目次Contents
▼この記事の要点
・7割以上の女性は、本気で好きな人を前にすると態度が変わる
・優しさや特別扱いで好意をアピールする人もいれば、反対に目を逸らしたり、話せなくなったりする人もいる
・単なる〝思わせぶり〟な態度を勘違いしないよう、男性側も冷静に、女性の脈ありサインを見極めると◎
本気で好きな人とそうでない人で、あなたの態度は変わりますか?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数119名(未回答含む)。
20〜30代の女性100人に「本気で好きな人とそうでない人で、態度は変わる? 」と質問したところ、74.8%の人が「変わる」、25.2%の人が「変わらない」と回答しました。
誰にでも平等に接することができたらよいのですが、好きな人相手だとなかなかそうもいかないのか、7割を超える女性が「本気で好きな人には態度が変わる」と答える結果に。どれだけ好きな人相手でも態度が全く変わらないポーカーフェイスの女性は、決して多くないようです。
【行動編】女性が本気で好きな人にとる態度は?

隠そうとしていても、好きな気持ちは自然と態度に出てしまうもの。いわゆる脈ありサインとして表に出てくる好意を見極められれば、その本心もわかるはず。ここでは、本気で好きな人にとる態度を状況別に紹介していきます。
まずは、行動編から見てみましょう。
優しく接する
「その人のために何かしたいと思う」(20代・福岡県)
「優しくなり、体調を気づかったりする」(30代・京都府)
「優しくする。 気を使う。 素をみせる」(20代・埼玉県)
「優しくなる、とりあえず絡む、プレゼント攻撃する」(30代・東京都)
「優しく接するようになる。 話を真剣に聞く」(20代・神奈川県)
「好きな人の友人にも優しくする」(20代・神奈川県)
「大事にする」(20代・東京都)
「好意」という言葉を辞書で引くと、
1. その人にいだく親しみや好ましく思う気持ち。愛情の婉曲的な表現としても用いられる。
2. その人のためになりたいと思う気持ち。親切な気持ち。
小学館『デジタル大辞泉』より一部引用
と書かれています。誰かを好きになる気持ちを抱くと、人は「その人のために何かしたい」と思うようになるのです。優しさの定義は人によって変わるといえ、相手を幸せな気持ちにさせるにはどうしたらいいかを考えて接する人は多いよう。
もし、あなたが「あの女性は自分に優しいな」と感じることがあったなら、それが自分だけに向けられた優しさなのか、みんなにも平等に向けられているものなのか見極めておくとよいでしょう。
笑顔が増える
「いつもニコニコして優しくなる」(30代・兵庫県)
「笑顔で話して楽しそうにする」(20代・大阪府)
「笑顔で接する」(20代・福岡県)
「ずっと笑顔で接するように心がける。相手が何を考えているのか常に気にしてしまう」(20代・神奈川県)
感じのよい笑顔を向けられて、嫌な気持ちになる人はなかなかいません。好きな人を前にしたときは、「好印象を与えたい」「相手にイヤな思いをさせたくない」という気持ちから、笑顔を意識している女性が多いようです。
もちろん中には、好きな人が目の前にいるうれしさから、自然と笑顔になってしまう人もいるかと思います。ただし、接客業やチームで仕事をしている人などは、関わるすべての人に対して笑顔でいることを心がけているケースも。
笑顔で挨拶をしてくれる女性に脈ありサインを感じた場合、それが作り笑いや業務上の対応ではないか、しっかり判断したほうがよいですね。
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甘える
「甘える」(30代・大阪府)
「甘える」(30代・広島県)
「甘える態度をとるし、少し声のトーンを上げてしまう。よく顔を見て話す」(20代・東京都)
「甘えん坊になる」(20代・群馬県)
好きな人にはつい甘えた態度をとってしまう、との回答も。声のトーンが上がったり、困ったときに頼ってしまったり。恋愛テクニックのひとつとして、あえて甘えている人もいそうですね。
相手をイヤな気持ちにさせず甘えられる女性は、いわゆる〝甘え上手〟です。それを活かして、好きな人に迷惑をかけない程度に甘えるのも大いにアリでしょう。
