目次Contents
▼この記事の要点
- 恋人同士として付き合ってからは、ハグやキス、セックス、同棲や婚約、入籍、結婚…とステップアップしていくパターンがある
- 関係を長続きさせるためには、相手への思いやりや誠実さを忘れずに、ほどよい距離感を保って付き合うと◎。「親しき仲にも礼儀あり」を忘れずに!
- 内面や外面を磨いて自分の魅力を高めることで、付き合ってからさらに好きな気持ちが増すことも。長続きするカップルとして、お互いをリスペクトしあえるふたりになろう
付き合ってからすることは? 順番にご紹介

晴れて恋人同士になった男女は、その後どのようなステップを踏んで愛を深めていくものなのでしょうか。ここでは典型的な順番をご紹介していきます。
◆ハグやキスなどのスキンシップ
友人や知人の間柄では憚られるようなスキンシップも、恋人同士になれば自然な行為として行われるでしょう。会えてうれしい気持ちのときにハグをしたり、愛おしさが高まったときにキスをしたりと、両想いだとわかっているからこそ許される愛情表現がどんどん増えていくかもしれません。
◆セックス
肌を重ねるコミュニケーションなので、苦手意識があったり恥ずかしく感じたりする人もいるかもしれません。深いスキンシップを不安に思っている場合は、相手に遠慮なく伝えてみるのがいいのではないでしょうか。本当に大事にしてくれる人ならば、彼女の意見を尊重してくれるはず。
付き合ってからセックスをするまでの理想の期間は人それぞれ。こちらの記事でも詳しくまとめています。
◆同棲
結婚してから初めて同居にいたるなど、同棲を経験せずに結ばれるカップルもいます。割合としては、同棲経験者は全体の約3割ほどのようです。
同棲のベストタイミングについてのアンケートでは、付き合ってから半年以内という回答がもっとも多く寄せられました。結婚に踏み切れなくなりそう、結婚してからふたりで住むのが望ましいといった理由から、「結婚する前に同棲はしない」という人も多そうですね。
とはいえ、それぞれの生活スタイルがわからないと、結婚して新生活が始まるときに戸惑ってしまうこともあるかもしれません。ふたりの価値観にもよりますが、同棲をすることでお互いを深く知り、結婚後のシミュレーションができるという点は大きなメリットでしょう。
◆入籍・結婚
入籍せずに事実婚状態を維持するカップルもいるとはいえ、恋人といずれは結婚し、家族になりたいと考えている人もいます。今すぐには考えられなくとも、いつかは誰かと結婚したいと考えている人は多いようです。
価値観は時の流れとともに変化していくものなので、交際当初は結婚願望がなかったような人でも、「この人とならうまくいくかもしれない」と入籍に前向きになることが。授かり婚などのパターンでは、当初の想定よりも早くに結婚のきっかけが訪れるケースも。
いずれにせよ…ふたりの付き合いの中で、相手とどのように向き合ってきたか、問題が起きたときにどのように乗り越えられたかなど、ともに過ごした時間の密度が鍵になりそうですね。
結婚を決めた時点で自分の親にパートナーを紹介するという人もおり、入籍や結婚は、ライフステージや生き方を大きく変えるきっかけになるといえそうです。結婚願望が強い人は、相手の結婚に対する考え方や価値観を早めに知っておき、ときには自分から動く必要があるでしょう。
付き合ってから好きになることもある?
長続きしているカップルのなかには、「好きではない相手に告白されたので付き合ってみたところ、自分も相手を大好きになった」という人もいます。最初からお互いの気持ちが同じでなくとも、カップルとして良好な関係を築くことはじゅうぶん可能だといえるでしょう。
ただしそのためには、最初に気持ちを伝える側が、相手の気持ちを動かせるほどに誠実で、愛情深く、人として信頼できる人物であることが条件のようです。恋人同士の関係に甘んじることなく相手を大切にする姿勢には、「この人、素敵だな」と思わせる力があるのかも。
脈がなさそうな相手を好きになってしまったという人も、そこまで好きではない相手に想いを寄せられているという人も、せっかくのご縁としてまずはやれるだけのことをやってみては。〝付き合ってから好きになる〟パターンについて、こちらの記事でも詳しくまとめています。
【女性に聞いた】長く付き合うために付き合ってからすべきことは?

