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【女性100人に聞いた】どこからが浮気だと思う?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
・2人で会ったら… 27.7%
・キスをしたら… 37.8%
・SEXをしたら… 3.4%
・気持ちがあったら… 26.1%
・その他… 5%
まずは女性に、「浮気の定義は?」と質問。もっとも多かった回答は、37.8%の人が選んだ「キスをしたら」でした!
キスは多くの日本人にとって、恋愛感情をふまえた行為だというイメージを抱かせるでしょう。キスやSEXなど身体の接触を浮気と思う人は、合わせて4割ほどとなりました。
いっぽうで、相手への気持ちがあることを浮気だと捉える人も3割弱という結果が出ています。2人で会うことが浮気だと思う人も3割弱いましたが、相手が仕事上のつながりなのか、同級生なのかなど、その関係性によっても答えは変わってくるかもしれません。
【男性100人に聞いた】どこからが浮気だと思う?
※アンケート20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
・2人で会ったら… 17.5%
・キスをしたら… 51.7%
・SEXをしたら… 10%
・気持ちがあったら… 15.0%
・その他… 5.8%
次は男性に同じ質問をしたところ、51.7%の人が「キスをしたら」浮気であると回答。女性への同じ質問では回答がある程度ばらけたのに対し、男性の場合は半数以上がキスをしたら浮気だと考えているようです。とはいえ、キスを浮気の定義としている人は男女ともに多いということになりそうですね。
「2人で会ったら」「気持ちがあったら」といった、女性ではそれぞれ約3割の人が浮気だと思う行動も、男性の場合はそうでもない結果に。いっぽうで、SEXを浮気の定義として捉えている男性が、女性の約3倍にあたる10%という結果になりました。
SEXという決定的な行動を浮気の定義としている男性が多いという点と、キスや二人で会うことをも浮気と定義している女性が多いという点。それぞれを踏まえると、男性は浮気の定義を緩くとらえており、女性は浮気の定義を厳しくとらえている可能性が導かれます。
【女性に聞いた】浮気を疑ったことはある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
次は女性に、「浮気を疑ったことはある?」と質問。すると40.3%の人が「はい」、59.7%の人が「いいえ」と、約4割の人が浮気を疑った経験があると回答。
たとえ付き合っている恋人同士であろうとも、24時間365日、常に一緒にいることは難しいでしょう。離れている間の寂しさや不安から、ついつい相手の浮気を疑ってしまうことも。付き合いたての日が浅い時期だと、なおさら不安は生まれやすいかもしれません。
【男性に聞いた】浮気を疑ったことはある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
今度は男性に、「浮気を疑ったことはある?」と質問。すると14.2%の人が「はい」、85.8%の人が「いいえ」と回答。女性の回答とは対照的に、8割以上の男性は浮気を疑ったことがないという驚きの結果に。
半数以上の男性がキスやSEXを浮気の定義とした先のアンケート結果と照らし合わせると、やはり男性よりも女性のほうが、浮気に対するセンサーが細やかであるように思えますね。人によるとはいえ、男性が女性の浮気を疑うのはよほどのことだともいえそうです。
そもそも「浮気」という言葉は、
1 一つのことに集中できず心が変わりやすいこと。また、そのさま。移り気。
2 (性愛の対象として)特定の人に心をひかれやすいこと。また、そのさま。多情。
3配偶者・婚約者などがありながら、別の人と情を通じ、関係をもつこと。
4 心が浮ついて、思慮に欠けること。また、そのさま。
5 浮かれて陽気になるさま。また、そうなりやすい気質。
(引用:デジタル大辞泉)
のように、さまざまな意味合いをもちあわせています。そのなかで実際の浮気をどう定義するかは人によって異なるため、これは明確な答えを出しにくいテーマだといえましょう。
ですがこうして男女の認識の違いが浮き彫りになっている以上、それぞれの考え方やイメージを詳しくみていくことで、浮気の定義について掘り下げることはできそうです。引き続き、「浮気」に関するアンケート結果をご紹介していきます!
【女性編】浮気を疑った理由とは?