「自分の性格上、好きな人に甘えるなんて無理!」「まだ付き合ってもいないのに、どうやって甘えれば…?」と悩んでいる女性も、この機会に克服してみるのはいかがでしょうか。
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かわいく見られようとする
「かわいこぶる」(30代・埼玉県)
「ちょっとかわいらしくなる」(30代・埼玉県)
「かわいく見られるように意識する」(30代・京都府)
「声が高くなるのと、口調も女性らしく控えめになる」(30代・島根県)
誰だって、好きな人には魅力的だと思われたいものですよね。もし相手の好みが「かわいらしい女性」だった場合などは特に、ぶりっこのような行動をとることもあるでしょう。
女性らしさやかわいらしさを強調させるためか、わざと高めの声を出してアピールする人もいるようです。「あの人の声好きだな」と思える人がいる場合、もしかすると、相手はあなたのためにあえて耳心地のよい声を出してくれている可能性も。
〝声フェチ〟の人は男女問わずいますので、自分自身の声の出し方についても振り返ってみるといいかもしれません。
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良い一面を見せようとする
「人格を変える」(30代・愛媛県)
「イヤな面はなるべく見せないようにする」(30代・東京都)
「食事をするときに財布を出す(好きじゃない人ならどうでもいいので出さない)、一度遊べたら次の約束をする」(20代・神奈川県)
「嫌われないように気をつける」(30代・石川県)
「失敗を見られたくない」(30代・栃木県)
ちょっと背伸びしてでも、「素敵な人だと思われたい」と考え行動する女性も多数存在します。とはいえ、ほとんどの女性は相手に計算していると悟られぬため、できる限り自然体に見せようとしているでしょう。それらをすべて見抜くのは、至難の業です。
もしも、あなたの周囲に素敵な女性がいるのなら、その人は誰かへの好意ゆえに最高の自分でいようと努力しているのかも…。ただ、好意があなたに向けられたものではない可能性もあるので、「自分にだけ特別な態度をとっているか」を考えてみてください。当てはまるなら脈ありかもしれません。
なお、気を持たせる態度で駆け引きを楽しんでいる素振りがあるなら危険です。きっぱりと避けましょう。
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緊張してしまう
「言葉ひとつで一喜一憂する。 気の利いた返しができない。緊張する」(30代・東京都)
「恥ずかしくて目が合わせられない」(30代・大阪府)
「照れる」(30代・奈良県)
「ドキドキして目が合わせられない」(30代・東京都)
「緊張する」(20代・東京都)
〝緊張して話せない〟〝恥ずかしくて目も合わせられない〟と回答した人も。
本気で好きな人というのは、当人にとってまるで推しのアイドルや芸能人のようにまばゆく、そして遠い存在に映っていることもあります。「素敵すぎて直視できない」「普通に会話なんてできない」と思ってしまうくらい、心から惚れこんでいるのです。
あなたを前にしたとき、顔を真っ赤にして目を合わせない女性は脈ありかもしれません。
アイコンタクトを意識する
「目で追っちゃう」(30代・大阪府)
「目を見て話し、相手の話をしっかり聞く」(30代・東京都)
「目を合わせて話す」(20代・岐阜県)
「ほかの人よりも意識して目を合わせるようになる」(30代・千葉県)
〝本気で好きな人に対しては目も合わせられない〟と答えた女性たちとは逆に、アイコンタクトが特別仕様になる女性も存在するよう。
けれども難しいのが、後述の「本気で好きな人『以外』に見せる思わせぶりな態度」というアンケートでも、〝あえて視線を合わせる〟と回答した女性が複数いること。そう、特別な好意がないからこそ、なんとも思わずに目を合わせられるパターンがあるのです。
あなたが感じている意味深な視線に、どんな意味が込められているのか…それを見極める方法としてはやはり、照れた表情や会えてうれしそうな様子が、ハッキリうかがえるかどうかがポイントでしょう。判断が難しいところではありますが、「よく目が合うということは自分のことが好きなんだろう」と、早とちりしないよう注意が必要です。
