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2021.08.12

「疲れた」時の心や体の特徴とは?「疲れ」の原因や正しい対処法も知っておこう

日々時間に追われ、「疲れた」と気づけないことはありませんか? ストレス性疲労を感じている女性の多くは家事に多くの時間を割いており、「疲れ」の原因には、自分の時間が持てないことが密接に関係しているといわれています。ここでは、「疲れた」時の対処法や、やってはいけないことについて紹介します。

【目次】
「疲れ」の原因とは?
体が「疲れた」時の対処法について
心が「疲れた」時の対処法について
心身が「疲れた」時にやってはいけないこと
専門家の知恵を借りることも
最後に

忙しい毎日を送っていると、疲れていることにすら気づけないことがあります。本記事では、「疲れ」に注目。「あれ? 何かおかしいな」と思ったときにはチェックしてみてくださいね。

「疲れ」の原因とは?

(c)Shutterstock.com

株式会社メディプラス研究所が、男女各7万人(計14万人)にアンケートを行ったところ、ストレス性疲労を感じている女性の多くは、家事に多くの時間を割いていることがわかりました。「疲れ」の原因には、「自分の時間が持てないこと」が密接に関係しているようです。

確かに、時間に追われていると、心はどんどん元気がなくなっていきます。「疲れ」に時間のなさが関係しているのは明白なので、忙しいときには意識的に自分を労る必要がありそうです。

それ以外に、「疲れ」の原因はあるのでしょうか。

1:朝食を食べていない

「疲れ」を感じている人の多くが朝食をとっていない、という調査結果があります。朝食は、その日の活力。それを省いていると、疲労が蓄積していくのかもしれません。

2:完璧主義

性格的なものも「疲れ」に影響しているようです。何をするにも完璧を目指す完璧主義の人は、常に神経をすり減らすような行動を取るので、その分「疲れ」を感じやすい傾向があります。一生懸命に物事に取り組むことはいいことなのですが、自分を自分で追い込んでしまうのは、あまりおすすめできません。

3:不定愁訴

原因のわからないイライラや疲労感のことを不定愁訴といいます。なんとなくダルい、なんとなく気が重い…。そんな感情は誰しも経験したことがあるでしょう。それが続くと、慢性的な「疲れ」となって蓄積され、なかなか元気になれなくなってしまうのです。

体が「疲れた」時の対処法について

身体的に「疲れ」を感じたときの対処方法はある意味簡単です。それは、ゆっくり体を休めることです。ただし、ここで注意したいのが「休める」=「ダラダラする」ではないということ。「疲れ」を感じたからといって、ダラダラしたのでは、余計に「疲れ」が増す場合があります。

身体的な「疲れ」を感じたときには、まず、生活リズムを整えること、きちんとした食事をとることを心がけましょう。眠るべき時間にしっかりと良質な睡眠をとり、丁寧につくられた食事をすることで、心身のバランスが整い、自然に元気になっていくでしょう。

心が「疲れた」時の対処法について

(c)Shutterstock.com

厄介なのが、心の「疲れ」です。身体的な「疲れ」が重なって、心の「疲れ」となって現れる場合もありますし、十分な睡眠や食事をとっているはずなのに、なぜか心が重いということも。そんな心の「疲れ」への対処方法を考えてみましょう。

1:まずは心身のバランスを整える

心の「疲れ」は、心身のバランスが崩れている場合によく感じられます。心と体は一体のものですから、体の「疲れ」を癒してみましょう。方法は先程お伝えした通り。生活サイクルを整えて、いい食事をとるのです。健全な生活で、健全な心を取り戻せるといいですね。

2:自分を緩める時間をもつ

心の「疲れ」を感じている場合、心がいつも張り詰めていることが原因かもしれません。そこで、心を解き放つ時間をつくってみてはどうでしょう。最近では、マインドフルネスや瞑想などを解説した本なども多く出ています。そのようなものを利用して、心の開放にアプローチしてみるのもおすすめです。

3:情報の流入を制限する

心の「疲れ」の原因に、情報過多も考えられます。SNSなどによって、常時膨大な情報が流れてくる現代社会は、私たちの心に大きな負担を与えているのかもしれません。心に「疲れ」を感じたときには、あえて、情報をシャットダウンすることもひとつの手。

周囲の人は、あなたの返信が多少遅れてもそんなに気にならないものですが、それでも気にかかるようであれば、事前に、「ちょっと連絡が遅れるかも」と伝えておけば安心ですね。

4:気持ちを丁寧に言語化する

「なんとなく不調」「どことなく疲れている」と、「疲れ」をそのまま放置するのではなく、言葉にして整理してみましょう。この作業には、自分を客観視する必要があり、その作業によって、自分を冷静に見つめ直すことができます。

「疲れ」を感じるときには、全体のバランスが乱れています。自分を冷静に客観視することで、何がどう崩れているのかを確認することができるのです。人に話すのが難しければ、ノートに書いてみるようにすれば十分ですよ。誰が見るわけでもありませんから、心を素直にして、自分自身の奥をのぞいてみましょう。

心身が「疲れた」時にやってはいけないこと

(c)Shutterstock.com

「疲れ」を感じているときに、やってはいけないことがあります。まずは車の運転。ちょっとドライブをして気分転換でも、と考えるかもしれませんが、「疲れ」が溜まっているときには、自分で思う以上に集中力が低下しています。控えておいた方が無難です。

また、「憂さ晴らし」も根本的な解決にはなりません。甘いものをたくさん食べる、お酒を飲む、愚痴を言いまくる…。このようなことは一時的なストレス解消にはなりますが、またすぐに元に戻ります。

現代社会における心身の「疲れ」の大きな原因は、周囲のスピードに自分の心がついていかないことにあります。ですから、このような一時的な「憂さ晴らし」ではなく、自分が安心して暮らせるスピードを取り戻すことに注力しましょう。そのためには、一度情報の流入を制限して、自分自身が快適に感じるペースを見直してみるといいと思います。

専門家の知恵を借りることも

自分では上手に「疲れ」をコントロールできないな、という人には、専門家の知恵を借りることをおすすめします。心療内科であれば適切な薬も処方してくれますし、薬には抵抗がある場合にはカウンセリングを受けるという手段もあります。

特に、人に相談したいときにはカウンセリングがおすすめです。友人などには気を遣ってしまう場合にも、プロであれば心配いりませんし、専門的な知識を持って対応してくれます。自分に合うカウンセラーを「困ったときに相談に行く相手」に持っておくのもいいかもしれませんね。

心の「疲れ」は長引くと、体にも大きな影響を及ぼします。「性格的なものかも」「最近ちょっと忙しかったから」と放置すると、思いも寄らない大きな不調に発展する場合もあるので、無理をせず、さまざまな手段を使ってくださいね!

最後に

コロナ禍により、私たちの身のまわりはすっかり変わりました。慣れないことに「疲れ」を感じる人も多いでしょう。「疲れ」を「寝れば治る」と侮らず、「疲れた」と感じた自分に、丁寧に向き合ってあげるようにしたいものですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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