それでは具体的にどのようなことがきっかけで、人は浮気を疑ってしまうのでしょう。まずは女性の回答をみていきます。

普段とは違う言動が目立ったから
「いつもしないような身なりのチェックをしていた」(30代・長野県)
「その子の話がやたら出てくる」(30代・東京都)
「急に普段以上に優しくなった」(20代・静岡県)
「あからさまに他の女の話をしたり、浮気相手から喧嘩を売られた」(20代・北海道)
「態度が冷たくなったり、外出していることが多くなった」(20代・宮城県)
「急に暗証番号を変えたのと、携帯をテーブルの上に置かなくなった。家にいても絶対にポケットの中に入れていて、態度が優しくなった」(20代・東京都)
「仕事から帰ってくる時間が明らかに遅くなった」(30代・京都府)
「デートで会っても、上の空だったから。なんとなく勘づいてしまう」(30代・大分県)
いままでと違う言動が目立つようになると「浮気をしているのかも」と感じてしまうという意見が多く寄せられました。普段より優しくなるタイプの彼と、そっけなくなるタイプの彼とに分かれるようですね。違和感をおぼえるほどの態度の変化は、彼の浮気を疑う大きなきっかけに。
他の女性の話題が増えたり、携帯電話を手放さなくなったりといったような、典型的な浮気の兆候には要注意です。
女の勘で浮気しているように感じたから
「なんとなく、勘」(30代・兵庫県)
「なんとなくそう思ったから」(20代・東京都)
「直感」(30代・滋賀県)
「遠距離だったから、なんとなく不安になっていた」(20代・静岡県)
直感やなんとなくの雰囲気で浮気を疑ったという意見も。一緒にいる時間が多いと、ちょっとしたことにも違和感を覚えやすいものです。浮気によって変わった彼のささやかな変化に、誰よりも気がつきやすい立場ゆえの女の勘。彼女としての直感をあなどることはできません。
怪しいLINEのやりとりがあったから
「LINEに女性がいて、頻繁にやり取りしていて疑わしく思った」(20代・岩手県)
「LINEの内容が見えた時」(30代・東京都)
「知らない女が、甘えん坊ポーズで写真を送ってきたこと」(30代・神奈川県)
「携帯がよく鳴っていた」(20代・大阪府)
「携帯を見たらこっそり連絡を取り合っていた」(30代・茨城県)
他の人とのLINEを目にした結果、浮気を疑ってしまったという回答です。相手がたとえ友達であっても、異性との頻繁なやりとり自体が浮気のように思える人もいます。彼の携帯電話をこっそり見る…ということの良し悪しはおいといて、こそこそと連絡を取られていることがわかってしまうと、あまり良い気はしないですよね。
距離を置かれるようになったから
「私からの連絡も無視で、ラインもブロックするから」(20代・埼玉県)
「連絡がくる頻度が減った時」(30代・栃木県)
「連絡がそっけなくなった」(30代・大阪府)
「会う頻度が少なくなった、忙しいとよく言うようになった」(30代・埼玉県)
連絡が途絶えてしまうと浮気を疑うという声も。もとから連絡無精な彼ならともかく、急にそっけなくなられると不安ですよね。とはいえこの場合は、単純に忙しいだけなど別の理由がある可能性も。誤解を避けるためにも一度話し合いたいところですが、それすら難しいといわれてしまうこともありそう。
自分が疑ってしまう性格だから
「もともと自分が心配性なので、飲み会や男女複数で遊びに行くのも疑ってた」(20代・滋賀県)
「過去に浮気された経験がトラウマになっていたから」(30代・京都府)
「助手席に乗せて出かけてるところを見てしまい、言われてたらよかったけど、何も聞いてなかったことで疑いをもった」(30代・愛知県)
過去のトラウマや自身の性格から不安になりやすく、彼の浮気を疑ってしまったという意見も。彼を信じたいという気持ちと、信じられない気持ちとで、なかなか辛い思いをしそうなケースです。
SNSで浮気を疑うやりとりがあったから
「SNS上での異性とのやり取りを見て怪しく思った」(30代・大分県)
「浮気相手のインスタに彼氏から送られてきた写真とほぼ同じ構図の写真があった」(30代・新潟県)
深い関係であることは明言しないままに、なにかしら関係性がありそうに見せる「匂わせ」行動。匂わせのSNS投稿を目にした結果、怪しいと感じたという回答も。浮気相手からの挑戦状というケースもあるいっぽうで、単なる勘違いや偶然というケースもあるでしょう。慎重な見極めが必要になりそうです。
動かぬ証拠があったから
「彼の家に他の人の服や歯ブラシ、日用品が置いてあった。今考えると、もしかしたら私が浮気相手だったのかもしれません」(30代・東京都)
服や歯ブラシなど、誰かが家に泊まった痕跡ともとれる物品を目にしたという回答。元恋人が残したものという可能性も否めませんが、彼の行動や発言などを照らしあわせたときに、自然と浮気の可能性が浮かびあがるのかもしれません。自分が本命ではなく、浮気相手側かもしれないと思えるような彼の言動があったのでしょうか。
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【男性編】浮気を疑った理由とは?

