目次Contents
▼この記事の要点
・6割以上の男性は、好きな人の前で態度が変わる
・積極的なアピールや特別な優しさをみせるタイプと、ぎこちない態度をとるタイプがいる
・気になる人を振り向かせたい場合、受け身になりすぎず、自分から行動や態度で好意を示すと◎
男性に質問!「本当に好きな人」と「そうでない人」にとる態度は変わる?
※アンケート20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
男性100人に「あなたは好きな人とそうでない人とで態度が変わりますか?」と質問したところ、61.7%の人が「変わる」、38.3%の人が「変わらない」と回答しました。
好きな女性を前にしても態度が変わらない男性もいるようですが、多くの男性はそうもいかないようです。となると、男性の態度や行動をよくみていれば、そこに特別な好意があるかどうか推測できるかも。
なかにはあえてそっけなくしたり、緊張からか態度がぎこちなくなったりする人もいます。男性の意味深な態度が本当に〝脈ありサイン〟なのかどうかを見分けるためにも、男性100人のリアルな意見をチェックしてみましょう。
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男性が本当に好きな人にとる態度とは?

※アンケート20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
好意に気づいてもらおうとアピールをしている人から、反対にそっけなくなってしまう人…あるいは愛おしさゆえについ甘くなってしまうような人まで、さまざまなパターンの回答が集まりました。彼の態度や自分への扱いに好意が隠れているのかどうか、心当たりの相手がいる人は要チェック。
特別に優しくする
「明らかに優しくなる。口調が優しくなる」(20代・東京都)
「優しくあろうとする。誠実に接する」(30代・和歌山県)
「優しくして相手の言うことをよく聞く」(30代・京都府)
「好きな子が失敗しても、全然腹がたたなかったこと」(20代・茨城県)
好きな女性相手となると、各段に優しくなる男性は少なくありません。愛おしさゆえに、いわゆる〝特別扱い〟状態になってしまうようです。
誰にたいしても優しい男性は紳士的で素敵ですが、自分だけに優しさを与えてくれる男性にも特別な魅力があるもの。八方美人な印象がある人に比べ、恋人になったときに浮気の心配も少なそうです。
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積極的に関わる機会をつくろうとする
「気を引くように積極的に話しかける」(30代・大阪府)
「そういう人に気に入られる態度をとる」(30代・千葉県)
「話す機会をたくさんつくる」(30代・千葉県)
「気が利く行動をとる」(30代・埼玉県)
好きな女性に対しては意欲的に行動を起こし、積極的になる男性が多いようです。
彼のほうからよく話しかけてきたり、普段よりも関わる機会が増えていたりすると感じた場合は、その男性が「好意」を寄せて行動を起こした結果かも。仕事中などではなく、プライベートの時間にそういった傾向がある場合はとくに脈ありの可能性が。
かっこつけてしまう
「クールな態度をとる」(30代・千葉県)
「ちょっと無理なお願いでも、好きな人だったらやってあげちゃう」(30代・神奈川県)
「かっこいいところを見せたい」(30代・埼玉県)
「他人にはめったに見せない、かっこいい一面を見せる」(30代・東京都)
本当に好きな女性には、「かっこいい」「頼りがいがある」と思ってもらうために、いつもよりクールに振る舞ったりかっこつけたりしてしまう男性もいます。多くの知識を披露したり、男らしく頼れる姿を見せたりすることで、自分の魅力を知ってもらおうと積極的になっているのでしょう。
お願いを聞いてくれたり、他の人を前にしたときとはひと味違う活躍があったりした場合は、あなたの前でいいところを見せようとしてくれているのかも?
