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【女性100人に聞いた】「結婚に向いていない」と思ったことはある?
※アンケート20~39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に「結婚に向いていないと思ったことはある?」 と質問したところ、50.4%の人が「はい」、49.6%の人が「いいえ」と回答。ちょうど半分ずつ意見が割れる結果になりました。
具体的には、「周りから良い話を聞かないので心配」「妻として完璧にやっていく自信がない」などの意見が寄せられているようです。すでに誰かと結婚し夫婦生活をおくるなかで、「向いてないなあ」と感じるような人もいるかもしれません。いったいどのようなタイプの人が、「結婚に向いてない」のか気になるところ。
とはいえ、結婚に不向きの特徴や性格があるとしても、それはあくまでも傾向の話にすぎません。どのような人にも、この世界のどこかに運命の相手がいて、相性ぴったりのパートナーとして支え合える、という可能性は十分にあるでしょう。自分や他人を「結婚に向いてない」人だと決めつけてしまわないよう、視野を広くもつことが大切です。
「結婚に向いていない人」の特徴とは?
自分が結婚に向いていないと思う人には、それぞれ何か共通点があるのかも。ここではみなさんからのアンケート結果を参考に、「結婚に向いていない人」の特徴をまとめてみました。
自分ファースト主義
「ひとりで全部決めたい」(30代・広島県)
「我が強い人」(30代・東京都)
「自己主張の激しい人。全て完璧にできる人」(20代・栃木県)
「自己中心的。融通がきかない。意見を曲げない。共感しないで自己主張のみ」(30代・北海道)
「自分のことしか考えられず、自由奔放に生きてるような人は向いていない」(30代・東京都)
「自分ファーストな人」(30代・東京都)
自由気ままな独身生活とは異なり、結婚生活はパートナーとの共同生活が軸となります。ときには意見を譲ったり、自分が我慢したりしなければならない場面も出てくるでしょう。そのためか、自分の希望を最優先に生きるタイプの人は結婚に向いていない…という回答が圧倒的多数でした。
どうしても自分を曲げることができない人は、結婚後パートナーとのトラブルや喧嘩も増えがちに。あるいは無理をして我慢をかさねた結果、大きなストレスを抱えてしまうこともあるかもしれません。
思いやりに欠ける
「相手に押し付けがましい気持ちがすぐに出る人。強要する心が強い人」(30代・和歌山県)
「他人のために時間を使えない人。気遣いができない人」(30代・広島県)
「人の気持ちが分からない」(30代・青森県)
「思いやりがない。相手の気持ちがわからない」(20代・広島県)
夫婦として、家族として結婚生活を送るのならば、相手への気遣いや思いやりはあってしかるべきものです。愛するパートナーが相手である以上、誰にだって気遣いくらいできるとも思われがちですが、いざ一緒に暮らしてみると、そうとは限らないケースも多々あります。
細かな生活習慣のくせや価値観の違いが浮き彫りになったとき、「相手に合わせる」にあたっても思いやりが必要です。相手の事情を鑑みてあげられる思いやりがないと、結婚生活がギスギスしたものになってしまうかも。
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お金の使い方が極端
「お金にだらしない」(30代・愛知県)
「お金の管理ができない人」(20代・岐阜県)
「金遣いが荒い人。ギャンブルやキャバクラに金を使う人」(30代・群馬県)
「ケチでうるさい」(20代・山梨県)
「借金をしている。暴力を振るう人」(30代・岡山県)
入籍して法的に夫婦となる場合、その後の収入は共有財産として扱われます。夫婦それぞれやりくりの方法は異なるとはいえ、独身時代のように、片方の独断やわがままで給料や貯蓄を使い込むことは問題になるでしょう。
そのため結婚前から金銭感覚に不安があるような人は、結婚に向いていないと言わざるを得ない部分も。お金の管理能力がないとみなされると、向き不向き以前に、相手側から結婚を断られることもありえます。節度をもって、常識の範囲内でお金のやりくりができる人のほうが、結婚には向いていそうです。
