【目次】
・「恋は盲目」の意味とは?
・【質問】「恋は盲目」という言葉が当てはまる人はいる?
・「恋は盲目」な状態に陥っている人の特徴
・「恋は盲目」に陥らないためにできること
・「恋は盲目」から抜け出すためのコツ
・最後に
「恋は盲目」の意味とは?
まずは、「恋は盲目」の言葉の意味についてチェックしてみましょう。
【恋は盲目】
恋におちると、理性や常識を失ってしまうということ。
<小学館デジタル大辞泉>
恋は盲目な状態になると、頭の中が恋人や恋愛のことばかりになってしまい、生活ややるべきことがおろそかになってしまう恐れがあります。
【質問】「恋は盲目」な状態が当てはまる人はいる?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「恋は盲目な状態が当てはまる人はいる?」の質問では、39.2%の方が「はい」、60.8%の方が「いいえ」と回答しました。
4割の方が恋は盲目な人が身の回りにいたことがあると回答しましたが、実際にどのような状態だったのかアンケートに寄せられた意見を紹介します。
「恋は盲目」な状態に陥っている人の特徴
周りの声を聞かない
周りの人が「彼は良い相手ではない」と言っても、恋は盲目な状態の女性は聞き入れない傾向が多くあるもの。友人など身近な存在からすると心配になってしまいますよね。
「彼女を深夜1時にコンビニにおつかいに行かせたり、具合の悪い彼女をベッドではなくソファで寝かせて自分がベッドで寝たり、優しくない人と付き合ってます。周りに何度も別れた方がいいって言われるけど別れない」(20代・東京都)
「周りから見たら、その人の相手はあまり良い人ではなく、周りが辞めておいた方がいいと忠告しても聞く耳を持たない」(20代・北海道)
「周りが見えなくなる。友達より恋人を最優先する。常に恋人の事で頭がいっぱいで ぼーっとしてる」(20代・埼玉県)
「洗脳に近い状態。なんでもよく見えてしまって周りの意見を全く聞かない」(30代・高知県)
「明らかに騙されてると思って助言しても、都合の良いように捉えて全く聞き耳を持たない」(30代・埼玉県)
「注意しても聞かない」(30代・兵庫県)
「まわりの意見が聞けなくなり、相手のことしか信用しなくなる」(30代・静岡県)
悪い相手と付き合う
「恋は盲目」な状態だと、既婚者や性格に問題がある男性など付き合うべきでない人と付き合い続ける傾向も。
「バツイチ、子供3人持ち。酒癖最悪な彼のことが大好きな友人」(20代・千葉県)
「クズな部分にも目をつむる」(20代・岡山県)
「相手の良いところしか見えてない。マイナス面も良い方に考えてしまう」(30代・愛知県)
「クズ男と付き合ってる女性に別れた方がいいと言っても聞き入れようとしない」(30代・広島県)
「相手が既婚者」(30代・沖縄県)
好きな人のことばかり考える
頭の中のほとんどが恋人のことになってしまうことで、恋は盲目な女性はメンタルも恋愛に左右されすぎてしまうことがあります。
「彼氏のことしか頭にない」(30代・神奈川県)
「まわりから見て30点くらいの男性を100点満点だと思って、世界の中心が彼氏かのように語っている」(30代・埼玉県)
「恋人ができた途端それ以外のことが上の空になる」(20代・宮城県)
「好きすぎて周りが見えない」(30代・新潟県)
「他の事が手につかなくなる」(30代・福岡県)
恋愛が最優先
恋愛が好きな女性は恋愛を最優先にしやすく、盲目的な恋になる傾向があるようです。恋愛が最優先なのはいいとしても、彼氏からの誘いを優先させて友達との約束をドタキャンするなど、周りに迷惑をかけないようにしましょう。
「恋愛を何よりも最優先する人」(30代・三重県)
「恋をすると一直線にその方向や、相手の性格にあわせて行動するようになる」(20代・埼玉県)
「恋愛が第一主義」(20代・東京都)
「子どもがいても恋愛していて常に男と一緒じゃないといられない」(30代・群馬県)
冷静じゃない
判断が冷静にできなくなるのも「恋は盲目」な状態になっているときの特徴のひとつ。勢いで同棲したりすることもあるのではないでしょうか。
「自分を見失っている」(30代・北海道)
「周りが見えなくなる。冷静な判断が出来なくなる」(30代・愛知県)
「単純に自分も周りも見えなくなる」(30代・三重県)
「付き合っている人のいい点しか話さない、覚えない」(30代・千葉県)
惚れっぽい
人を好きになりやすい女性についての意見もありました。盲目になりやすい方は常に恋愛をしている傾向があるよう。
「惚れやすい女性」(30代・北海道)
「優しくされるとすぐ好きになる」(20代・埼玉県)
「恋人が常に途絶えることがない女性」(30代・千葉県)
「彼氏が絶えない」(20代・静岡県)
自信がない
自分に自信がないと、悪い相手だとしても意見を言えなかったり我慢して付き合い続けたりするケースもあるのではないでしょうか。また、恋人がいることが自信のひとつに感じている方もいるかもしれません。
「自分に自信がない女性」(20代・奈良県)
続いて、恋は盲目な状態にならないためにできることについて寄せられた意見を紹介します。
「恋は盲目」に陥らないためにできること
客観視する