素の自分を出せる
「素でいられる」(30代・東京都)
「ナチュラル」(30代・埼玉県)
「飾らない自分を見せる」(30代・神奈川県)
「素直になる」(20代・東京都)
緊張すると答えた女性たちとは対照的に、〝好きな人の前だとありのままの自分でいられる〟という声が。計算や緊張はなく、気づいたら素直になっているとの回答も寄せられています。
自分をよく見せようと背伸びをして、ときには仮面を被ったり、〝イイ女〟を演じたりする女性も少なくありません。しかしそうではなく、素直な自分をさらけ出せる人に恋をして、相手もそれを受け入れてくれたなら、とても素敵な関係になれそうですよね。
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好き避けしてしまう
「好き避けしてしまう」(30代・神奈川県)
「恥ずかしくてそっけない態度をとってしまう」(20代・神奈川県)
好きな人の前では素直になれず、そっけなく接してしまうタイプの人も。ハードルは高いかもしれませんが、まずはLINEや電話などを使って少しずつ距離を縮めて、好き避けしようのないくらいに交流を深めてみては。
男性も、「もしかして避けられてる…?」「あの女性に嫌われているかもしれない」と感じる出来事があったら、過去のやりとりや自身の行動を振り返ってみましょう。何か失礼なことを言ったり、嫌がられるような行動をとったりしていないか、周囲の人に聞いてみるのもひとつの手です。
何も心当たりがないのなら、相手があなたに本気で好意を抱いているゆえ〝好き避け状態〟になっているのかも?
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なるべく相手に合わせるようになる
「なるべく一緒にいられるように予定を調整したり、優先順位が変わっていく」(20代・東京都)
「相手に合わせようとする」(30代・群馬県)
「気づかいが変わるかな? 好きな人にはイヤがられないギリギリを探る感じ」(30代・岐阜県)
好きな人を最優先にということで、予定や考え方を相手に合わせる人もいます。せっかく舞い込んだデートのチャンスなのに、ほかの予定があって泣く泣くキャンセル…なんてことになったら、つらいですよね。本気で好きな人相手ならば、何としてでも都合をつけてお誘いにOKを出そうとするようです。
つまり「好きな女性を何度デートに誘っても断られてしまう」「いつも『忙しい』と言われてしまう」ならば、残念ながら脈なしの可能性が。ただし、代わりの日程を提案されたり、ときには向こうからもお誘いがあるのなら、本当に忙しいだけと解釈できるでしょう。
好意をアピールする
「好きアピールする」(30代・東京都)
「接点を持とうと偶然を装って会話したり、接触回数を増やす。ほかの異性とは扱いを変える」(30代・宮城県)
「積極的になる」(20代・大阪府)
好き避け行為とは対照的に、自分の好意にあえて気がついてもらおうとする人や、気持ちを隠さず訴えかけるという回答もありました。面と向かって「好きです!」と告白するのとは違い、あくまでもアピールに留めているのがポイントです。
接点を増やすことで暗にアプローチしている場合もあれば、「相手のことをもっと知りたい」という気持ちから、少しでも多く関わろうとしている場合もあるなど、その辺りは人によってさまざま。
「彼女はいるの?」「好きなタイプは?」と質問されたり、「今度飲みに行こうよ」などのお誘いがあるなら、シンプルに脈ありサインといえそうです。
ほかの人と態度は変わらない
「いつもどおり、普通に接する」(30代・愛知県)
「他の人と同じようにするから変わらない」(30代・千葉県)
「変わらない」(30代・東京都)
「普通に接するかなと思いました」(20代・北海道)
たとえ好きな人の前だろうと、ほかの人と態度が変わらない女性もいるよう。誰にでも分け隔てなく接することができるというのは、人としても素敵な魅力ですよね。
どうやってポーカーフェイスを保っているのか気になるところですが、とくに職場や学校などほかの人もいる場所では、〝公私混同しない〟意識を持つのが有効かも。
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【会話編】女性が本気で好きな人にとる態度は?

