目次Contents
▼この記事の要点
・彼女からの差し入れが欲しいと感じる男性は約半数。残り半数は不要だと感じている
・しかし不要派の多くは「彼女にうつしたくない」のが理由で、愛ゆえに遠慮している状態。彼の性格を見極めて
・ドアノブにかけるなど受け渡し方法を考えつつ、スポーツドリンクやゼリー、お粥などを差し入れるのが◎
【男性100人に聞いた】風邪を引いたときに差し入れしてほしい?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数122名(未回答含む)。
全国の男性100人に、「あなたは風邪をひいたときに差し入れをしてほしいですか?」と質問したところ、45.1%の人が「はい」、54.9%の人が「いいえ」と回答しました。割合としてはほぼ半々ですが、〝差し入れは不要〟派のほうがやや多いという結果に。
とはいえ不要派からの声としては、「差し入れ自体はうれしいが風邪をうつしてしまったら申し訳ない」というような、差し入れそのものには肯定的なものも多々あります。受け渡しの方法をうまく考えさえすれば、差し入れ自体は喜んでもらえるというケースも多そうです。
そもそも差し入れとは、
慰労や激励などのため、飲食物などを届けること。また、その物。(小学館刊・デジタル大辞泉より一部引用)
のこと。物資そのものだけでなく、心配な気持ちや〝元気になってほしい〟という願いを込めることにも意味があるので、相手の迷惑にならないよう届けることが大前提です。彼氏への差し入れを検討している人は、自己満足にならないよう注意をはらい、差し入れの方法や内容を考えるのがよさそうですね。
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【差し入れしてほしい派】風邪のときに差し入れしてほしい理由

風邪のときは「差し入れしてほしい」と回答した方の代表的な意見をピックアップして紹介します。基本的にはやはり、サポートしてくれる人の存在や差し入れを心強く思い、うれしい気持ちになれるという声が多いようです。
サポートをありがたく思うから
「ありがたいから」(30代・三重県)
「あればありがたい」(30代・長野県)
「しんどいときは誰かのサポートが欲しい」(30代・大阪府)
「うれしい」(20代・神奈川県)
「風邪気味で1人でいると不便だから」(20代・石川県)
ひとり暮らしの人にとって、風邪やつらい体調不良は死活問題になることも。そんなときにこちらの体調を気使い、力になろうとしてくれる存在がいること自体を、ありがたく思うという声がいくつかありました。気を許した彼女からの差し入れであれば、なお頼もしく感じられることでしょう。
彼女とは頻繁に連絡をとりやすいうえに、自分のことをよくわかってくれているので、的確にほしいものを届けてくれるという安心感もありますよね。もしも頼られることがあれば、彼女としてぜひ差し入れをもっていってあげてください。
自分で買い物にいける状況ではないから
「きつくて食料など買いにいけないから」(30代・東京都)
「自分で用意するのが辛くなるから」(20代・千葉県)
「しんどいと買い物に行くのも難しいから」(30代・鳥取県)
「買い物に行くのもつらいから」(30代・千葉県)
仕事を休んだり寝込んだりするほどの風邪となると、外に出ることが難しいケースも多いでしょう。出られたとしても、病院と薬局に足を運ぶだけでもいっぱいいっぱいではないでしょうか。ネットスーパーや出前もあるとはいえ、高熱がでると頭がまわらず商品を選ぶのすら大変…という人もいそうです。
そんなときに、リクエストを聞いて買いまわってくれたり、〝今の彼にこれは役立つだろう〟と考えたものを届けてくれたりなど、気が利く彼女の存在には彼も助けられるはず。差し入れがより愛を深めるきっかけになって、二人の絆を強くしてくれるかも?