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ひとりでいることが好き
「ひとりが好き」(30代・東京都)
「縛られたくない人」(30代・東京都)
「ひとりでいるほうが楽な人。人との付き合いより、優先したい趣味などがある人」(20代・東京都)
ひとりの時間を大事にしている人は多いでしょう。たとえ仲が良い恋人同士であったとしても、当たり前のように毎日一緒にいれば、疲れを感じてしまうこともあります。
結婚するとなると、夫婦の多くは同じ屋根の下で暮らすことになります。ひとりでいることが好きすぎて、他人との共同生活が耐えられないほどの人は、結婚には向いていないかもしれません。「そこまでではないけれど、ひとりの時間は欲しい」くらいならば、住む家の間取りやお互いのライフスタイルなどをうまく合わせていくと◎。
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しっかり者すぎる
「1人でなんでもできる人」(20代・千葉県)
「何でもできる人」(30代・静岡県)
もはや生涯のパートナーなど不要というほどに、心身ともに自立している人もいます。結婚に向いていないというよりは、結婚に意味を見出せない、という場合もありそうです。
手助けをしたり面倒をみたり、養ったりすることを喜びと思えるような相手と巡り合えるならば、高い自主性もポテンシャルとして活かされそうです。あるいは同じくらいに自立している人とならば、居心地のよい共同生活を送れるかもしれません。
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モラハラ気質
「モラハラ。店員に対してえらそうな態度をとる」(30代・千葉県)
「モラハラ気質。人の話を聞かない、謝れない。女性を下に見ている」(20代・宮城県)
モラハラとはモラルハラスメントの略で、言葉や態度での嫌がらせやいじめのことです。このような場合は結婚に向いていない以前に、人との交際に不自由がある場合も。
お互いを尊重してこその結婚生活において、相手をおとしめるような言動は大問題。パートナーにモラハラ気質を感じた際には、結婚する前に離れるか絶対に直してもらうべきでしょう。あるいは自分自身に心当たりがある場合、生き方を見つめ直し、人との関わり方を考える機会をつくるほうがよいかもしれません。
「結婚に向いていない人」が円満な結婚生活を送るためにできることは?
続いて、「結婚に向いていない人」が円満な結婚生活を送るためにできることを紹介していきます。もしも結婚に向いていないという自覚がある人は、いずれ結婚したいと感じたときに、その希望が叶うよう理想の自分を意識して動きましょう。
相手を尊重する
「お互いを尊重する」(30代・埼玉県)
「お互いを理解する」(30代・愛知県)
「自分ファーストではなく、周りの人間を受け入れる」(30代・千葉県)
「相手を理解し、違いがあっても受け入れるようつとめる」(20代・東京都))
「他人を愛する心をもつ。思いやり。相手のせいにしない」(30代・群馬県)
「違いを理解し合う」(30代・東京都)
結婚生活は、育った環境や価値観の異なるふたりがともに暮らすことです。なので、自分の意見と同じくらい相手の意見を尊重して受け入れられるような、心の余裕が大事です。
相手の意見を否定して、自分の気持ちを押し付けてしまうとなかなかうまくいきません。ときには妥協も必要です。愛する人が大切にしている価値観や考えを、パートナーとして受け止めてあげましょう。
コミュニケーションを大切にする
「お互いよく話し合うこと。相手を尊敬し合うこと」(30代・岐阜県)
「話し合いをすること。価値観をすり合わせる」(30代・東京都)
「話し合う。自分と考えが違う人間がいることを知ってもらう」(30代・神奈川県)
「相手を観察する、コミュニケーションを意識して取るなど、相手に寄り添う努力をする」(20代・埼玉県)
「話を聞く」(20代・愛知県)
今日はどんな1日だったのか、最近はどんなことにハマっているのかなど、日頃から積極的にたわいもない会話ができる環境をつくっておくと◎。
普段から会話が多いとお互いへの理解度も高まるので、価値観を合わせやすく、円満な家庭環境を築きやすくなります。小さなことに対しても「ありがとう」の気持ちを忘れず、口に出して伝えるように心掛けるとさらによいでしょう。「黙っていても伝わるだろう」「察してもらえるだろう」という、驕った考え方はNGです。
