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【女性100人に聞いた】同棲したことがある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
女性100人に「あなたは同棲をしたことがありますか?」と質問したところ、34.2%の人が「ある」、65.8%の人が「ない」と回答。およそ7割の人は同棲未経験であり、経験のある人は少数派といえそうです。
付きあってからどのくらいの期間で同棲をしましたか?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
続いて同棲経験があると回答した人たちに、「付きあってからどれぐらいのタイミングで同棲しましたか?」とアンケート。こちらは人によって答えが大きく分かれる結果となりました。
・3ヶ月以内…19%
・半年以内…26.2%
・1年以内…11.9%
・2年以内…9.5%
・3年以内…14.3%
・それ以上…19%
「3ヶ月以内」に同棲を始めた人と、「3年以上」経ってから同棲を始めたという人が同じ割合なのは興味深いですね。まずは一緒に暮らして相手のことを知りたいという人もいれば、じっくり関係性を深め、この先の将来が見えて来たときようやくともに暮らし始める…という人とで、同棲開始時期には大きな差ができるのでしょうか?
とはいえ、もっとも多かった回答は26.2%の人が選んだ「半年以内」。19%の「3ヶ月以内」の人とあわせると、半数近くの人は付きあってから半年以内に同棲を開始しているという結果です。
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【体験談】同棲を始めたきっかけは?

同棲経験はなくとも、実は同棲にひっそり憧れを抱いている…という人も多いはず。では、実際に同棲を始めたカップルのきっかけを調査してみましょう。
結婚を見すえて
「結婚を意識し始めたから」(30代・東京都)
「婚約したので」(30代・岡山県)
「年齢的に結婚を意識していたけど、コロナ禍で遠方の彼の家族に会いに行けず、いったん同棲してみようとなった」(30代・愛知県)
「結婚を視野に入れ始めたから」(20代・東京都)
交際が順調に続き、お互いが生涯のパートナーになることを考え始めると、おのずと同棲の道もひらけていくようですね。いずれ夫婦として共に暮らすことになるのであれば、婚約をしたり、結婚を視野に入れたりした段階で同棲を開始するのは自然なこと。入籍や挙式でばたばたする前に、新居探しや引っ越しが済むというメリットもあります。
生活の変化
「仕事を変えた」(20代・東京都)
「私自身が一人暮らしするようになったことで」(30代・広島県)
「彼の就職(就職先が自分と近くなった)」(30代・宮城県)
「職場が遠く一人暮らしを考えていると相談したときに、一緒に暮らす?と言ってくれた」(20代・群馬県)
「寮生活が嫌だったから」(30代・神奈川県)
転職や転勤、就職などの生活の変化は引っ越しのタイミングと重なることも。ほかにも賃貸の契約更新など、環境が変わるタイミングで同棲を視野に入れることもあるようです。家を変えるのにちょうどいいタイミングでお互いの関係が良好ならば、これを機に同棲という選択が自然に出てきそうですね。
一緒にいる時間を増やす
「一緒にいる時間を増やすため」(30代・長崎県)
「一緒に住みたいから」(30代・宮城県)
「一緒に生活してみたかった」(30代・埼玉県)
単純にもっと一緒にいたい・この人と暮らしてみたいという好意や好奇心から同棲にいたるケースもあるようです。好きな人とはなるべく長く一緒にいたいタイプの人にとって、同棲は理想の生活スタイルともいえるでしょう。一緒に暮らしているからこそわかる新たな一面が、想いをさらに深めてくれるかもしれません。
遠距離恋愛
「遠距離だったから」(30代・東京都)
「遠距離恋愛だったため、私の転勤が決まり、遠距離恋愛を解消し同棲した」(20代・兵庫県)
お互いの家が遠く離れていると、休日を合わせてデートをすることすら大変ですよね。気軽に会いに行くこともできないなかでは、不安や寂しさも募りがちに。どちらかが相手の住む地にうつるようなきっかけがあれば、そのまま同棲して不安を解消したいと感じる人もいるでしょう。
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生活面でのメリット
「家賃が安くなるから」(30代・神奈川県)
「職場から近かったから」(30代・大阪府)
「私が学生で多忙なので会えなくなることと、家賃を払うことが難しいため」(30代・東京都)