食べ物をもらえると助かるから
「元気づく食べ物で、お粥や雑炊が出ると元気に近づけるからです」(30代・埼玉県)
「消化のいい食べ物や飲み物を貰えるとうれしい」(30代・熊本県)
「りんごなどが食べたいから」(20代・神奈川県)
「食べ物が欲しいから」(20代・千葉県)
「もらえるものはもらいたい」(30代・石川県)
「ご飯つくれないので助かります」(30代・兵庫県)
風邪のときに処方される薬は、食後に服用するタイプのものも多いですよね。体力の回復をはかるためにも、なにか口にいれなければいけない状況で、ちょうどよく食料が充実しているとはかぎりません。日々の食事を外食やコンビニ飯などですませているような男性の場合は、冷蔵庫の中身が空っぽ…なんてこともあるはず。
そんなときは消化のよい食べ物や、具合が悪くても食べられるような口当たりのよいものが喜ばれそう。彼女だからこそ知っている彼の好みや、体力回復のための栄養を鑑みて、食べられるものを差し入れしてあげると◎。
とにかくつらいから
「自分で動くのがしんどいから」(20代・東京都)
「具合が悪くて動けないから」(20代・東京都)
「自分で動くのが難しいときだからこそ、助けが欲しくなる」(20代・東京都)
「自分で準備することが大変だから」(30代・沖縄県)
インフルエンザやコロナなど、あまりにもひどい風邪のときはからだを動かすことすら辛いものです。とくに高熱が出ている間は、自分で買い物に出るのも難しいでしょう。ひとり孤独に寝込んでいるとき、彼女からの差し入れがあれば心強く思えそう。
癒しや安心感がほしいから
「安心できるから」(30代・青森県)
「癒しが欲しい」(20代・愛知県)
「心身ともに疲弊しているからです」(30代・奈良県)
「好きな人を見ると心が温まるから」(30代・北海道)
「独りだと寂しいから」(20代・東京都)
体の調子がよくないと、心も弱ってしまうことってありますよね。もはや差し入れの物資そのものではなく、彼女の存在に癒しを感じたり、安心感をおぼえたりしたいという回答もありました。
彼女としても、大好きな彼氏と会えない期間を寂しく思う人もいるでしょう。風邪でデートの予定がなくなってしまった場合などは、差し入れをかねて看病することで、お互いに元気が出るかもしれません。ただしその際はしっかりマスクをして、感染予防につとめるのが吉。看病しにきたつもりが逆に風邪をもらってしまうようなことになれば、お互いに気まずい思いをしてしまいます。
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【差し入れしてほしくない派】風邪のときに差し入れしてほしくない理由

続いて、風邪のときは差し入れをしてほしくない派の意見を紹介します。圧倒的に多かった声は意外にも、「彼女に風邪をうつしてしまったら怖い」という、相手を気使ってのものでした。
風邪をうつしたくないから
「うつしそうで怖い」(20代・埼玉県)
「うつしたくないし、寝かせて欲しい」(30代・東京都)
「うつしたくないので」(30代・北海道)
「移した移さないになるとめんどくさいところがあるから」(30代・青森県)
「風邪をうつすと申し訳ないので、快気後の方がうれしい」(30代・山口県)
「風邪をうつすと悪いので」(30代・北海道)
「お見舞いに来てくれること自体はうれしいと感じるかもしれないが、特に感染症の場合彼女に病気をうつしてしまうかもしれないことが心苦しいし、また病気で弱っている姿を彼女に見られたくないので」(30代・東京都)
差し入れ不要派のもっとも多い理由は、「風邪をうつしたくない」という、彼氏目線での気使いや優しさによるものでした。たとえ自分がつらいときでも、大切な彼女にリスクを冒させたくないという意見には、男性の深い愛情を感じますね。
〝これは人にうつりそうだな〟と自覚できるような症状のときは、ただの風邪ではなく、インフルエンザやコロナに感染していることもありえます。一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は、鼻やのどからウイルスを排出するといわれているそうです。学校保健安全法による外出を控えるべき期間としては、下記のように定められています。
インフルエンザの場合は、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています(厚生労働省ホームページより一部引用)
また、コロナ感染の場合は下記の通り。
新型コロナウイルス感染症では、鼻やのどからのウイルスの排出期間の長さに個人差がありますが、発症2日前から発症後7~10日間は感染性のウイルスを排出しているといわれています。
発症後3日間は、感染性のウイルスの平均的な排出量が非常に多く、5日間経過後は大きく減少することから、特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことに注意してください(厚生労働省ホームページより一部引用)
インフルエンザもコロナも、一度感染してしまうと、想像以上に長い期間、人との接触を避けなければならないことがわかりますね。差し入れを必要とするくらい症状が重く、さらにはそれが長引くようであれば、彼女からの差し入れに助けられるケースが増えるでしょう。
もしも相手がひとり暮らしなら、玄関のドアノブにかけておく、玄関先に置き配してあげるなど、対面にならない方法を考えて差し入れをするのもいいかもしれません。
一人でもどうにかなるから
「自分で何とかできるから」(30代・東京都)
「一人で十分」(30代・北海道)
「必要がないから」(30代・東京都)
「不要だから」(30代・長野県)
「必要と感じないから」(30代・宮城県)
一人ではどうにもならないから差し入れがほしい、と回答した人がたくさんいたいっぽうで、不要派のなかには〝自分ひとりで問題ない〟という強気な男性たちの声も。もともと体が丈夫な人などは、風邪もすぐに治ったり、一晩寝られればだいたいの不調はなくなっていたり、なんてこともあるのかも?