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干渉しすぎない
「お互いに干渉しすぎないようにする」(30代・大阪府)
「適度な距離感、価値観や生活の違いを受け入れる」(30代・栃木県)
「干渉し合わない」(20代・兵庫県)
「相手に対する思いやりをもち、過剰に干渉しないこと」(30代・大阪府)
「お互いに無理ない範囲で配慮することです」(30代・千葉県)
相手を大切に思うがゆえ、パートナーにたいして過干渉になる人もいるでしょう。夫婦である以上は、すべてを把握しておかないと不安…という気持ちもわかります。
とはいえ、お互いのプライバシーや適度な距離感もときには大事です。相手が心を開きやすい存在としての空気感を保ちながら、ちょうどいい距離感を意識すると◎。優しく静かに見守ることも、立派な愛情表現なのです。
許容範囲を広げる
「ある程度こだわりは捨てていく」(20代・東京都)
「許容できる心をもつこと」(30代・東京都)
「自分が引くことを覚える」(20代・埼玉県)
「妥協点をお互いにもつこと」(30代・新潟県)
「ときには折れることも大事」(20代・東京都)
完璧な人はいないと理解し、許容範囲を広げて柔軟な考え方をすることも夫婦円満の秘訣。自分自身の心を安定させて他者に愛情を注ぐことで、心の器を大きく保てるのではないでしょうか。
意見をすり合わせお互いの主張を理解することは大事ですが、論破しようと躍起になったり、相手より優位に立とうと責めたりしても何も生まれません。「確かにそうだよね」と、ときには自分が折れる心構えをしておきましょう。
ひとりの時間をつくる
「ひとり部屋をつくるなど、ひとりの時間も大切にする」(30代・福岡県)
「結婚に向いていない人は、おそらく自分の時間を取られるのが嫌だけど、1日のうちにどこかで誰かと繋がっていたいと思う人だと思う。個人スペースをそれぞれ設けて、互いに自立した生活を送る」(30代・宮崎県)
「自分の時間を確保するようにする」(30代・大阪府)
もともとひとりでいることが好きな人の場合、結婚相手とはいえ、パートナーと四六時中一緒にいると疲れてしまうことが。相手をどれだけ愛していたとしても、ひとりの時間がないと辛いということは起こりえます。
そんなときに自分の自由な時間を設けて気分転換ができれば、ストレスも溜まりにくく、心の余裕をもって夫婦生活をおくることができるでしょう。別々の時間を過ごすことでメリハリができ、新鮮な気持ちで向き合えるかもしれません。
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別居婚を選ぶ
「別居。単身赴任。家事代行。結婚前に契約書を書く」(20代・秋田県)
「別居婚して尊重しながら、距離を保ちながら生活する」(30代・北海道)
「別居婚する。会いたいときに会えばいい。それぞれ自分の時間を大切にしてるのを尊重する」(30代・神奈川県)
「一緒に住むということはしなくても、パートナーとしてたまに会うという関係でいいと思う」(20代・東京都)
単身赴任や生活リズムが合わない場合などは、別居婚を選択肢にいれる夫婦も。「平日はお互い別の家で過ごし、週末だけ一緒に過ごす。メリハリのある生活ができて楽しいです」との意見も挙げられていました。
ただしこれは、あくまでもお互いの気持ちが一致していることが前提となります。自分だけの判断で決めようとするのは絶対に避けるべき。夫婦ふたりに関係することは、なるべくふたりで相談していきましょう。
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その他
相手の気持ちを想像する
「話し合い時に自分の意見を押し付けない」(20代・愛知県)
「人の気持ちを理解する努力をする。自分のことだけを考えない。一緒に暮らす人を気遣う努力をする。そもそも結婚をしない」(20代・東京都)
「人をよく見て行動する」(30代・神奈川県)
「相手を尊重する」に近い考え方ですが、「相手の立場になって気持ちを想像する」余裕をもつことも大事です。一対一で向き合っていると、お互いに意見が衝突したとき、思わずヒートアップしてしまうこともあるでしょう。そのようなときに、一度冷静になって相手のバックボーンを想像する癖をつけると◎。頭を冷やすための時間を設けるのも大事です。