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数123名(未回答含む)。
恋人同士になり幸せな時間を過ごす以上は、できるだけ長く、良好な関係を続けられるようにしたいものですよね。円満に関係を長続きさせているカップルは、どのようなことに気をつけているのでしょうか。
お互いに思いやりをもつ
「相手の気持を思いやる」(30代・茨城県)
「お互いに思いやりをもち、優しさをつねに心がけて過ごすこと」(30代・東京都)
「お互いを思いやる」(30代・宮崎県)
「互いに思いやりをもつ」(30代・千葉県)
「思いやりをもつ」(20代・千葉県)
「思いやる気持ちを忘れない」(30代・新潟県)
「心配りをすること」(30代・北海道)
「お互いのことを考える」(30代・沖縄県)
最も多かった回答は、相手への思いやりをもつこと。〝近しき仲にも礼儀あり〟ですね。
相手との距離が近くなればなるほどに、遠慮や気使いがなくなりがちなタイプの人は要注意。相手が恋人として隣にいてくれるのは、当たり前のことではありません。大切な人を大切にできるよう、つねに思いやりをもって接したいものですね。
ほどよい距離感を大事にする
「ほどよい距離感を保つ」(30代・埼玉県)
「適度な距離感、金銭感覚の一致、寛容さ」(30代・神奈川県)
「詮索をしない、束縛しない、約束を守る」(30代・兵庫県)
「お互いの時間を大切にする」(30代・徳島県)
「相手に干渉しすぎないこと」(30代・埼玉県)
「自分の時間も大切にする」(30代・新潟県)
「自分の趣味をもって、依存しないこと」(30代・大阪府)
付き合ったら毎日一緒にいたい派も、会う頻度を調整したい派も、相手との距離感が近くなりすぎないように意識しましょう。
それぞれの恋愛スタンスが一致しているならまだしも、片方だけの気持ちが重くなってしまったり、べったりしすぎて共依存状態に陥ったりすると、うまくいくものもいかなくなってしまうことも。
共依存状態とは、お互いの距離が近すぎて不健全な関係になってしまうこと。恋愛依存気味の人は特に注意したほうがよさそうです。心当たりがある場合は、こちらの記事もチェックしてみて。
相手へのリスペクトを忘れない
「お互いを尊重し合い、なんでも言い合える関係を築くこと」(30代・長野県)
「お互いを尊重する」(30代・北海道)
「相手を尊重すること」(30代・北海道)
「相手を認める」(30代・福島県)
「相手を尊敬すること、それを態度に表すことだと思います」(30代・福岡県)
「尊敬の気持ちをもち続ける」(30代・東京都)
人にはそれぞれ、たとえ恋人であっても損なうことのできない考えや思いがあります。
価値観の違いや性格の不一致を感じたときにも、自分と異なるからといって相手を全否定するのはNGです。お互いに異なる人格があることを認めつつ、リスペクトを忘れずに接すると〇。
思ったことや意見を言い合う
「言いたいことを言い合う。自分のしたいことをする」(20代・大阪府)
「本音での話し合い。不満などの思ったことはその場で言う」(20代・大阪府)
「本音を言い合ってケンカすること」(30代・大阪府)
「言いたいことは我慢せずにすぐに言う」(30代・静岡県)
「話し合い」(20代・埼玉県)
「相手の意見を聞く」(30代・愛知県)
「話し合いや意見の交換。あることにたいして、お互いがどう考えているのかを共有し合うことが大切だと思います!」(20代・鹿児島県)
喧嘩や言い合いを恐れ、言いたいことをついグッとこらえてしまう…という人も多いでしょう。ですが関係を長続きさせたいのであれば、勇気を出して意見を伝えることも大事ですね。
不満や不安を我慢してその場をこらえたとしても、長い目でみれば、小さなほころびはやがて大きなすれ違いを生みかねません。そうなる前に、対等な立場で意見交換ができるような関係性を目指すのが◎です。
長く付き合っていれば、喧嘩をしたことがないカップルのほうが少ないはず。喧嘩することを恐れすぎるあまりに、言いたいことを何も言えない関係にならないよう気をつけて。
感謝は言葉で伝える
「感謝の気持ちを伝えること」(20代・岐阜県)