彼女としては彼の強さを頼もしく思えるかもしれませんが、無理はしすぎないようにしてほしいところ。あまりにも風邪が長引いたり、こじらせて悪化してしまったりしたときは、彼女を頼るという選択肢を考えてみてもらうのもよさそう。差し入れが不要と言われたらいったん控えつつも、「何か必要になったときは遠慮なく声かけてね」など一言添えるとよいでしょう。
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ゆっくり休ませてほしいから
「静かに寝ていたいから」(30代・埼玉県)
「静かに寝ときたいです」(30代・三重県)
「ゆっくりしたいから」(30代・兵庫県)
「休ませて欲しいから」(20代・埼玉県)
「Sleep is better than medicine」(睡眠は薬に勝る)ということわざがあります。とくに病院にかかるほどでもないような軽度の場合などは、とりあえず眠りたいと考える人も多いでしょう。
差し入れの方法によるとはいえ、なにかものを買ってきてもらったり届けてもらったりすると、受け取りの際に起きて対応する必要があります。せっかくゆっくり横になっているのに起きて玄関まで行き、届けてくれた人に気を使って対応するのが億劫でも無理はありません。
お互いに気を使ってしまうから
「気を使う」(30代・京都府)
「面倒くさいから」(20代・静岡県)
「気を使われたくないから」(30代・東京都)
「面倒くさいから」(20代・静岡県)
「お返しが面倒」(20代・愛知県)
どれだけ心を許した彼女相手だとしても、まったく気を使うことなく、差し入れにたいしても感謝がないという人はそういませんよね。なにかをしてもらうのであれば、それなりにこちらも気を使い、後日お返しをしたり丁寧にお礼を伝えたりする人が多いでしょう。
来る時間にあわせて起きたり、多少は家を片付けたりなど、体調が悪いときにそんなことを考えるのが大変という気持ちもわかります。玄関にすらあがらず、物を届けたら帰るという彼女にたいして、逆に申し訳なく思い気を使ってしまう…ということもありえそう。
とはいえ差し入れをする側は、見返りを求めず相手のために動こうとする場合がほとんどのはず。体調不良の際にどこまで干渉すべきかは、お互いの距離感や性格によるところでしょうか。彼の考えを鑑みて、突然押しかけて差し入れを渡すのではなく、事前に連絡をとるという気使いも大切です。
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人に会える状態ではないから
「風邪を引いているときは、風呂に入れずに汚い状態だから」(30代・神奈川県)
「人と会いたくない」(30代・茨城県)
「会いたくない」(30代・神奈川県)
体調不良でボロボロになっているときは、とても人に会えるような状態ではなくなります。何日もお風呂に入れなかったり、部屋のなかが荒れていたり。そもそも風邪で声がガラガラになっていたり、咳がひどく会話しにくかったりということもあるでしょう。なるべくならば人に会わずに過ごしたいと感じても無理はありません。
やはり差し入れをする際には、相手となるべく顔をあわせず、手間をかけさせない方法で物資の受け渡しをするのがよさそうです。ドアノブにかける、玄関先におく、宅配ボックスを利用したネット通販でものを届ける…などが親切でしょうか。
お節介に感じるから
「余計なお世話だから」(20代・長崎県)
「お節介だから」(30代・東京都)
少数派ではありますが、性格的に差し入れは受けつけないというタイプの男性もいるようです。彼女といえど、差し入れ行為をお節介に思うような彼氏の場合には、こちらもなるべくそっとしておいたほうがよいでしょう。寂しく感じたとしても、まずは彼が元気になるようゆっくり休ませてあげるのが◎。