同棲には、恋人と一緒に居られること以外にもさまざまなメリットがあります。たとえば、一人では借りられないような広い間取りや高い家賃の家も、お互いにお金を出しあえば借りられるでしょう。あるいはどちらかが学生で収入が安定していない場合も、社会人で安定している側が払ってあげられる…ということも。食費や光熱費なども折半できることがあるので、金銭面のメリットは多そうです。
同棲がしたかった
「自分のわがまま」(30代・秋田県)
「同棲に憧れがあった。当時付きあっていた相手も、同意してくれたから」(20代・山梨県)
「隣同士の市だったので、 毎度めんどくさかったから」(30代・佐賀県)
憧れがあったり、もとから家が近く面倒くささを感じていたりと、理由はどうあれ「同棲したい」という希望に相手が乗ってくれたという人も。彼女の希望を彼氏が聞いてくれる形になるのは、気持ち的な意味でも嬉しいですよね。
【アンケート結果】同棲したその後は?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
同棲経験があると答えた人に、「同棲した後はどうなりましたか?」と質問したところ…84.8%の人が「結婚した」、15.2%の人が「別れた」と回答。
同棲経験のあるカップルのうち、8割以上がそのまま結婚しているという驚きの結果となりました!「同棲をしたいけど別れてしまわないか不安」「同棲で結婚が遅れてしまうのは嫌だ」というような人にとってはとくに、これはかなり嬉しい結果ではないでしょうか。
そもそも同棲とは、
一緒に住むこと。特に、正式に結婚しないまま同じ家で一緒に暮らすこと。(引用:デジタル大辞泉)
と定義されています。アンケート結果を合わせて考えると、同棲とは「入籍を前提とした同居期間」であるともいえますね。お付きあいしている相手を生涯のパートナーとして考えている場合、同棲を前向きに考えてみるのもよさそうです。
同棲をするメリットとは

ここでは実際に、同棲を経験している人から共感を得られたメリット4つを紹介します。
相手のことがよくわかる
「あらかじめ彼のいいところ、受け入れるべきところ、価値観の違いなどがわかる」(20代・兵庫県)
「お互いにどうしても譲れない価値観などが、あるかないかを確認できる」(20代・東京都)
「お互いの生活の癖などがわかる」(30代・神奈川県)
「お互いの価値観のすりあわせができる。金銭感覚もすりあわせられる」(30代・兵庫県)
「結婚する前に同棲することによって、相手の性格や嫌な面も見えてくるのでいいと思います」(30代・群馬県)
「性格や食の好みを知ることができてより結婚を意識できる」(30代・新潟県)
「相手の金銭感覚や生活スタイルがわかる。また趣味や時間の使いかたなどもよくわかる」(20代・山梨県)
デートやお泊まりだけでは見えてこない、さまざまな価値観や生活スタイルが浮き彫りになる同棲生活は、相手をより深く知るきっかけにも。金銭感覚はもちろんのこと、朝起きてから夜寝るまでのさまざまな習慣や癖、気を抜いているときの様子などを、もっとも近くで目にすることができるしょう。
良い部分だけでなく、悪い部分がみえてくることもある意味、今後を考えるきっかけとなるのでメリットのひとつととらえられます。とくに結婚を考えているような場合は、相手との今後を決断するうえで、同棲生活がその決め手となるかもしれません。
お互いの生活リズムがわかる
「あらかじめ結婚前に、それぞれの生活リズムがわかった。結婚の準備を最初から2人でできた」(30代・愛知県)
「結婚する前にお互いの生活パターンを知ったり、価値観などがよりわかりやすくなったりする」(30代・鳥取県)
「お互いの生活パターンがわかるように」(30代・岡山県)
「相手の生活スタイルが見られる。自分も見せられる」(30代・神奈川県)
「お互いの生活リズムがわかる。嫌な部分も目につくので将来の生活もイメージできる」(30代・兵庫県)
一緒に暮らすようになることで、日常生活のあらゆるペースをつかみやすくなるのは同棲のメリットです。たとえば朝起きる時間やその後のルーチン、帰宅後の風呂や食事、寝る前の時間の過ごしかたなど、お互いが生活リズムをありのまま目にすることができます。お互いに心地良く過ごすためにそれをすりあわせたり、価値観を共有したりしておくと、同棲生活がさらなる絆を育むでしょう。
結婚生活のイメージができる
「結婚後の生活がイメージできる」(20代・埼玉県)
「結婚後の生活がわかり、その人の悪いところが見えてくるから」(30代・愛知県)
「相手との結婚生活が想像できる」(30代・北海道)
