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2021.09.28

「協調性がない人」に見られる特徴とは? その心理やデメリット、上手な対処法について解説

まわりに「協調性がない」と思うような人はいますか? 「協調性がない」人は、自分のペースを軸に行動しており、他人に合わせて進むということが苦手です。そんな「協調性がない」人とは、どのように関わったらいいのでしょうか。ここでは、「協調性がない」人に見られる特徴や心理、上手な対処法について紹介していきます。

【目次】
「協調性がない」とは?
「協調性がない」ことのデメリットとは
「協調性がない」人の特徴とは
「協調性がない」人への上手な対処法とは
「協調性」を育む方法とは
最後に

「協調性がない」とは?

(c)Shutterstock.com

ビジネスシーンや日常の会話で、「あの人は協調性がないよね」「協調性が欠けているよね」という言葉を耳にしたことはありませんか? 具体的に、どのような言動をしてしまうと「協調性がない」と言われてしまうのか考えてみましょう。

「協調性がない」の意味

そもそも「協調」とは、「利害や立場の異なる複数の人間が、お互いに譲り合ったり妥協しあったりしながら、ひとつの目標に向かっていこうとする働き」のことを指します。したがって「協調性」とは、「異なる立場の人同士が、譲り合いながら協力できる素質」のことです。

また、ビジネスシーンにおいては、組織全体を優先して柔軟な対応が出来たり、効果的なサポートが出来たりする人のことを、「協調性がある」人ということがあります。

つまり、「協調性がない」「協調性に欠けている」とは、「相手に合わせることをしない」あるいは「できない」という意味です。

「協調性がない」ことのデメリットとは

「協調」と「協調性がない」の意味を理解したところで、続いては、「協調性がない」ことで、もたらされるデメリットについて紹介します。

1:こだわりが強いため、周囲と上手くなじめない場合が多い

強いこだわりを持っている人は、周囲と合わせようとする意識が低く、自分の意思を通そうとするため、集団行動をする際は「協調性がない」と非難されたり、馴染めなかったりすることが多いです。

2:協力者を得にくい

「協調性が低い」人は、常に自分のペースで行動しようとし、自分が周りに合わせようとしないため、同調者が少なくなる傾向にあります。結果として、自分がなにか行動をするとき、協力者を得にくくなってしまうのです。

3:周りから疎まれてしまう

他の2つのデメリットでも解説したように、「協調性が低い」人は、自分のやりたいペースで物事を進めようとする傾向が強いです。それは、言い換えれば、自分の軸を持っているということでもありますが、時と場合を選ぶ必要があります。

分別せずに常に周囲に合わせることをしないでいると、時と場合によっては周りから疎まれてしまう、いわば「出る杭」状態になってしまうのです。

「協調性がない」人の特徴とは

(c)Shutterstock.com

では、具体的に「協調性がない」人には、どのような特徴があるのでしょうか。自分に当てはまるかも… と思った方は、これを機に「協調性」について考えてみてください。

1:自己中心的

「協調性がない」ということは、「自分が良ければそれで満足だ」と思っていると言い換えることが出来ます。また、相手のことを考えるのが面倒くさい、人付き合いが面倒くさいと思っている節があり、他人に興味がない事が多いのです。

2:自分が正しいと思い込みがち

「協調性がない」と言われたり思われたりする理由の一つに、「いつも自分が正しいと思い込んで、他人の意見に耳を傾けることが出来ない」という特徴があります。自分が正しいと思い、自分と違った考えや意見を持った人と真っ向から対立してしまうので、「協調性がない」と周りから認識されてしまうのです。

「そういう考え方も一理ある」という風に考えることが苦手なので、相手を強く否定して傷つけてしまったり、トラブルになってしまったりします。

3:優秀であるがゆえに、思いやりに欠ける場合がある

自分が周りより勉強ができたり、仕事ができたりする人の中には、「どうしてこんなに簡単なことができないのか」と、出来ないことを責めたり、見下してしまう人がいます。どうしても、「自分が出来るのだから、周りも出来て当たり前」だと思ってしまうのです。

「協調性がない」人への上手な対処法とは

「協調性がない」人は、総じて自分のペースを軸に行動しており、他人に合わせて進むということが苦手です。そんな「協調性がない」人には、どんな対処をすれば良いのでしょうか。

1:無理にコントロールしようとしない

「協調性がない」と言われる人は、自分が正しいと思った通りに動いたり、一番合理的だと思った方法で行動しようとするため、人に合わせることが苦手です。しかし、悪気があって人に合わせないようにしているのではありません。したがって、「どうして皆と一緒に出来ないの?」「空気を読んで」などと責めないでください。

無理やり行動をコントロールしようとすると、余計拗れてしまったり、トラブルの原因になってしまったりする場合があります。

2:個人かつ、自分のペースで出来る仕事をしてもらう

「協調性がない」人の特徴でも述べましたが、「協調性がない」と言われる人は、自分一人で何でもできてしまう優秀な人が多いです。したがって、その良い部分を活かせるように、一人でもできる仕事や、自分のペースで作業が出来る仕事を依頼すると良いでしょう。

人には誰しも、向き不向きがあります。適材適所で、それぞれの個性を生かして仕事を割り振ることで、お互いに居心地よく仕事をすることが出来るのです。

3:程よい距離感を持って接する

「協調性がない」人は、「こういうことをしたら相手が困るかもしれない」「こういう言葉を言ったら相手は傷ついてしまうかもしれない」ということ自体をあまり考えません。ですので、もし心無い言葉を言われた場合でも、真に受けず、受け流すことがうまく付き合っていく上で大切です。

また「協調性がない」人は、他人に合わせることよりも一人でいることを好む傾向にあるので、自分が辛いと思ったら、無理に関わる必要はありません。

「協調性」を育む方法とは

(c)Shutterstock.com

「協調性がない」人も、自分の軸を持っていたり、他人に影響されないこだわりや強い意志を持っていたりと、良いところもあります。他人の意見を取り入れる余裕を持ったり、様々な考えを許容できるようになったら、さらに自分の可能性が広がります。

ですので、「協調性がない」かもしれないと感じる方がいたら、「とにかく一度は挑戦してみよう」の精神で、いろんなことにトライしてみたら良いのではないでしょうか。

最後に

「協調性」と一言で言ってしまうのは簡単ですが、他人と協調することは実は難しいです。しかし、「自分は人と協力したり、他人に合わせることが苦手だ」と自覚することで、変わる部分が出てくると思います。その意識を忘れないようにしながら、日々、生活をしてみてください。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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