【目次】
・「おおらか」の意味や類語とは?
・おおらかな人の特徴
・おおらかな人はモテる?
・おおらかな人になる方法
・最後に
「おおらか」の意味や類語とは?
まずは、基本の「き」。おおらかの正しい意味を押さえておきたいと思います。
おおらかの意味
「おおらか」とは、心がゆったりとしているさまをいいます。こせこせしておらず、些細なことにも動じない。そんな雰囲気ですね。
この言葉は、基本的には人柄について述べるときに使われるもので、男性、女性問わず用いられます。
おおらかな人の特徴
では、「おおらか」な人とはどんな人のことをいうのでしょうか。特徴を列記してみますね。
おおらかな人の特徴「性格」
「おおらか」な人の性格的な特徴として、まず思いつくのが「落ち着き」があることです。些細なことには決して動じず、じっくりと事態を把握してから行動に移します。
また、「おだやか」な性格の持ち主であるともいえます。人前で激しく怒ったり、泣いたりという姿は見せません。いつも柔和な笑顔が見られる、そんな印象ですね。
おおらかな人の特徴「行動」
「おおらか」な人は、人によって態度を変えたりしません。どんな人ともいい関係を築くことができるので、「あの人は嫌い」「あの子は苦手」というような選り好みもしません。
また、「おおらか」な人は許すことができる人ともいえます。人のミスや失敗をにこやかに許し、落ち着いて適切な対処方法を考えようとします。人のミスを自然にカバーできるという頼りになる存在でもあります。
さらに、せかせかしていないというのも「おおらか」な人の行動の特徴だといえます。本当は忙しいはずなのに、いつも余裕に見えてしまうのが「おおらか」な人。真似したいですね。
おおらかな人の特徴「言動」
「おおらか」な人がよく使う言葉があります。それは「ありがとう」と「いいよ。大丈夫」の2つ。「おおらか」な人は感謝上手。ちょっとしたことでも人に感謝することを怠りません。「ありがとう」といわれて気を悪くする人はいませんよね。そんな魔法のような言葉でもある「ありがとう」をたくさん発するからこそ、「おおらか」な人は人に好かれるのかもしれません。
また、行動面の特徴でも述べたように、「おおらか」な人は人に対して寛容です。相手のミスや失敗を責めることはせず、「いいよ、大丈夫だよ」と次に取るべき行動を一緒になって考えてくれるのです。
おおらかな人はモテる?
結論から言って「おおらか」な人はモテます! これまでお伝えしてきたような特徴を持つのですから、モテないわけがありません。男性でも、女性でもモテますし、異性からのみならず、同性からも人気があるはずです。
特に、おおらかな女性は、男性からすると安定感があると思われることが多く、結婚向きだとされることも。確かに、いつも穏やかでニコニコ。物事に一喜一憂せずに、じっくりと考えてから行動できるパートナーは理想的ですね。
おおらかな人になる方法
「おおらか」な人になることができれば、いい恋も巡ってきそうですし、仕事の面でも円滑に物事が運びそうです。さて、「おおらか」な人になるにはどうしたらいいでしょうか。
時間に余裕を持つ
誰しも、忙しいと心に余裕がなくなります。「おおらか」でいるためには、まず、そこのところをどうにかしたいものですね。忙しいときは、タスクに追われていることが多いものです。同じ数のタスクがあったとしても、自分がタスクを追いかけるような動きができていれば、心の余裕が保たれます。
手帳を活用するなどして、スケジュール管理を計画的に行ってみましょう。
口角をあげる
「おおらか」でいるためには、まず見た目から。内面から整えるよりは簡単ですし、効果的です。
とにかく、いつも口角をあげてにっこりしていましょう。にっこりしていれば、イライラも自然となくなりますし、またイライラした人も近づいてこなくなります。
注意したいのは、忙しいときと嫌なことがあったとき。どうしても、不機嫌な顔をしてしまいがちですが、そこをぐっと堪えて、口角をあげていきましょう!
人のいいところを見つけてみる
例えば、電車に乗っているとしましょう。「あの人の髪型が素敵だな」とか、「あのおばあさん、笑顔がかわいらしいな」というように、人のいいところを見つけるようにしてみましょう。
職場でも、「あの子はいつもがんばっているな」とか、「あの人はいつも声が大きくて元気いっぱいだな」とか、いつだってできる、簡単な工夫です。そうしているうちに、自分の心が「おおらか」になっていくのが感じられるはずです。
「おおらか」な人の近くにいるようにする
類は友を呼ぶと言いますね。「おおらか」な人の近くにいて、「おおらかさ」を分けてもらいましょう。「おおらか」な人は、一緒にいて過ごしやすい人なので、近くにいても何ら苦痛なことはありません。
ストレス解消法を見つける
とはいえ、誰だって嫌なことや腹の立つことがあります。そんなときの上手なストレス解消法を持っておきましょう。人に愚痴を言ったり、暴飲暴食などでは逆にストレスになります。
きれいなものを見たり、楽しい音楽を聴いたり。「これをすれば元気になれる!」というものを一つでも持っていれば、嫌なことがあったときにもすぐに切り替えられますね。
「おおらか」でないものを遠ざける
もう一つ大切なのは、「おおらか」でないものを遠ざけることです。常にせかせかした人や、人の悪口をいうのが趣味のような人とは仲良くしないでおきましょう。何も、そう宣言する必要はありません。近づかなければいいのです。相手が近づいてきても、それとなく逃げて。ネガティブなことに巻き込まれては、「おおらか」でいることはできません。
最後に
「おおらか」でいるとモテたり、同性から好かれたりといいことがたくさんありそうですが、いちばんいいのは自分自身がいつもおだやかな気持ちでいられること。おだやかでいることは、日常をスムーズで明るいものにしてくれますよ。
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