「礼儀を忘れない。感謝を忘れない」(30代・埼玉県)
「つねに感謝を伝える」(30代・広島県)
「感謝の言葉を述べる、価値観をすり合わせる、コミュニケーションをとる」(30代・東京都)
「感謝や好きという気持ちを日常的に伝える。相手の気持ちも尊重しつつ自分の気持ちも穏やかに伝える」(30代・東京都)
「たがいに尊重すべき。たがいに『ありがとう』と言い合うべき」(30代・岐阜県)
相手のためになにかをしたとき、「ありがとう」の言葉があると心が温まりますよね。
反対に、相手が〝やってもらって当たり前〟な態度で感謝の言葉ひとつすら言ってくれないと、「この人は本当に私のことが好きなのかな…」と不安になってしまうもの。
プレゼントなどのわかりやすい行動だけでなく、さりげない日常のなかで相手が自分のために動いてくれたとき、お互い自然に「ありがとう」の言葉が出てくればいい関係を築けそうです。
嘘や隠しごとをしない
「嘘をつかない」(30代・福岡県)
「嘘をつかない。相手に機嫌をとらせようとしない」(30代・茨城県)
「自分にも相手にも正直でいる」(30代・福岡県)
「正直でいること」(30代・神奈川県)
「隠しごとはしない。不満があるときはなるべく早く相手に正直に伝える」(30代・香川県)
「隠しごとをしないこと」(30代・埼玉県)
〝嘘も方便〟という言葉はあれど、カップルにとって多くの場合、嘘をつかれることは不信感を募らせるきっかけに。ともすれば、浮気など裏切り行為への疑いにもつながりかねません。
また、相手に言えないような行動をとることはなるべく控えましょう。たとえ「言わなきゃバレないだろう」と思っていたとしても、恋人との距離が近ければ近いほど、相手は些細な違和感や変化に気づいてしまうものです。
とあるアンケートによれば、彼氏に嘘をつく彼女を許せないという男性は8割近くにものぼるようです。詳しくはこちらの記事でまとめていますが、隠し事や嘘のない誠実な関係を築いてこそ、相手との関係も長続きするのではないでしょうか。
我慢や無理をしない
「我慢しない」(30代・千葉県)
「我慢しない」(20代・埼玉県)
「ありのままでいること」(20代・山形県)
「自分自身をさらけ出すこと」(30代・栃木県)
恋人との関係が長く続けば、一年、二年と交際期間を積み重ねるだけでなく、同棲、入籍、出産…とステップアップしていくことも考えられます。関係が密になればなるほど、無理や我慢もより大きく積み重なり、いずれは耐えきれないほどの負担になるかもしれません。
気使いや思いやりは大切なことですが、だからといって、あまりにも我慢をしすぎないように気をつけて。自分らしさを大切にできるような人と付き合ってこそ、長く一緒にいられるような幸せな恋愛に繋がるはず。
ときには譲歩・妥協する
「譲歩する、本音を言う、話し合う」(30代・埼玉県)
「我慢すること」(30代・東京都)
「多少の我慢。 大事に思っていることをちゃんと伝える」(30代・滋賀県)
「妥協」(30代・広島県)
我慢をしないほうがいい…という意見のいっぽうで、ときには多少の我慢をしたほうがいいという回答も。ただしここでいう我慢とは、無理をしすぎない程度の〝相手への譲歩〟のことでしょう。
赤の他人同士が一緒にいるのですから、ときには意見が合わなかったり、どうしても理解できないことがあったりしても当然です。そんなときは、つねに自分に合わせてもらわないと気が済まない…という態度をとるのではなく、たまには相手に合わせたり、価値観の違いを受け入れたりすることが長続きのコツです。
価値観の違いは、カップルの別れの原因ランキングでも一位に上がっています。いかに違いを受け入れ、許し、すり合わせていくかどうかが大事になりそうですね。
気になる人はこちらの記事もチェックしてみましょう。
理想を押しつけない
「期待しすぎないこと、望みすぎないこと、相手の立場に立って自分を客観視してみること、感謝すること」(30代・埼玉県)
恋人は、自分の理想を叶えるための道具ではありません。お互いに寄り添い合い、高め合い、ともに成長していくパートナーなのだと考えましょう。