行動編に続いて、本気で好きな人にとる態度「会話編」をお届けします。
話す内容に気を使う
「会話の内容や身ぶりに気を使う」(30代・東京都)
「嫌われたくないので言葉を選んでしまい、会話が少なくなる。よく視線を送ってしまう」(30代・和歌山県)
心象を少しでもよくするため、会話の際はふだん以上に気を使うという人も。本気で好きな人相手になると、会話の内容だけでなく、言葉の選び方や口調を考えながら話そうとするようです。
友人や仲間での気楽なおしゃべりとは違って、好きな人との会話は自分の魅力をアピールする大切な機会。チャンスを無駄にしないためにも、なるべく好感度が上がるような会話を意識する人は、性別問わず多いのではないでしょうか。
好きな人相手だと、誰かの悪口や下世話な噂話・過度な下ネタなどは控え、相手に好印象を与えられる話題を選ぶ女性が多いです。見極めの際はぜひ参考にしてみてください。
口数が減る
「本気で好きだと緊張して口数が減る」(30代・福島県)
「控えめに喋る」(30代・神奈川県)
「話せなくなる」(30代・香川県)
「うまく話せない」(30代・東京都)
好感度を下げる発言をしたくないという気持ちから、つい口数が減ってしまったり…緊張のあまりいつもどおりに話せず、結果的に無口になってしまったり。相手を本気で好きであるほど、口下手になる女性はやはり多い模様。
これもすべて、「相手に与える印象をよりよいものにしたい」という思いがあるからこそ。嬉しそうに話しかけてきた割には沈黙してしまったり、こちらの問いかけに対してしどろもどろになっていたりする女性は、好意ゆえ緊張しているのかもしれません。
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相手のことを質問する
「相手の好きな料理とかを聞きまくる! 料理が得意だから胃袋をつかむために」(30代・千葉県)
「いろいろ聞いてみたくなる」(30代・神奈川県)
「知りたいので、いろいろ質問する」(30代・愛媛県)
相手のことを深掘りしようとして質問が増えると答えた人も。また、どうでもいい相手に対して質問をするときと違って、〝あなたに興味があります〟という意が前面に出てしまうと回答してくれた女性もいました。
実は、相手の話を引き出そうとする会話だけでなく、自分の得意なことや評価が高い部分を話題に出してアピールするのも好印象を与えたいサインなのだとか。
何にしても、好きな人とたくさんコミュニケーションをとりながら恋愛に活かせそうな情報を入手して、今後の作戦に役立てたいのものですね。
好きな物やよく行く場所などを知ることができれば、「じゃあ、ここに行ってみない?」とデートに誘うこともできますし、今後の関係に繋がっていくはずですよ。
【連絡編】女性が本気で好きな人にとる態度は?

恋愛では、会えない時間のコミュニケーションが進展のカギを握ることも。スマホやLINEを使って相手と簡単に連絡をとれる時代ですから、これを活かさない手はありませんよね。
ここでは、連絡をするとき本気で好きな人にとる態度について紹介します。
自分から積極的に連絡する
「自分から連絡をとる」(30代・愛知県)
「LINEする」(20代・北海道)
好きな人に対して、積極的にLINEなどで連絡をしたいと考える人は多いでしょう。ほかの人とやりとりをするときに比べると、かわいいスタンプや絵文字を使ったり、返信のタイミングを慎重に考えたりすることもあるのでは。たとえばがっついていると思われないように、少し返信を遅らせる人もいますよね。
ただ、返信までの時間に関わらず、好きな人とはなるべく連絡を途切れさせたくないものです。そのため「じゃあね、また今度!」なんて終了メッセージを送ることはなかなかないはず。反対に、気のない相手には連絡頻度が少なかったり、既読無視も多くなることでしょう。
女性から積極的に連絡があり、かつ会話を終了させる流れにならない場合は、脈ありサインと捉えてよさそう。
忙しくても返信する
「ふだん人と連絡を取り続けるのは段々面倒になってしまうが、好きな人にはこまめに連絡したり、やりとりを長く続けられる」(20代・千葉県)
「忙しくても連絡をとる」(30代・大阪府)
忙しいと未読スルーや既読スルーが多くなりがちな人も、本気で好きな人相手なら話は別。時間を見つけてしっかり返信したり、「今ちょっとバタバタしてるから、あとで電話してもいい?」と状況を伝えるなど、マメに気づかうようになります。
