【目次】
・「ポジティブシンキング」のメリットとデメリット・当てはまる人の特徴
・「ポジティブシンキング」を身に付ける方法やコツとは?
・ネガティブな考え方のメリットとデメリット
・ポジティブの対義語にはどのようなものがある?
・最後に
あなたの周りには、いつでも「ポジティブシンキング」な人はいますか? マイナス思考だったり、落ち込んだりすることが多い人からすると、「ポジティブシンキング」は羨ましいもの。いつも前向きな人や楽しそうな人を見ると、「羨ましい」と感じたり、こっちまで元気になったりすることがありますよね。
今回は、「ポジティブシンキング」のメリットや身に付け方、そして意外な「ポジティブシンキング」のデメリットなどについてご紹介です。
「ポジティブシンキング」のメリットとデメリット・当てはまる人の特徴
「ポジティブシンキング」な人って、過去や失敗にとらわれず、毎日楽しく生きているような印象がありますよね。実際に、「ポジティブシンキング」であることのメリットや、デメリットとは一体何でしょう?
「ポジティブシンキング」のメリット
「ポジティブシンキング」の意味は、「前向きな考え方や積極的な考え方」、「楽観的思考」です。そんな「ポジティブシンキング」のメリットといえば、やはり「人生の楽しさを実感できること」。楽しい気持ちでいるときは、色々な事に対して意欲的に取り組むことができますね。
また、嫌なことがあったとしても、すぐに気持ちの切り替えをすることができるため、落ち込む時間や失敗を引きずる時間が少ないこともメリットのひとつです。嫌なことを引きずる時間が短いため、相対的に楽しさを感じる時間が増えますよ。
「ポジティブシンキング」にはデメリットや注意点もある?
嫌なことがあっても、くよくよ悩まない、というのは「ポジティブシンキング」のメリットですが、場合によってはデメリットになることも。特に「ポジティブシンキング」でいようと意識しすぎている人の場合、反省をせずに気持ちをすぐ切り替えてしまうことがあります。また、何事にも前向きなため、「まあ何とかなる」と思い込んで、無謀なことに挑戦してしまうことも…。
「ポジティブシンキング」でいることは大事ですが、「時には慎重に物事を考えることも大切だ」という考えも持っておくことが大切ですよ。
「ポジティブシンキング」な人の特徴
「ポジティブシンキング」な人の特徴として最も挙げられるのが、「好奇心旺盛なこと」。ネガティブ思考な人は、行動をする前にじっくり検討をしますが、「ポジティブシンキング」な人は、「まず始めてみよう」と考える人が多いです。そのため、「ポジティブシンキング」な人ほどフットワークが軽く、行動範囲が広い傾向にありますよ。
また、「ポジティブシンキング」な人は、人の悪口といったネガティブな話題をあまり口にしません。常にポジティブな話をしたり、幸せそうな笑顔を見せたりするため、一緒にいる人を前向きな気分にしてくれます。そのため、人から好意を持たれやすく、人の輪の中心になることが多いですよ。
「ポジティブシンキング」を身に付ける方法やコツとは?
人生を楽しく生きる上で重要な「ポジティブシンキング」。「ポジティブシンキング」を身に付けるにはどのような方法があるのでしょうか?
1:良いところに目を向ける
「ポジティブシンキング」を身に付ける上でも、物事を前向きにとらえるのは大切なことです。「こんなことがあって最悪だった」ではなく、「最悪だったけれど、○○は良かったな」とポジティブな感情で締めくくるようにしましょう。
ネガティブな感情を持っているときは、物事のマイナス面ばかり目につきやすくなります。マイナス面ばかり目につくと感じたときは、意識してプラス面に視点を向けることで、嫌なことがあっても「まあいいか」と流せるようになりますよ。
2:適度に体を動かす
適度な運動は、心身ともにリフレッシュをする上で重要です。家でネガティブ思考が出始めたときなどは、思いきって外に出てウォーキングをしてみましょう。ウォーキングやジョギングなど、ほんの少しの運動でも意外と気持ちがスッキリしますよ。
また、運動で適度な疲労を溜めることで、質の高い睡眠をとることができます。朝スッキリと目覚めて、1日のスタートを気持ちのいいものにすることで、気持ちが前向きになれますよ。
3:自分に自信をつける
「ポジティブシンキング」で居続けるために重要なのが、「自信」。自分に自信がない人は、ネガティブな感情を抱いたときに中々切り替えることができません。どんな小さなことであっても「自分はラッキーだ」「自分はよくできている」と、自分自身のことを誉めるようにしましょう。
また、まずは小さな成功を繰り返すのも、自信を身に付けるためには重要です。成功したという経験の積み重ねが、やがて大きな自信になり、「ポジティブシンキング」へとつながりますよ。
ネガティブな考え方のメリットとデメリット
続けてご紹介するのは、ネガティブな考え方のメリットとデメリットについてです。ネガティブな考え方はデメリットにとらえがちですが、実はメリットがあることをご存じでしょうか?
ネガティブな考え方のメリット
ネガティブな考え方をする人は、常に悪いケースを想定して、保守的に物事を進めることができます。これは、仕事を行う上で大きなメリットとなりますよ。悪いケースを想定できている人は、手順のひとつひとつを丁寧に取り組むことができます。そのためミスが少なく、大きな失敗を起こすことはそうそうありません。
また、いざ最悪な事態に遭遇したときも、日頃からそういった事態を想定しているため、落ち着いて行動ができるというメリットも持ち合わせていますよ。
ネガティブな考え方のデメリット
ネガティブな考え方のメリットとして、保守的に物事を行えることをご紹介しました。ただ、場合によっては、これがデメリットにつながることもあります。保守的に物事を行っている間は、積極的に行動するときに比べて、「失敗する」というリスクが小さいです。
人は失敗をすることで自分を成長させることができるため、保守的に行動をしていると、どうしても成長する機会を失ってしまいがちになります。保守的な考え方も大事ですが、ときには新しい挑戦をすることも大切ですよ。
ポジティブの対義語にはどのようなものがある?
最後に、ポジティブの対義語についてご紹介です。ポジティブの反対といえばネガティブ、というイメージも多いですが、ここではネガティブ以外の対義語についてチェックをしてみましょう。
1:否定的
「否定的」は、物事をマイナス思考でとらえたり、常に反対したりするような態度や様子を表した言葉です。例えば、「失敗をすることで成長ができる」とポジティブにとらえた場合に、「失敗は失敗だから成長ではない」と考えることを指していますよ。
2:消極的
「消極的」は、「自分から進んで何かをしない様子」や「引っ込みがちな様子」を表した言葉です。「否定的」のように反対はしないけど、肯定もしないという態度のときに使われますよ。
3:悲観的
ネガティブと最も近いニュアンスを持つ言葉です。「将来に希望が持てない様子」や「どんな物事もすべて悪い方に考えること」という意味があります。
最後に
人生を楽しく生きる上で重要な「ポジティブシンキング」についてのご紹介でした。「ポジティブシンキング」は嫌なことを考える時間が短く、人生の楽しさを実感できる瞬間が多いというメリットがありますが、しっかり反省できない可能性があるというデメリットも存在します。
また、「ポジティブシンキング」の反対であるネガティブな考え方にもメリット・デメリットがありますよ。どちらかに偏るのではなく、時と場合に応じて切り替えられるようになることが重要なのかもしれませんね。
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