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ラブラブの意味とは?
恋人同士のことを「ラブラブ」と周りが使う場合、たとえば「○○ちゃんはラブラブだよね〜」などと言いますよね。ではこのラブラブという言葉、実際にはどういう意味なんでしょう?
『ことばの総泉挙/デジタル大辞泉』によると、
「ラブ」は恋愛、また恋人のこと。それを二つ重ねて、深く愛し合う様子を表す形容動詞。
ラブ‐ラブ《loveを重ねた語》お互いに深く愛し合っているさま。また、強烈に憧れているさま
とあります。
自分で「私ラブラブだから〜」といった言い方をする人には、ハイご馳走様と苦笑いしたくなりますよね。また、その状態に憧れている、という意味が含まれていることは、意外だったりする人もいるかも。
「ラブラブ」って言い方するよね? 辞書にはどんな風に載っている?
【質問】あなたの周りにラブラブカップルはいる?
では、あなたの周りに羨ましいラブラブなカップルはいますか? Oggi編集部がリサーチしてみたところ…。
※アンケート20~39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
周りにラブラブカップルが「いる」と答えた人はちょうど20%。「いない」と答えた人は80%でした。ラブラブな人はやはり一定数いることが分かります。
ラブラブカップルが持つ特徴とは?
いると答えた人に対しては、「ラブラブカップルが持つ共通の特徴は何だと思いますか? 具体的に教えてください」と追加で質問。その具体的な内容をご紹介します。まさにこれ、という回答がたくさん挙がってきました。
【1】仲がいい
まずはとにかく仲の良さが挙げられました。一緒にいる時間が長く、もはや家族みたいな感覚というのは相当仲がいい証拠ですね。また、他の人にも自分たちのことを話せるというのもラブラブなポイント。
「友達みたいな家族みたいな感覚」(20代・石川県)
「外でもお互いの良いところを話している」(30代・東京都)
「一緒にいる時間が長い」(20代・埼玉県)
【2】お互いに思いやりがある
相手を思いやる気持ちをお互いに持っているのはラブラブの必須条件のよう。周りから見ても、お互いを思いやっていることが分かるのは素敵ですね。
「お互いに思いやりがある」(20代・栃木県)
「相手のことを思いやり、笑顔が絶えないカップル」(30代・千葉県)
【3】コミュニケーションが良好
できそうでできないのが自分の気持ちを言葉に表すこと。きちんと口に出して言わないと、その時々の思いは伝わらないですもんね。
「ありがとう、ごめんなさい、を自らきちんと言える」(30代・東京都)
「自分の愛情をちゃんと口にする」(30代・東京都)
【4】執着しすぎない
四六時中一緒にいると、相手に執着しすぎてラブラブを通り越して束縛になってしまうことも。適度な距離感は大事なようです。
「いい意味で相手への興味関心が少ない」(20代・埼玉県)
「お互い干渉しない」(20代・千葉県)
「依存していない」(20代・福島県)
【5】熱量が同じ
片方の思いが強すぎると相手が愛情を重く感じてしまうことも。ラブラブなカップルの場合、それぞれがバランスのよい距離感を保っていることが多いよう。
「お互いの愛の大きさが一緒」(20代・東京都)
「ほどよい脱力加減」(30代・千葉県)
【6】尊重できる
それぞれに苦手なことや違いはあるもの。でもそれをしっかり受け入れて尊重している関係は素敵ですね。お互いを信頼しているからこそできること。
「お互いの苦手なものを把握していて、お互いを尊重し合っている」(30代・千葉県)
「対等な関係」(20代・新潟県)
「お互いのことを信頼している」(30代・京都府)
【7】価値観が同じ
それぞれの価値観があっているのは大きなポイント。考え方やお金の捉え方など、小さなことから大きなことまで、価値観がずれるとなかなかうまくいかない原因になりがちですよね。
「よくも悪くも価値観が一致していている」(20代・大阪府)
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ラブラブカップルでいるためにできること
次に「いつまでもラブラブなカップルでいるために、できることは何だと思いますか」と質問。自分にできそうな具体的な答えが挙がってきました。
【1】思いやりをもつ
まず一番多く挙がってきたのは、お互いを思いやる気持ちを持つこと。どうしたら喜んでくれるか、気遣いのできる関係性は素敵。
「いつまでも優しさを忘れない」(20代・栃木県)
「お互いが思いやりを忘れないこと」(30代・大分県)
「思いやりと距離感」(30代・千葉県)
「お互いを思い合う気持ち」(30代・宮城県)
「相手が喜ぶことを常に考えてる」(30代・北海道)
「相手のことを気遣うことです」(30代・千葉県)
【2】コミュニケーションを大切に
