目次Contents
▼この記事の要点
- 自分磨きとは、理想の自分に近づくための努力全般を指す。20~30代女性のうち、自分磨きをしている女性とそうでない女性の割合はおよそ半々。5割の女性は、なんらかの形で自分磨きを意識して過ごしている
- ダイエットやスキンケアで外見を磨いたり、資格取得や貯蓄で内面を磨いたりなど、自分を磨く方法はさまざま。「自分に自信をもてるようになる」「日々の生活が充実し幸福度が上がる」「若々しくいられる」など、自分磨きにはさまざまなメリットが
- 今回のアンケートでは、モテるため・人に評価されるためというより、より理想的な自分になり、納得のいく人生を送るために努力をしている女性の声が多く集まっている。自分磨きで自己肯定感を上げ、自信をもって人生を送ろう
【女性100人に聞いた】自分磨きをしている?

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に「あなたは『自分磨き』をしていますか?」と質問したところ、「している」と回答した人と「していない」と回答した人はそれぞれ50%。回答はきれいに二分化しており、自分磨きをしている女性とそうでない女性は、半々の割合であることがわかりました。
ダイエットや垢抜けメイクのような外見を磨くものから、資格取得や読書など内面を磨くためのものまで、ひとくちに自分磨きといってもいろいろな種類があります。自分磨きとは、理想像に近づくための努力全般といえるでしょう。
【女性に聞いた】自分磨きをした先にある理想とは?

自分を磨く目的ともいえる、〝磨いた先にある理想の自分〟のイメージについて、女性100人の意見をまとめました。容姿だけではなく、内面を磨くことを意識している女性も多いようですね。
肌や髪など容姿がきれいな女性
「毛穴レスなきれいな肌」(30代・埼玉県)
「矢田亜希子さんみたいなきれいな女性になりたくてスキンケア頑張ってます」(20代・兵庫県)
「見た目をきれいにしている」(20代・神奈川県)
「きれいな人」(20代・神奈川県)
うるツヤの美しい肌や、さらさらのきれいな髪などを手に入れ、芸能人のようにきれいな女性になりたい人が多いようです。
特にスキンケアにかんしては、基礎化粧品からこだわって選び、自分の納得のいく結果を目指している人が多いよう。さまざまなコスメや特別な日のエステ・美容医療など、美容にかんする商品やサービスが充実している昨今。心惹かれるものがあったのなら、利用しない手はありませんね。
スタイルがよい女性
「スタイルのよい女性」(30代・埼玉県)
「ダイエットに取り組み、ヨガなどをして心身を鍛えています」(30代・埼玉県)
痩せていればいいというものではありませんが、自分の〝なりたい〟を叶えるために、スタイルアップを目指しているという女性もたくさんいます。
ダイエットはもちろんのこと、ヨガで柔軟性や精神面を鍛えたり、ジム通いで運動をしたりなど、人によって方法はさまざまです。理想のスタイルを手に入れることで、好みの服をより素敵に着こなせたり、写真に写った自分の姿に満足できたりする機会も増えるでしょう。
自信のある女性
「自分なりに納得できる容姿であり、 周りからもきれいと思ってもらえるような女性」(30代・東京都)
「自分自身を肯定できる女性」(20代・神奈川県)
男ウケを狙ったり、承認欲求を満たしたりするためではなく、〝自分が自分に納得できるような女性〟になりたいという声も。自分に自信をもつことができれば、自己肯定感も上がり、人生をより前向きに楽しむマインドになれそうですね。
清潔感がある女性
「華美ではないけれど、清潔感があり、自分が自分に満足して、いつもご機嫌で過ごせる女性を目指している」(30代・神奈川県)
「年相応のきれいさ、清潔感をもっていたい」(30代・新潟県)
清潔感のある人は、それだけできちんとしている印象になりやすいものです。女性のみならず男性も、自分を磨くうえで避けて通れないポイントでしょう。