どんなに仕事が忙しかろうが、プライベートがバタバタしていようが、「本気で好きな人だから嫌われたくない」という気持ちはLINEにも表れます。すぐに返信できない理由や自分の状況説明が添えられていた場合は、誠心誠意向き合ってくれていると考えられるでしょう。
気になる相手になぜか未読スルー・既読スルーされてしまうという人は、その心理や背景を知ることも大事です。
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返信速度が早くなる
「LINEが早い」(20代・岡山県)
本気で好きな人相手とのLINEは、それ以外の人のLINEとまったく違います。
「即レスして、相手からもたくさん返信をもらいたい」「好きな人を待たせたくない」「LINEがうれしくてすぐに返信してしまう」など、人それぞれ理由は違いますが、本気で好きな人相手には返信が早まる傾向にあるのです。
さらに「また予定が合うとき食事に行きませんか?」や「あの映画、私も気になっているんです」など、次の約束に繋がりそうな言葉があれば、本気度高めのアプローチである可能性が。「ちょっと声が聴きたくなって…」と電話を求めてくる場合も脈ありでしょう。
気になる女性とLINEが盛り上がっている男性は、返信速度についても気にかけてみると、その本心を見極める手がかりとなりそうです。
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本気で好きではない? 男性にする思わせぶりな態度も要確認!

女性にはそのつもりがなくても、男性にとっては「これってアプローチなの?」と勘違いしてしまいそうな〝思わせぶりな行動や態度〟があります。
ただ、〝そんな態度を駆使して好きな人を振り向かせる〟というタイプの人もいましたので、ここでは、両方の視点から寄せられた回答をまとめていきます。
相手を惑わせていないか確認するためにも、女性は自分の言動を振り返ってみるとよいかもしれません。
ボディタッチをする
「(好きな人相手なら)『ゴミついてますよ』と声をかけて、実際に取る。なんでもない人なら、言葉と指差して自分で取ってもらう」(30代・岐阜県)
「ボディタッチ」(20代・埼玉県)
「異性として意識をしていないので、テンションが上がったり嬉しいことがあったとき、抱きついてしまう」(30代・和歌山県)
「ボディタッチ」(30代・広島県)
軽めのボディタッチくらいなら、相手への好意を示すスキンシップとして使うことがあると思います。
しかし手を絡めてきたり、座っている足に手を置いてきたり、恋人にするような過剰なボディタッチは逆に、「相手を何とも思っていない」からこそできる〝思わせぶりな態度〟かも。ともすると相手を勘違いさせてしまうので、女性は安易にボディタッチしすぎないよう気をつけましょう。
特に飲み会の席などは、お酒の力もあり無意識にこのような行為をしてしまう場合もあるので要注意です。たとえ本気で好きではない相手であっても、節度を持った振る舞いを心がけて。
距離が近くなる
「隣の席を必ず選ぶ」(30代・島根県)
「よく話しかける」(30代・東京都)
「一緒にいるときに近づく」(30代・京都府)
「必要以上に関わろうとする」(30代・石川県)
物理的にも精神的にも、距離が近い女性は〝思わせぶり〟な態度をとっているかもしれません。積極的に話しかけたり、大胆に近づいたりなどの行動は、相手をなんとも思っていないからこそのものなのかも。
中には「自分の想いを知ってほしい」という気持ちから、本気で好きな人にあえて近づいていく女性もいるでしょう。ですが、「慎ましくしとやかな人だと思われたい」「軽いと思われたくない」という気持ちから、過度な接近をためらう女性も少なくありません。
突然抱きついてきたり、腕を絡ませてきたり、足に触れるなど思いきりがよすぎるスキンシップがあった場合、それは思わせぶりの行動である可能性があります。〝気がつくとそばにいる〟〝なにかと話しかけられる〟程度の距離のほうが、かえって脈ありサインということも。
笑顔を浮かべる
「いつもニコニコしている」(30代・福島県)
「よく笑う」(30代・神奈川県)
「話しかけられると、誰でもニコニコしてしまう」(20代・東京都)
「笑顔が増える」(20代・福岡県)
笑顔はコミュニケーションの基本ですが、本気で好きな人相手に笑顔を意識する人がいる一方で、誰にでもニコニコしてしまうと答えた人もいます。