理想とは異なる現実に不安を覚えたり落胆したり、〝うまくいかない〟ことがあっても当然なのです。理想を一方的に押しつけてしまわないよう、相手の人格を尊重し、認め合う関係が築ければ素敵な恋人同士になれそうです。
コミュニケーションをとり相手を知ろうとする
「お互いのことを理解する」(30代・群馬県)
「理解する」(20代・長野県)
「しゃべりまくる!」(20代・長野県)
「コミュニケーションを密にとること」(20代・大阪府)
「しっかり連絡をとりあったりコミュニケーションをとる」(20代・兵庫県)
相互理解を深めるためにはやはり、しっかりとコミュニケーションをとることが大切です。会えない間の連絡のやりとりだけでなく、顔をあわせたときに、腹を割って話し合えるような関係を目指すと◎。
相手が何を考え、何を思い、どんなことを望んでいるのか…それは、お互いに黙っているだけではなかなか分かりあえない部分です。恋人同士だからといって、何も言わずにすべてを理解できるようなふたりはなかなかいないはず。わかってほしい本音や想いは、互いが自分の言葉で伝えあってこそ理解されるものです。
スキンシップが大切だという意見もありましたので、言葉以外の手段でも触れ合い、お互いの理解を深めることにも大きな意味があるでしょう。
信頼関係を大切にする
「相手を信頼すること」(20代・広島県)
「信頼関係がある」(30代・茨城県)
「時間を守る」(30代・宮城県)
「こまめに連絡をとりあう。相手を心配させないこと」(30代・神奈川県)
人として誠実に向き合いお互いを理解することで、やがては深い信頼関係が築かれます。大きな困難にぶつかったときにも、お互いを信頼し合っていれば、乗り越えられる可能性も上がるはず。
「彼ならきっと大丈夫」「私たちなら乗り越えられる」という自負が、カップルとして、パートナーとしての絆をさらに深めるでしょう。そんな関係になるためにはやはり、日頃から誠実な態度で、信頼を積み重ねていくことが大事ですね。
心の余裕をもつ
「広い心」(30代・神奈川県)
ちょっとしたことでイラっとしたり、相手の些細なミスをきっかけに「もう別れる!」と極端な選択をしたり…心に余裕がない状態で恋愛をしていると、どんな相手とも長続きしにくくなりそうです。
日々心の余裕をもって過ごしていれば、喧嘩やトラブルにたいしても〝こういうことだってある〟とおおらかな気持ちで対処できそう。大きな器をもって恋愛をするためには、休養をしっかりとり、趣味の時間を充実させるなど、自分の人生を大切に過ごすことがポイントです。
【女性に聞いた】長く付き合うために付き合ってからしてはいけないことは?

続いて、長く付き合うためには控えたい〝NG行為〟についてもアンケート。先ほどの「付き合ってからすべきこと」と共通している項目もありますが、あらためて目をとおし心に刻みつけていきましょう。
浮気など裏切り行為
「裏切り」(20代・岐阜県)
「相手を裏切る行為。浮気など」(20代・静岡県)
「裏切ること」(30代・福岡県)
「金の無心。嘘をつくこと。礼儀がないこと。常識がないこと」(30代・栃木県)
当たり前のことではありますが、浮気は絶対にNGです。たとえ隠れてうまく他の人と遊ぶことができたとしても、本命との関係を長続きさせるうえでは不要な行為といえるでしょう。
バレないだろうと高を括っているようなときほど、意外なところから嘘が発覚し、相手の信頼を失ってしまうかもしれません。恋人を失いたくない気持ちが少しでもあるのならば、相手が傷つくような裏切り行為は控えて。
どこからが浮気になるのかのボーダーラインは人によって異なるようですが、キスをしたり、ふたりきりで会ったりしたら浮気だと考えている女性が多いようです。男女によっても考え方の違いがあることをふまえ、さまざまなパターンをこちらの記事で確認してみてください。
嘘や隠しごと
「嘘をつく、裏切る、押しつける」(30代・埼玉県)
「相手が悲しむ嘘をつく」(30代・新潟県)
「隠しごとをすること」(30代・福岡県)
「嘘をつく。浮気」(30代・福岡県)
「嘘をつくこと」(30代・兵庫県)
「嘘」(30代・群馬県)
「いけない嘘をつく。 隠しごとが多すぎる」(30代・滋賀県)
「不要な嘘をつく」(30代・神奈川県)
「信頼を失うような言動」(30代・東京都)