服装やメイクを整えるだけでなく、髪を染めている場合には根元が伸びてきたらリタッチするなど、見てわかりやすい部分をこまめに気にかけると〇。もちろん…ヒールの削れた靴で音を立てて歩いたり、強すぎる香水の香りをまとったりなども×。
視覚以外からわかる部分にも気を配ると、バランスのいい清潔感を醸すことができそうです。
健康的な女性
「健康的ではつらつとした雰囲気を目指している」(30代・京都府)
「健康的。自然にきれいな感じ」(20代・東京都)
体は資本です。病気になったり怪我をしたりすることで、健康のありがたみを痛感する人もいるでしょう。しかしできることなら、日頃から健康への意識を高めて自分磨きにも活かしたいものですよね。
運動や食事管理で内側から健康を目指すのもいいですし、不健康なイメージを抱かれないようなファッションやメイクで、はつらつとした明るい印象の女性を目指すのもアリ。元気いっぱい人生を楽しもうとする気持ちをもった女性は、男女問わず魅力的です。
自立した女性
「自立した女性」(30代・神奈川県)
精神的、あるいは経済的に、自立した女性を目指しているという声もありました。
〝男は稼ぎ、女は家を守る〟というのはもはや前時代的な価値観であり、共働きの夫婦や、家事を積極的に行う男性も少なくありません。女性も積極的に働きながら、自身の夢やキャリアを追いかけられるようになった昨今。女性初の内閣総理大臣が誕生したことも、記憶に新しいですね。
若々しい女性
「歳を重ねても若々しい女性」(30代・福島県)
〝何歳になってもきれいでいたい!〟という思いを抱き、自分磨きにまい進している女性は少なくありません。
歳をとること自体は悪ではありませんし、加齢によって溢れる新たな魅力や可能性に目を向けることも大事ですが、若々しくいたいというポジティブな気持ちはいい原動力になるでしょう。
スキルを身につけた女性
「資格取得の勉強」(30代・埼玉県)
興味をもったことを突きつめたり、納得いくまでやりこんだりすることで得られる経験は、自身の内面を豊かにしてくれるきっかけに。その経験が今後も実践的に活かせるものであれば、自分の特技や強みを増やすことにも繋がります。
楽器やスポーツなどの習い事はもちろんのこと、資格取得のために勉強をしたり、学校に通ったりする人もいるようです。オンラインで受講できるスクールも増えていますので、隙間時間を見つけて自己研鑽に励むと実になりそうです。
【内面】を磨く方法

自分磨きにまい進している女性の理想像がわかったところで、実際に自分を磨く方法についてもチェック。まずは、内面を磨く方法についてアンケート結果をまとめました
勉強する
「勉強」(30代・東京都)
何も努力せず、積極的に行動を起こすこともなく、勝手に自分が磨かれていく…という人はなかなかいないでしょう。特に資格の取得などスキルアップのためには、学生時代のように机に向かい、コツコツと勉強をする根性が求められることも。
内面を磨こうと思ったらまずは、勉強グセをつけられるように意識するとよさそうですね。
マインドのもち方を変える
「前向きで、周りの人に優しく、自分も楽しく生きられる女性を目指して、自分磨きをしています」(30代・東京都)
たとえば…〝優しい女性になりたい〟と思ったときに、他人につねに厳しい目を向け、欠点を探し、文句ばかり言っているような生き方をしていると、優しい人になったとは自分でも感じにくいでしょう。まずは心のあり方を見つめなおしてみることが、内面を磨くための第一歩です。
お金を貯める
〝先立つものは金〟という言葉もありますが、何をするにもお金がかかりがちなこの世の中。まずは経済的な安心感をおぼえられるようにすることで、内面を豊かにできるという考え方も一理あります。
幸せになるにはお金がすべてではないとはいえ、お金があるからこその精神的な安定や、心の余裕というものがあることは否めません。
【外見】を磨く方法

続いて、外見を重点的に磨くための方法をご紹介。自分磨きの先の理想像として、容姿やスタイルについて言及していた人も多いようですが…具体的には、どのような手段で自分磨きをしているのでしょうか?