自分を見つめなおす
「自分のキャラをかえる」(30代・神奈川県)
「自分を変えて、周りの人の気持ち考えるようにする」(30代・東京都)
「今の自分の性格を見つめ直して少しずつ直すべき」(20代・東京都)
自分が「結婚に向いていない」と感じたところで、今すぐに実行できる手段というのは限られています。たとえ他人を変えることは難しくとも、自分を変えることならばできるはず。内省をつうじて自分の欠点をあらため、よい部分を伸ばすことができれば、結婚生活がより有意義になるかもしれません。
パートナーが引っ張っていく
「奥さんがうまく転がして旦那を動かすしかない」(30代・埼玉県)
自分を変えるというよりは、相手を上手に手のひらで転がすしかない…という回答も。妻が夫を引っ張っていくという逆のパターンもあるでしょうし、夫婦間のヒエラルキーによっては有効な手段でしょう。夫婦間の問題を解決するというよりは、結婚に向いてないと感じたその状況を、一時的に改善するのにはよさそうです。
夫婦間のルールを決める
「お互いにルールをつくる。自由な時間をつくる」(30代・東京都)
「役割分担をする」(20代・栃木県)
夫婦間で通用するルールを取り決めることで、結婚生活の不要なトラブルやストレスを減らすことができます。ルールに縛られ過ぎてがんじがらめになるのは辛いですが、判断に迷ったり悩んだりしたとき、お互いの軸となる共通のルールがあると楽な部分も。
「夕飯がいらないときは必ず16時までに連絡をする」「ゴミ捨てとトイレ掃除は夫担当、風呂掃除と掃除機は妻担当」など、ルールをつくる際は具体性を大事にしましょう。
「結婚に向いていない」と自覚したのはいつ?
人はどんなときに「結婚できないかもしれない」と思うのか、アンケート結果から具体的な内容をピックアップ。共感できる「あるある」なものから、「確かにそうかも…」と新たに気づかされるようなものまで、幅広い回答が集まりました。
自分の性格に問題を感じたとき
「心が狭いなと感じる」(20代・女性・公務員・未婚)
「すぐに対象者にあきる」(30代・女性・アルバイト・未婚)
自分の行動や態度を振り返ったときや、恋愛がうまくいかなかったとき、「結婚できないのは自分の性格や考え方に問題がある」と考える女性は少なくないよう。恋愛に前向きになれるタイミングやきっかけなどを掴めればよいのですが、なかなか難しいようです。
いい出会いがないと感じたとき
「出会いを求めて積極的に行動できていない」(20代・女性・自営業・未婚)
「すぐダメな男に引っかかる」(30代・女性・会社員・既婚)
「なかなかいい人と付き合えない」(30代・女性・専業主婦・既婚)
なかなかいい人と出会えないとき、恋愛や結婚への自信を失ってしまう人もいます。先の見えない不安から、「このままで本当に運命の人と出会って結婚できるの?」と、未来を悲観しすぎないように気をつけましょう。
家事ができないと感じたとき
「家事全般が、付き合っている相手よりも出来ない」(30代・女性・専業主婦・既婚)
料理、洗濯、掃除など、家事が苦手だと感じたとき、それが結婚への不安につながるという人も。家事は女性がやるものと決まっているわけではありませんが、できるに越したことはありません。家事が得意なパートナーを見つけることができればよいのですが…。
実家暮らしやひとりが気楽なとき
「ひとり暮らしをしているので、気楽だと感じたとき」(30代・女性・会社員・未婚)
「いつまでも実家で暮らしている」(20代・女性・無職・未婚)
自分にとって心地よいライフスタイルが定着してしまい、それを崩せないと感じる人も結婚に向いてないと思うようです。もともと結婚願望が強くないなど、そのままおひとり様を楽しむことにまったく抵抗がない人もいるでしょう。
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「結婚に向いていない人診断」をやってみよう
「もしかして、自分は結婚に向いていないかも…?」と感じた人は要チェック。当てはまった数が多ければ多いほどに、「結婚に向いていない」可能性が。
自分のどこが結婚に向いていないポイントなのか、客観的に見つめ直す機会になるかもしれません。
◆ひとりの時間が好きすぎる
他人との暮らしに耐えがたいストレスを感じる場合は、結婚に不向きな性格といえるかもしれません。ひとりの時間を大切にするいっぽうで、他人との時間も楽しみ大切にできる…という場合はセーフです。