浮気や裏切りにも通ずることですが、隠しごとや嘘はなるべく控えましょう。相手に言えないことが増えれば増えるほど、関係は居心地の悪いものとなり、長続きとはほど遠い結果になりかねません。
たとえば、「プロポーズのための計画を隠す」「サプライズのために必要な嘘をつく」などの、〝相手を喜ばせるための嘘〟は一概に悪とはいえないもの。しかし、「異性とふたりで食事をした際に、ほかの友達もいたと言う」「プライベートの飲み会を残業だと伝える」などの、〝自分を守るための嘘〟は、人によっては×になるかも。
たとえ浮気をしたわけでもなく、後ろめたいことがなかったとしても、嘘をつき隠していたという事実は相手を傷つけてしまいます。不本意に疑われないためにも、なるべく正直に誠実に、相手と向き合うことを意識してみて。
理想や意見の押しつけ
「自分の意見ばかりを主張する」(30代・宮崎県)
「一方的な意見や責任の押しつけ。コミュニケーション不足」(20代・千葉県)
「価値観の押しつけ」(30代・広島県)
「自分の考えだけを押しつける」(30代・新潟県)
「自分の思いばかりをぶつけない(30代・福島県)
「自分の価値観や意見ばかりを押しつける」(30代・東京都)
価値観の違いが別れの原因になることは先述しましたが、逆にいうと、価値観の違いを受け入れることでよりよい関係になれるかも。恋人同士だからといって、相手を自分の思い通りにコントロールしようとしてはいけません。
とくに喧嘩の際は、感情的になってついきつい言葉を使ったり、相手の話を聞かずに自分の気持ちばかりを伝えようとしたりする人もいます。できるだけ冷静に、お互いの意見を尊重できるような関係性を日頃から意識しておくと◎ですね。
我慢
「我慢すること」(20代・大阪府)
「相手の気持ち、自分の気持ちを無視して無理を続けること」(30代・千葉県)
「本音を言わないで我慢すること」(30代・大阪府)
「自分の意見を言わない」(30代・徳島県)
「嫌なことを我慢して相手に何も言わないこと」(30代・静岡県)
「言いたいことを言わない」(30代・兵庫県)
「何も言わない」(20代・埼玉県)
〝どうせ言っても伝わらないし〟というあきらめの気持ちや、喧嘩になって面倒くさい思いをしないため…という後ろ向きな理由で、言いたいことを我慢しすぎてしまうと関係は長続きしません。
仮に続いたとしても、一緒にいて心から幸せだと、胸を張って言えるような関係にはなれない可能性が。対等な立場で意見交換ができてこそ、この先も長く寄り添い合うパートナーになれるでしょう。
尽くしすぎて相手の母親のようにならないようにしたほうがいい、という意見もありました。嫌なこともつい我慢してしまい、相手になんでも従いがち…という人は、一方的に尽くすのではなく、お互いに上下関係ができないようなふるまいを意識してみて。
束縛や過干渉
「距離感を間違えない」(30代・青森県)
「あれこれと口を出すこと、話を聞かない(覚えてない)こと」(30代・埼玉県)
「詮索。束縛」(20代・東京都)
「干渉しすぎない。相手のことを何でも知ろうとしすぎない」(20代・大阪府)
「干渉しすぎること」(30代・東京都)
「踏み込みすぎること、依存すること」(20代・大阪府)
「束縛」(30代・神奈川県)
「束縛」(30代・徳島県)
「束縛する」(30代・東京都)
束縛行為は相手の負担になり、つねに見張られているようなストレスを与えてしまいます。「信用されていないんだ」という不安にも繋がりますので、過剰な束縛や過干渉は控えましょう。
四六時中連絡を取り合い行動を把握していないと落ち着かない…という人は、相手にも相手の人生があり、ときにはプライベートな時間が必要だということを意識してみて。
とはいえ、浮気の前科や信用を失うような行動が実際にあった場合には、お互いの信頼関係を維持するためのルールや約束事をとりきめるのもひとつの手。臨機応変に、お互いにとって必要な連絡は取り合うと〇。
カップル間のルール決めについては、こちらの記事も参考に。
自己中心的な行動
「気使いがない」(20代・千葉県)
「思いやりや気使いをなくすこと」(30代・栃木県)
「彼女より先に行かない。待たせない」(20代・青森県)