ひとりの時間をつくるなど少し冷静になって恋愛のことをみつめる時間を取ってみては。あなたがお付き合いしている男性が周りから止められるようなタイプなら要注意。身近な人とお付き合いしていた場合、ご自身の友人や姉妹なども祝福できる相手か考えてみるのもいいかもしれません。
「相手のダメなところも見る」(20代・埼玉県)
「客観的に見るようにする。違和感を無視しない」(30代・神奈川県)
「一歩引いて相手を見る」(30代・大阪府)
「一般常識で考える」(30代・秋田県)
「客観的に自分を見つめ直すことです」(30代・福島県)
「現状を第三者の立場として見てみると盲目になってないか確認出来ると思う」(30代・千葉県)
恋愛に依存しない
恋愛だけになってしまうと、どうしても力を注ぎすぎてしまうのかもしれません。家族や友人など大切な人との時間や、仕事や勉強、趣味など他のことも頑張ると、ご自身の魅力もより高まるはず。
「好きな人のことを考えすぎないで生活を送る」(30代・神奈川県)
「自分の趣味や周りも大切にする」(20代・岡山県)
「予定を入れる」(20代・東京都)
「依存せず自分軸で生きる」(30代・埼玉県)
「周りをしっかり見る。恋だけでなく、仕事や他のプライベートのことなどもしっかり考えて生活すれば盲目にはならないと思っている」(20代・愛知県)
人の意見を聞く
「恋は盲目」な状態なときは、平常心で判断できない場合があります。彼以外の人が心配して意見を言ってくれているなら、きちんと耳を傾けるようにして。
「好きな人だけでなく、他の人の意見もきちんと聞く」(20代・新潟県)
「周りに相談して客観的な意見を聞く」(30代・愛知県)
「周囲の意見に耳を傾けるように意識する」(20代・東京都)
「第三者の意見を取り入れながら交際する」(30代・北海道)
「信頼している人の話も聞く」(30代・沖縄県)
自信を持つ
彼のことが好きすぎて優先してしまうあまり、自分の意見を言えなかったり我慢してしまったりすることもあるのではないでしょうか。自分軸で考え、自分らしさを失わないようにしましょう。
「自分に自信をもつ」(20代・山口県)
「自分の譲れない部分をもつこと」(20代・埼玉県)
「先のことを考える、なりたい未来像をもつ」(30代・愛知県)
「精神的に強くなる」(30代・三重県)
相手を知る
好きになってしまうと、嫌な部分にも目をつむってしまうことはありませんか? 好きな気持ちだけでは恋愛関係の維持は難しいもの。相手のことをきちんと知ることは長く付き合っていく上で大切です。
「社会問題など現実的な話題を振り、相手の価値観を見極める」(20代・東京都)
「人を見た目ではなく性格で判断する」(20代・東京都)
「相手の言葉だけじゃなく行動が伴っているかを見る」(30代・群馬県)
「しっかり相手を見る」(30代・千葉県)
恋愛以外のつながり
恋人だけでなく、友人や趣味、仕事などほかの物事も大切にしましょう。
「交友関係を絶たない」(20代・新潟県)
「友人と過ごす時間や勉強など自分の時間を大切にし、自分軸をしっかり持つ」(30代・静岡県)
「恋人だけ見て友達を全て失うのは問題だと思う。友達との約束などは大切に」(20代・埼玉県)
「友達との時間や自分の時間、他の男の子と話すなど、彼だけで生活しない」(20代・千葉県)
「夢中になれる趣味をもっておく」(30代・大阪府)
数をこなす
はじめての恋人だった場合や、恋愛経験が少ない中での恋愛だった場合、なおさら盲目的になってしまうこともあるのではないでしょうか。多くの経験から学ぶことで冷静に考えられるようになることもあるかも。
「たくさん恋愛をする」(30代・埼玉県)
「沢山の人と出会って世の中には沢山の異性がいると知る」(30代・北海道)
「恋は盲目」から抜け出すためのコツ
本当に今の相手が必要かどうか慎重に考える
前述の通り客観視すること、そのときに相手のことを冷静に見ることが大事。恋愛体質の女性は相手の外見や肩書きなどに惹かれて、内面は軽視しがち。出会った当初は何をするにも新鮮ですが、時間とともにいずれ落ち着いてきます。
そうなったときにも一緒に過ごしたい、居心地の良い相手なのかを考えることです。感情のままにすぐに距離を縮めるのではなく、相手がどんな人なのか、自分は相手を幸せにできるのかなど相手の本質を知り慎重に考えることが大切。
相手に必要以上に自分からアピールをしない
感情のままに行動せず、まずは深呼吸してからゆっくり行動を。
好きな気持ちが募るほど、相手に知ってもらいたいとアピールすることばかりで、ついつい空回りしてしまうことはよくあること。相手が自分を恋愛対象だと意識していないときの積極的なアピールは〝軽い女〟に見られてしまって逆効果。好きな気持ちは小出しに伝えることがポイント。
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最後に
恋愛初期なら誰でも多かれ少なかれ恋のことを考えてしまう時期があると思います。
恋愛は楽しく感じることがたくさんあるので、優先したくなる気持ちもわかりますが、周りを心配させたり生活がおろそかになってしまうような恋愛はよくない状態と考えていいのではないでしょうか。
家族、友人、勉強、仕事、趣味など大事なものは人それぞれあるはず。恋人を優先させたいのもいいですが、他をないがしろにすることはせず、恋愛以外のことも大切にするように意識してみては。