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男性が喜ぶ風邪のときの差し入れ

最後に、差し入れをしてもらえるとうれしいものについてアンケートの回答を紹介します。風邪のときは発熱による発汗があるので、水分補給が大切なほか、食欲がなくても食べやすい「果物」「ゼリー」「アイス」なども人気です。また、おかゆなどのレトルト食品や冷凍食品など、簡単に準備ができる食べ物があると便利そう。
スポーツドリンク
「スポーツドリンク」(30代・神奈川県)
「アクエリアス」(30代・東京都)
「スポーツドリンク、風邪薬、ゼリー、レトルトおかゆ」(20代・石川県)
「ポカリスエット」(30代・千葉県)
「ポカリスエット」(20代・東京都)
「スポーツドリンク」(20代・愛知県)
定番の差し入れ、スポーツドリンクがうれしいという回答がたくさん寄せられました。水分だけでなくミネラル補給ができるので、風邪の際にはおすすめです。ただし糖分や塩分がたくさん含まれているため、飲みすぎには要注意。もしも彼が脱水状態に陥っているようならば、経口補水液を選んでもよいでしょう。
2リットルの大きなサイズを買っていくと、コップに注ぐ手間があったり、今度はそのコップを洗ったり…という作業が増えてしまうかもしれません。なるべく飲みきりサイズのものを買っていったほうが、枕元に置いてそのまま飲みやすいかもしれません。
果物
「果物」(30代・長野県)
「リンゴ」(30代・北海道)
「フルーツ」(30代・三重県)
「酸っぱくない果物、プリンやクレープなどの濃厚な洋菓子」(30代・神奈川県)
口当たりのよいさっぱりとしたフルーツならば、食欲がないときでも食べられることがありますよね。人気のリンゴにはさまざまな栄養素が含まれているので、体力回復に一役かってくれそうです。
皮を剥いたり切り分けたりする手間があるので、缶詰やカットされたパックのものを選ぶと◎。食べやすいように、ジューサーなどですりおろしてあげてもよさそうです。ただしフルーツはもともと日もちしないものが多いので、彼の状況を鑑みて適切なものを選びましょう。
ゼリー
「ゼリー」(30代・東京都)
「ゼリー」(20代・神奈川県)
「ゼリー、ポカリ」(30代・東京都)
「ゼリー、ポカリスエット」(20代・埼玉県)
さっぱりとした口あたりのゼリーも人気です。デパ地下のおしゃれなデザインのゼリーやお取り寄せの詰め合わせなどではなく、できればエネルギー補給源になるような、コンビニやスーパーで売っている市販品がよいでしょう。喉が腫れてしまい痛みがあるときでも、ゼリーならばするっと食べられるかもしれません。
人気のinゼリーシリーズは、種類も豊富で味も抜群。『inゼリー マルチミネラル』には、5種のミネラル(鉄、カルシウム、亜鉛、銅、マグネシウム)が配合されているだけでなく、1日に必要なミネラルの1/3(※マグネシウム以外)が手軽にとれるようつくられています。風邪以外のときにも役立ちそうですし、家にストックしておくと何かあったとき安心です。
風邪薬
「市販の風邪薬」(30代・奈良県)
「風邪でも飲める飲み物」(20代・東京都)
「風邪薬や栄養があって簡単に食べられるもの」(20代・静岡県)
「薬や飲み物、ゼリー食品など」(20代・東京都)
市販の風邪薬を買ってきてもらえると助かる、という声も。普段滅多に風邪などひかないような人の場合は、常備薬を用意していないということもあるでしょう。最近ではコンビニで買えるものも増えてきたので、以前に比べると簡単に手に入るようになりました。
とはいえ、市販薬の多くは風邪を根治させるためのものではなく、咳、のど、鼻水など諸症状を緩和するためのものです。彼の状態が悪く苦しそうなときには、病院で薬を処方してもらうよう提案してみましょう。