「自分中心にならない」(30代・兵庫県)
「自分中心になること」(20代・愛知県)
「相手の気持ちになって考える」(30代・千葉県)
「試し行為」(30代・大阪府)
自己中心的な行動ばかりをとっていると、相手より自分のことを大切にしているような印象を与えてしまいます。
関係を長続きさせるためには、〝愛されている〟という実感や、〝大切にしてもらっている〟と思えるような行動・発言が重要です。相手を安心させてあげるためにも、気使いや思いやりを大切にふるまいましょう。
感情的な態度
「相手に強く当たる」(20代・兵庫県)
「相手に機嫌をとらせようする」(30代・茨城県)
「八つ当たり」(30代・北海道)
「冷たくすること」(20代・広島県)
「相手のことだけ責めること」(30代・埼玉県)
「礼儀を弁えない行為をすること」(30代・北海道)
喧嘩の際に怒鳴ったりものに当たったり…というのは当然NGですが、日常的な場面のなかでも、不機嫌をアピールするような態度はひかえたほうが〇。恋人として、パートナーとして、隣にいてくれる大切な人を不必要に傷つけてしまいかねません。
機嫌が悪いからといって黙りこむ、なにかを指摘されたとたんに無言になる、苛立ちをぶつけるかのようにドアを強く閉める…など、心当たりのある人は要注意です。理不尽な八つ当たりは今後の関係に響くだけでなく、人としての信用も損ねてしまいます。
感情的になりやすい自覚のある人は、アンガーマネジメントを意識して自己改革をしてみるのもひとつの手。怒りの感情をうまくコントロールできれば、恋愛以外の面でもおおいに役立つでしょう。
気になる人はこちらの記事をチェック。
相手が嫌がること
「人格否定」(30代・福岡県)
「相手の嫌がることはしない」(30代・東京都)
「相手の好きなものを否定する」(30代・茨城県)
どれだけ想い合っていたとしても、相手が嫌がることをしていいというわけではありません。冗談のようにからかったり、ほんの遊び心で相手をいじったりしたつもりが、関係性に亀裂をはしらせるきっかけになることも。自分では愛ゆえの行動だと認識していたところで、相手にそれが伝わるとはかぎらないでしょう。
偉そうな態度
「相手を見下すこと」(30代・長野県)
「相手をないがしろにするようなこと」(30代・神奈川県)
「相手をナメること。恋人相手ならこれをしてもいいだろう、これは言わなくてもいいだろうなど、相手を大切にしないような言動をとらない。信頼とは別」(20代・鹿児島県)
「感謝の気持ちがなくなること、やってもらうことや買ってもらうことなどを当たり前に思うこと」(30代・埼玉県)
恋人の立場に甘えきって、相手へのリスペクトがない態度をとるのは×。特に、相手を自分より下にみるような偉そうな言動は控えましょう。
恋人同士は本来、対等な立場であるべきです。能力や収入・仕事上の肩書などに差があったとしても、人ととして、パートナーとしてどちらかが上に立ってしまうと、片方が我慢や不満を積み重ねてしまうかも。
互いに寄り添い合い、ときには助け合い、お互いを尊重し合うためにも、大切な人を見下すような態度をとらないように気をつけて。
相手の意見を聞かない
「相手の意見を聞かない」(30代・愛知県)
「相手の話を聞かない」(30代・神奈川県)
「話し合いを避ける。他の異性に恋人について相談する。借金などの隠しごと」(30代・東京都)
大事なことはふたりでしっかり話し合い、お互いの価値観や意見を尊重し合うことで、関係も長続きしやすくなります。
特に相手との結婚を見据えている場合には、この先家族になるうえで、話し合うべきことというのはたくさんでてきます。住まいのこと、仕事のこと、妊娠や出産のこと、育児のこと、老後のこと…数えきれないほど話し合いの機会が訪れるでしょうから、対話を避けていては何もうまくいきません。
人生の大事な場面でこそ、相手の意見を無視してひとりですべてを決めてしまわずに、向き合って対話するよう意識してみて。逆に「この人とはしっかり話し合いができる」とお互いに感じられれば、それだけ将来がみえやすくなり、進展のきっかけも増えそうです。
【付き合ってから好きになる】恋人からもっと愛されるためにできることは?

