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2024.09.08

惚気る30代は嫌われる? 彼とラブラブでも気をつけたいポイント

30歳を過ぎても… つい惚気たくなる心理って? 嫌われやすい5つのポイントとともに解説していきます。

並木まき

彼とラブラブなときには、思わず周囲に惚気たくなってしまうもの。だけど、惚気すぎると周りから嫌われてしまうリスクがあるだけでなく、自分の評判も落としかねません。
30歳を過ぎたら世間では立派な大人として見られることからも、惚気そうになったときほど気をつけたいポイントを心得ておきましょう。

30歳を過ぎても… つい惚気たくなる心理って?

話をする女性
(c)Adobe Stock

30歳を過ぎても、まるで中学生や高校生のように彼のことを惚気てしまうのには、理由が潜んでいるのかも。
つい惚気たくなってしまうときの心理を5つ解説しましょう。

♦︎理想の恋人ができたから

誰しも理想の恋人ができれば、その喜びを周りの人と共有したくなるもの。自分が思い描いていた通りの素敵なパートナーを見つけたときには幸福感を抑えるのも難しく、ついつい惚気話が出てしまいますよね。
特に、自分が長い間求めていたタイプの人と付き合えるようになった場合には、その喜びや興奮を言葉にせずにはいられないかもしれません。
惚気は、純粋に嬉しい気持ちが溢れ出ている表現でもあります。

♦︎リア充だと思われたいから

自分の生活を周囲に「リア充」として見せたいという心理が働くと、恋人とのことも惚気がちに。「恋人がいる自分」をブランドと認識して、幸せな日常をアピールしたくなりやすいのです。
惚気を通じて「私はこんなに幸せなんだよ」と周囲に伝えたくなる心理の背景は、自分の充実した生活を他者に認めてもらいたいという承認欲求。恋愛の幸福感を披露することで、自分の価値を高めたい欲が高まってしまっているのです。

♦︎マウントを取りたいから

無意識また意識的に、他人に対して優越感を感じたいという心理が強まると、惚気を通じてマウントを取りがちにも。
特に友人や知人の中で自分が一番幸せだとアピールしたい場合には、惚気話をして自分の恋愛がいかに順調であるかを過剰に主張するパターンもあります。
自分が他者よりも優位に立ちたい! という欲求が強まってしまうほど、周囲に自分の恋愛がうまくいっていることを示すことで、他人との比較において安心感を得ようとする心理が働きやすいでしょう。

♦︎本当はうまくいっていないのを悟られたくないから

実際にはうまくいっていない恋愛関係を、惚気ることで隠そうとする心理もあります。現実から目をそらし表面上は幸せそうに見せることで、周囲からの心配や詮索を避けたいという気持ちが強く働いている状態です。
他人に自分の恋愛がうまくいっていないことを知られたくない! という防衛的な心理が強いほど、惚気ることで表向きは幸せを演じ、自分自身を守ったり安心させたりしようとしてしまいがちに…。

♦︎理想の自分になりたいから

仕事もプライベートもともにうまくいっている自分を「理想の自分」と考える人にとっては、その理想通りの人物でありたい! という願望が関係して惚気る場合も。
素敵な恋人と幸せな時間を過ごしている自分を積極的に他人に見せることで「理想の恋愛をしている自分」としてのイメージを強化しようとします。
自分が望む姿に近づけるための一種の自己暗示のようなものですが、理想の恋愛を手に入れた自分を他者に見せることで満足感や自己顕示欲が満たされやすくなるのです。

惚気るのはちょっと待って! 嫌われやすい5つのポイント

スマホを見る女性
(c)Adobe Stock

すべての惚気話がNGというわけではありません。話を聞いている人が不快になったり面白くないと感じたりする行動をしないだけでも“嫌われる惚気”は避けやすくなるでしょう。
周囲から嫌われやすい惚気のポイントを解説します。

NG♦︎周囲の状況に配慮せずに惚気る

惚気話は、するタイミングや場所、相手を選ばないと周囲に不快感を与える場合も多々あります。
特に、他の人が恋愛に悩んでいたり恋人との関係がうまくいっていなかったりする状況での惚気は、無神経な印象を与えがちです。
自分の幸福感を共有したい気持ちは高まったとしても、目の前にいる人たちの状況に配慮しなければ、友人関係にひびが入りやすくなるでしょう。

NG♦︎何よりも恋人が最優先だと思わせてしまう

過剰なほどの惚気話は、まるで恋人が自分の人生の全てであるかのように周囲には聞こえがち。
友人や家族からすると、自分たちが後回しにされているような感覚を抱き、不満を持つきっかけにもなりかねません。また恋人ができてガラリとライフスタイルを変えることも、周囲に違和感を覚えさせるケースが少なくないものです。
恋愛はもちろん大切。ですが周囲の人々にも気を配り、バランスの取れた関係を維持するのがベストです。友人や家族との関係を軽視するような発言や行動は、意識的に控えたほうが無難です。

NG♦︎自慢に聞こえる発言やSNS投稿をする

恋人との幸せな瞬間をSNSでシェアしたくなっても、頻繁に惚気投稿をしてしまうと周囲からは自慢として受け取られる場合があります。
特に、他人と比較して自分の恋愛が優れているかのような発言はすごく危険。友人から敬遠される原因になります。自分が恋人と楽しい時間を過ごしていることをアピールするときにも、謙虚さが必要。話を聞いている人やSNSを見た人たちへの配慮を忘れずに。

NG♦︎結婚が決まっていないのに結婚するような口ぶりで話す

まだ結婚が具体的に決まっていない段階なのに、さもすぐにでも結婚するかのような話をするのも周囲からは不快に感じられやすいでしょう。
結婚に対して慎重な友人や、結婚を望んでいても叶わない状況にいる人などは特に、結婚を前提とした惚気話にプレッシャーや強い不快感を覚えがちです。
また毎回のように結婚を匂わせながらも、なかなかゴールインに進まないとなると「結婚するする詐欺」に受け取られ周囲から呆れられる惚気話にもなりかねません。

NG♦︎惚気だけで大事な相談や報告を怠る

惚気話ばかりでは、友人との関係が浅くなりがち。恋愛以外の大事な相談や報告を怠っていくほど、友人との信頼関係は薄まっていく可能性も低くありません。
友情はお互いに支え合うもの。自分の幸せだけを話すのではなく、友人の話に耳を傾けたり時には悩みを共有したりする交流もとても大切です。惚気話のせいで会話のバランスを取れなくなってしまうと、これまでに築いた人間関係を一瞬にいて壊しかねません。

周囲に惚気るよりも彼との関係を大切に♡

恋愛で大切なのは、周りへのアピールや自己主張ではなく、ふたりが幸せな関係を育んでいけることです。
惚気話は周囲に不快感を与えるリスクの高いテーマでもあるので、できれば控えたほうがスマート。周囲にどう思われるかよりも、彼との関係を大切に育んでいくことのほうがはるかに大切と言えるでしょう。

TOP画像/(c)Adobe Stock

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並木まき

並木まき

ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。

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