同棲によって相手との生活がリアルなものになると、結婚後の生活もイメージしやすくなりますね。お互いの欠点や直すべき部分がみえてきたときにも、よりよい結婚生活のために、同棲段階で改善をうながすこともできます。家族として同じ家に住むようになったときのビジョンを、同棲前よりも具体的に考えられるようになりそうですね。
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ずっと一緒にいられる
「いつでも会える」(30代・福岡県)
「ずっと一緒にいられる」(30代・東京都)
「ずっと時間を共有できる」(30代・埼玉県)
「長い時間を過ごせる」(20代・京都府)
デートの別れ際の寂しさや、「次はいつ会えるのだろう」という不安から解放してくれるのも同棲のメリット。仕事などの外出はあれど、同棲は、24時間365日おうちデートという状態にも近いでしょう。家に帰れば大好きな人に会えるという環境は、何にも代えがたい最高の喜びを与えてくれます。
たとえ喧嘩をすることがあったとしても、お互い同じ家に住んでいる以上は、自然と仲直りや謝罪に積極的になれるかも。
生活費の負担が減る
「家賃が安い」(30代・神奈川県)
「生活費が安くなる」(30代・東京都)
「家賃が浮く」(30代・東京都)
お互いが安定した収入を得ているならば、家賃や光熱費、食費などを折半できるのも同棲のメリットです。ひとり暮らしでは家計が苦しかったような人でも、同棲により出費がおさえられた結果、生活にゆとりが出ることもあるでしょう。
結婚資金を貯める余裕ができたり、お互いの生活がより安定したりすれば、同棲がふたりの人生をより豊かにしてくれるかもしれません。
同棲をするデメリットとは

同棲にはさまざまなメリットがあるいっぽうで、デメリットも存在します。もしも同棲を考えているのであれば、あらかじめそれを知っておくことで心構えや対策ができるかもしれません。
ぜひ、同棲を考える際の参考にしてみてくださいね。
ひとりの時間が減る
「1人の時間が少ない」(30代・島根県)
「プライベートな空間が減る」(30代・神奈川県)
「一人でいたいタイミングに一人でいられない」(30代・東京都)
「自分一人の時間が取れない」(20代・秋田県)
「自由がなくなる」(30代・東京都)
「悠々自適な一人暮らしを手放し、他人と生活を合わせないといけなくなること」(30代・愛知県)
自由気ままなひとり暮らしとは異なり、プライベートな時間が減る…ということをデメリットに感じる人は多いよう。たとえ恋人同士とはいえ、同棲は他人との同居生活。今までと同じようにはいかない部分も多いなか、たまには一人になりたいと感じる人もいるでしょう。
結婚が遠のく
「その後、結婚するかどうか微妙な空気になる」(30代・大阪府)
「期間が伸びてしまいダラダラと同棲を続けてしまう。1人になりたいときになれない」(20代・兵庫県)
「結婚に踏み切れなくなる人がいる。」(30代・大阪府)
「現状に慣れてしまい、結婚する情熱や意志が薄れていく可能性がある」(30代・兵庫県)
「入籍のタイミングがなあなあになる」(30代・東京都)
「結婚しないリスクもあり」(30代・東京都)
「ほぼ結婚してるも同義な状態なのに、他人扱いされること」(30代・神奈川県)
同棲で一緒に過ごす時間が増えるようになると、もはや籍を入れていないだけの事実婚状態になることもありえます。その結果、入籍したいという意欲が薄れたり、結婚のタイミングを逃したりしてしまうことも。
とはいえ先のアンケートでは、同棲を経験したカップルの8割以上は結婚しているという結果も出ています。結婚を前提としたお付きあいなのであれば、あらかじめ入籍予定時期をふたりで決めておくのも一つの手です。
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嫌なところが目につく
「嫌なところが目についてすれ違いそう」(30代・宮城県)
「嫌な部分も目に付くので喧嘩が多くなる」(30代・兵庫県)
「長引くほど嫌なところが増える」(20代・熊本県)
「知りすぎてしまい、冷めることもある。相手に慣れすぎてしまい悪いところばかりを見がちになる」(20代・山梨県)
生活習慣や価値観の違いが浮き彫りになった結果、普段のデートだけではわからないような嫌な一面に気づかされることも。いつでもそばにいるという安心感や甘えもあって、よけいに相手の悪いところが目につくようになる人も多いでしょう。
メリハリがなくなる
「ダラダラしちゃう」(30代・兵庫県)
「メリハリがなくなる」(30代・長崎県)