両想いになった瞬間が、恋心や愛情のピークというわけではありませんよね。ともに過ごす時間が増えれば増えるほどに愛情が深まるような、「付き合ってからももっと好きになれる」カップルなら、関係も長続きしやすいはず。
ここではそんな、付き合ってからさらに好きになってもらうための方法をまとめています。
自分磨きをする
「かわいくいる」(20代・埼玉県)
「外見、中身磨きを忘れない」(30代・群馬県)
「外見を磨く」(30代・北海道)
「かわいくなるために努力する」(30代・徳島県)
「自分を磨く努力をする」(30代・茨城県)
「服装や仕草に相手の好みを取り入れてみる。しばらくして、『あなたにもっと好きになってほしくて頑張ってみた』と伝える。 その際は見返りやよい反応を期待はしない」(30代・東京都)
「よい人格になる」(30代・愛知県)
「料理を上手になること」(30代・埼玉県)
「美容ケア」(30代・広島県)
「自分磨きをする」(30代・東京都)
「自分磨きを怠らない」(20代・千葉県)
「自己投資して、体型とか見た目を美しくなるために努力する」(20代・東京都)
「かわいいところを見せる」(20代・長野県)
内面・外面問わず、自分磨きをすることが大事だという人が多いです。恋人の立場に甘んじることなく、いつまでも魅力的でいられるような努力って大事ですよね。
自分を高めるために一生懸命頑張っている姿は、だらしなくやる気のない姿よりも魅力的に思われやすいはず。相手が魅力を感じてくれるだけでなく、磨かれた自分自身も気分よくいられれば一石二鳥です。
思いやりをもつ
「思いやり」(30代・北海道)
「気使いができる」(30代・滋賀県)
「気使いを忘れないこと」(30代・福岡県)
「思いやりの気持ちを忘れない」(30代・東京都)
「相手のことを思いやる」(20代・千葉県)
「優しさをもって接する」(30代・東京都)
「思いやる」(30代・宮崎県)
これまでも何度か出てきたワード、〝思いやり〟。恋人同士にとって、思いやりがどれだけ大事なことかが伝わってきますね。
関係が長く続けば続くほど、相手が恋人というより家族のように感じられたり、〝いてくれて当たり前〟な空気のような存在になったりすることもあるでしょう。ですがそんなときこそ、「一緒にいてくれてありがとう」の気持ちを忘れることなく、気使いや思いやりを行動で示せる人は魅力的です。
「ありがとう」を伝える
「感謝すること」(30代・千葉県)
「日々『ありがとう』を伝える」(20代・兵庫県)
「日頃から感謝の気持ちを忘れずに、思いやりをもちながら行動すること」(30代・長野県)
「定期的に感謝の気持ちを伝えること」(30代・大阪府)
思いやりの気持ちを言葉で示す手段のひとつ。小さなことにも、ささやかな気使いにも、その都度「ありがとう」の言葉をかけていきましょう。
感謝の言葉をかけられた側は、〝気使いに気がついてもらえた〟という喜びから、相手をもっと幸せにしてあげたいという気持ちが高まりやすくなります。お互いに優しさや愛を与え合うことができれば、幸せの好循環が生まれていくはず。
しっかりコミュニケーションをとる
「たくさん話す」(20代・千葉県)
「話し合い」(30代・長野県)
「たくさん話しをしてお互いを知る」(30代・北海道)
「話を聞く」(30代・神奈川県)
「しっかり自分で伝える」(20代・兵庫県)
「一緒にでかけたり、 好きそうなプレゼントを渡す」(20代・青森県)
密なコミュニケーションをとると、相手をより深く理解できるようになります。相手への理解が深まれば、新たな魅力を発見したり、信頼関係が深まって愛情が強まったりもするでしょう。
LINEのやりとりや電話でのなにげない話を楽しむのはもちろんのこと、特別な場面での対等な話し合いも大事にすると、「この人とならうまくいきそう」と好印象に。何も言わずに黙っているだけでは伝わらないことも多いので、ちょっとしたことでも積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。
自立し、恋愛依存に気をつける
「恋人に一途になりすぎず、趣味や友達など自分の時間を大切にする」(20代・大阪府)
「精神的な自立をしておく」(30代・茨城県)
「適度に距離をおいて、自分の成長を止めない」(30代・千葉県)
「ほどよい距離感」(30代・千葉県)
家族、友人、仕事、趣味…人生にはさまざまな要素がありますが、それぞれが大事な役割を果たすものです。恋愛や恋人はその一環であり、お互いが人として自立していてこそ、なにかあったときに支え合い寄り添い合えるものなのだと心得て。
恋人や恋愛に依存してしまうと、〝相手ありきの人生〟になり、それぞれの考えや生き方を大事にできなくなってしまう可能性も。恋人同士であってもほどよい距離感を意識して、相手に寄りかかった生き方にならないように気をつければ、相手に魅力を感じてもらいやすくなりそうです。
「彼女が頑張っているからこっちも頑張ろう」「彼のように輝いて生きたい」と思えるような、相手にいい刺激をうけてお互いの人生を高め合う関係になれれば、どんどん愛情が深まりもっと好きになってもらえるでしょう。
