が理想の結婚を叶えやすい男性の特徴とは?

♦︎経済的に安定している

共に将来を築いていくパートナーには、ある程度の収入や資産管理能力が不可欠。必ずしも高収入である必要はありませんが、計画的に貯蓄し必要な時にお金を使う力がある男性が理想の夫と言えるでしょう。
お金があってもセコい、そもそもお金を稼ぐ力に欠けているなどの一面がある男性は、結婚をしても不満が溜まるケースが目立ちます。

♦︎感情面が成熟している

夫婦ともに感情が安定していなければ、穏やかな結婚生活は送れません。
夫には、冷静かつ建設的な対話ができる人物が理想でしょう。感情的なバランスが取れている夫なら、仮に喧嘩や衝突があっても適切に対処しやすく、何か問題が起きても「雨降って地固まる」のごとく夫婦の関係を深めやすくなります。

♦︎思いやりと共感力がある

理想的とされる夫ほど、妻の気持ちを理解し共感する力を持っています。
妻が何を感じて何を必要としているかに気づき、それに対して適切にサポートする夫の姿勢は、夫婦関係を強固にする要素のひとつ。
思いやりのある男性は感謝や愛情を的確に伝えられるタイプも多く、温かい家庭を築きやすいでしょう。

♦︎家事や育児に積極的

家事や育児を自ら分担する男性は、アラサー世代からの理想の旦那像として高く評価されています。
夫婦共働きが多い現代においては、家事や育児を公平に分担し、家庭内の役割を一緒に果たしていけるパートナーが理想でしょう。
どちらか一方に過剰な負担がかかってしまう関係は、長期的に見て衝突が増えやすい面もあります。

♦︎健康管理や自己ケアができる

自己管理ができて健康に気を使う姿勢は、長い人生を共に歩むパートナーを選ぶ際に大切な要素です。
運動や食事に気を配り体調を整える意識がある男性は、自分だけでなく家族の健康にも関心を持っている傾向があり妻の安心感も高まるでしょう。
家族の健康を大切にする姿勢は将来の生活への基盤にもつながるので、正しい知識をもった上で健康管理を実践できる夫は理想的です。

理想の夫を育てる5つの方法

手を繋ぐカップル
(c)Adobe Stock

自分の夫が理想の夫からはかけ離れていると感じていても、諦めるのはまだ早いかもしれません。
理想的な夫になってもらうにはサポートも必要。夫に課題を感じているときに妻ができることを解説します。

♦︎批判ではなく励ます

夫に許しがたい面や耐えがたい部分があるとしても、夫を批判するのではなくポジティブな言葉で不満を伝えましょう。
たとえば普段はあまり家事や育児に積極的ではない夫がそれらを担ったときや、妻のために何かをしてくれたときに感謝の気持ちを言葉で伝えれば、夫のモチベーションを高めます。最初はたとえ小さな努力でも称賛を続けていくと、夫は「家族のために、もっと頑張りたい」と感じやすくなるでしょう。
逆に批判や不満ばかりを口にすると、夫のやる気を失ってしまう可能性があります。

♦︎夫婦で共通の目標を持つ

夫婦として共通の目標を掲げると、パートナーの成長を促す手段にもつながります。
たとえば家族における未来の計画としてマイホームの購入や移住、旅行や子どもの教育、夫婦の健康管理に関する目標を共有できると、一緒に努力をしていくきっかけに。
共に取り組む「何か」ができると、夫も自分の役割を理解して積極的に行動しやすくなるでしょう。

♦︎夫の過去の失敗を引きずらない

過去に夫が失敗をしたとしても、夫の人格を育てる視点からは寛容な姿勢を見せることも大切です。
人間誰しも完璧な人はいないもの。成長の過程におけるミスだと理解して、夫の失敗をいつまでも根に持つのではなく次にどうすれば良いかを一緒に考えていきましょう。
妻が夫を信頼している姿勢を示すと、夫も前向きに努力を続けやすくなるでしょう。

♦︎妻が自己成長して夫に見せる

妻自身が成長していく姿を見せることも、夫に大きな影響を与えます。
結婚後も意識を高く持ち、あらゆるジャンルに学びや挑戦を続ける妻でいられれば、夫にとって良いロールモデルとなれる可能性も。
身近な人が成長していく姿を目の当たりにすると、自分も置いていかれないようにと気づきが芽生え、成長への意欲が高まりやすいでしょう。

♦︎サポートと自由のバランスをとる

夫に変わってほしくても、夫に対しては過干渉にならない心がけが重要です。
具体的には、必要なときにサポートをしながらも自由を与えることも大切。夫が自らの力で成長できるチャンスを奪わないよう意識しましょう。
夫が理想とかけ離れていると感じる妻ほど「自分でしたほうが早い」と感じて家庭内のあらゆることをひとりでやってしまいがち。しかしこれでは、夫の成長の機会が失われてしまいます。
必要な時にはサポートをしながらも、夫が自主的に自分の行動を改善する機会をつくっていくことが効果的です。

理想の夫は探すのではなく育てるのが近道♡

よその家庭の夫と自分の夫を比べて、ため息ばかりついていても状況は変わりません。仮に夫が理想の夫ではないとしても、理想の夫を新たに探すのではなく育てるのが幸せへの近道に。
最初から完璧な人間なんていなくて当たり前ですから、夫にどうしても変わってもらいたい部分があるならば、共に成長できる環境を整えていきましょう♡

TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき

並木まき

ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。

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