笑顔については、人によってまったく価値観の異なる回答が多々寄せられていますので、女性が本気で好きな人にとる態度を見分ける手段としては有効でないといえそうです。相手が笑顔だからといって、好意があると早とちりしないように気をつけましょう。
目を合わせる or そらす
「目をずっと見て話してしまう。相手の話によく笑う」(30代・東京都)
「目をよく見て笑う」(20代・東京都)
「目を見る」(30代・東京都)
「よく目を見る」(20代・北海道)
「少し目線をそらす」(30代・東京都)
アイコンタクトに関しても、ここまでさまざまな意見が挙がっていましたね。それこそ、本気で好きな人の目はつい見てしまう人がいれば、恥ずかしくて見られないという人も。
しかし新たに「思わせぶりな態度の一環として相手の目を見る」勢力が出てきた今、アイコンタクトは笑顔と同じくらいに真意を見分けるのが難しいといえるでしょう。男性は目が合うからといって「好意を寄せられていると勘違い」しない、そして女性は「無意味に相手の目を見すぎない」よう気をつけることが大事ですね。
特に、ふたりきりのとき目をずっと見つめるなど、いかにも好意があるような行動をされたら、男性は「自分に気があるのでは」と勘違いしてしまってもおかしくありません。
悪気なくこういったアクションをとってしまうケースもあるかもしれませんが…周囲の状況も考えて、勘違いさせないよう空気を読むことが大切です。
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意味深な会話をする
「将来の話をする」(20代・神奈川県)
「彼女がいるかどうか聞く」(20代・大阪府)
「ふたりきりになるとおしゃべりになる」(30代・東京都)
〝思わせぶり〟にも色々ありますが、これは、好きな人に好意を匂わせようとしている人の回答でしょうか。何とも思っていない相手に、いきなり将来の話を振る人はなかなかいませんよね。
恋愛対象でない間柄の人でも、恋愛について質問されると少し意識してしまう男性もいるようです。(「自分を恋愛対象として見ているからそんな話をしてくるのだろう」と考えてしまうのですかね。)女性は、その気がないならば「恋人がいる」などと前置きしておくとよいでしょう。
マメに連絡する
「連絡がまめになる」(30代・東京都)
「連絡を返す」(20代・東京都)
「連絡をとる」(30代・神奈川県)
好きな人と連絡をとるときには、何度も内容を考え直したり、本当に今送っていいのかタイミングに悩んだり…何かと時間がかかってしまうというタイプの人もいるのでは。そのため、ただ〝思わせぶり〟な態度をとっているだけの相手には、かえって気兼ねなく返信することができるのかも。
とはいえ、「本気で好きな人相手には返信速度が上がる」と回答した人もいますので、そのときの内容やテンション、盛り上がり方によっては、好意からマメな連絡がきているパターンも十分考えられます。あまりにもお互いノリがよく、円滑にLINEのやりとりが続きすぎて、友情に発展する場合もありそうですね。
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頼る
「お願いをする」(30代・群馬県)
「特別な相談をする」(30代・東京都)
本気で好きな人相手にはできないようなお願いでも、うまく聞いてくれそうな人を選んで頼ってみるという回答が。ちょっと小悪魔的なテクニックです。
「頼りにしています」「○○さんだけです」など特別感たっぷりな発言が多いと、お世辞なのか本心なのか迷わせてしまうかもしれません。好きという言葉を使わずに、きわどいワードをたくさん盛り込んで褒めてくる女性がいたら、ほかの人にも同じことをやっていないか気にかけてみてください。
特別扱いをする
「『特別』って言葉を使ったり、 スカートの中が見えない程度に脚を組み替えたり。真剣な話をしてる時に相手を見つめて髪を耳にかけたりする」(20代・神奈川県)
「ほかの異性とは扱いを変える。好感を持っていることがわかるように特別扱いする」(30代・宮城県)
「『こういうところが、好き』とか言うてしまう」(30代・大阪府)
「褒める」(30代・兵庫県)
色気や意味深な言葉などでアピールされると、正直本気なのか思わせぶりか判断が難しいところですよね。「本気で好きな人以外にもチヤホヤされたい」という思考の女性もいる以上、男性もまんまと騙されてしまわないように気をつけなければなりません。