愛情表現をする
「愛情表現を欠かさない。言葉でも行動でも伝える。相手の言うことをよく聞いて、共感を示したり見守ったりして『こんなに自分を理解してくれるのはこの人だけだ』と印象づける」(30代・東京都)
「好きな気持ちをきちんと言葉で伝える」(30代・福岡県)
「『かっこいい』と毎日伝える」(20代・長野県)
「ときどきサプライズすること」(30代・東京都)
何年付き合っていようとも、たとえ結婚して夫婦になろうとも、いつまでも仲のよい恋人同士のように過ごせたら幸せですよね。
そのためには、コンスタントな愛情表現が効果的。恥ずかしがらずに「大好きだよ」と伝えられるような、素直に向きあえる関係性を目指してみて。倦怠期やマンネリを感じたときにこそ、初心にかえってサプライズやロマンチックなデートをしてみましょう。
倦怠期のNG行為や乗り越え方については、こちらの記事でもまとめています。
自分らしく素直にふるまう
「自然体である部分を増やすこと。もしかしたら逆効果で嫌われることもあるかもしれないけど、長く付き合っていくためにはつくったままでは難しいと思う」(20代・鹿児島県)
「我慢しすぎずわがまますぎず」(30代・新潟県)
「甘えること」(20代・広島県)
「相手に嫌われる勇気をもって接する」(30代・栃木県)
相手にもっと好きになってもらうためには、ありのままの自分をさらけ出すことが効果的な場合も。取り繕ったうわべの姿ではなく、特別な相手だからこそ見せられる本当の姿のほうが、案外魅力的に思われるかもしれません。
特に片思いの段階や付き合いたてのうちは、自分をよく見せようとつい背伸びをしたり、小さな嘘をついたりしてしまうこともあるでしょう。付き合ってからもっと好きになってもらうためには、本当の自分を出しつつ、そのギャップをいい方向に活かすのが〇。
自然体で過ごせるようになれば、「この人の隣なら自分らしくいられる」という気持ちから、自分の好意や愛情も深くなっていくはず。お互いに自分らしさを大切に付き合うことで、関係も長く続きやすくなるでしょう。
相手を理解し尊重する
「相手のことを理解する」(30代・福島県)
「相手に興味をもち続ける」(30代・広島県)
「互いに尊重し合う」(30代・岐阜県)
「相手を尊重することを忘れない」(20代・静岡県)
「相手の話を聞いて、受け入れること」(30代・福岡県)
「相手に寄り添う姿勢をみせる(相手を肯定する)」(30代・埼玉県)
「どんなときも寄り添うこと」(30代・神奈川県)
「真摯に向き合うこと」(30代・神奈川県)
「信頼する」(30代・東京都)
どんなカップルも、恋人同士になったその瞬間にすべてを理解しあえるわけではありません。ともに過ごす時間を重ねるなかで、徐々に相手のことを知り、ときには意外な一面を目にし、その人となりや魅力をどんどん発見していくのではないでしょうか。
相手の話を聞き、興味をもち、寄り添うことができれば理解はきっと深まります。そうして理解を深めた先で、「思った以上に素敵な人だった」と感じられたなら、お互いにもっと好きになれるはず。一方的に相手をわかった気にならず、根気強く向き合う心の強さが大切です。
誠実な態度で接する
「油断しない」(30代・神奈川県)
「嘘をつかない」(30代・兵庫県)
恋愛は、恋人同士になってからが本番です。デートのたびに遅刻をしてきたり、だらしない服装ややる気のない態度で現れたり…付き合えたという安心感に甘えて、〝釣った魚にエサをやらない〟ような人に思われる言動は×。
思いやりが感じられなくなったり、愛情表現がなくなったりすると、恋人への気持ちが冷めてしまう人は多いようです。大切に想っていることを行動で示すためにも、モラルやマナーを守った誠実な態度を心がけましょう。
付き合ってからの展開はカップルそれぞれ
恋人同士という特別な間柄になれたのであれば、できるだけ幸せにふたりの関係を長続きさせたいものですよね。付き合ってからの関係性に悩んだり、不安を感じたりしている人はぜひ、本記事を参考に相手への思いやりを行動で示してみましょう。
とはいえ…ふたりの距離感や価値観、重ねてきた思い出や経験はカップルごとに異なるので、自分自身や相手の考え方、現状の関係性を重視して考えるのが◎。カップルそれぞれ、付き合い方の正解は異なって当然です。付き合ってからどのようなタイミングで、どういったステップアップをしていくのかについても、決められたひとつの答えがあるわけではないのです。
あなたが大切な人と唯一無二の特別なふたりになれるよう、お互いに居心地のいい関係が長続きすることを願っています。
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ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。
数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。
好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。