【目次】
・夏休みの宿題・定番やそうでないもの
・夏休みの宿題あるあるとは? 十人十色
・夏休みの宿題がぎりぎりにならないための方法
・夏休みの宿題がぎりぎりになった時の最終手段
・最後に
夏休みの宿題・定番やそうでないもの
長い夏休み、学校からは、勉強だけでなく、様々な宿題が与えられますね。毎年恒例のものもあれば、高学年になってから登場する課題もあります。宿題の定番やそうでないものも含めて、紹介していきます。
1:工作
工作は、小学校6年間、毎年の定番ですね。やり始めると夢中になる子どもも多いのですが、作業を開始するまでには、とても時間がかかります。学年によって難易度はさまざまですが、アイディアに困った時には貯金箱を作ってみてはいかがですか?
牛乳パック、ペットボトル、紙粘土、折り紙、カッターナイフ、はさみ、のりを用意しましょう。牛乳パックやペットボトルをお気に入りの形に細工して、土台を作ります。土台に紙粘土や折り紙で飾りを付けて完成。お金の出入口は忘れないように注意しましょう。
高学年であれば、お金を入れると仕掛けが動くものなど難易度を上げていくとおもしろいですよ。思いつくままに作っても良いですが、作る前にデザインを紙に描いておくと作業しやすいですね。
2:英語力を強化
2020年から、小学校3年生で英語が義務化されました。これから、どのように英語の評価がされていくのか、不安を抱えている親子も多いかもしれません。
夏休みを利用して、英語の動画や英語教室のサイトの教材を活用して、英語に触れる機会を増やしてみても良いですね。また、今までに観たことのある映画を英語版で鑑賞してみても面白いでしょう。
2学期に向けて準備をしておく為にもおすすめですよ。英語に親近感を持ってから、宿題をやり始めると、楽しみながらスムーズにできそうですね。
3:絵日記
こちらも夏休みの定番。絵日記って、意外と難しいですよね。「絵日記に書くことがないから、どこかに連れて行って」なんて、子どもに言われませんか? 日常を書いてくれたら良いのですが、子どもはなかなかそうもいかず、特別な日が必要なようです。
確かに、旅行や帰省、お祭りなどのイベントがあれば書きやすいですよね。ただし、連れて行ったからといって、記憶が新鮮なうちに書くとは限りません。絵日記を書くのに時間が空いてしまった場合は、先に絵を描きましょう。そうすると自然と文章も書きやすくなりますよ。
とはいえ、特別な日ばかり作れません。そんな時は、おやつに自分で飾り付けをさせてみたり、ご飯作りのお手伝いをしたりして、いつもとは違う作業をさせてみましょう。同じお手伝いでも、普段とは違うことをすることで、新鮮さが出て書きやすくなりますよ。
夏休みの宿題あるあるとは? 十人十色
夏休みの宿題を進めるペースは、子どもによって異なります。毎日コツコツすべての課題を計画的に少しずつしていくタイプや、思い付いたときに一気にすませるタイプ、最後までためてしまうタイプなど、いろいろなタイプの子どもがいるでしょう。また、観察日記を毎日欠かさず記入していける子どもは、少数派ではないでしょうか。
7月中や8月のお盆までには終わらせる、と最初は意気込みますが、8月もお盆を過ぎると、思うように進まずに焦り始める子どもも多いでしょう。夏休みの最終週に、親は怒りながら、子どもは泣きながら、毎日を過ごすようなことはできるだけ避けたいですね。
夏休みの宿題がぎりぎりにならないための方法
小学校低学年の夏休みの宿題は、特に親の補助が必要になります。高学年になっても、親のチェックや補助は、まだまだ必要しょう。そこで、夏休みの宿題がぎりぎりにならないための方法を3つご紹介します。
1:おおまかな計画を立てる
夏休みの始めに、おおまかな計画を立ててみましょう。最初の1週間はドリル、2週目は工作など、1週間ごとに行う課題を決めて、工作なども早めに着手するように計画すると良いですね。
計画に沿って、できるだけ毎日コツコツ進めることが大切です。1週間分の宿題を週末まで溜めてしまわないよう、親が進捗具合を毎週チェックすることが必要ですよ。
2:1日にする量を決める
1日にする量を決めます。ドリル1ページなど、毎日決まった分量を進めることで、計画的に終わらせることができますね。最初に計画を立てることと、毎日しっかり続けることが必要になるので、かなりの根気が必要になります。
しかし、最初は大変かもしれませんが、その生活リズムに慣れてくれば、意外と楽にできるかもしれませんよ。
3:テーマごとにこなしていく
毎日コツコツ宿題をするということは、端から諦めた方法です。今日は漢字のドリル、今日は工作というように、テーマごとに分けて終わらせていくので、達成感も得られます。
習い事のない日に宿題をするなど、宿題をする日としない日を決めれば、メリハリがつくでしょう。かなり危険な方法なので、定期的に親がチェックすることをお忘れなく。
夏休みの宿題がぎりぎりになった時の最終手段
夏休みも間もなく終わるという頃、宿題にまったく手がつけられておらず、焦った経験をしたことのある人は、親子ともに多いかもしれません。なんとか宿題を提出するための最終手段をご紹介しましょう。
1:家族に助けてもらう作戦
基本的には宿題は自分の力でやらなければ意味はありませんが、ほとんど白紙で提出するのは、先生にも失礼! ということで、家族に教えてもらったり、手伝ってもらえるところは家族の力を借りて、少しでも白紙部分を減らしましょう。基本的にはこんな事態にならないように気をつけてくださいね。
2:ご近所さんの先輩に意見を聞く作戦
家族ではどうにもならない、そんな時は、ご近所だったり、同じ習い事をしている親しい家族のお兄ちゃんお姉ちゃんに協力してもらいましょう。
実際に手伝ってもらうということではなく、案を提供してもらいます。親よりも子どもたちに近い年齢や思考の為、過去に何をしたか覚えていたり、発想も豊かでしょう。
最後に
夏休みは長いお休みだからこそ、宿題をすることを先延ばしにしやすいもの。7月中に終わらせておけば、残りの1か月は好きなことができる、のんびり過ごせる、と、最初は意気込みますが、実行することはなかなか難しいですよね。
工作など、場所や時間を必要とする作業は、親の都合も関係してきます。子どもがやる気のあるうちに、親もなるべく合わせるようにして、早めに済ませておきましょう。早めに終わらせることが、最後に大変な思いをしなくて済むということを、親も心得て行動したいですね。