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2023.07.12

「既読スルー」は脈なし? する人の心理や理由・対処法を知ってスッキリ!

「既読スルー」とは、LINEで送ったメッセージが確認済みの状態になっているにもかかわらず、返信がないことを指します。返信が来ないと不安になりますよね。しかし、既読スルーする側にもいくつかの理由が考えられます。本記事では、既読スルーする人の心理やその理由、対処法についてご紹介します。

既読スルーとは? 彼女・彼氏や友達にされることも

まずは既読スルーの正しい意味から紹介。未読スルーとの違い、既読スルーされやすいメッセージの特徴も解説します。

◆ライン等の既読スルーの意味

日常的に使われている「既読無視」や「既読スルー」は、LINEで送ったメッセージが「既読」という確認済みの状態になっているにもかかわらず、返信がないことをさします。

もともと「既読機能」は、東日本大震災をきっかけにLINEが災害時にすぐに返信ができない状況でも「既読」になったことで安否確認ができるという目的のためにつけられた機能です。

でも、メッセージを読んでくれているのに返信がない状態が続くと、送った方は不安感とネガティブな想像が膨らむばかりですね。

仕事関係の相手はもちろんですが、友人や好きな相手に既読スルーされると、最初は「先方も忙しいから」と想像していても、次第に「もしかして何か失礼なことをしてしまった?」と不安は増大し、返信が来るまで気が気でなりません。

ただ実際LINEは読んだけどすぐに返信しない、できないことはよくあることです。それでも自分がメッセージを送信した側だと返信が来ないと、どうしても気になってしまいますね。

せめて、絵文字やスタンプだけでもいいから、レスしてくれてもいいのに、なんて感じてしまいますが、メッセージを送られた相手も、四六時中LINEを見ているわけではありませんから、即レスがなくてもあまり気にしない方がいいかもしれません。

どのぐらい返信が来ないことを「既読無視」「既読スルー」されたと感じるかは人それぞれですし、その内容にもよりますが少なくともLINEなら30分~6時間以内、手紙やメールであれば3日程度といわれています。

ただし、「既読無視・既読スルー」されているときは不安なものですから、不安を解消できるようにしっかり対処していきましょう。

◆既読スルーと未読スルーの違い

「既読スルー」と似ているものに「未読スルー」という言葉があります。「既に確認済み」、少なくともメッセージは確認してくれているという「既読」に対して、「未読」はメッセージを見てくれていない状態を指します。

どちらにも共通しているのは、相手からの返信がないことですが、「未読スルー」の場合は「既読スルー」のようにヤキモキすることはなく、まだ読んでいないから返信がないのは当然、という受け止め方ができます。

◆既読スルーされやすいメッセージの特徴

既読スルーをする人には、それぞれの状況や心理がありますが、その一方で既読スルーされやすいLINEがあるのも事実です。

まず、長文やネガティブな内容のLINEは相手が返信に困ってしまうことが少なくありません。たとえば長文に対して、短い返事をしようとした場合、「相手に面倒臭い、適当だと思われないかな」と考えているうちに、時間が経ってしまい結果的に既読スルーになってしまいます。

また、仕事中や深夜や早朝など相手の状況を無視した時間のやり取りや、一方的な自分の報告や愚痴、スタンプだけの返事に困るような内容もスルーされやすいようです。

携帯電話を持つ会社員
(c)Shutterstock.com

既読スルーする人の理由や心理とは

ここからは既読スルーする人の心の内を紹介します。どんな理由があって既読スルーをするのでしょうか。

◆返信する時間がない

既読スルーする理由として最も多いのは、おそらく「忙しくて返信する時間がない」というものでしょう。「電話の一本もかける時間がなかったの?」というセリフがありますが、LINEはスマホを見るだけだから、もっと時間かからないと思う人がいるかもしれません。でも、仕事モードに入っている時に、急にプライベートな話題に返信するのはなかなか厳しいものです。

むしろ既読になったということは、相手に伝わっていると確認できたわけですから、大目に見る余裕を持ってもいいかもしれません。

◆返信するのを忘れている

これはメッセージを送った方からすると「そんなことありえない」と思いますが、意外とメッセージの内容に納得して「後から返信しよう」と思ったまま、忘れてしまったというケースが多いようです。

特に一日にたくさんのメッセージを受信する人は、緊急性の高い内容から優先的に返信していくので、返信漏れがでるのは仕方ないでしょう。ただし、急ぎで返信が必要な場合はしつこいようでも、もう一度連絡してみてもいいでしょう。本当に忘れていたら、すぐに返ってくるはずです。