では反対に、男性が女性の浮気を疑う理由はどのようなものなのでしょう。
態度が普段と違うから
「そっけない態度が増えた」(30代・京都府)
「自分とセックスしてくれなくなったり、態度が冷たくなったから」(30代・兵庫県)
「顔色」(30代・神奈川県)
「なんかテンションが高かったから」(20代・北海道)
誰よりも身近にいるパートナーだからこそ、彼女の「いつもと違う」部分に違和感をおぼえるのでしょう。態度の違いやテンションの変化は、やはり浮気への疑念につながりやすいようですね。浮気相手へ気持ちがいった結果よそよそしくなる人と、恋に浮かれてテンションが高くなる人とで、女性編と同じく対照的な2パターンについて回答が寄せられました。
親しい異性がいるとわかったから
「2人でカラオケに行っていたのを知ったから」(30代・京都府)
「メールで親身にやりとりしてたとき」(20代・兵庫県)
「異性を含めた集団で頻繁に飲み会をしていた。 別れたすぐ後に他の異性との交際が始まったことを知った。」(30代・群馬県)
「恋人が話せる人が多かったから」(20代・茨城県)
浮気の決定的証拠とまではいかなくとも、彼女の周辺にある異性の気配をすでに察していたという回答。人によっては2人で出かけることそのものを浮気ととらえるでしょうし、別れた直後に新たな恋人がいる…というのも、浮気の答え合わせのような結果に思えてしまうかもしれません。異性の友人が多い彼女のことは、男性側も心配しながらみていることがうかがえます。
連絡の頻度が落ちたから
「いつも連絡早いのに、ある一定のときは連絡がない」(30代・東京都)
連絡に関する違和感は、女性側でも浮気を疑った理由として挙げられていました。スマートフォンの普及で誰とでも簡単に連絡を取れるようになったからこそ、ときにはそれが浮気の疑いや証拠につながることも増えたようです。頻繁にやり取りをしていたはずの彼女と、急に連絡が途絶えると不安ですよね。
直感
「ピンときた」(30代・埼玉県)
「行動が怪しかった」(30代・愛知県)
女の勘ならぬ、「男の直感」で浮気を見抜いたという声も。とはいえ直感がはたらくからには、それなりの理由やきっかけがどこかにあったはず。小さな変化や違和感がかさなり、「もしかして」…という疑いにつながることもあるでしょう。
浮気をする女性の特徴とは?

最後は男性に、浮気をする女性の特徴について聞いてみました。男性からの率直な意見には、浮気を疑われることなく良好な関係を築くためのヒントがあるかも。
態度が軽い・流されやすい・寂しがり屋
「チャラい」(30代・愛知県)
「軽い」(30代・青森県)
「押しに弱い」(30代・宮城県)
「優柔不断で人の意見に流されやすい人」(30代・福島県)
「流行り物好き」(30代・茨城県)
「さみしがり メンヘラ」(30代・京都府)
「寂しがり屋、理想を常に追い求めている」(30代・兵庫県)
まずは女性の内面に関する回答。実際に浮気性と思われても仕方なさそうな、軽薄な立ち居振る舞いには要注意ですね。相手の押しに負けてしまったり、自分の意見をもたず周りに流されてしまったりなど、押しに弱い性格も浮気につながりやすいとの声が。心から望まぬ関係を避ける意味でも、女性側が強い意志を持ってNOと伝える強さを持ちましょう。
ほかには、寂しがり屋な性格が浮気の特徴という意見もありました。忙しくてなかなか会えなかったり、連絡がとれなかったりすると、そばにいてくれる誰かに甘えてしまう人はいそうです。
露出度の高い服装・派手な装い
「露出が高い服を着ている」(30代・福島県)
「露出の多い服装の人」(30代・千葉県)
「服装が派手で露出が多い服。そして日頃から不満ばかり口にする人」(30代・埼玉県)
「ケバケバしい」(30代・京都府)
「ハイブランド好き、スキンシップ多め」(20代・鹿児島県)
「見た目が派手」(30代・大阪府)
こちらは服装やメイク、持ち物の好みなどに関する回答です。肌の露出が多いと、貞淑なイメージからは離れ「浮気をしそう」と思われがちに。服装の好みは人それぞれですが、露出度が低いファッションの方が、一途な女性に見えやすいのかもしれません。また服装に限らずとも、どこか派手な印象の女性には浮気のイメージがあるという声も。濃いメイクやハイブランドのアイテムが、「遊んでいる」と思われてしまうポイントでしょうか。
美人・モテる
「見た目が良い」(30代・千葉県)
「美人で自信のある人」(30代・茨城県)
「モテる女性」(20代・埼玉県)
「人気者」(20代・青森県)
美人であることが浮気の特徴だという意見もありました。容姿を磨き美を追い求めたい女性からすると、なんとも複雑な気持ちになる意見ですね。あるいはモテる・人気がある女性は浮気をしやすいと思われている部分もあるようです。異性から魅力的に思われがちな女性は、相手の気持ちに応えて浮気をしそう…ということでしょうか。
ライバルが多いと男性も自信をもちきれず、浮気の可能性に怯えてしまうのかもしれません。
—-ここまでOggiアンケート
浮気をする男性の特徴とは?
