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【100人に聞いた】恋人と付き合う意味とは?

恋人がいる人に「なぜ付き合っているのか?」と聞いてみたとき、みんながどう考えているのか、その定義についてまとめました。
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数121名(未回答含む)。
特別な好意がある
やはりいちばんに挙がってくるのは、恋人に対して特別な好意を持っている、ということ。好きではない人と一緒にいる必要はないし「ふたりでいたいから付き合っている」と思う人もいるはずですよね。
「単純に好きだから」(20代・東京都)
「相手のことをとても好きになってしまったから」(20代・大阪府)
「好きだから一緒にいたいし、いろんな場所に行きたい」(30代・茨城県)
楽しいから
恋人と過ごすのが楽しいからと答えた人も。楽しいという気持ちを共有したいと思えるのは、付き合っているからこそできることでもありますよね。ひとりだと興味を持てなくても、ふたりだと心浮き立つような体験ができることも。
「一緒にいて楽しいし、自分にないものを持っている」(30代・大阪府)
「楽しくて、満たされるから」(30代・愛知県)
「退屈さを紛らわすため」(20代・愛知県)
安心感がある
恋人と一緒にいると安心できるという声も挙がりました。頼りがいがあったり包容力のある人だと、安心した気持ちになれます。また、私には恋人がいる、ということで精神的に安定するという人もいるよう。確かに、自分のことをしっかり見守ってくれている人がいるというのは、何にも変え難いですよね。
「安心感があるから」(30代・千葉県)
「心の安定」(30代・三重県)
「一緒にいて、落ち着く」(30代・茨城県)
居心地がいい
居心地の良さは、付き合う大きなきっかけになる理由でもありますよね。なぜか落ち着く、というのはふたりの性格が合っていたり、波長が合うということかも。自分を着飾ることなく、ありのままでいられることも付き合うということの意味を表しているはず。
「理由はないけど今の彼氏は本当に全てをさらけだせて楽だから一緒にいる」(20代・富山県)
「友達でもない、家族とも違う、そこまで気を遣わなくてもよくて、喧嘩してもよくて、自分の思いをなんでもぶつけられる相手だから」(30代・栃木県)
「自然体でいられるから」(30代・佐賀県)
結婚したいから
この人と結婚したいほど好き。または、すでに結婚を考えているという人にとっては、付き合うというのはファーストステップとも言えますよね。中には、この人とは決めてはいないけど、付き合ってみないとわからないので、いろいろな人と付き合ってみることに意味を見出している人もいるかも。
「結婚したいから」(30代・北海道)
「将来結婚を考えているから」(20代・大阪府)
「結婚の前段階」(20代・香川県)
人生の醍醐味
自分の人生を彩ってくれるという意味でも、付き合う人がいることは大きな意味を持ちます。毎日に潤いが出て、今日も頑張ろうという気持ちにさせてくれる存在は、そう多くいるわけではありません。ふたりだからこそできるということもたくさんありますよね。
「会うまでの時間に自分のやるべきことを頑張って、会えたときに楽しい時間を過ごせたらまた頑張ろうと思えるから」(20代・東京都)
「日々の幸せをつかむため」(30代・埼玉県)
恋人と「付き合う意味がわからない」と考えてしまったことがある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数121名(未回答含む)。
恋人と付き合う意味を聞いてきましたが、それでも「恋人と付き合う意味がわからない」と考えてしまったことがある人もいるよう。どのくらいの人がそう思うのかリサーチしました。
恋人と付き合う意味がわからないと思ったことが「ある」… 40.5%、「ない」… 59.5%
という結果になり、半数に迫るほど多くの人が、考えてしまった経験があることがわかりました。
恋人と「付き合う意味とは?」と考えてしまった理由は?

初めは好きで付き合ったのに、いつの間にか「なんで付き合っているんだろう」と考え込んでしまう瞬間もあるように思えます。具体的にどんなことがきっかけで付き合う意味を考えてしまったのか、寄せられた声をご紹介します。
居心地が悪い
好きな人と一緒にいるなら、それだけで心地よくて癒やされる気持ちになりますよね。でも、居心地の良さが感じられず、逆に面白さがない、ふたりで盛り上がる会話がなくなってしまうこともあるよう。さらには、相手からストレスを感じてしまうことも。そうなると付き合う意味がわからないと思ってしまうのには納得。
「モラハラ男と付き合っていたとき、一緒にいても苦痛がたまるだけだったから」(30代・神奈川県)
「一緒にいてもつまらなかったとき」(30代・千葉県)
「一緒にいて会話の話題に困る、沈黙が苦に感じる」(20代・東京都)
「嫌なことばかり続いたとき」(30代・香川県)
特別に好きなのかわからなくなる
恋人が自分にとって、特別と思える人なのかわからなくなったという声も。きちんと恋愛感情としての好きという気持ちなのか、でも他の人よりは好きかもしれないという程度なのか、また、付き合っているとちょうどいいだけ? なのか悩むのかしれないですね。
「恋愛感情も湧かないし、一緒にいてもメリット(金銭的、時間的、心理的、身体的)が何もないと感じたため」(20代・大阪府)
「恋人同士じゃなくてお互い都合のいい相手になっていないかと思った」(30代・北海道)
「本当に好きなのか? 共依存かと思ってしまった」(30代・佐賀県)
「付き合っていなくても同じような関係性だと思ったから」(20代・静岡県)
付き合っている感じがしない
付き合っていれば、何かしらの接点があり、そんな中で嬉しいという気持ちが盛り上がる瞬間があるものですよね。でも、忙しかったりとデートはおろか、連絡すら取れない、相手の状況がわからないということが続くと、なんのために付き合っているんだろうと思ってしまうのは当然かも。
「すれ違った生活のとき連絡もあまりとれず、ひとりみたいと感じたから」(30代・茨城県)
「なかなか連絡が取れなかったり、会えない期間が続いていたりしたときに、相手のことを好きなのかよくわからなくなり疑問に思った」(20代・東京都)
「会えない日が続いて消耗していくことがわかったから」(30代・愛知県)
性格や価値観の違い
長く一緒にいると、付き合う前には見えなかった価値観の違いが出てくることは往々にしてありますよね。でも、好きであれば違いを許せたり、お互いに歩み寄ることができるもの。そうすることすらできなかったり、もはや性格が違い、心を許すことができないなら、恋人でいる必要がないと思ってしまうよう。
「付き合っているうちに、微妙な価値観のズレや歩み寄れない・譲歩できない部分が次々に見つかっていってしまったから」(30代・千葉県)
「お互いの価値観の違いなどで生理的に受け付けないときなどは、気を遣ってでもいいから友人などとの付き合いがあればそれで十分と思ってしまうことがあったから」(30代・栃木県)
ひとりの時間が大事
付き合っていると、休みの日などは恋人との時間に充てる、ということが当然にもなってきますよね。でも、ひとり時間が必要という人も少なくないもの。相手とのバランスが取れればいいですが、そうでないとストレスが溜まってしまうことも。それなら、自分ひとりで自由な生活をした方が気楽なこともありますよね。
「ひとりが好きだから」(30代・東京都)
「付き合わない方が楽なこともたくさんあるから」(30代・長野県)
恋人と付き合う意味がわからなくなったときの対処法

