「明るい人」の英語表現
私達がよく言う「明るい人」とは、陽気ではつらつとした人のことを表す言葉です。では英語で「明るい人」はなんと言うのでしょうか? ここでは「明るい人」の英語表現を3つ紹介していきます。
1:cheerful
cheerfulは、振る舞いや表情が陽気で元気の良いことを意味します。人に対して性格が明るいというニュアンスで使いたい時は、cheerfulを使うと良いでしょう。「My mother is always cheerful(私の母はいつも明るい)」とすることで「明るい人」だというように表現できます。
2:bright
明るく、はつらつとした表情や性格のことを表すbright。性格が明るいという意味でも使いますが、賢く才能に富んでいるという意味でもよく使います。そのため、読み取る際にはどちらの文脈で書かれたものなのか判断する必要があるでしょう。「His face was bright with happy(彼の表情は幸福のために輝いていた)」というような例文が挙げられます。
3:sunny
sunnyは、天気を表す時によく使いますよね。皆さんもご存じの通り、「晴れている」という形容詞です。しかしsunnyには、他にも明るく陽気であるという意味もあります。比喩表現のようなものですが、太陽のように明るく輝いている人をsunnyというように表現すると良いでしょう。
「I like his sunny smile(私は彼の明るい笑顔が好きだ)」というように使うことができます。
「明るい人」の特徴とは?
皆さんの周りに「明るい人」はいますか? 「明るい人」がいるとその場の雰囲気が楽しくなったり、和んだりしますよね。皆のムードメーカーである「明るい人」にはどのような特徴があるのでしょうか。以下では「明るい人」の特徴を5つ紹介しています。
1:ポジティブな発言が多い
「明るい人」にはポジティブ思考な人が多いです。何事も明るく前向きに捉えることができるため、落ち込んだり不機嫌になったりすることも少ないでしょう。また、「明るい人」は悪口やマイナス発言をせず、明るく楽しい会話をしてくれます。そのため、周りの皆の気分も下げることなく、良い雰囲気作りができるのです。
2:自信を持っている
「明るい人」の特徴として、自信を持っていることが挙げられます。やはり自分に自信がないと不安を感じネガティブになることから、明るく振る舞うことは難しいでしょう。そのため、「明るい人」になるため自分磨きから始めるという人も多いのです。
3:何事もあまり気にしない
良い意味でも悪い意味でも、「明るい人」はあまり何事も気にしません。深く落ち込んだり、考え込んでしまったりすることが少ない傾向にあります。そのため、時に能天気だと思われてしまい、苦手意識を持たれてしまうこともあるかもしれません。
4:コミュニケーション能力が高い
「明るい人」はおしゃべり上手なことが多いでしょう。誰とでも上手く打ち解けることができ、会話を楽しむことができます。コミュニケーション能力が高いことから、その場を盛り上げたり雰囲気を明るく変えたりすることができるでしょう。
5:よく笑っている
「明るい人」はよく笑っているイメージがありますよね。笑い声や笑顔は人の心を明るくさせる効果を持ちます。自分自身が精一杯楽しむことで、周りの人も楽しませることができるため、周りからも好かれやすいのでしょう。
「明るい人」になりたいあなたへ
「明るい人」の特徴はつかめましたか?ここからは、実際に「明るい人」になるための方法を解説していきます。「明るい人」の考え方や行動を取り入れて、あなたも明るい性格を手に入れましょう。
1:自分に自信を持てるようにする
何でも良いので、自分の得意なことを見つけて自信をつけましょう。趣味やスポーツでも構いません。なにか強みとなる部分を自分の中に持っていることで、心に余裕や自信が生まれ、自然と明るい振る舞いができるようになるはずです。
2:「明るい人」と一緒に過ごしてみる
一緒にいる人から受ける影響は案外大きいものです。「明るい人」と一緒に過ごすことで、自分にはない新しい考え方を得られたり、その人達の雰囲気を取り入れたりすることができるでしょう。最初のうちは馴染むのが難しいかもしれませんが、少しずつ変わっていけば良いのです。
3:嫌なことがあってもすぐに切り替える
「明るい人」になるためには前向きな姿勢が重要です。落ち込んでしまうのではなく、失敗は今後に活きる経験だと思って切り替えましょう。何事もポジティブに考えることで、少し気分が楽になることもありますよ。
4:ポジティブ発言と笑顔を心がける
行動や発言を「明るい人」に近づけていくことが1番効果的と言えるでしょう。特に大切なのはポジティブな発言と笑顔。明るく振る舞っていれば自然と明るい性格になるはずです。
実は「明るい人」ほどなりやすい? うつ病の可能性
さて、ここまで「明るい人」の特徴や「明るい人」になるための方法を紹介してきましたが、皆さんは「微笑みうつ病」という言葉を聞いたことはあるでしょうか? 正式な医学病名ではないのですが、1種のうつ病の名称として使われているこの言葉。実は「明るい人」の中にも、うつ病のような症状を抱えている人がいる可能性があります。
微笑みうつ病とは?
うつ病の症状を抱えながらも、人前では笑顔で明るく接する状態を微笑みうつ病と言います。人と会っている時は明るく振る舞うことができる、というのが一般的なうつ病との違いです。周囲に自分の辛さを悟られないように、自分の中にストレスを溜め続けてしまうため、より深刻な鬱状態になりやすいと言われています。
微笑みうつ病かもしれないと思った時は…
1:まずは規則正しい生活を
うつ病にかかってしまうと食生活や睡眠が乱れてしまうことがよくあります。しかし、それではさらにうつ病を促進してしまうことになりかねません。まずは健康的な食生活と十分な睡眠をとることを心がけましょう。運動もうつ病予防に良いと言われています。
2:落ち着くまで休養をとる
無理して仕事に行く必要はありません。微笑みうつ病の症状を持っている人は人前で無理をしてしまうため、さらに心に負担をかけてしまうことになります。まずは休養をとって心を休ませる時間を作りましょう。
3:カウンセリングに行ってみる
うつ病の症状をもつ人に向けたカウンセリングはいくつもあります。うつ病の可能性を感じたのであれば、まずカウンセリングに行ってみましょう。実際に微笑みうつ病の状態から、カウンセリングを受けたことにより症状が回復した例も確認されています。ぜひ気軽に相談してみてくださいね。
最後に
今回は「明るい人」について解説しました。「明るい人」の多くは、ただ明るいだけでなく、周りを気遣ったり場を盛り上げたりすることができます。皆さんの周りにもそんな素敵な性格の持ち主がいることでしょう。一緒にいるだけで楽しませてくれるその人には、感謝の気持ちを持ちたいものですね。
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