逆に冷たくなる
「ぶっきらぼうになる」(20代・大阪府)
「好きな人には少しそっけなく接してしまいます」(20代・宮崎県)
「あえて距離を置くときもある」(30代・兵庫県)
「素直じゃなくなくなる」(20代・大阪府)
「相手に好きだとバレたくない」「ついそっけない態度をとってしまう」という男性も。世間では、好き避けと呼ばれているような行動です。
これはつまり、女性でいうところのツンデレ状態でしょうか。恥ずかしがり屋な性格が原因とも考えられるので、深く考えずに気軽に話せるような関係を築いていくと、相手の本当の気持ちが見えてくるかもしれません。
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スキンシップが増える
「スキンシップをとること」(20代・神奈川県)
「甘える」(30代・秋田県)
「軽いボディタッチを増やす」(20代・東京都)
「スキンシップをとろうとする」(30代・神奈川県)
「好きな女性に触れたい」という気持ちを行動で示そうとした結果、ボディタッチをしてしまうという男性も。早く恋愛対象として見られたいという願望から、つい相手に手が伸びてしまうのかもしれません。
ですが、一緒にいてやたらとボディタッチが多い男性には注意。不自然に体を寄せてくる、髪や腕、脚などに触れてくるという場合は警戒が必要です。触られるのがいやだという女性は多いでしょうから、男性側も自制心をもって、不快に思われない程度のスキンシップにとどめることが重要でしょう。
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相手の話をよく聞こうとする
「話を聞こうとする」(30代・東京都)
「話を途切れさせないように、話題の引き出しをつくっておく」(30代・神奈川県)
「質問をたくさんする」(20代・東京都)
「相手の言うことをよく聞いて、親身になる」(30代・京都府)
ハマっているものや欲しいものなど、好きな女性からたくさんの話を引き出そうとする男性もいます。より効果的なアプローチのため、多くの情報を集め、恋を進展させる準備をしている可能性もあるでしょう。プライベートな質問が増えたら、脈ありのサインかも。
反対に「自分の話を聞いて欲しい」というタイプの相手には、なるべく自分が聞き役に回って、相槌や共感をしてあげると◎。そのまま会話が盛り上がれば、お互いの親密度もアップしそうです。
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お誘いが多くなる
「自分からデートに誘う」(20代・愛知県)
「まずは友達同士で遊んで、最終的には振り向いてもらうようにする」(30代・福島県)
「平日にご飯や飲みに誘うなど、アプローチする」(30代・大阪府)
「自分からコンタクトをとる」(30代・埼玉県)
ご飯や飲みなど食事デートのお誘いは、わかりやすい好意のアピールであることも多いでしょう。特に最初のうちは、気になる相手のことをもっと知りたいという気持ちから、会いたがる男性も多いはず。
まずは共通の友達同士での遊びに誘ってきたり、休日にデートに誘われたりするのも、好意があって距離を近づけようとしてきている可能性が。あなたと一緒により多くの時間を過ごし、関係を深めたいと思っているのかもしれません。
自分の弱みもさらけ出す
「自分から失敗話も笑い話に変える」(20代・沖縄県)
「弱い部分や話しにくいことも話すようにする」(30代・栃木県)
「両親がいないなど、個人的な話を打ち明けた」(30代・広島県)
「自分の弱い部分も見せるようにする」(30代・宮崎県)
自分の弱みを隠したがるような男性でも、心を許した女性には飾らない自分を見せようとすることがあります。それは、ありのままの自分を少しでもわかってほしいという気持ちからくるもの。本当の自分を受け止めてもらいたいと願う、特別な相手に対しての好意ゆえでしょう。
また家族や親友のことなど、プライベートな話をしてくれる場合、それはあなたとよりいっそう距離を縮めたい気持ちの表れかもしれません。少なくとも心を開いてくれていて、かつ信頼されている可能性は高そうです。
緊張してしまう*
「かなり緊張する」(30代・東京都)
「緊張して、固まる」(20代・埼玉県)
「ぎこちなくなる」(20代・静岡県)
好きな女性を前にすると、緊張して固まってしまうという男性からの声も。女性慣れしていない初心な印象を受けますが、いっぱいいっぱいになるくらい相手を好きだという気持ちが伝わります。
一見冷たく見えたり、そっけないように思えたりする男性も、実は好意ゆえの緊張で固まっているだけ…ということもあるかもしれません。相手の態度に違和感を覚えたときには、それが好意ゆえのものなのかどうかじっくり見極めていくと◎。不自然な態度をとられたからといって、「嫌われている」「脈がない」と判断してしまうのは早計でしょう。
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デレデレする*
