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「喧嘩するほど仲がいい」は、よく耳にするフレーズですよね。喧嘩をしても、いつの間にか仲良しに戻っている2人の関係をあらわしている言葉です。本記事では「喧嘩するほど仲がいい」の意味から、喧嘩をしたときの対処法などを紹介します。
「喧嘩するほど仲がいい」の意味とは?
「喧嘩するほど仲がいい」とは、「喧嘩をしても壊れない関係性であること」をいいます。「お互いの意見がぶつかり合っても、親密な関係が保たれる」という意味のことわざです。
相手に自分のことを分かってほしくて、つい本心をぶつけてしまうこと、ありますよね。しかし、時には相手を傷つけたり、不快な気持ちにさせてしまうことも。大切な人との関係性を壊さないために、本心を話す前には冷静になることも必要です。
「喧嘩するほど仲がいい」と言われる理由とは?
お互いの本心を言い合えるからこそ、喧嘩もするけど、仲がいいといえる夫婦やカップル。しかしながら、中には喧嘩別れをして、そのまま2人の関係が終わってしまう場合もあります。ここでは、「喧嘩するほど仲がいい」がウソか本当か見定めるために、3つの理由を紹介します。
1:お互いを、大切な存在だと思っているから
相手が大切な存在だからこそ、本心で向き合います。しかし、相手に対して良かれと思って行った、意見やアドバイスが、喧嘩に発展してしまうことも。特にプライドの高い男性に、女性が意見してしまった場合、男性を傷つけてしまい、大きな喧嘩の原因になります。
しかし、男性も自分のためを思って言ってくれたとわかっているので、本気で嫌いになることはないでしょう。お互いの本音を受け止め合えるからこそ、「喧嘩するほど仲がいい」といえます。
2:お互いに、強い関心があるから
どうでもいい他人であれば、何を言われようと、喧嘩をするほどの関心を持ちません。強い関心があるからこそ、喧嘩になってしまいます。好きな気持ちが大きければ大きいほど、相手の言動が気になるもの。関心がない相手なら、言いたいことは飲み込み、口には出さないので喧嘩にもなりません。
3:似たもの同士だから
「喧嘩するほど仲がいい」カップルは、考えや価値観、性格が似ている人が案外多いもの。自分の良い面だけでなく、欠点やコンプレックスなども似ることがあるようです。自分の嫌な面が、鏡のように相手に映り、イライラして喧嘩になることもしばしば。
似たもの同士だからこそ、ぶつかり合うこともありますが、そこから強い結びつきが生まれることもあります。
「喧嘩するほど仲がいい」カップルの特徴とは?
仲がいいとはいえ、喧嘩をするのは後味がいいものではありませんよね。どのような喧嘩であれば、親密な関係を壊すことなく、より絆を深めることができるのでしょうか。ここでは、「喧嘩するほど仲がいい」カップルの特徴を解説します。
1:喧嘩のあとは、すぐに謝って仲直りができる
「喧嘩するほど仲がいい」カップルは、自分が謝れば、相手が素直に許してくれることを知っています。お互いを信頼し合っているのです。したがって、自分が悪いと思ったら、すぐに謝ります。
また、気まずい状態を避けたいので、自分が悪くなくても先に謝ることも。そのため、喧嘩が尾を引くことはあまりありません。「喧嘩するほど仲がいい」カップルは、喧嘩をしても終わるのが早く、すぐに元の仲良しに戻ります。
2:喧嘩の内容を、客観的にみることができる
「喧嘩するほど仲がいい」カップルは、喧嘩の内容を客観的にみることができます。2人にとって、喧嘩は問題解決のための手段の1つともいえるのです。怒りや感情に任せるだけの喧嘩をしていては、ただお互いを傷つけるだけで何も解決しません。
何のための喧嘩なのか、どうしてこの喧嘩が必要なのか。相手の立場を考えることができれば、落ち着いて問題解決に向かいます。
3:喧嘩の後でも、いつも通りに接することができる
喧嘩の後の険悪なムードは、時間が経てば経つほど、修復するのが難しいですよね。「喧嘩するほど仲がいい」カップルは、原状復帰が早いのが特徴です。自分から相手にスキンシップを図ったり、アクションを起こして、仲直りすることに注力します。「喧嘩するほど仲がいい」カップルの秘訣は、状況を見極め、主体的に行動することともいえますね。
喧嘩ばかりしてしまうときはどうする?
いくら「喧嘩するほど仲がいい」2人でも、たびたびの喧嘩は辛いもの。仲直りをうまくすることは、恋愛が長続きする一番大切なコツです。ここでは、実際に活用できそうな対処法を紹介します。
1:プレゼントをする
高価なものや、手に入りにくいものではなくても構いません。プレゼントを贈りましょう。相手の好きなお菓子やお花、前から気になっていたものなど、気軽に手に入るものでいいのです。
相手も仲直りをしたいと思っているなら、素直に受け取ってくれるはず。仲直りのファーストステップとして、プレゼントは効果があるといえます。
2:前向きな発言をする
喧嘩を引きずっていては、いつまでも仲直りできないままです。まずはこちらの非を認めて謝った後に、「これからも仲良くしようね」など、前向きな発言をするといいかもしれません。
2人の関係性を前向きに捉えることで、ずっと一緒にいたいという気持ちが高まるのではないでしょうか。お互いが本当に大切な存在だと、気づくチャンスにもなりますよ。
最後に
「喧嘩するほど仲がいい」と言われるカップルでも、喧嘩は悩みの種になります。しかしながら、喧嘩をすることで、お互いを深く知ることができるという側面も。喧嘩を乗り越えた2人だからこそ、より強い絆で結ばれるともいえます。
仲良しカップルでいるためには、お互いを思いやる気持ちを忘れないことが大切です。その上で本心を言い合い、うまく仲直りして大切な人と素敵な時間を過ごしてくださいね。
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