恋愛相談に特化したオンライン恋愛相談サービス「恋ラボ」が、男女213名に対し「浮気の定義」に関するアンケート調査を実施。
その結果、浮気する男性の特徴について、半数以上が「よく嘘をつく」(60%)、「隠し事が多い」(57%)、「元カノと繋がっている」(46%)がトップ3に。
その他にも、「寂しがり屋」や「愛想がよく話し上手」、「友人や所属コミュニティが多い」との回答が。
浮気しやすい男性は、寂しさから常に人と関わっていたいと思う傾向があるのかもしれません。また、多くの人から好かれたいという気持ちも強くありそうですね。
【「浮気の定義」に関するアンケート調査概要】
調査期間:2022年7月29日(金)~2022年8月7日(日)
調査対象:10代〜60代までの男女213人
(10代女性:3人、10代男性:1人、20代女性:55人、20代男性:34人、30代女性:35人、30代男性:19人、40代女性:24人、40代男性:20人、50代女性:7人、50代男性:12人、60代以上女性:0人、60代以上女性:3人)
調査方法:インターネットによるアンケート回答方式
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浮気のイメージはさまざまだけれど…

さまざまな意見をご紹介しましたが、なかには共感できるものもあれば、そうでないものもあったのではないでしょうか。実際に浮気をされたり、浮気を疑われたり、疑ったりした人も、そうでない人も…みな浮気に対するイメージや定義はそれぞれ大きく異なっているといえそうです。
とくに浮気の定義に関するアンケートの結果では、男女間の考え方の違いが浮き彫りに。キスやSEXなど肉体的な接触を浮気の定義とした男性が多かったのに対し、女性は、「2人で会う」「相手に気持ちがある」など、プラトニックな部分にも浮気の気配を感じていたことが印象的です。
本来プラトニックとは、古代ギリシアの哲学者であるプラトンに由来する言葉。そしてプラトニックな恋愛とは、現代において、肉欲をはなれた純粋かつ精神的な恋愛を示すことばとして使われているようです。プラトニックであるということが逆に、体の関係を目的とした浮気ではない、本気の愛を思わせてしまうケースもありそうですね。
だからこそ、行動や態度のような目に見えてわかる部分だけでなく、目には見えない心の内側に相手の存在があることを浮気ととらえ、不安をおぼえる女性もいます。肉体的な接触を浮気の定義とするタイプの男性とは、考え方が対極にあるともいえるでしょう。浮気をする女性の特徴として男性が挙げた意見のなかには、容姿に関する内容が多かった点にも要注目。男性は女性と対照的に、目に見える部分で浮気の有無や可能性を探る傾向にあるのかも。
お互いの価値観や思考の違いを理解しあい、大切なパートナーに寄り添う気持ちを持つことが大事ですね。
自分では浮気のつもりがなかったり、そう思われる可能性にすら気がつかなかったりしても、相手が不安になることはありえます。人それぞれ・カップルそれぞれに異なる浮気の定義がある事をふまえ、不安なときには話しあっていきましょう。浮気の定義に対する認識を擦りあわせることが、互いの信頼関係を深めることにもつながるはずです。
以上、『どこからが浮気になるの?女性と男性の違いをチェック!』でした。
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