スキンケア
「見た目が衰えないようにスキンケアを頑張っている」(20代・兵庫県)
「毎日のスキンケアを丁寧に」(20代・神奈川県)
「保湿」(30代・埼玉県)
肌のハリやツヤを保つために、日々スキンケアを頑張っている人が多いようです。朝・夜で使用するアイテムを使い分けたりなど、正しいスキンケア方法を頭に入れておくと、より効率的に自分を磨けるかもしれません。
ファッション・メイク
「メイクに時間をかける」(20代・神奈川県)
「ファッションやメイクを楽しむ」(30代・東京都)
「メイクの研究や髪型の研究をしています」(30代・埼玉県)
「服やメイクの流行りをキャッチして実践する」(30代・兵庫県)
トレンドの移り変わりも多いメイクですが、まずは情報収集から意識して、日々アップデートできるようにしている…という人も。厚化粧だと思われたくないからといって、適当に手を抜いたメイクをするのは△。自分に似合うメイクを研究し、肌質に合う商品を使用して、丁寧に仕上げてこそです。
ダイエット
「ダイエット、筋トレ、腸活」(20代・千葉県)
「ダイエットやヘアケア、肌のケア」(20代・神奈川県)
「ダイエットをする。美容を研究する」(30代・福岡県)
ダイエットで理想のスタイルを手に入れたら、自分をもっと好きになれるという人は少なくないはず。鏡の前で気になる贅肉をつまんだことがある人なら、きっと身に覚えがあるでしょうか。自分磨きという言葉を聞いて、真っ先にダイエットのことを考えた人もいそうですね。
ただし…過度なダイエットなど、心身に支障をきたすような無理なスタイルアップは×。自身のBMI(ボディマス指数)をきちんと調べ、栄養バランスのいい食事を心がけてこそ、健康的かつ魅力的な美しい女性になれるはず。
運動
「毎日30分欠かさず運動をしている」(30代・大阪府)
「自重筋力トレーニング5分、有酸素運動30分~40分の実施(毎日)」(30代・愛知県)
「自分自身を鏡で見て落ちこまないように、継続できるレベルの運動とスキンケアなどを積み重ねる」(30代・東京都)
「ジムでボディメイク」(30代・東京都)
「ヨガや筋トレ等での身体づくり、スキンケアの徹底、バランスのよい食生活&腸活」(20代・千葉県)
有酸素運動や筋トレを自己流で行う人もいれば、ジムでパーソナルトレーニングを受けたり、ヨガやピラティスに通っていたり、人により方法はさまざま。ダイエット目的のみならず、健康管理のためにも運動をする人は多いですね。適度に身体を動かすことは、健康な心身を維持するためにも大切です。
健康管理
「健康維持」(20代・千葉県)
健康への意識は自分磨きのためのみならず、いつまでも元気に、悔いなく人生を満喫するためにも大切なことです。「基礎代謝を上回る食事量には気をつける」「糖質や脂質の摂りすぎには注意して、バランスよく食べる」などの、具体的な目標を設定しておくと〇。
脱毛
「脱毛したり、服装を変えたりしている」(20代・徳島県)
ムダ毛のお手入れは、清潔感を維持するためにも大切なポイント。キメ細かな肌を目指す意味でも、脱毛すると美肌に一歩近付けそうです。
特に肌の露出が増える春夏は、〝水着シーズンまでに脱毛を終わらせたい〟と考える人も増えるのでは。脱毛でケアの手間を減らすことができれば、そのぶん他の自分磨きにも時間を割けてGOOD!
エステ・美容医療
「エステ通い」(30代・岐阜県)
「年1回くらい、美容皮膚科に通って、気になる箇所を施術している」(30代・東京都)
プロの手技やサロンならではの専門的な器具でケアをしてらえるエステ通いも自己投資の一種です。専門のクリニックによる、自分だけでは難しい特別な美容医療を受けるという人も。
自宅で使用できる美容家電も増えていますので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
美容院
「美容院に行く」(20代・東京都)
ヘアサロンに行く頻度は人によってまちまちのようですが、ヘアカラーで染色している人の場合は、だいたい1、2ヶ月に一度は足を運んでいるとのこと。
ケアされた美しい髪は清潔感を維持する大事な要素です。さらには、若々しく美しい印象をも与えてくれます。美人の条件としても美髪は大切なポイントでしょう。
「自分磨き」のメリットって?