付き合うことの意味がわからなくなった理由もさまざまでしたが、せっかく付き合っている恋人がいるのであれば、楽しく付き合えるような意味が見出せるといいですよね。そのようにできるような対処法を聞きました。
距離を置く
あえて、一旦距離を置くという考え方は多いよう。離れてみて自分がどう感じるのか試すのもありですよね。やっぱり寂しい、面白くないと思うのであれば、さりげなく元のようにデートをしたり、彼に素直な気持ちを伝えてみましょう。
「あまり連絡を取らないようにする」(30代・三重県)
「恋人と距離を置いてみるなど」(30代・北海道)
「会わない期間をつくる」(30代・東京都)
冷静になってひとりで考える
もう付き合う意味がわからないから別れてもいいや、なんて思う前に、一度冷静になることも必要。恋人が自分の前からいなくなったときにやっていけるのか、寂しいと思わないのかをじっくり考えたいところ。彼がいるからこそ幸せなのかもと思えるなら、ふたりがきちんと前進できるように動きたいですね。
「その人を失ったときに寂しいと思うか、後悔しないか考える」(20代・富山県)
「メリット・デメリットをそれぞれ考える」(30代・東京都)
「一旦冷静になってみること。それでも付き合い続けることに前向きならば双方で話し合いの時間をもつこと」(30代・千葉県)
話し合う
付き合う意味がわからないと思ってしまったときには、なるべく早く彼と話し合う場を作ることが大切。もしかしたら、彼も同じようなことを気にしているかもしれません。お互いに素直になって冷静に話をすることで、ポジティブな解決策が見つかることもあるはず。またそんな関係をきちんと作っておくことも大切なよう。
「お互いに話す時間を設けて今後のことをしっかりと話し合った」(30代・大阪府)
「相手と会って話し合うこと」(20代・東京都)
「普段からふたりで向き合って話し合うことができるような関係を作っていくことが大切です」(30代・東京都)
初心を思い出す
付き合い出したときには、彼と一緒にいることが幸せ、ときめくというようなさまざまな前向きな気持ちがあったはず。長く付き合っているうちに、その気持ちが見えなくなってしまうことはよくあること。そこで、当時のLINEを見返したり、どんなところが好きだったのかなど、思い返すことも大切。そうだ、こんなところがいいと思っていたんだと、魅力を再発見することもできるのでは。
「初心に帰ってみる」(30代・東京都)
「一回自分で今までのことを思い出す」(20代・神奈川県)
「初心に戻って、本当にこの人でいいのか? と考える」(30代・神奈川県)
相手のいいところを見る
付き合いが長くなってくると、価値観の違いなどだんだんと自分とは合わないところ、嫌な部分に目が行きがちになることも。そうではなく、彼のいいところ探しをすることもひとつの手。そうすると、改めて彼が好きという気持ちが生まれたり、きちんと向き合いたいと思うこともできるはず。
「その人の良さを探す」(30代・福井県)
「好きなところを考える」(30代・埼玉県)
自分の時間を充実させる
きちんと付き合わなきゃと焦るよりも、自分の時間を大切にすることを意識するという人も。生活が彼一色になってしまうと、付き合うことの本質が見えなくなってしまうこともありそうですよね。そのためには、ひとりの時間を充実させることで彼に依存しないようにしたり、やっぱり彼が好きと思い直せるきっかけにもなりそう。
「ひとりの時間を大切にする」(30代・奈良県)
「一度自分の時間を優先して人生を楽しみます。そこで向こうから連絡が頻繁に来たりするようであれば、存在意義を感じる気がします」(30代・神奈川県)
最後に
恋人と付き合う意味について、さまざまな角度から聞いてきました。本来、人と付き合うのは幸せなことのはず。もし、これって意味があるの? と思ったときには、すぐに見切りをつけてしまうのではなく、よく考えて自分を結論を出せるようにしたいですね。また、そのときに自分だけで考えるのではなく、付き合っているからには彼の意見も聞きながら決めるのがベター。ひとりよがりな考え方になるのを回避してくれるはずです。
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