コミュニケーションをしっかりとることも大切。思ったことを言わずに溜め込んだり、つい気持ちを察してほしいと思いがちですよね。きちんと言葉にすることが大切、と思う人は多いよう。
「しっかりコミュニケーションをとる」(30代・京都府)
「秘密ごとはしない。相手の話は良く聞く」(30代・東京都)
「愛情表現をする」(20代・千葉県)
「相手の話にしっかりと耳を傾ける(30代・兵庫県)
「気持ちを溜め込まない」(20代・埼玉県)
「察して欲しいと思わず、何でも口に出して伝える」(30代・東京都)
【3】適度な距離感を保つ
ラブラブだからとずっとべったりしていると、どちらかが重く感じてしまうことも。適度な距離感や干渉しすぎない大人な距離感も大事。
「お互いに干渉しない」(20代・静岡県)
「干渉しすぎないこと。お互い自立していること」(30代・埼玉県)
「適切な距離感をとること、お互い自立すること」(20代・栃木県)
【4】尊重する
いくらラブラブでも、全部が同じ考えということはなかなかないですよね。相手の欠点や考えを尊重することもラブラブが長続きする秘訣。
「お互いに相手の欠点も認める」(20代・長野県)
「相手を尊重し合う気持ちを持ち続ける」(30代・新潟県)
「自分本位にならず相手を尊重する気持ちを持つことと相手の尊敬できるところを探して褒める」(30代・愛知県)
「常にお互いを尊重しあえる関係」(20代・埼玉県)
【6】感謝をする
ラブラブでいるためには、お互いへの感謝の気持ちを持つことも大切。また、その感謝の気持ちもきちんと言葉に出して伝えたいもの。
「お互いに感謝の気持ちを忘れない。相手のいいところを見つける」(20代・千葉県)
「感謝の気持ちを素直に伝える」(30代・長野県)
「素直でいて感謝の気持ちを忘れないこと」(30代・鹿児島県)
【7】依存しない
恋人に依存しすぎて四六時中一緒、という状態になってしまうのはNG。それぞれが他の時間を持つことも必要なはず。
「相手に依存しすぎない」(20代・兵庫県)
「束縛しない」(30代・宮城県)
「相手がいなくても楽しめることがあること」(30代・東京都)
【8】相手を知る
自分のことを知ってもらいたければ、自分も相手のことを知るための努力をすべき。違うところは絶対にあるので、自分も大切なことに興味をもってくれたらうれしいですね。
「お互いの考えを理解しあうこと」(20代・北海道)
「それぞれ、違う興味へ関心を示す」(30代・北海道)
「お互いのことを理解しあい、譲歩する柔軟性を持つ」(20代・東京都)
【9】自分らしさを出す
一緒にいるときに、いつも相手に合わせたり、いいところだけを見せようとしても疲れてしまうもの。自然体でいても仲がいいのが一番。
「ある程度の自然体でいること」(20代・新潟県)
【10】嘘をつかない
嘘をつかないのは基本中の基本かも。嘘をつくと嘘の上塗りになってそもそもの信頼関係が崩れてしまいますよね。親しい仲にもきちんとリスペクトの気持ちを持つべき。
「嘘をつかないこと」(30代・東京都)
「嘘をつかないことと思いやりをもつこと」(20代・岡山県)
「“親しき仲にも礼儀あり”をいつまでも忘れないこと」(30代・千葉県)
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ラブラブカップルが持つ恋人に対する不満は?
でも、ラブラブと言われるカップルの中にも、実は恋人に不満を感じている人もいるよう。
たとえば、片方が干渉しすぎないという考えを強く持っているため、先の予定が組みにくいという悩み。せっかくの休みの日は、彼に会うか、会えなければ他の予定を入れたいですよね。でも直前にならないと分からないので困ってしまい、不満に感じる人も。少しはこちらの気持ちを考えて欲しいですね。
また、急に家に来たいと言われて困ってしまう人も。ラブラブで深い仲だから、彼はいつでも会えると思っているのかもしれませんが、特に家だと準備をしたり片付けたり… もっと前に言ってよ、と思ってしまうのも分かります。
さらにはなぜか、周りに公表したがらない彼も。彼なりの理由はあるようですが、なんで? とちょっと疑ってしまうかも。
こんな風にラブラブだと思っていても、ちょっとした不満を感じることもあるんですね。ちょっとした不満でも積み重なるともうラブラブとは言えない、なんていうことにも。おかしいと思ったらその気持ちをきちんと伝えるのが大切かもしれません。
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最後に
ラブラブなカップルは周りから見ていても羨ましいし、自分がラブラブ状態なら、なんて幸せなの! と思うことも。でも、そのためにはさまざまな努力も必要です。
有頂天になって自分のことしか考えられなくなるのは危険。お互い思いやりの気持ちを持ちながら、長い時間を共に過ごしていきたいですね。
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