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右手薬指の意味・メッセージ性とは?

薬指は“愛”や“感情”と深く関係している指で、右手と左手で意味が変わります。また既婚者が右手の薬指に指輪をしていることも少なくありません。
右手の薬指に指輪をはめる意味や、メッセージ性について解説します。
♦︎パートナーとの心の結びつき
左手の薬指は結婚指輪をはめる指なので、その反対の手である右手の薬指は、恋人やパートナーとの関係性を結ぶメッセージのある指として指輪をする人もいます。
単に「好き」という感情だけでなく、パートナーとの信頼や安心感といった深いレベルでの絆を大切にしたいときにもこの指は特別な意味を持つもの。
恋人にもらった指輪を右手の薬指につける人も多いことから「恋人がいます」というメッセージを周囲に放つ作用もあるでしょう。
♦︎恋愛関連のお守りとして
片思いをしているときに、恋愛がうまくいくようにと「お守り」として右手薬指に指輪をつける人もいます。
右手の薬指は恋愛におけるパートナーシップと深い関わりがあるので、恋愛成就の願掛けをしやすい面もあるでしょう。
また、恋人はいないけれど想っている相手がいるときには、興味のない相手から言い寄られるのも困りがち。興味のない異性を寄せ付けないよう、あえて「恋人がいる」ように見えやすい右手薬指に指輪をするメリットも考えられます。
♦︎ファッションとしてのバランス
意味やメッセージというほどの理由はなくても、単純に「バランスがいいから」という理由で右手薬指に指輪をはめることもあります。
自分らしいおしゃれを楽しむにあたっては「この指につけたい気分だから」だけが理由でも、まったくおかしくはありません。
♦︎過去の恋人への想い
別れた恋人への未練や、まだ新しい恋をしたくない気分のときに右手薬指にあえて指輪をはめる人もいます。
新しい恋をしたくないときには男性除けになるメリットが期待できる点も大きいでしょう。
また、過去の恋人とヨリを戻したい想いが強いほど、元カレからもらった指輪をそのまま右手薬指にはめ続けているケースも散見されます。
日本人女性の右手薬指のサイズ… 平均はどのくらい?
AIGISが2043名を対象に実施した調査結果によれば、日本人女性の右手薬指の平均サイズは「9.84096」とのこと。中央値は「10」でした。(出典:日本人の平均指サイズデータ/AIGIS)
ただし年齢や生活習慣によっても指の太さは変わりやすいことから、指輪を買うときにはサイズチェックをしてから買ったほうが安心でしょう。
既婚女性が右手薬指に指輪をはめる意味

右手薬指への指輪は「恋人がいます」というメッセージをもつと捉えられるケースも多いため、既婚女性が右手薬指に指輪をするにあたっては、その意味が気になることも。
既婚女性が右手薬指に指輪をはめたときの周囲からの見え方や、本人の内面にある想いなどを解説します。
♦︎浮気をしているサインだと誤解されることもある
右手薬指に指輪をしていることが不倫や浮気をしているサインだなんていうのは、短絡的な考え方。しかし「右手薬指は恋人がいる証」というメッセージを深掘りする人からは、浮気をしているサインだと誤解をされるリスクもゼロではありません。
誤解をされても気にしないという場面ではまったく問題ありませんが、無用な噂や誤解を避けたいシーンではつけないほうが無難である可能性もあるでしょう。
♦︎左手薬指につけられないから
既婚女性には、左手薬指に結婚指輪を常にはめている人も少なくありません。そのため、つけたい指輪があっても左手薬指に重ねづけするとバランスが悪いといった理由から、右手の薬指につける場合もあるでしょう。
指輪はサイズが合う指にしかつけられないので、薬指のサイズに合っている指輪は他の指には合わない場合もあり、ファッションを楽しむにあたって右手薬指に指輪をはめるケースもあります。
♦︎パートナーからのプレゼント
パートナーと恋人同士だった頃にもらった指輪など、結婚指輪と重ねづけをするほどではないけれど愛情や信頼を再確認するアイテムとして、結婚指輪とは異なる過去にパートナーからプレゼントされた指輪をつけている既婚女性もいます。
左手薬指は結婚指輪の定位置なため社会的な愛の証となる指である一方で、右手の薬指はパーソナルな愛の証としてパートナーとの関係を育む大切なパーツであるとも言えるでしょう。
右手薬指につける指輪をプレゼントされる意味は?

交際中の恋人から、右手の薬指につける指輪をプレゼントされたときには、その意味も気になるものです。
そもそも「指輪を贈る」という行為には言葉では伝えきれない深い思いが込められていますが、“どの指につけてほしいか”を意識して贈られたものであれば、その意味はより深いものにもなりがちでしょう。
右手薬指にはめる指輪をプレゼントする意味を解説します。
♦︎心の支えになりたいというメッセージ
恋人から贈られる右手薬指への指輪は「あなたを恋人として支えます」という気持ちの表れである可能性も高いでしょう。
相手の内面に寄り添い、パートナーとして支える覚悟を感じられる贈り物といえます。
♦︎結婚の意思は固まっていないけれど大切にしたいというメッセージ
結婚の意思が固まっていれば、エンゲージメントリングなどの別の指輪を贈るもの。あえて右手薬指にはめる指輪をプレゼントするときには「まだ結婚の意思までは固まっていないけれど、大切にしたい関係である」という心理が働いている場合も少なくありません。
♦︎恋人の存在を公表してほしい
右手の薬指に指輪をしていることが、恋人の存在を公言すると考える人ほど、恋人に右手薬指に合う指輪をプレゼントする傾向も。
「誰にも取られたくない」という独占欲の表れでもあるでしょう。
右手薬指の指輪は深い意味を持つとは限らない
右手薬指に指輪をはめていても、深い意味があるとは限りません。
恋愛に深い結びつきがイメージされる指ではありますが、単純にファッションとして指輪をはめている人も少なくないでしょう。
指輪をはめる指は「今日はこの指につけたい気分だから」といった気持ちが理由でも不思議ではなく、気分に合わせてジュエリーを楽しむことこそ、真の自己表現と言えるのかもしれません。
参考:日本人の指の平均サイズのデータ|株式会社ジュエルはまの
TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき
ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。