自分磨きにはさまざまなメリットがあります。理想の容姿を手に入れたり、内面に自信をもてるようになったりすると、人生の可能性が広がることも。
ここではそんな〝自分磨きのメリット〟について、さまざまな意見をご紹介していきます。
◆自分に自信がつく
「自分に自信がつく。成長につながる。周りからの印象もよくなる」(30代・埼玉県)
「自分に自信がもてる。出かけるのが楽しくなる」(30代・東京都)
「外見と内面を磨くことで、自信をもち、周りとよい関係を築ける人になれると思っています」(30代・東京都)
「自己肯定感かあがる」(20代・神奈川県)
「自己肯定感が上がる、メンタルが安定しやすくなる、前向きになれる」(20代・千葉県)
自分磨きの最大のメリットは、自分に自信をもてることだといっても過言ではないでしょう。
自分磨きを始める際には、自分のなかの「ここを変えたい」「あんなふうになりたい」という願望を明確にする作業が必要です。理想を言語化するために現実から目を逸らさず、まずは自身の欠点と向き合ったという人も多いはず。
苦しい現実を乗り越え、自らの努力で理想の自分を勝ち取った充足感は、何物にも代えがたい財産といえます。
◆気分が上がる
「気分が上がる」(30代・埼玉県)
「自分の機嫌がよくなる」(30代・東京都)
「気分が上がる」(30代・東京都)
「気分が明るくなること」(20代・岐阜県)
「人生が豊かになりそう」(20代・大阪府)
「毎日楽しく過ごせる」(30代・東京都)
自分磨きを成功させて自己肯定感が上がったり、自分磨きへのモチベーションが高まったりすると、いい気分で日々を過ごせるようになるでしょう。代り映えしない日常生活に飽き飽きしているような人ほど、自分磨きによって得られる経験や刺激が、人生に新しい風を吹かせてくれたと感じられるのでは。
特にスポーツやトレーニングなど体を動かすタイプの自分磨きをしている人は、ストレス発散の効果も期待できそうです。
◆自分が幸せになる
「幸せ」(20代・千葉県)
「自分が満足する」(20代・神奈川県)
自分磨きを通じて、幸せを感じている女性もいます。結果に繋げることはもちろん大事ですが、過程にも満足感をおぼえられたり、人生が充実しているように思えたりする点は自分磨きのメリットでしょう。
自分磨きではときに、苦手なことに取り組むべき場面もでてきます。運動が嫌いでも意識的に身体を動かしたり、おやつを食べるのを我慢したり…辛い場面もありうる以上、幸せなことばかりではないように思えるかもしれません。
しかし「私は今頑張っている」「今日はこれだけやれた」と、努力を振り返るだけで前向きな気持ちを維持できるかも。
◆自分のことが好きになる
「自分のことを好きになれる、自信がもてる、日々を楽しむため」(30代・新潟県)
「理想の自分になりたい」という気持ちは、「もっと自分のことを好きになりたい」という気持ちに繋がる部分があります。よりよい自分になろうと努力をしているうちに、そんな自分を認められるようになったり、愛おしく思う気持ちが強まったりすることもあるでしょう。
自分のことを大切に思えず嫌いなまま過ごしていると、人生にたいしても前向きな意欲がわきにくいものです。しかし…もしも自分のことを好きになれれば、そんな自分を大切にし、悔いのない人生を送るため日々を充実させる気概がわくかもしれません。
◆若々しくいられる
「外見は若々しくいられる、内面は健康」(30代・東京都)
「元気にみえる」(30代・岐阜県)
若々しい容姿も前向きなマインドも、人に好印象を与えるだけでなく、自分の気持ちを上げてくれる大事な武器になるはず。老けてみられるよりは若くみられたほうがいい、という人も多いのではないでしょうか。
◆健康的になれる
空いた時間はひたすらゴロゴロ、夢や目標もなくなんとなく生きている…という状態に比べれば、理想の自分を追い求め努力を続ける日々のほうが、心身ともに健康的なイメージを抱けそう。実際、ダイエットのために運動や食事管理をしたり、思いきり体を動かしていたりすると、ストレス発散にも繋がるかもしれません。
◆スキルアップできる
「自分を高めることができる」(30代・岐阜県)
「自分を高めることができるし、資格が取れれば今後の安心感を得ることができる」(30代・埼玉県)
向上心をもって自分磨きを続ける生活は、己の心を鍛え、高めることにも繋がります。磨いた結果、今後自分の武器になるようなスキルや知識、あるいは容姿を手に入れることができれば、自信というかけがえのない財産をも得られるでしょう。
◆周囲からの好感度が上がる
「いろんな人に好かれる」(20代・神奈川県)
「不快感を与えない」(30代・東京都)