◆素直に謝れない
自分を曲げることが許せず、どうしても意見を変えたくない・謝りたくないという人は要注意。結婚だけでなく、他の場面でもコミュニケーションに支障が出る可能性が。
◆人のペースに合わせられない
相手が合わせて当然というスタンスでいると、結婚生活のトラブルのもとに。思いやりの心をもってパートナーと向き合えるかどうかが、円満な結婚生活を送るためのポイントです。もちろん、相手を否定し自分に従わせるようなスタンスはNG。
◆不規則な生活をしている
結婚し同居生活が始まると、食事や睡眠など、ともに暮らすパートナーに生活リズムを合わせなければいけないこともあります。早起きができない、ジャンクフードばかり食べている、毎晩明け方までゲームをしてしまう…など、生活習慣の乱れが結婚生活に影響することも。
◆金銭管理が苦手
ギャンブルが大好き、借金がある、貯金ができない…などの金銭的な問題は、結婚生活の不安要素に。入籍後に発覚した場合は、離婚のきっかけになるケースもあるでしょう。なるべく身辺整理をして、後ろめたい部分のない生活をおくるよう意識すると◎。
◆なにげない会話を面倒に思う
会話が得意でないだけならともかく、面倒くさく思い、ストレスに感じてしまうタイプの人は結婚に向いていない可能性が。お互いに寡黙なタイプ同士の結婚ならばともかく、そうでない場合には心のすれ違いに繋がるかもしれません。
◆報連相が苦手
貯蓄や保険のこと、仕事や健康のこと、あるいは子育てのことなど…夫婦になると、報告・連絡・相談を徹底しなければならない話題が一気に増えます。帰り時間の連絡など日常的な部分も含めて、状況をシェアできるような報連相のスキルは必要になるでしょう。
◆恋愛脳タイプ
結婚とは、夫婦として家族としての新しい関係性を築くことです。「いつまでも恋人同士のように」と、仲のよい夫婦関係を維持することは大切ですが、それだけではうまくいかない場面もあるでしょう。相手の日常や気取らない姿にがっかりしたり、気持ちが冷めたりしがちな人は要注意。
0~3個当てはまった人
結婚に向いていないとはいいがたく、円満で充実した結婚生活を過ごせる可能性がありそうです。自分の直すべきところや結婚に求めているものが明確なぶん、状況をどう改善していくべきかを見極める力もあるでしょう。
4~6個当てはまった人
やや結婚に向いていない可能性があります。とはいえ、改善点を見直すことでじゅうぶんパートナーとの生活を整えられるでしょう。自分と相手がそれぞれ大切にしているものを、お互い受け入れる余裕をもつと◎。
7~9個当てはまった人
他の誰より、自分自身が「結婚に向いていない」と強く自覚しているのではないでしょうか。向いていないからといって、結婚生活がうまくいかないと決まっているわけではありません。その「向いていなさ」ごと受けとめともに歩んでくれるようなパートナーと、唯一無二の結婚生活を送る可能性があるでしょう。
愛とは同じ方向を見つめること
「自分は結婚に向いていない」と感じても、それをネガティブにとらえすぎることはありません。向き不向きは誰にでもあるものですが、向いていないからといって離婚を考えたりせず、円満な結婚生活を続けている人はいます。
結婚生活がうまくいかずに苦戦している人は、結婚にたいして大きな期待や思い込みがあるのかも。夫婦のかたちは人それぞれですので、決まった形が定められているわけではないのです。
『星の王子さま』で有名なサン=テグジュペリは、「愛とはお互いに見つめあうことではなく、ともに同じ方向を見つめること」だと言ったそうです。日頃から夫婦間でしっかりコミュニケーションをとることを心がけて、お互いの気持ちを理解できるように寄り添いあえば、ふたりは同じ方向を向いてまっすぐに進むことができるでしょう。
たとえ結婚して夫婦になっても、もともとは生まれも育ちも異なる他人同士。入籍と同時に最初から完璧な夫婦になれる人はほとんどいないはず。多くの夫婦はともに生活していくうち、さまざまな壁や衝突を乗り越えて、自然と夫婦としてのありかたを見出していくのではないでしょうか。いつも一緒にいてくれることに感謝の気持ちを忘れず、パートナーとの時間を大切に過ごしていきましょう。
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