やはり、〝ほかの人とは違う特別な態度〟や〝自分にだけ向けられた特別な言葉〟があるかで、本気の好意か思わせぶりかを見抜けるでしょう。誰に対しても「好き」と言いがちな女性の言動には、あまり信ぴょう性はないと割りきる必要がありそうです。
優しくする
「優しくしがち」(30代・愛媛県)
「誰にでも優しくしてしまう」(20代・千葉県)
「料理をつくる」(20代・広島県)
人は誰かに好意を抱くと、「何かしてあげたい」と思うもの。しかし中には、思わせぶりゆえの優しさも紛れているようです。
誰に対しても優しくしてしまう自覚がある人は、望まぬ相手に好意を抱かれたり、好意があると勘違いされるおそれがありますので気をつけてください。男性も、優しくされたからといって本気で好かれているとは限らないため、冷静な判断を心がけましょう。
見極めが難しいところですが、優しさの度合いや行動の内容によってある程度は判断できるはず。「これはさすがに、誰に対してもできることではないような…」と思える優しさを感じたときに、本気で好かれている可能性を視野に入れる、くらいがよいのでは。
これって脈あり?それとも脈なし?女性の曖昧な態度を見極めるQ&A

ここでは特に多くの意見が寄せられた「女性の曖昧な態度」について、本心を見極めるコツをまとめました。
Q.いつも笑顔で話しかけてきたり、頼ってきたりする女性は脈あり?
A. 仕事中か、または完全なプライベートかどうかがポイント
本気で好きな人に対して「笑顔を意識する」「頼る」と回答した女性もいれば、ただの思わせぶりな態度として、まったく同じ内容を挙げた人もいます。特に仕事中の笑顔は、業務の一環としている女性も多いことでしょう。滞りなく業務を進めるため誰かに頼る行為も、恋愛感情とは関係ない場合が。
本気の好意があるかを見極めるポイントは、それがあなただけに向けられた特別なものかどうかという点です。プライベートの、殊にふたりきりの時間ならば脈ありです。幸せそうな笑顔を浮かべているとなお良し。
そもそも仕事以外で相手と会うことがない場合、ふたりの関係はまだ深いものではないといえるでしょう。
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Q.自分にだけ冷たい女性は「好き避け」をしているの?
A. 一概にそうとは言いきれないので、過信は厳禁!
本気で好きな人相手に、好き避け的な行動をとる女性も少なくありません。なかなか目を合わせられなかったり、冷たい態度で接したり、中には嫌っているかのように振る舞う人もいます。
ですがもちろん、冷たい態度をとる女性全員がそうというわけではありません。相手を本当に嫌っていて避けているだけの女性が、それを好き避けだと勘違いされたら怒るでしょう。両者の違いはひとえに、「嫌われるようなことをしたか否か」です。
冷たい態度をとられてしまったときには、まず自分と相手との関係や、これまでにあった出来事を振り返り落ち着いた判断をしてください。それが好き避けなのか、嫌い避けなのか、しっかりと見抜く必要があります。
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好意かどうか判断するには、冷静な洞察が不可欠!
人間の心には移ろいやすいところがあります。たとえ好きな人相手であっても、常に同じ態度をとりつづけられるとは限りません。ひとつの言動だけで気持ちを推しはかるのは難しいので、さまざまな視点から客観的に判断しなければなりません。
〝女性が本気で好きな人にとる態度〟だと思っていたのに、実はただの勘違いだった場合、その後が気まずくなってしまうおそれも。女性から意味深な言葉をもらったときは、それが社交辞令や、誰にでも言っているお世辞ではないかどうかを探ってみましょう。目を見つめられたり優しくされたりしても、「自分だけに向けられた特別な態度」でないならば、早合点せず冷静に受け止めたほうが無難です。
そして女性もあらぬ誤解を与えないよう、思わせぶりな態度もほどほどに。お互いに気持ちよくコミュニケーションをとっていくため、本気で好きな相手とも、それ以外の人とも、誠実に向き合うことを意識してみてください。
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