電話の頻度で変わるメリット・デメリット
カップル間で電話をする頻度は、多くても少なくてもそれぞれにメリットやデメリットがあります。
それぞれの間隔ごとにチェックしていきましょう。
♦︎毎日
毎日話すカップルは距離を感じにくくなり、安心感や親密感を保ちやすいでしょう。1日の出来事を共有できるため、物理的な距離があっても精神的な関係が濃密になりやすいのは大きなメリットです。
一方、仕事や私生活が多忙になってくると電話の時間をつくることに負担を感じる可能性がある点や、会話の内容がマンネリ化しやすいのがデメリットです。
♦︎週に2〜3日
週に2〜3日程度の頻度での電話は、適度な距離感を保ちながら重要な出来事や気持ちを共有しやすい間隔です。
お互いに忙しい生活を送っていたとしても、無理なく続けやすい頻度であることもメリットでしょう。
一方で会えない期間が長い場合には、週に数回の電話だけだと寂しさを感じる場合があるのはデメリットです。
♦︎特別なときだけ
用事があるときだけだったり記念日やカップルのイベントのときにしか電話をしないような関係では、話すたびに新鮮さや喜びを感じやすいのがメリット。またお互いが自立した生活を送りやすいので、電話をすることへのストレスを感じにくい面もあるでしょう。
しかしあまりにも連絡が少ないと、関係に不安を感じたり自然消滅に向かったりしやすいのは大きなデメリットです。
カップル間での電話頻度を決めるポイント
電話で話す頻度は、カップル間でルールを設けている遠距離カップルも少なくありません。
ルールを決めるときに意識したいポイントをまとめました。
♦︎ふたりの性格に合わせる
おしゃべりが好きなふたりなら頻繁に電話をしあうスタイルが合うかもしれませんが、どちらかまたは双方が無口なタイプなら適度な距離感がキープできるほうが心地よい場合もあります。
ふたりの性格を踏まえながら、負担にならない頻度を模索できるとベストです。
♦︎話す内容に合わせる
毎日他愛もない話を報告し合いたいカップルなら、電話の頻度は多いほうが充実感を得られます。他方で相手の動向はある程度まで知っておきたいけれど、細かいところまで知る必要はないと考えるカップルなら、週に数回の電話でも十分でしょう。
また、普段から電話をしないカップルなら「話したいことがあるときに電話する」というルールだけでも十分に効果的です。
♦︎時間帯や電話をする時間を決める
朝なのか夜なのか、週末の昼間なのか… と、お互いが負担なく相手と向き合える時間を探し、その時間帯に電話をかけるルールをつくっておくとスムーズです。
一度の電話で長く話したいなら平日の夜や週末などまとまった時間が取りやすいタイミングがベターですし、1回の電話の時間は短くていいのなら朝の出勤前や昼休みの時間帯を活用するルールが快適に感じることも。
「何時くらいに電話をして、どのくらい話すのか」がわかっていると、電話をかけ合う負担も少なく感じるでしょう。
遠距離カップル間での電話におけるNG
遠距離カップルは物理的な距離があることから、電話での振る舞いが致命傷になる場合もあります。
電話でしてはいけないNGを解説します。
♦︎無理を強いる
もしも毎日電話する約束をしていても、どちらかが疲れている場合は休むことも大切です。相手に無理を強いるような振る舞いをしてしまえば、大きな負担を感じさせてしまうことも。
電話が「義務」にならないように気をつけましょう。
♦︎コミュニケーションの質を下げる
話す内容がないのに無理に電話を続けていくと、会話がマンネリ化してしまいます。電話で話すときには、お互いが「楽しい」「心地よい」と感じる時間を作ることが重要ですので、コミュニケーションの質が下がったと感じたら早めに切り上げたほうがベター◎。
♦︎相手の気持ちを無視する
お互いが自分のことを積極的に話したいタイプの場合には、どちらか一方ばかりが話し続けてしまうと電話で話す時間が負担に感じがちに。会話のキャッチボールがスムーズに進まないと、ストレスや不満が溜まってしまいます。
電話をしている時間が有意義な対話の時間になるよう、お互いの希望を確認し合いながら話をしていく姿勢も大切でしょう。
遠距離カップルの電話では相手への思いやりを示す
遠距離恋愛では、電話の頻度は「お互いが負担なく心地よく感じられるペース」が理想的です。
重要なのは頻度そのものよりも、電話やコミュニケーションを通じて愛情を伝え合いながら相手への思いやりを示すこと。
また交際期間によっても、心地よさを感じるペースには変化が生じるかもしれません。ふたりで話し合いながら、最適なペースを見つけていきましょう♡
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並木まき
ライター・時短美容家、メンタルヘルスカウンセラー。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。