「愛想がよくなる」(20代・千葉県)
「舞い上がる」(30代・神奈川県)
「デレデレ」(30代・富山県)
「多少愛想がよくなる」(20代・青森県)
「全体的に柔らかくなる」(30代・埼玉県)
ふだん不愛想だったり、他の人にはそっけない態度をとっていたりする男性も、好きな人の前ではデレデレしてしまうのでしょう。いわゆる、「鼻の下が伸びている」状態です。本来の自分以上に愛想がよくなっているのか、それとも好きな人の前で本当の自分になれているのか…いずれにせよ、恋する気持ちで明るくなっていることがうかがえます。
自分と話すときにうれしそうにしていたり、他の人相手のときより柔らかい口調になっていたりする場合、それは好きな人にとる特別な態度ゆえの可能性が。特別なあだ名をつけられて名前の呼び方が変わったり、ちょっとした冗談でからかわれたりしたら、脈ありのサインかも。
甘えたがる*
「甘える。素を出す。弱音を吐く」(20代・東京都)
「甘えたくなる」(30代・熊本県)
好きな人に甘えたい、という願望をもつのは女性だけではありません。男性も、気を許した大切な女性には甘えたいと思うこがあります。
心から惚れている大好きな人が甘やかしてくれたら、それだけでもっと頑張れそうな気がするものです。相手は誰でもよいわけではなく、本当に好きな人にこそ甘えたいのが男心なのでしょうか。自分の前で弱音を吐いたり、普段見せないようなしょんぼりした態度を見せたりしてくれる男性は、あなたに特別な好意を抱いているかもしれません。
目で追いかける*
「目を見て話す」(30代・青森県)
「目線が向く」(30代・愛媛県)
好きな人をついつい目で追いかけてしまうという声も。あるいは会話の際にじっと目を見つめたりなど、まなざしに想いが溢れてしまうことがあるようです。「目は口ほどに物を言う」といいますし、目線や瞳の輝きにはその人の本心が宿るのかも。よく目が合う人や視線がぶつかりがちな男性は、あなたのことを目で追っている可能性があります。
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本当に好きな人に振り向いてもらうためにできることとは?

心から好きな異性に振り向いてもらうためには、自分に興味をもってもらうことが必要です。では、そのためにどんなアクションを起こすべきなのでしょうか。男性みなさんの回答から、7つのポイントを導き出してみました。
◆話す時間を増やす
「コミュニケーション。楽しい話をする」(30代・奈良県)
「毎日すこしでも笑顔で話しかける」(30代・栃木県)
「話す機会をたくさんつくる」(30代・千葉県)
「コミュニケーションをとる」(30代・愛知県)
何もせずにただ見つめているだけでは、相手もあなたの魅力に気がつけない場合があるかもしれません。しかし「単純接触効果」といって、相手との接触回数が増えるほどに、好意的な態度がつくられていくという説があります。何気ない会話や挨拶を続けることで、恋が進展する可能性は高まるでしょう。
気になる人にアプローチしたい場合には、相手のよいところを褒めたり、仕事終わりに労いの言葉をかけたりすると◎。真剣に話を聞いているという意思を示すために、きちんと相槌をとるなど、ジェスチャーを加えてみるのも効果がありそうです。恋心を押しつけるのではなく、「あなたに興味があります」「素敵な人だと思っています」という気持ちが伝わるような、誠実なコミュニケーションを心がけるのがポイント。
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◆共通点を見つける
「その人と仲良くなれる話題を見つける」(30代・千葉県)
「好きな人との共通点や趣味を聞く」(20代・東京都)
「共通点を見つける」(20代・東京都)
「まずは友達同士で遊んで、相手に合わせた話をして自分との共通の趣味などで話題づくりなどをする」(30代・石川県)
心理学的には、人間は自分と似た人間を好きになると言われているそう。これは「類似性効果」といい、マーケティングや商談などでも意識されていることがあります。相手との共通点があるとお互いにわかれば、自然と仲が深まっていくことでしょう。
共通の好きなもの・苦手なものを見つけたり、同じような経験をしたことがないかを探ったり… お互いを理解し合える、共通の何かを見つけられるような会話を意識すると◎。「自分と似ているかもしれない」と感じる気持ちが好感度をあげてくれ、そのまま恋心を芽生えさせるかもしれません。
◆思いやりをもって接する
「優しく接すること」(20代・茨城県)
「誠実に真摯に対応する」(20代・大阪府)
「常に優しく接せられるように努力する」(30代・岩手県)
「親切にする。気を使う」(30代・愛知県)
一緒にいると癒やされ、前向きな気持ちになれる人は好感度が高いもの。 相手に対して思いやりの気持ちをもって、優しく接することで心の距離も縮まります。誰に対しても見せるありふれた優しさではなく、振り向いてほしい特別な相手だからこその気使いや優しさを意識してみましょう。