自分磨きを通じて理想の自分になることで、周囲の人からの評価が上がるかもしれない点はメリットです。少なくとも、努力している姿が他人の目に不快にうつることはそうないでしょう。
とはいえそれも、日頃の行いのよさによって積み重ねたもとの好感度があってこそ。外見でも内面でも、どのような部分を磨くにせよ、日頃から周囲の人と良好な関係を築いておくと吉。周囲の人とのコミュニケーションそのものが、自分の内面を磨く手段のひとつになることもあるでしょう。
自分磨きは何から始める? 方法とマインドセットQ&A

自分磨きにはさまざまなメリットがあることがわかりましたが、いざ「自分を磨きたい!」とは思っても、何から始めたらいいかわからないという人もいるでしょう。
痩せたいけれど運動は苦手、仕事が忙しく時間がない、いつも疲れていて余裕がない…など、〝磨きたくても磨けない〟ように思えて悩んでいる人もいるかもしれませんね。
ここではQ&A形式で、自分磨きを始めるにあたって大切な気の持ち方や、モチベーションの保ち方を解説していきます。
- Q.しょっちゅうダイエットを試みては挫折しています。自分磨きを始めるときはいつも「今度こそ痩せるぞ!」とやる気なのですが、毎日仕事で疲れて帰ってきたあとに、一生懸命運動をする気にはなれず…飲み会でお酒を飲んだりストレスで爆食いしたりして、「もういっか!」と早々に諦めてはまた頑張ろうとする、を繰り返しています。垢抜けに成功した友達を見ては、羨ましく思いつつもお菓子をつまみスマホを観ながらダラダラと過ごす日々です…
- Q.外見はともかく、内面を磨くってけっこう難しくないですか? 私もこれまで色々やってきましたが、本を読んだり資格を取ったりしたところで、いまひとつ磨かれたような感じがしません。やっぱり実感を得られるのは外見の自分磨きだとは思うものの、内面を豊かにしたいという気持ちはあり、何をどう磨いていこうかと迷うことが多いです
A.仕事でクタクタになって帰ってきてからさらに運動をするためには、もはや体力というより気力が必要になることも多いでしょう。忙しい社会人がプライベートの時間を自分磨きにあてるとしたら、計画性だけでなく、ちょっとしたコツを掴むことも大事です。自分の向き・不向きを見極めつつ、持続可能かつ達成可能な方法や目標を考えましょう
まず…ダイエットが続かない自分自身を、責めたり「ダメな奴だ」と思いこんだりはしないでくださいね。「自分磨きをしよう!」という気持ちを捨てずにもち続けている時点で、あなたは理想の自分になるための一歩をすでに踏み出しています。
何度も挫折を繰り返しているということですから、もしかするとダイエット方法の選択や、目標設定をみなおしたほうがいいのかもしれません。自分磨きの目的は、あくまでも理想の自分に近づくことです。志半ばで挫折してしまっては、せっかくの努力も水の泡に。
理想の自分が遠ければ遠いほどに、自分を磨く期間が長くなる可能性があります。ゆえにちょっとずつでも確実な、自分が無理なく続けられる手段で磨いたほうがいいでしょう。
下記に、自分磨きを成功させるためのポイントについて簡単にまとめました。参考にできそうな部分があれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。
◆具体的かつ達成可能な目標を設定する
自分磨きをするときは、ゴールや目標を明確に設定しましょう。
たとえば「痩せる」のが目標であれば、「2ヶ月以内に3キロ痩せる」など、数字を活用して、具体的にイメージしやすい状態にするのがおすすめです。
いきなり「半年で10キロ痩せる!」と長いスパンで目標設定するよりも、「1ヶ月で1.5キロ、2ヶ月で3キロ痩せる」といった形で、進捗を確認しやすいような数値にしておくとよりわかりやすいはず。ゴールや目標が明確であればあるほど計画も明確になるため、モチベーションを維持しやすくなるでしょう。
◆ダイエットにも選択肢はいろいろ! 自分に合った方法を選ぼう
人が1キロ痩せるためには、実は7,200kcalも消費しなければいけないのだそうです。何日も飲まず食わずで過ごすわけにもいきませんし、日々の生活を営みながらこれだけのカロリーを消費するのは、実際にやってみるとけっこう大変なことがわかるはず。人は急には痩せられないということを、まずは頭に入れておくと〇。
つまり…ダイエットをするのであれば、長期的な目線で、自分が飽きることなく続けられる方法を選ぶのが大事ということです。
走るのが大嫌いな人がいきなり長時間ランニングをするのは大変でしょうし、もともと小食な人が、さらに食事制限をして摂取カロリーを減らすというのも難しいはず。ポイントは、〝合わない方法を無理矢理続けようとする〟のではなく、〝自分に合う方法で、必要な努力をする〟ことですね。