同棲前は気合いを入れてデートに臨んでいたはずなのに、同棲後はすっぴんダル着でゴロゴロしている姿を見せてしまっている…なんて人も多いでしょう。恋人ならではのドキドキ感や刺激がなくなり、関係性にもメリハリがなくなるおそれが。
反対に、相手のありのままの姿ごと愛おしいと思えるようであれば、「自然体でいられる」という点はメリットになるかもしれません。
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新婚感がなくなる
「新婚時の新鮮さはない」(30代・埼玉県)
「子供もいないなら結婚する必要もないかな」(30代・群馬県)
「結婚した時に、生活が何も変わらず延長みたいになった」(30代・愛知県)
せっかくの新婚生活も、入籍前から同棲をしていた場合は新鮮さに欠けてしまうようです。同棲生活の延長線上としか感じられず、「結婚できた」という喜びや感動が薄れる人からの声も。なかには子供がいないのであれば結婚も同棲も同じ、というような意見もありました。
もしも同棲カップルがそのまま結婚するのであれば、入籍を機に転居したり、生活環境を変えたりするのも◎ですね。
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同棲を長続きさせるためのポイント

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
同棲開始からずっと、一度も喧嘩やトラブルなどなく、毎日円満に暮らせている…という人はなかなかいないでしょう。大切なのは、問題が出てきた際にもそれと向きあって、お互いの関係性をより良くするきっかけを作ることです。
ここでは同棲中に問題が起きたとき、気を付けるべきポイントを解説していきます。
相手の気持ちを尊重する
「互いを尊重しあうこと」(20代・広島県)
「思いやり。過度に期待しない」(30代・大阪府)
「お互いの生活の価値観を共有し相手に合わせるか、それぞれ別でやることを理解しあうか」(20代・沖縄県)
「相手の意見もしっかり聞く」(20代・大阪府)
「相手への思いやり。パーソナルスペースや一人の時間の確保」(30代・神奈川県)
「相手を気遣う。干渉しすぎない」(30代・静岡県)
「相手を思いやる」(30代・宮崎県)
「お互いを尊重し、遠慮や我慢もときには必要だと思う」(30代・愛知県)
同棲をすると、相手の私生活が常に見える状態になります。その結果、価値観の違いを感じる場面も増えるでしょう。大切なのはそんなときに、自分の気持ちも大切にしつつ、相手の気持ちや目的を理解してあげること。理解や遠慮、ときには妥協や我慢も必要になります。
居心地のよい空間を目指すために、思いやりの気持ちをもって、お互いが寄り添えるような関係を目指しましょう。
家に関することを協力する
「お互い家事など協力する」(30代・埼玉県)
「全て後回しにしないこと」(20代・石川県)
「整理整頓をしてきれいな住環境を保つ」(30代・岩手県)
「協調」(20代・埼玉県)
「家事の分担」(30代・東京都)
「自分と相手の家事分担」(30代・石川県)
家のことは女性がするもの! なんて考えは前時代的です。とはいえ、お互いがしっかり役割を分担し、つねに完璧にタスクをこなせるか…というと、そこまでうまくはいかないことだってありますよね。できれば同棲を始める前に自分と相手の得意不得意を照らしあわせて、家事の分担などを決めておくとスムーズに進みます。
家に関することで問題や不公平さを感じてしまった場合には、今後どうしていくべきかを話しあってみましょう。自分だけがストレスを抱え、我慢する必要はないのです。
感謝の気持ちを忘れない
「ありがとうの言葉を伝える」(30代・大分県)
「ちくちく言葉を言わない」(30代・長野県)
「感謝を忘れないこと」(30代・神奈川県)
「慣れてはダメだと思った」(20代・茨城県)
日頃から何かをしてもらったときは必ずお礼を伝え、感謝の気持ちを忘れずに日々過ごすことも長続きさせるためのポイント。言わなくても伝わっているだろう… という思考はすれ違いの原因にもなるので、小さなことでもありがとうの気持ちを口に出して伝えていきましょう。
一緒にいてくれること、ともに暮らしてくれること、そのなかで家事や庶務などふたりのために動いてくれることなど…お互いがさまざまな面に感謝の気持ちを大切に過ごせば、トラブルの原因も少なくなりそうです。
適度な距離感を保つ
「プライバシーを守る」(30代・奈良県)
「お互いに関与しすぎない」(30代・新潟県)
「お互いのペースとやりかたを守る」(30代・東京都)
「過干渉にならない」(30代・茨城県)
「干渉しない、思いやりを持つ」(30代・大阪府)