◆考えや想いを言葉にする
「言葉でしっかり伝えること」(20代・神奈川県)
「気持ちを込めて言葉を伝える」(30代・愛知県)
「直接言葉で伝える」(20代・東京都)
「好きな気持ちを伝え続ける」(30代・京都府)
日頃の感謝や自分の素直な気持ちを、しっかり言葉にして伝えられるようにしましょう。伝えた側のあなたも、自分に自信がもてるようになりますし、伝えられた側の相手も、優しい愛に心満たされ、幸せな気持ちになれるはず。
どんなに仲のよい恋人同士でも、長く連れ添った熟年の夫婦同士でも、言葉にしなければ本当の気持ちが伝わらないことはよくあります。その結果気持ちがすれ違ったり、あらぬ誤解を受けたりしてはもったいないです。相手にすべて察してもらおうとせず、なるべく自分の言葉で理解してもらおうとする姿勢が大切。
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◆自分を磨き成長させる
「自分を磨く」(30代・静岡県)
「自らを律する」(30代・神奈川県)
「成長」(30代・北海道)
「人として成長すること」(30代・大阪府)
自分を磨くことは、大きな成長へと繋がる第一歩。よりよい人生を送るための向上心やチャレンジ精神は、いくつになっても忘れたくないものです。
外見を整えたり、内面を磨いたり人それぞれ自分磨きの方法は違いますが、大切なのは双方のバランス。いくら美しい人であったとしても、ガサツな態度や乱れた言葉使いは減点対象に。まずは人として「尊敬できるな」「魅力的だな」と思ってもらえるかどうかがポイントです。
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◆行動力をしめす
「アプローチする」(30代・大阪府)
「全力アピール」(20代・茨城県)
「誠実で頼り甲斐のあるところを見せる。好きであることを隠さない」(30代・和歌山県)
「たくさんアタックする」(30代・北海道)
「印象に残す。とにかく視界に入ること」(30代・埼玉県)
ずっと受け身のままでいても、状況を変えることは難しいでしょう。自分から積極的にアプローチをしたり、自分のよさを十分に発揮するため、行動を起こすこともときには大事です。
「なかなか積極的にアクションを起こせない」とお悩みの人は、「まずは挨拶をすることから」「会話のラリーが続くように意識する」などと、実現できそうな目標を立ててみるといいかも。相手のなかにある、あなたという存在を少しずつ大きくしていけるように意識しましょう。
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◆簡単にあきらめない
「あきらめないこと。努力しかない」(30代・東京都)
「根気よく付き合う」(20代・宮崎県)
「何事にもたゆまぬ努力を続けて、一生懸命生きていくこと」(20代・東京都)
「自分も同じ土壌にたてるように努力する」(30代・千葉県)
相手に恋人や配偶者がいる場合は難しいかもしれませんが、そうでない場合は、振り向いてもらえるまで諦めない「強い信念」をもっていると成就することも。
健気なアプローチを続けることによって、相手もいつの間にか心惹かれている… なんてこともよくある話。脈がなさそうに思える相手だとしても、恋心が生まれた以上、自分が後悔しないように行動していくのは大事です。
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最後に
アンケート結果によると、男性が本当に好きな人にとる態度としては、ストレートでわかりやすいアプローチが多いようです。
本当に好きな人相手なら、特別扱いで献身的に尽くしたり、忙しくても時間をつくって会おうとしたり…懸命に相手のために動き、自分の態度や行動で愛を示す傾向にあります。あるいは逆にそっけなくなってしまったとしても、それはそれで特別な態度をとっているともいえるでしょう。他の人への態度と自分への扱いに、違う部分があるかどうかがポイントです。
男性からの脈ありサインを見極めて、自分からも恋を発展させられるようにアシストしてあげるのもポイントです。お互いに受け身になりすぎず好意を行動で示していくことによって、恋の芽はぐんぐん育っていくはず。たとえ脈がないように思える相手だったとしても、ささやかな変化や脈ありチャンスを見逃さないよう、自分にできることを探していくと吉。
言葉ばかりで行動が伴っていない人は、なんとなくあなたをいいように使いたいだけか、そんなに好きな気持ちが強くないおそれが。いわゆる〝チャラい〟、〝ヤリモク〟である可能性もありそうです。甘い言葉ばかりをかけてくるのに、肝心なときに頼れないような軽い男性には気をつけて。
自分が本当に幸せだと感じる素敵な恋愛ができますよう、応援しています。
*アンケート20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
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