日頃から食べ過ぎている意識がある人ならば、おやつを減らしたり、少しでも低カロリーなものを選んだりするのがいいでしょう。運動不足で健康診断のたびに結果が気になるような人であれば、10分でも走ってみたり、軽いストレッチから始めたりするのもアリ。自分のライフスタイルを客観視して、適切な方法を選ぶと◎。
〝すぐに結果が出るものではない〟…という前提を忘れることなく、地道な努力を続けましょう♡
◆内面と外見の両方をバランスよく磨く
自分磨きは、内面と外見をバランスよく磨くことが大切です。
外見だけに重きを置いて過度なダイエットをする人も多くいますが、それでは体調を崩してしまいかねません。その結果リバウンドなどしたら元も子もないでしょう。美しい外見は、美しい生活から始まります。内面を豊かにしてくれる充実した生活が、外見を磨くための手助けをしてくれるでしょう。
また、どんなに美しくなっても、内面が伴っていないようでは幻滅されてしまう原因にも。無理のない範囲で、内面と外見をバランスよく磨いていくことで、「素敵な女性」になれるはずです。
Q.外見はともかく、内面を磨くってけっこう難しくないですか? 私もこれまで色々やってきましたが、本を読んだり資格を取ったりしたところで、いまひとつ磨かれたような感じがしません。やっぱり実感を得られるのは外見の自分磨きだとは思うものの、内面を豊かにしたいという気持ちはあり、何をどう磨いていこうかと迷うことが多いです
A.内面を磨く方法については、まず〝自分をバージョンアップさせる〟つもりで考えてみましょう。ただやみくもに本を読み、資格を取るために勉強をしたりするのではなく、自分の理想像を明確にしたうえでワンランク上の行動に出るのです。より難易度の高い資格取得に挑み、生涯通用する武器を増やしたりするのも選択肢のひとつです
外見と違い、内面の魅力や豊かさというものは、ぱっと見ではなかなかわからないことがあります。深く対話を重ねることでようやく見えてくる知性や言葉の選び方・視野の広さなどは、鏡に姿を映しただけで確認することはできません。
しかしだからといって、内面の自分磨きをおろそかにすべきでないという点は、あなたのおっしゃる通り。以前Oggiが実施したアンケートによれば、恋愛においても、外見より内面を重視して相手を選ぶという人が非常に多いようです。
ポイントは、今の自分をアップデートさせる意識をもつことです。たとえば〝美しさも賢さも兼ね備えた女性〟が理想像だとしたら、外見を磨きつつ、読んだ本の感想をまとめてアーカイブをつくったり、インターネットで公開したりするのもひとつの手。磨いた内面の豊かさや知識を、つつましくアウトプットする機会を設けてもいいでしょう。
あるいは…すでに気になる書物は読みつくし、資格取得などにも飽き飽きしているということなのであれば、あえての〝休息〟を自分磨きの手段にするという方法も。長期的な旅行に出て、その土地の歴史や文化に深く触れたり、新たな価値観を開拓したりすることで、より豊かな精神性が育まれるかもしれません。
この世界にはたくさんの人々が暮らし、そしてその人々の数だけ価値観や文化があり、無限の知識欲を満たす謎や好奇心の種が息づいています。それらの種を芽吹かせるための行動は、あなたの向上心を満たす可能性があるでしょう。世界中の知識を知り尽くし謎を解き明かすまで、内面の自分磨きに終わりはない…と解釈することもできるはず。
「自分磨き」をして自信あふれる女性に!
自分磨きに大切なのは、内面と外見どちらもバランスよく磨くことです。
たとえどれだけ美しい容姿を手に入れても、言葉使いが悪かったり、ガサツで常識がないような印象を与えたりしたら見かけ倒しな印象に。反対に、どれだけ勉強を頑張ったとしても、容姿をまるで気にかけることなく清潔感のない印象になると、人間関係や仕事にも支障が出るおそれが。
もちろん…〝理想の女性像〟は人それぞれ違いますし、どんな自分を目指し、どのような努力をするかも十人十色でしょう。しかしバランスよく自分を磨き、さらには目標を達成することで自信がつけば、より充実した楽しい毎日を過ごせるかもしれません。
他の誰でもない自分自身のために、忙しくても隙間時間を上手に使いながら、うまく自分磨きを継続していければ◎ですね♡
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ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。



