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「恋は盲目」の意味とは?
まずは「恋は盲目」の言葉の意味についてチェックしてみましょう。
【恋は盲目】「恋におちると、理性や常識を失ってしまうということ」〈小学館デジタル大辞泉〉
辞書で調べると上記のように、「恋は盲目」な状態になると頭の中が恋人や恋愛のことばかりになってしまい、生活ややるべきことがおろそかになってしまう恐れがあります。
【質問】あなたの周りに「恋は盲目」状態な人はいる?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
「恋は盲目」という人が世間にどのくらいいるのかを調査すべく「あなたの周りに『恋は盲目』な状態が当てはまる人はいますか?」と100人の女性に質問。結果は「いる」…15%、「いない」…85%となりました。
「恋は盲目」な状態に陥っている人の特徴
では、そんな「恋は盲目」状態の人には、どんな特徴が見受けられるのか詳しく聞いてみました。
相手に何をされても許す
恋をするあまり、何でも受け入れてしまうのが「恋は盲目」状態の危険なところ。周りから見ると、それってちょっとどう? と思うようなことであっても自分の中では嬉しいこととして受け入れてしまうよう。
「冷静になるとやばいだろうと思うことをされている」(30代・埼玉県)
「どんだけ相手にネガティブな要素があっても逆にポジティブに変換されている」(20代・福岡県)
周りが見えていない
「恋は盲目」状態になってしまい彼との時間を優先するあまり、周りとの関係が疎遠になってしまうことも。そうなると、せっかくのアドバイスを聞き入れる余裕もないのでふたりだけの世界にこもってしまいがちに。バカップルなんて言われてしまうのも、この状態かも…。
「周りが見えない」(30代・兵庫県)
「何を言っても周りの声が聞こえない。 意見も聞けない」(30代・東京都)
相手のことで頭がいっぱい
常に頭の中は彼のことでいっぱいになってしまう人も。打ち合わせ中に声をかけても、上の空なんてことがあると周囲も困りますよね。夢中になること自体は悪いことではありませんが、恋愛から抜け出せない状態になるとちょっと考えもの。
「仕事中も好きな人のことを第一に考えてにやけてしまう」(30代・東京都)
頻繁に話題に出す
口を開ければ彼の話、という人もいますよね。友達同士で集まったときに、恋バナはしていないのに自分の惚気話ばかりされると「もうお腹いっぱい」と思われてしまうことも。一緒にいてもつまらないと思われてしまったら、大切な友達を失う危険も。
「惚気話が多い」(30代・秋田県)
【質問】自分が「恋は盲目」な状態に当てはまった経験はある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
先ほどのアンケートでは周りの人について聞きましたが、今度は自分自身が「恋は盲目」状態になったことがあるかを調査。結果は「ある」…25.8%、「ない」…74.2%となり、1/4以上の人が経験していることがわかりました。「周囲にいる」という割合よりも増えていて、振り返ってみたときに自分自身のことをしっかり理解できている人は多いようですね。
「恋は盲目」な状態だったときのエピソードをご紹介
では、振り返ってみると自分が「恋は盲目」状態になっていたと思うエピソードを教えてもらいました。
冷静になれない
彼への好きだという思いに一直線になってしまい、他のことを考える余裕がなくなることも。冷静さを失ってしまうので、ネガティブな情報があったとしても受け入れることができずに否定してしまうパターンは多いようですね。こうなってしまうと、なかなか周囲も引き留めることが難しいので、見守ることしかできません。
「周りがどう言おうと、むしろ良さを分かってあげられるのは自分だけだと思い込んでいたこと」(30代・神奈川県)
「周りにやめた方がいいと言われていたが聞く耳持たずだった」(30代・東京都)
「相手の悪いところに違和感を感じつつも目を背けていた。別れて冷静になったらなんで好きだったのかわからない」(30代・愛知県)
その人しか見えない
周りに誰がいようとも、好きな人のことしか見えなくなってしまう人もいるよう。憧れが混じっているような人だと、後光が差し込んでいるなんて言い方もありますよね。対象がアーティストであれば、ライブなどに没入でき思いっきり堪能できそうですが、現実世界に戻って来れなそう。
「その人が輝いて見える」(30代・東京都)
「推しのことをずっと追っていて、ライブが始まると何より優先して見入ってしまう」(30代・東京都)
「その人しか見えない」(30代・大阪府)
体に異常が出る
恋は盲目どころか、体に異変が現れたなんていう人までいました。彼の姿を見ると緊張して呼吸が浅くなり息苦しくなるということも。しっかりと落ち着いて深呼吸をしないと危険。ちょっと思い詰めすぎなので、周囲の人にフォローしてもらうのが良さそうです。
「好きすぎて息もしにくい」(30代・京都府)
「好きすぎて相手の姿を見ただけで過呼吸になったことがある」(30代・秋田県)
貪欲になる
自分の思いだけで突き進んでしまうと、彼の気持ちを受け入れる余裕がなくなったり、自分に振り向いてくれるはずと思い込んでしまうことも。早く意味がないことに気づいて、次のステージへと進みたいですね。
「脈がないことをわかっているのに、期待して好きでい続けてしまった」(30代・東京都)
「相手に恋人がいても好きでいた」(30代・福岡県)
「全部を知りたいと思ってしまった」(30代・岩手県)
他のことがおろそかになる
「恋は盲目」状態になってしまうと、生活が恋愛至上主義になってしまうことも。友人関係が無駄なものに思えてしまったり、やらなければいけない仕事がおろそかになるなんてことが起こると、その後のダメージが大きいものに。大切なものを失う前に抜け出したいですね。
「夢中になりすぎて友達の誘いを断っていた」(30代・宮崎県)
「仕事が手につかなかった」(30代・愛知県)
最後に
「恋は盲目」というのは、片思いや付き合いたてなどであれば起こり得ること。でも、その期間が長すぎたりあまりに深すぎると自分へのダメージも大きなものになってしまうことがみんなのエピソードからもわかりましたよね。とは言え、のめり込めるほど好きになれる人がいるのは幸せなことでもあります。自分を持てていたり、周囲とのつながりをきちんと保っていることを意識した上で恋愛を楽しめると◎。
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