「干渉のしすぎはNG」(30代・北海道)
「一緒にいすぎない。感謝を忘れない。頑張りすぎない」(20代・京都府)
「隠しごとをせず、過度な干渉もしない。思いやりを持つ」(30代・福岡県)
どんなに仲のよいカップルでも、見られたくないものや知られたくないものがあります。プライバシーに深入りするとお互いストレスの原因にもなり、トラブルに直結しやすいので要注意! 干渉しすぎない、ほどよい距離感を保ちましょう。
長い付きあいになると一緒にいることが当たり前になり、ついつい深く踏み込み過ぎてしまうこともあります。いつでも、親しき中にも礼儀ありという言葉を忘れずに過ごすのが吉。
個々のプライベートな時間を大切にする
「1人の時間」(30代・長崎県)
「お互いの時間をつくる」(30代・兵庫県)
「プライベートを大切にする」(30代・栃木県)
「お互い自由な時間は確保する、言いたいことはきちんと話す」(30代・埼玉県)
「個人の自由を思いやる」(20代・東京都)
「自分だけのスペース、部屋は確保して、1人になれる時間を作ったほうがいい」(30代・埼玉県)
「1人の時間を作れるように個室を用意する」(30代・新潟県)
同棲を始めても、お互いが自分の好きなことをできるプライベートな時間は必須です。あらかじめ、部屋の数や専用スペースなどにもこだわって物件を探すのもひとつの手。
やっと一緒に住めるようになって嬉しい気持ちはわかりますが、家の中でもずっと一緒だと疲れてしまいます。お互いの自由な時間も大切にできる関係性を作りましょう。
ストレスを溜めない
「遠慮をしない」(20代・山梨県)
「不満を溜めない」(20代・神奈川県)
「気を使うなら別れたほうがいいです」(30代・神奈川県)
「気を使わずに過ごす」(30代・山口県)
「喧嘩しないこと」(30代・徳島県)
「喧嘩をなくす」(20代・栃木県)
「迷惑かけない」(30代・東京都)
常日頃のコミュニケーションを大切にして、お互いの不安や不満をしっかり話しあえる環境を準備しておくことが大切です。その環境がしっかりととのえられていれば、ストレスの溜まりにくい日々を過ごせます。
また、没頭できる趣味を見つけたり、自分なりのストレス発散方法を見つけておくと気持ちも楽になるでしょう。同棲したからといって、すべてが恋愛・恋人中心にならないように意識することも大切ですね。
お互いの生活ルールを理解しあう
「お互いの生活パターンを理解して、適度に距離をとる」(30代・愛知県)
「お互いの生活リズムを尊重しあう」(20代・静岡県)
「お互いの希望。擦りあわせる努力を忘れない」(20代・埼玉県)
「自分の生活のルールと相手の生活のルールを細かく擦りあわせていくこと」(20代・東京都)
「お互い嫌なことは嫌と言える環境を作る」(20代・埼玉県)
「話しあいをする」(30代・埼玉県)
「妥協する」(30代・山口県)
「互いに妥協点を見つけること」(20代・神奈川県)
自分のルールを基準として考えるのは絶対にNG! ここは同棲経験者が多く悩んだ部分でもあります。家事の分担をどうするのか、洗濯物のたたみかたや掃除の頻度など、事前に話しあいをしておいたほうがよいルールも。
どうしても譲れないルールがあれば話しあったり、事前に伝えてクリアな状態にしておいたりすることが重要。
同棲を始めるなら“覚悟”と“思いやり”が必要
大好きな人とひとつ屋根の下で暮らせる同棲は、とてもハッピーで、愛に溢れた人生のきっかけになりえます。毎日のように一緒にいられる環境は、愛しあうふたりにとって最高の幸福感を与えてくれるはず。
ですがそれと同時に、今まで違う環境で育ってきたふたりが問題なく暮らしていくことは、決して簡単ではありません。当然、喧嘩や納得できない部分も出てきます。なかにはそれがきっかけで、別れや同棲解消を考えてしまう人もいるでしょう。
同棲中に問題が起きたときは、思いやりの心を持って話しあいをする姿勢が大切になります。自分の気持ちを大切にしつつ、相手の気持ちにもしっかり耳を傾け、よりよい関係性を築くためのきっかけに変えていく心構えが大事ですね。それさえあれば、同棲のベストタイミングはカップルそれぞれではないでしょうか。二人の心がひとつになり、将来を前向きに考えられそうなときこそがベストタイミングです。
また、結婚の約束をせずに同棲を始めた場合は、入籍がズルズル先延ばしになってしまう可能性もあります。結婚の意思や時期を決めたうえで同棲するという、順序や覚悟もあるていどは必要ですね。
楽しい同棲生活から、素敵な未来に進展できますよう応援しています。
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