ほかにも冷却シートやマスク、汗拭きシート、ティッシュ、のど飴など、風邪をひいた際の必需品をあわせて持っていくのも親切です。たとえ今回の風邪で使わなかったとしても、そのまま彼の家のストックとして役立つときがくるはず。
飲み物
「飲み物、ゼリー」(30代・鳥取県)
「飲食物」(30代・東京都)
「水分補給になるもの」(30代・東京都)
「栄養ドリンク」(30代・熊本県)
「ジュース」(30代・広島県)
風邪で体調が悪いとき、水分補給はとても大事です。今回のアンケートではスポーツドリンクがほしいという声が最多数でしたが、それ以外にも、水やジュースなどさまざまな飲料をそろえてあげてもよいでしょう。栄養や効能を考えるのとは別に、彼のお気に入りのドリンクを一緒に添えてあげるのも◎。彼女ならではの視点で、彼が喜んでくれそうな飲み物を差し入れしてあげましょう。
アイスクリーム
「アイス」(30代・埼玉県)
「アイスクリーム」(30代・山形県)
熱で火照った体を冷やしてくれるような、ひんやりとしたアイスクリームを食べたくなるという人も。アイスが食べたい気持ちはとてもわかりますが、体を冷やしてしまわないよう、食べ過ぎには要注意。高脂肪のものだと胃腸に負荷がかかりすぎることもあるので、どうしても食欲がわかないときの最後の手段として、冷凍庫に入れておく…くらいがよいでしょうか。
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体によさそうな食べ物
「体にいい食べ物とか」(20代・広島県)
「温かいもの」(20代・京都府)
「鶏肉の雑炊や果物です」(30代・埼玉県)
「お粥、ウィダーインゼリー、葛根湯等」(30代・兵庫県)
風邪を治すのに役立ちそうな、体によい食べ物を差し入れて欲しいという声も。仲のよい彼氏であれば手作りの料理もよさそうですが、コンビニやスーパーへ行けば、レトルトのお粥やレンジであたためるだけの雑炊など、即席で食べられる商品もたくさん売っています。うどんのように消化がよいものもおすすめです。
彼が彼のタイミングで好きなものを食べられるように、いろいろな種類を取り揃えて差し入れてもよさそうですね。なるべく日もちするものを選ぶことで、食品ロスを防げるだけでなく、彼自身も自分のペースで食べられるようになるはず。免疫力を高められる、栄養素が豊富な一品を用意してあげましょう。ただしその際は口当たりのよさや食べやすさなど、体調の悪い彼の目線にたって商品を選んでみて。
彼が負担に思わない方法で、彼のためになる差し入れを
風邪をひいた彼氏に差し入れをする際には、受け渡しの方法に十分気を使いましょう。ドアノブにそっとかけておくなど、なるべく顔をあわせず、家のなかにもあがらないですむようなやり方がおすすめです。
差し入れをうれしく思い喜んでくれる人がいるいっぽうで、なるべく控えてほしいと感じている人も少なくはありません。その理由が「彼女にうつしたくない」「気を使わせたくない」など、彼女のことを想ってのものだった場合にはともかく…彼氏が心から不要だと感じている場合、無理に会おうとするとお互いの心がすれ違ってしまうかも。
彼が差し入れをよく思わないタイプなら、頼まれない限りお節介はしないと決めることも大事です。辛そうな彼を放っておくのはとても心配なことですが、彼自身が「大丈夫」だというのであれば、その彼の言葉を信じてあげるのもまた愛でしょう。なるべく彼の負担にならないよう、〝顔が見たい〟という気持ちをグッとこらえ、ゆっくり寝かせてあげることを第一に考えてみて。
彼が助けを必要としているときには動けるよう、「ほしいものがあったら届けに行くから言ってね」の一言を伝え、あとは自分の生活を大切に過ごすと吉です。差し入れをすべきかどうかも含めて、あくまでも自分のためではなく、彼に元気になってもらうための方法を探すと◎。
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