円満になれるカップルの7ルール♡

円満カップルを続けていくにあたって、効果的なルールを紹介します。
♦︎感謝を言葉にする
小さなことでも、きちんと感謝を伝えると愛情を再確認するきっかけに。「ご飯作ってくれてありがとう」や「一緒にいてくれてありがとう」などの些細なことへの「ありがとう」の積み重ねは、ふたりの信頼関係を強固にします。
カップルでルールをつくるなら「1日1回は『ありがとう』を言う」といった具体的なルールがおすすめ!
♦︎ケンカを引きずらない
感情が高ぶっているときには、パートナーに対して優しい気持ちにはなりにくいもの。けれどその感情をいつまでも引きずってしまうと、ふたりの関係も悪化します。
ケンカをすることそのものは、カップルにとって悪いことではありません。お互いを理解するうえでも必要なプロセスです。
だからこそ、ケンカをしたあとに引きずらないよう期限を定めるルールがおすすめ。例えば「ケンカしてもその日のうちに仲直りする」や「翌週まではケンカし続けない」といった具体的な期限を定めるのがいいでしょう。
♦︎デートの頻度を決める
交際が安定してくるとデートの頻度が下がってしまい、心の距離が広がってしまう場合も。それを防ぐためにデートの頻度をルールにするのも方法です。
忙しい生活のなかでもふたりでリフレッシュできる時間を意識的に設けることは、カップルにおいて心の距離を縮めるメリットが期待できます。
具体的なルールとしては「10日に1回は必ず会う」や「月に1回は特別なデートをする」など、無理のない範囲で設定するのがおすすめです。
♦︎お互いのプライバシーを尊重する
交際が長くなってくると、カップルが一心同体になる感覚をもつと同時に、相手のプライバシーを侵害してしまうことも起こりがち。
そこで相手のスマホや日記など、パーソナルな部分にはお互いに踏み込まないようルールを設けるのも一案です。
相手を信頼するためにプライバシーを把握したいというケースもありますが、基本的にはプライバシーを侵害しないほうが信頼関係は深まります。
「相手のスマホや日記は見ない」など、具体的なルールを設定するのがおすすめです。
♦︎スマホタイムを設ける
デート中にスマホばかり見ていると、ケンカの原因になりやすいだけでなく、一緒にいても孤独を感じるシーンが増えやすいもの。
そこで、ふたりでいるときにはスマホを見る時間と見ない時間とをルールで決めておくと、無用なケンカを避けやすくなるだけでなくスマホに意識を向ける時間が減りカップルの会話が増えやすいでしょう。
「食事中やカフェではスマホを触らない」や「2時間に1回ごとスマホタイムをつくる」など、カップルで守りやすい範囲でルール化するのがおすすめです。
♦︎嫌なことはすぐに伝える
嫌なことがあったときや、相手の行動や態度で「やめてもらいたい」と感じたときには、批判ではなく「私はこう思う」と気持ちを伝えると衝突を防ぎながら絆を深められます。
嫌なことを我慢し続けてしまうとやがて不仲の要素にもなるので、些細なことでも伝え合える関係を築いていくといいでしょう。
「嫌なことはため込まずに、その場でやんわり伝える」などとルールにしておけば、溜め込まずに口にしやすい環境が整います。
♦︎記念日を忘れない
誕生日や交際記念日を大切にしたいならば、お互いに忘れないようルールにしてしまうのも一案です。
お互いが忙しくしているとうっかり記念日を忘れてしまい、あとからケンカや口論の火種になってしまうこともあるため、一緒にお祝いしたい記念日をピックアップしてリスト化しましょう。
記念日の数が多いとお互いの負担になりやすいため「ここだけは譲れない!」と思う大事な記念日だけをルールにするのがおすすめです。
ルールを気持ちよく守る3つのコツ

せっかくルールをつくっても、お互いが守らなければ意味がありません。しかし「押し付け」や「強制」になってしまえば、その時点でルールの存在が負担に感じがち。
そこで、お互いにルールを気持ちよく守るためのコツを解説します。
♦︎ルールをゲーム化する
ルールを守ったらポイントを貯めて「ご褒美」を用意すると、ゲーム感覚で楽しみやすくなるでしょう。
たとえば「ポイントが10個貯まったら、相手が望むデートプランを実施する」など、特別感のあるご褒美を設定するのがおすすめ。ルールを守るのが楽しくなり、ふたりの会話も盛り上がります。
♦︎ルールを文章にするときにはユーモアを交える
ルールを設けたときに、まるでビジネス文書のような書き方をしてしまうと、堅苦しい雰囲気に。そこでルールを書くときには、面白おかしい雰囲気を出してみましょう。
たとえば「食事中のスマホは禁止」というルールなら「スマホ断食の掟!」など、目にしたときにクスッとするような表現で残したほうが、インパクトが強く記憶に残りやすいうえに読むたびに楽しい気持ちになりやすいでしょう。
♦︎ルールを守ったら褒め合う
ルールは「守って当たり前」にはせず、守ったときにはお互いに褒め合う環境を整えたほうが気分良く過ごせるでしょう。
普段はありがとうが言えなかったパートナーが「ありがとう」と言ってくれたときには「ちゃんとありがとうって言ってくれたね! 嬉しい!」などと気持ちを伝えるのも効果的です。
ネットでバズったルールも参考になる
カップル間でルールを設けるときには、ネットでバズったルールを参考にするのも一案です。
相手が言った「ありがとう」に対して「こちらこそありがとう」とエンドレスに感謝を伝え合う「エンドレスありがとう」のルールや、共働き夫婦や同棲カップルがお互いの家事をスコアリングするルールなど、SNSで知った他のカップルのルールを自分たちの生活に落とし込んで応用する決め方も楽しいかもしれません。
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並木まき
ライター・時短美容家、メンタルヘルスカウンセラー。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。