◆返信の内容に戸惑っている

会話でもそうですが、イエスかノーのように答えやすいメッセージであれば、即レスもしやすいですが、長い文章や深刻で重い話題の場合は返す方も返信に頭を悩ませます。一方的に自分の近況や愚痴、相談などを送られてきたら、誰でも軽々に返信してはいけないと思ってしまうものです。

そんな時は、どういう内容の返信をしようか、きちんと考えているのかもしれません。ただ単に返信が面倒だとか、そういう理由ではなくて真摯に向き合いたいという思いからきているものだと理解しましょう。

◆返信したくない・無視したい

一番堪えてしまう既読スルーの理由は、とにかく返事をしたくないと、無視をされている状態です。嫌われてしまっているのか、それとも相手の気に障る言葉があったのか、とにかく、何度送ってもこの状態が続く場合は、何らかのトラブルが生じているのかを疑った方がいいかもしれません。

スマホを見る女性
(c)Shutterstock.com

既読スルーされたらいつまで待つ? 相手によって対処法を変えよう

◆多忙な人に返信を催促しない

既読スルーの対処法の定番は、とにかく待つこと。でも、その時間は人によって限度がありますから一概には言えませんが、せいぜい待っても一週間ぐらいでしょうか。

既読スルーをする人の中には、SNSそのものが苦手で、マメに連絡を取ることに重要性を感じていない人もいますが、共通しているのは、とにかく忙しいということです。仕事に追われている状況の中で、どうでもいいような内容のメッセージを送られたり、さらに何度も返信を要求されたりしたら辟易(へきえき)してしまいます。

そのようなことが続くと、相手に悪い印象を与えてしまい、本当に無視されことになるかもしれません。とにかく多忙な人には続けてメッセージを送ったり、返信を催促したり、追い詰めるようなことは避けた方がよいでしょう。

◆催促しないと返信しない相手は期待薄かも

もともとマメに返信しない人や返信を面倒くさがる人は、どんなに言っても返信をしてくれることはないでしょう。あまりにも催促すると、逆にあなたが面倒くさい人と思われてしまいますから気を付けましょう。そういう相手は、返信が面倒くさいと思わないような状況にすることが重要です。

つまり、2人の関係性において、LINEをすることそのものに必要性を感じ、2人の時間を大切にしたいと思えば、催促しなくても、きっと返事をくれるはずなので、返信を強要するようなことはやめましょう。逆に、いつまでも催促しないと返信しないような相手は恋愛として考えると“脈なし”の可能性が高いかもしれません。

◆忘れっぽい人にはどんどんメッセージを

メッセージに返信しようという気持ちがありながらもいつも、つい忘れてしまう“うっかりさん”は結構いますね。「連絡しようと思っていたのに、ついうっかりしていた」というタイプの人には、既読スルーされてもあきらめずに、逆にどんどん返事を促すメッセージを送るといいでしょう。

また、お互いに気を許せる相手であれば、たとえ既読スルーが続いていたとしても、特に深い意味もなく、返信をしていなかったということは十分あり得ます。返信の催促ではなく電話をしてみるというのもいいかもしれません。

携帯電話もつ女性
(c)Shutterstock.com

既読スルーされた時に注意したいこと

既読無視・既読スルーされるというのは、場合によってはとても辛く落ち込んでしまいます。特に好きな人から既読スルーされると悲しい気持ちになるのは仕方がないこと。でも、既読スルーされたからといって、必ずしも相手に脈なしとは限りません。

単にLINEなどでコミュニケーションを取ることが苦手な人なのかもしれませんし、忙しかったり、何か事情があったり…。

ですから数時間、2~3日返信がないからと言って、落ち込む必要はありません。むしろ、もうだめだと思って、相手にイラつく気持ちをぶつけて責めてみたり、空気を読まずに場違いなスタンプを送ったりするのは、かえってうざいと思われてしまいます。

既読スルーされたことをいつまでも根に持たずに、もし悲しかったり、むかついたりしたなら、相手にストレートに伝えることも一つの方法です。はっきり伝えた方が話が早い、ということも世の中にはたくさんあります。

最後に

既読スルーや既読無視は、相手の状況が見えないせいで必要以上に不安な気持ちにさせる場合があります。スルーしている本人は、ほんの軽い気持ちで返信しないだけなのに、待ってる方はとても深刻な思いをしていたりなんてこともありますが、あまり気にしすぎては自分自身を追い詰めることになりかねません。

日常生活にも影響を及ぼすことのないように、時には「既読スルー」をスルーするぐらいのスタンスでいることも大切でしょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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